貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(下)

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    今から1000年後の「新世界」で描かれる先史時代を思い起こさせる人々の暮らし、呪力を用いて生活する人々の心に埋め込まれたトラウマや洗脳、そして人と同じような知力を獲得したバケネズミ達。この混沌に満ちた、「新世界」が新たな争いと殺戮によりその「真実」が明らかになっていく。

    広大な世界観で上、中により語られたことの真実が少しずつ主人公の過去の記憶との現在の出来事との交差によって明らかになっていった。なぜバケネズミなる存在がいるのか、なぜバケネズミという存在は人に反逆をしてきたのか、人々が持つ「呪力」などの特異な力とは、そういったものの真実がラストに明らかになることでこの「新世界」の見え方も読者に

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    2025年12月29日
  • 新世界より(下)

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    面白かった。名作です。
    敵との戦いはドキドキしたし、真相が明かされるところはワクワクした。上中下巻を一気に読んでしまった。
    作者さんこの話を作るにあたって生物とか物理とか色々調べたんだろうなあと感じた。
    最後は考えさせられる展開もあり、もし同じような世界になってしまったら我々はどうしたら良いのかと思った。

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    2025年12月28日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    倒叙ミステリー面白すぎる!
     物語は犯人である主人公目線で進むため、どんどん追い詰められていく様が目を離せず、読んでいて緊迫感が増していく。
     家族を守る主人公の姿。殺人を犯して、焦り苦しむ気持ちがひしひしと伝わってきて辛かった。
    倒叙ミステリーの真骨頂だと思う。

    ラストは本当に切なく悲しすぎる、、、
     悲しい選択なんだけど、犯行を知った家族や友人たちの寄り添い、何よりも彼女の最後の言葉には救われたのだと思う。だからこそ主人公は決意したのだろう。意表を突く結末には心が揺さぶられた…
     悲しすぎる選択だったけど、主人公の正義を受け入れよう!

    きっとみんなの中にも宿る。青の炎

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    2025年12月27日
  • 悪の教典(下)

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    賛否両論あると思いますが、衝撃度はガツンと高いです。
    グロいし、残虐だし、苦手な方も多いかもしれませんが、自分は面白かったと思います。
    前半は緻密な計画で賢く隠密に「悪」を遂行するストーリー展開ですが、後半で見事にぐちゃぐちゃにします。前半の知的犯と同一人物とは思えないくらいストレートにぶっ放しています。

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    2025年12月25日
  • 悪の教典(上)

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    賛否両論あると思いますが、衝撃度はガツンと高いです。
    グロいし、残虐だし、苦手な方も多いかもしれませんが、自分は面白かったと思います。
    前半は緻密な計画で賢く隠密に「悪」を遂行するストーリー展開ですが、後半で見事にぐちゃぐちゃにします。前半の知的犯と同一人物とは思えないくらいストレートにぶっ放しています。

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    2025年12月25日
  • 新世界より(中)

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    中巻においては上巻でのこの物語との出会いによりわたしの中の「内的世界」が少しずつこの物語により広がっているので、よりこの「新世界」の世界観に浸りながら読み進めることができた。
    「呪力」の存在がもたらした奇妙な未来の「新世界」は、主人公に「確かにあったはずの出来事」に歪みを生み出しこの世界の見え方を、意思を持って変更しているような展開が上巻含め少しずつなされていた。
    この「新世界」における現実は果たして、虚構なのか?真実を知る存在はどこにあるのか?をワクワクしながら読み進めることでよりわたしの中でこの「新世界」のイメージが醸成されているように感じる。
    子どもたちの深層心理に閉まっている「新世界の

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    2025年12月23日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    寝る前に一気に読んでしまい、寝不足になった
    上巻より面白く、下巻でどうなるのか気になる
    Xのことを名前も顔も思い出せないのが切ない...
    バケネズミの言う事はあまり聞かない方がいいんじゃないかと思うこともあるけど、14歳だったらしょうがないかも

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    2025年12月21日
  • 悪の教典(下)

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    絶対社会復帰してほしくない男。
    ハラハラして読むのが止まらなかった。
    皆殺しするに至るまでの思考がサイコパスすぎて震えた。
    映画も観よう

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    2025年12月21日
  • 新世界より(上)

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    読書体験の中で鍵となるのは読み手の中にある今までの経験に基づく「内的世界」と作品で展開される「作品世界」の間にどれだけのギャップがあるかと肌感覚で読み手が得ることができるか。そういったギャップがもたらす「快感」や「恐怖」、「喜び」や「悲しみ」などが読み手の「内的世界」をさらに広げていくと思われる。
    そういった意味ではこの「新世界より」で展開されている世界は今よりも遥か未来の出来事でありつつも、そこには「呪力」によってもたらされた悲痛な真実とどちらかというと時代が巡り先史時代に戻っているような描写もあり、我々の中にある「未来観」ともズレており、そこからこの「新世界」ではどのような通念の元、どのよ

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    2025年12月20日
  • 天使の囀り

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    黒い家に続きリアルな怖さを求めて。
    快感快楽を求めさせる下等生物の生存戦略は、心霊オカルト物よりリアルに怖かった。

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    2025年12月14日
  • 悪の教典(下)

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    怒涛の展開。
    マジで13日の金曜日を読んでいるのかと思った。

    とにかく怖すぎる。。。

    様々な人物がハスミンに対し、挑んでは消されて行く。。。。

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    2025年12月11日
  • 悪の教典(上)

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    よく会話であいつは「サイコパス」だよって、会話を耳にするし、口にもしていた気がする。

    しかし、声を大にして言いたい。。。

    サイコパスっていうのは、本作「悪の教典」の
    蓮実聖司の事を言うんだ!!と。

    何が怖いって、普段の爽やかモードからあまりにも自然にシリアルキラーモードになっている事。
    ギアチェンジが滑らかすぎて、いつスイッチ入ったの?って感じ。

    とにかく、目的の為なら手段を選ばないのがサイコパス。。下巻が気になりすぎる。。?

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    2025年12月11日
  • 新世界より(下)

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    念動力を持つことが当たり前となった千年後の日本を舞台に、人々が築き上げた「調和」の裏にある秘密を少年少女が探りパンドラの匣を開けていくSFホラー。世界観に慣れない導入部分は退屈に感じたけれど、後半の圧倒的なスリルと衝撃を支える必要経費だった。全ての設定が論理的に繋がっていて著者が描く世界観の緻密さに驚かされる。

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    2025年12月09日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    手に汗握る広大な土地を使ったデスゲーム。サバイバル要素もあり、ハラハラした場面が多く、ドキドキしながら読み進めた。終盤のいつ襲われるかわからない追跡劇は心底怖かったです。だれが怪しいかはなんとなく藍かなとは思っていたが、義眼を使ったカメラマンだとは思わなかった。満足感のある一冊でした。

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    2025年12月07日
  • 新世界より(中)

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    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

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    2025年12月06日
  • 新世界より(上)

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    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

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    2025年12月06日
  • 青の炎

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    学生時代、暴力に怯える家庭環境で、知識と選択肢の限られた無力な未成年が殺人を考えるとこんな風に進むのかと、胸を痛めながらも読み進めた。
    大人になって再読すると、あぁ頑張って子供には幸せな家庭を与えてあげないとと思わされた。
    大好きな作品です。

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    2025年12月06日
  • クリムゾンの迷宮

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    身に覚えのない場所で目覚める主人公たち。壮大な自然を舞台に、狡猾に仕組まれたデスゲームに巻き込まれる。

    文庫本のダブルカバーを飾るちょっと安直とも思われるポップ…
    『こわい、コワイ、怖い、でもでもでもでも超超超面白い!!!』
    『絶対絶命!死の鬼ごっこ!』
    『アドレナリン全開のバトルロワイヤル!』

    …でもホントその通りだった(汗)
    めっちゃ怖いんだけど、殺るか殺られるかの痺れる心理戦とか、駆け引きが超超超面白かったw
    追跡劇は息が詰まりそうな展開で心臓バクバク。

    こんな緊迫した状況のなか、サバイバル生活での食糧事情がエグい。最初はお馴染みのバランス栄養食が与えられるが、それが尽きたら自給自

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    2025年12月04日
  • 梅雨物語

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    ネタバレ

    恐怖と謎解きを堪能できる3遍。

    「皐月闇」
    元教師で俳人である作田慮男の元に、かつての教え子である菜央が訪ねて来る。自死した兄が残した句集を読み解き、兄がなぜ死を選んだのか明らかにして欲しいと言う。作田は認知症なのを自覚しているが依頼を受け、俳句の解釈を進めながら、兄の心情、行動を探っていく。しかし明らかになったのは、驚くべき真実で‥。
    一見、優秀な俳人で元教師でもある作田が、実は‥というのがまず驚きで、俳句を通して暴露される過程が面白い。でも俳句の解釈って、難しい!そして、非常に根気のいる方法で復讐しようとしている菜央。強い女性だけど、可哀想でもある。

    「ぼくとう奇譚」
    昭和初期の銀座。

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    2025年11月27日
  • 青の炎

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    実際に罪を犯すまでが長くて、読み進めるのに時間がかかった。星3くらいかなーなんて思ってた。でも半分以降はあっという間に読んだ。胸がギューーーーーーーッと苦しくなった。しばらく引きずるだろうな。あーしんどい。

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    2025年11月22日