貴志祐介のレビュー一覧

  • 青の炎

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    ネタバレ


    1/3ほど読んだところで、突き動かされるように、秀一と同じ風を浴びて雨に打たれ134号線を踏み締めたくなって、湘南へ急行。
    雨の朝、学生と共に藤沢から江ノ電に乗り込む。小糠雨の中、極楽寺の切通しを歩く。鎌倉を散策する。晴天の134号線をサーファ横目に歩き、鎌倉学園前駅で江ノ電に手を振る。車窓から鵠沼を眺め、ハートトゥハートや秀一の家の辺りがどこかを想像する。
    山月記やこころなどの高校の教科書に載っていた作品と秀一の気持ちがリンクするところも憎い演出で郷愁に駆られた。
    徹頭徹尾、秀一の気持ちが痛いほどよくわかる。人は殺してないけど、デジャヴくらいよくわかる。
    自転車と人馬一体となったような感覚

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    2026年05月03日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    主人公と行動を共にした彼女が、実はゲームマスターのスパイだったのではないか――。その疑惑が晴れぬまま、真相が闇に溶け込んでいくような不可解な物語でした。

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    2026年05月02日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    面白かった!
    かなり序盤で本当は殺してないけど父親の冤罪を世に訴えるため敢えて怪しい行動をしてたのかなぁと思って、ずっとそのままそう思ってたから本当に殺してるのも予想外だったし、主人公が予想した方法(植木鉢の隙間や排水口の溝)がその通りなのも面白かった。
    法定のシーンも面白く読めた。
    私が好きな貴志祐介ぽい非現実を作り込んで現実に見せる描写はあんまりなかったけど、話の展開が面白くて青の炎と同じ系統を感じた。

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    2026年04月30日
  • 新世界より(下)

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    とにかく長いが、読み終わった達成感はものすごい。
    下巻は展開も早く、止まらない。
    是非ここまで読んでほしい。

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    2026年04月29日
  • 黒い家

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    怖かった〜!!!!!
    読みながら「こっわ…」と小さい声で言ってしまう、途中で深いため息(深呼吸?)が何度も出てしまうくらいに、とても怖かった。
    結局、人が1番怖い。
    自分が主人公のような立場でなくてよかったと感情移入してしまうくらい、没頭できた。

    筆者の語彙量が多いためか、表現の力が素晴らしい。
    話の詳細も作り込まれていて、読み終わった後はまるで1本の映画を見終わった気分になった。
    実際に映画でも見てみたいくらい。

    ヒヤヒヤする展開が過ぎ去ったかと思えば、最後にまた大波が押し寄せる。
    少し思想が強い部分と、もう一度読み返すには気力が必要なところを踏まえて星4にしようか迷ったが、久しぶりにこ

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    2026年04月27日
  • 新世界より(下)

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    本当に面白かった。
    ホラーを書く人のSFないしダークファンタジー、緊迫した表現や恐怖の演出がめちゃくちゃうまくて本当に面白い。文章がかっこいい。テンポが完成されている。クライマックス戦闘シーンのカウントダウンが始まったシーンは興奮した。
    序盤は「まさかこの時は思いもしなかった」のくだりが多くややくどくはあったけども

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    2026年04月18日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    犯人目線で物語が語られるいわゆる倒叙ミステリー。
    秀一が義父の殺害を決めてから実行、そしてその後に至るまで、彼が終始苛まれていた孤独感や恐怖心が痛いほど伝わってくるような、すさまじい心理描写に圧倒された。
    人が人を殺すことがどういうことか、その重さや怖さ、生々しさがダイレクトに感じられる圧倒的な文章だった。
    最初から最期まで、「家族のため」だった秀一の行動を正しくなかったと簡単に片付けることはできない。切なくて、やりきれないけれど、本当に素晴らしかったし読んで良かったと思える作品だった。

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    2026年04月18日
  • 新世界より(下)

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    続きが気になり2日で読み終えた
    「新世界より」シリーズは以前から気になっていたが、上中下巻と長編小説となっており、なかなか読む気になれなかった
    しかし読み始めると徐々に明らかになっていく不気味さに読む手が止まらなかった
    ここまで評価されている理由がわかる
    上巻のはじめ約200ページは世界観を理解するのにとても苦労し何度も読むのをやめようと思ったが最後まで読み進めてよかった

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    2026年04月16日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    蓮実がやばい人物なのは間違いないが、それ以上にその他の教諭も含めるとおかしい人たちばかりが登場する。
    こんな学校には行きたくないと心底読みながら思っていた。

    平然と人殺しをする蓮実に恐怖を感じるとともに、モンペやミサンドリストが成敗されたときは少しスカッとした。
    生徒を手玉に取り、自分以外の人物を駒のように操る手腕はさすがである。

    子供時代の話もものすごい。
    自分の自由を守るためには手段を厭わない。
    たとえそれを脅かすのが両親であったとしても徹底的にやってのけるのはもう圧巻としか言いようがない。

    性的な面でもひどいことを行っていてかなり引いた。
    生徒に手を出すのは当たり前でジャージの講釈

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    2026年04月15日
  • 新世界より(上)

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    和風ファンタジー?因習村系のお話だなぁ、SFではないじゃん!と思っていたら、、!
    中盤からの加速すごい!没入感すごい!あとちょっとエロい!
    現実逃避におすすめです。
    中巻もすぐに読み始めようと思います

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    2026年04月11日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    面白くて一気読み!
    ホラーミステリーというより、オカルト?ミステリー
    読んでて怖くはなかったが、夜中に目を覚ましてトイレに行った時はこの本を思い出して少し怖くなった。

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    2026年04月09日
  • 天使の囀り

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    最高に楽しい読書でした。ここのところまっすぐ読書ができてなかったので、小説の世界にのめり込むような没頭した読書をすることができて嬉しい。解説を読むと自分が生まれて間もない頃にバイオホラーというものが流行っていて、その系譜とのことだった。どんな物語に着地するのかが全く読めず、最後までハラハラドキドキの展開で最高でした。

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    2026年04月07日
  • 黒い家

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    描写が妙に生々しくて読んでるだけで気持ち悪くなる。ただの怖いだけの小説じゃなくてストーリーのテンポ感、キャラの個性、メッセージ性など要素もりもり。貴志祐介さん文章力凄すぎてハマりそう。

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    2026年04月07日
  • クリムゾンの迷宮

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    再読も全く無いよう覚えておらず、所々単語を覚えているだけでワクワクドキドキをもう一度感じられました。貴志先生凄いの一言。
    バングルバングル、能登半島、嗚呼覚えてる覚えてる。皆にお勧めしたい最高の一冊です。

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    2026年04月05日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    ラストの自殺が現実だったら心を痛めたけど、小説だから、綺麗に終わった!って感じた。誰も傷つけないためには自殺しか道がなかった。解説を読んで私も同じこと感じたって嬉しくなった。
    ただ、主人公の考え方がまだ若いね。高校生だねって感じ。

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    2026年04月05日
  • 天使の囀り

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    最近読んだ中で1番面白かった!!!
    ただグロいだけじゃなくてバイオプレイしてる気分になる、
    情景描写も素晴らしいし躍動感がすごいՇ˝ན。
    SFホラーを感じさせないリアルさ、後半への畳み掛けも完璧だと思う。貴志祐介さんハマったので他の作品も読みますʘ̅͜ʘ̅
    あと、検索履歴がサルでいっぱいになる

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    2026年04月04日
  • 青の炎

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    主人公に共感しまくってやばかった作品です。
    この作品が今のところ1番好きです。
    この作品を超える作品にまだ出逢えていません。

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    2026年04月03日
  • 悪の教典(下)

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    ネタバレ

    ここまでの悪が出てくる作品は今までに読んだことなかった。カラスを処刑した辺りから雲行きが怪しくなってきたのを感じたが、流石に最後のはやり過ぎだろ…
    蓼沼が怒りに任せてハスミンを倒してくれる(もしくは相打ちの)アツい展開を期待していたが、無慈悲も無慈悲で簡単に殺されたところら辺から、展開を楽しむより人の理解をとうに超越した「バケモノ」の生態を知るスタンスで読み進めるとしっくりきた。

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    2026年03月30日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    今更この有名すぎる本を読む
    当たり前だけどふっつーにネタバレくらって読む。笑
    保険金殺人で人を殺しまくる大竹しのぶはみんな知ってるんじゃない?

    でも知っててもめっちゃ楽しめた!怖すぎ、強すぎ!!
    最後の決戦なんてまじでホラーでしかない。

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    2026年03月29日
  • 悪の教典(下)

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    悪の教典最高だった。
    読めば読むほど惹き込まれて、下巻は待っという間に読み切ってしまった。

    臨場感溢れる書きぶりと、ハスミンのサイコパスぶりにページをめくる手が止まらず。上巻からの伏線回収もあって本当に面白かった。
    映画化もされているみたいなので是非観たい。

    多分小説も何年か後に読み直すと思う。

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    2026年03月29日