貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    守と真理亜の失踪から12年、夏祭りの夜に神栖66町は塩屋虻コロニー率いるバケネズミ軍から攻撃を受け、多数の死傷者を出す。残ったバケネズミを始末するなかで、早季と覚は人間を呪力で攻撃できる人間、悪鬼を目撃する。悪鬼を倒さない限り、人類は滅ぼされてしまう。人類を守るため、命懸けの戦いが始まるーーー。

    上巻、中巻からさらにスピード感を増し、一気に読んでしまった。悪鬼から追われる恐怖の描写は、さすがホラー作家という感じだった。最終的に人類が勝利したが、人間が支配する世界に疑問を投げかけるような展開で、考えさせられた。今まで読んだ著者の作品の中でも1番好きかもしれない。アニメ化されているので、ぜひ見た

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    2026年03月21日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    加害者の視点からストーリーが進んでいくため、犯罪が明るみに出ないか、ハラハラしながら読み進められた。自分勝手な犯罪ではなく、ごく普通の高校生が家族のためを思っての犯罪であり、特にラストは胸が痛んだ。ミステリーのルールとして犯罪は暴かれるものであり、しかし加害者の家族に苦しみを味わわせないためにも、最善のラストなのかもしれなかった。怒りの炎はいつか自分自身を焼き尽くす、という言葉が心に沁みた。

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    2026年03月21日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    エンタメホラーがお得意な貴志先生の作品の中でもトップクラスに面白かった。
    序盤の呪物バトルロイヤル説明と「お前あの◯◯を壊したんか!?」みたいな因習ホラーの定番をひたすら畳み掛けてくるのも、中盤の急な人狼的な疑心暗鬼も、終盤に主人公だけが呪物パズルタワーディフェンスホラーバトルを始めるのも全てが最高。こんなに要素が多い幕の内弁当みたいなホラー小説、許されていいんですか?
    凝縮されたカオスな状況下で主人公が多少トンチキな行動(実況)を始めても、呆れるよりも絵面の面白さと必死さで乗り切って許してしまった。あまりにもエンタメパワーの強度が高い。
    惜しむべきは梅雨物語や秋雨物語を先に読んでしまったため

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    2026年03月20日
  • 青の炎

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    どう頑張ってもハッピーエンドにはならなくて、重い話ではあった( ; ; )

    「自分の愛する人を守りたい」というその想いだけが、1人の高校生の運命を狂わす、、、

    許されることではないけれど、危険な状況から大事な人を守りたいという想いがあったことは汲み取ってほしいと感じた。。。

    秀一だけではなく、親友や家族もそれぞれ互いを守りたいという想いがあって感じられたことも感動だった。。。

    アンハッピーエンドではあるけれど、普通の推理小説より登場人物の心情が分かりやすく書かれていて引き込まれた!!

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    2026年03月20日
  • 天使の囀り

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    ジェットコースター乗ってるくらい面白い、というか貴志祐介はジェットコースターのような引き込み方がすごい、登ってる時はうっくり長くて退屈とも思えるのに、落ち始めたら最後まで一瞬。ページをめくる手が止まらなくてかなり行を読み飛ばしているはずなので改めてもう一度読みたいと思う。

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    2026年03月17日
  • 新世界より(下)

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    読み進めるほどにその世界にのめり込んでいき、気になるところが落ち着くまで読んでから寝ようと思ってたが気づいたら朝の4時になってる。それほど世界観に浸れる物語だった。
    特に悪鬼に主人公たちが追われるシーンは、主人公たちと同じくらい怖さが伝わってきた。
    終わり方もいろんな示唆を含んだ終わり方で、何年か経ってからまた読むと思う。

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    2026年03月17日
  • 天使の囀り

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    ホラー苦手なので避けてるのですが、お化けとか幽霊とかじゃなくて気持ち悪い系のホラー(?)で結構好みで面白かったです!
    終盤の症状の想像が付かなかったのでLINEマンガで改めて読みました。自己解釈と違ったのですが、結構えげつないなぁと思ったので、漫画の方もおすすめです。

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    2026年03月13日
  • 新世界より(上)

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    下巻が手元に来ることが、なんて待ち遠しいことか!

    業魔、悪鬼、バケネズミ、ミノシロ……。
    新世界には、私の知らない言葉ばかり。
    そんな固有名詞だったり、風習だったり、この物語独自の世界観を全て頭に入れようとして読み始めてしまったから、150頁そこそこを読むのに5日ほどかかってしまって、ちょっと辛かった。

    1章で出た風習や言葉を最初のピースとして、後半で全て繋がっていく……!という感じではあるけれど、必要な時に必要な風習や言葉の記憶を上手く引き出してくれる。
    だから、序盤は覚えこもうとするのではなく、異国の話を楽しむように、さらり、と読めば良かったと反省 笑

    1章終わりかけで「ミノシロモド

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    2026年03月10日
  • 新世界より(中)

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    めっちゃ面白くて一気読み!
    上巻でわからなかったことが明らかになったり、上巻に比べて展開も多くて入り込むように読みました。
    下巻ではどうなるんだろう。楽しみです。

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    2026年03月07日
  • 新世界より(下)

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    SF小説でこれを超えるものはあるだろうか、と思うくらい本当に面白く、1500ページがあっという間だった。人間の想像力は無限大である。

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    2026年03月04日
  • 新世界より(上)

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    最初は世界観の説明。中盤から、既に最高潮並みに面白い。膨大に広げた世界をどう畳んでいくのか、すごく楽しみ。

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    2026年03月04日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    痛かった。辛かった。青かった。
    細かい描写が多くて読むのに時間がかかったけど、それすら主人公の青さと一生懸命さを描いていたのかなと。視野が狭いという言葉は使いたくない、そのときはそれが正解だったと思うから。でも生きていてほしかった。

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    2026年03月02日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    卓越した描写力で、寄生された人物達の、人間としての尊厳が崩壊していく様を見せてくれた。
    特に真一の蜘蛛部屋での一幕は迫力があってお気に入り。
    虫の生態を詳らかにする部分で、安楽死に向いている生物なのでは?と思っていたら主人公がシンクロしてくれたので嬉しくなった。
    社会問題の提起を交えつつ、優れたエンターテインメント作品としてお勧めです。

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    2026年02月24日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    読んでてゾワってして、イソラが出た時、見てないけど映画の表紙を思い出したのもあって、怖さを感じた。それって、幽霊でもないのにこんな怖がらすのって、凄ー、と冷静に思ったり。
    ぐんぐん引き込まれてすぐ読み終わっちゃた。強烈な不安感を煽られる感じ。
    ちょっと前に覚えた「荒唐無稽」って言葉が、貴志祐介の本にはよく出てきて、個人的にほう!となった。
    こういう終わり、引きずるよね。

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    2026年02月23日
  • さかさ星

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    過去の怨念が籠った呪物をテーマとしたミステリーホラー。呪われた過去を背負う福森家とこれに復讐しようとする勢力の呪物を巡る戦い。途中、どの呪物が正の効果を発揮し負の効果を発揮するのか、誰が敵で誰が味方か、誰にラスボスが憑依するのかなど謎解きやどんでん返しの要素もあり面白かった。700頁を超える大作だか、徹夜も含めて2日で読めてしまった。

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    2026年02月15日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    ホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。 和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。

    物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。
    確かに生保というものは、リスクの上に成り立っている。
    それは、命と引き換えに受け取るのもので、ということは見えない命と言う物に現実的な金銭を支払っている訳で。
    これを受け取るということは、見えない物を見える物に変えていくということ(怖かったのでしつこい)
    その過程を人為的に行えば犯罪なのだ。その方法が小説になる。
    旨く構成されている。

    夜でも平気歩いてくる友人がいる。怖い本が好きと言うが勧めない。一緒に心底怖がっ

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    流行りの"呪物"をテーマにした、ホラーの名手、貴志祐介の傑作がまた一つ。謎解きのような要素もあり、非常に楽しめた。

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    怖面白い。久々に読見ましたが、やはり貴志祐介さんは面白い。頭の柔らかさと、知識、記憶力が読みながら常に試されている感じです。ホラーは久々でしたがいいものですね!ありがとうございました!

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    2026年02月11日
  • 天使の囀り

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    「人を選ぶ本」が間違いなく存在する世界で、私はこの本に選ばれました。誇りです。

    ホラーの3文字だけに惹かれて手に取ったので「呪いや祟りの話かな」と思っていたのですが、面白さは多角的でむしろミステリー的であり、SF的であり、そしてこの悍ましさ気色の悪さは間違いなくホラーであると感じます。

    これだけの幅広い要素・知識を1点に収束させる技術、お見事と言わざるを得ません。
    この本を読めてよかったです。

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    2026年02月10日
  • 黒い家

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    人の怖さを感じられる作品。
    サイコパスはいるのか、善悪の性質は環境によるのか。
    そんな深いテーマを根底に感じさせながら進む、一軒の家を舞台にしたホラー小説。保険の審査という普段関わりのない人達の大変さも知れました。それでいて、どんどん異常性を増していく展開にページを捲る手が止まりません!
    人の良さを発揮して異常な事件に巻き込まれる主人公は、今の時代どこで何が起きてもおかしくない、という恐怖を突きつけてきます。
    オススメ作品です!

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    2026年02月10日