貴志祐介のレビュー一覧

  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    主人公の意志の強さと頭角の表し方が凄まじい。全くジャンルも話の内容も違うが『マリオネットの罠』の主人公並みに冒頭と終盤で、キャラ変する(いい意味で)
    あと、警察と検察の闇が深い

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    2026年07月13日
  • 悪の教典(下)

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    情景描写が丁寧で文章なのにここまで緊迫感を感じらさせられるとは...
    貴志祐介さんの筆力の凄さを再確認
    予想通りには行かない展開、非情過ぎるサイコパス蓮実聖司の強烈なキャラクター
    展開が読めなくて面白くて一気読みしてしまった。

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    2026年07月12日
  • クリムゾンの迷宮

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    主人公が目覚めると、深紅色の岩山が連なる異様な光景が広がっていた。
    ゲーム機には「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された…」とのメッセージが映される。
    そこからゼロサムゲームが始まる…というお話。

    設定がものすごく作り込まれているし、とっても好みでした!ヨビノリたくみさんがサバイバル本と言っているのも納得でした。植物や動物、罠の掛け方が細かい細かい!(とても褒めています)

    ゲーム機に映される指示に従って行動したり、ゲームブックから想像したり、自分たちは今どこにいてなぜこんなことをしているのか考えたり…。
    最初から入り込めて最後まで飽きずに読めました!

    貴志さんの作品はいつもハラハラして先が気になる!
    後半は特に手に汗握る展開…。グールの描写怖すぎる…!

    ラストははっきりしたものではありませんが、考察も見ながら自分なりに考えました。
    細かな描写や会話にヒントが散りばめられているなと感じました

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    2026年07月06日
  • 青の炎

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    高校生の連続殺人。

    1度着いた炎は消すの難しい
    正しい手段ではなかったけど、間違ってはいなかったと思うよ

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    2026年07月03日
  • 新世界より(下)

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    漢字めちゃくちゃ難しくて辞書と一緒に読んだけどほんっっっとにファンタジーで楽しすぎて繰り返し読んでます。

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    2026年07月01日
  • 悪の教典(上)

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    もしも本当にこの作者が人心掌握術に長けていたとしたら本当にゾッとする。そんな印象を持った上巻でした。
    特にカウンセリングの先生と心理テストの内容について話しているところは、相当勉強しないと分からないような会話が飛び交っていて、作者の熱意というか、努力というか、凄さを見た気がした。
    だからこそ、人間の内面の描写には思い当たることが幾つもあって、このこの作者と会話をしたら簡単に全てを見透かされてしまうのだろうなと、さらに恐ろしさを感じた。

    とにかく主人公であるところの蓮見先生の人間性が、もう人間ではなくて化け物じみている。
    それが最初は全く分からずに、学校での些細なトラブルからその素性が徐々に明らかになってくるのだけれども、その明かし方も絶妙。引っ張りすぎず、かと言ってバラシすぐない塩梅が、先を読み進める楽しみにもなり、期待感にもなって全く飽きさせない。

    ミステリーを含んだホラー感もあって、ゴロテスクな描写も程よい感じ。あまりに生々しいと気持ち悪くなって続きが読めなくなってしまうけど、今はゾクゾクっと鳥肌が立つぐらい。

    これから先、どんどん狂っていく蓮見先生がどんなふうに描かれるのか、どんな結末になるのか非常に楽しみだ。

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    2026年06月29日
  • 新世界より(下)

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    ハラハラする場面も多々あり、想像してる場面がグロすぎて虫のところらへん、、
    読みやすく映画を見てるようで面白かった。

    人間の善と悪の本質をファンタジーやSFのように描いてんやろなって思える。
    差別や虐待、民主主義といいつつ、
    その国に合わなければ処分、処刑。
    昔も今も未来も変わらないのは、人間に心があるからでしょうね良くも悪くも。

    1000年後の続編ほしい^ ^

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    2026年06月18日
  • 青の炎

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    高校生の息子に朝の読書の時間に読む本として
    進めた一冊何十年前かな
    この時から本の話題は共有できてて
    思い出の一冊
    本の内容は表紙のイメージそのまま残ってます

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    2026年06月18日
  • クリムゾンの迷宮

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    サバイバルデスゲームに参加するとして、最も重要視するものは下の3つの内どれでしょう?
    食料
    武器
    情報

    本書非常に面白かったです、誰が何のために開催したかわからないデスゲーム、しかも舞台は火星?
    そして参加させられたクセのある人物達…

    貴志祐介さんの本を読むのは初めてだったのですが他の本も読んでみたいと思いました。
    文体も読みやすいですし、特に人間の悪意みたいなものを表現するのがとても上手だと感じました。

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    2026年06月18日
  • 新世界より(中)

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    設定はファンタジーやけど、いつの時代の人間も人間に近いバケネズミも
    現代社会の問題と置き換えられてるように感じた。
    気になる〜

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    2026年06月17日
  • クリムゾンの迷宮

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    デスゲームものの生みの親みたい。
    途中から、自分も入り込んでいってしまって恐怖する文体の描写力でした。
    一気読みで心臓バクバク。

    グールはまさかのおかしくなった人間。
    人間食べ続けた人間の姿が、
    想像してるものが怪物すぎて鳥肌。
    SFホラー見てる感覚になってしまった。
    怪しいと思ってたことも最後も綺麗にまとめてくれました。

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    2026年06月15日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    こんなにも恐ろしくて、面白い小説は今まで読んだことがなかった。
    人間の利己心と非道さがバケネズミを生み出したと思うと、本当に恐ろしい。そして、その事実を知らなかったとしても、人間と同じ知能を持つ生物を支配下に置き続けようすることも恐ろしい。
    一班が最後、早季と覚だけになってしまったけれど、2人だけでも一緒になれたことは良かったと思う。それでも、早希と覚の間で呪力についての考え方が違うことが不安を残す。

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    2026年06月10日
  • 新世界より(下)

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    この巻は一気に面白さが増しました。

    大人に成長した早季は町の保健所に就職し、異類管理(バケネズミ管理)課で勤務している。
    ある夏祭りの日にバケネズミの反逆が始まった。
    同時に悪鬼が現れ、人間たちを次々と殺戮していくという内容。
    途中、東京に向かった早季たちを襲う、進化した昆虫たちには気色悪いのに読むのが止まらない!
    作者さんの想像力に感服しました。

    ラストは正直、何か後味の悪い気持ちに。
    特にバケネズミの正体を知ると尚更、そう感じました。
    全体を通して、質も量共にお腹いっぱい状態。
    最初はグロテスクなバケネズミに引き気味でしたが中盤から後半は圧巻の内容でした。


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    2026年06月10日
  • 悪の教典(下)

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    こんなに強烈なインパクトのある主人公はこれまでいなかったかもしれない。。。
    ハスミンの狂気的な魅力が凄まじい。

    この作品、高校生の頃に映画館で鑑賞していましたが、私が見た映画の中で一番ひどかった作品です。(つまらないだけでなく、描写がただただ凄惨できつかった)が、原作小説は180度評価が変わり、エンタメ作品としてトップレベルの面白さでした。

    ハスミンの行動そのものは常人には全くもって理解不能。だけど、本人が軸としている思考プロセスや徹底した合理性は、小説で描かれる一貫した行動の端々から不思議と理解できてしまうのがスゴイ。だからこそ、この異常な殺人鬼に魅力を感じてしまう。

    下巻は少し間延びしている感があるが、それでも全編を通して読み進める手が止まらなかった作品。

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    2026年06月07日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    読み終わってしまった…‼︎
    もう少しこの世界観に浸っていたかったが…
    昔アニメで観ていてうっっっすら真相覚えてたせいでバケネズミの正体やらは衝撃を感じられず勿体無いことしてしまったけど、めちゃくちゃ面白くて惹き込まれまくった✨
    如何に人間が残虐非道で醜い生き物かということを思い知らされるね。いつの世も争いばかり。
    人間がいる限り真の平和なんて訪れないと思う…

    SF全く読まないからアニメ観てなかったら想像するのが難しかった場面も多々あったけど、こういうお話ならSFももっと読んでみたいな^^

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    2026年06月07日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    中巻も一気読み。
    大人達が如何にして子供らを徹底管理していたのかどんどん核心に迫る。
    思考までもが制限されていたとは…
    制限されてる側はそれをおかしいとすら思わないしそもそも気付かないから幸せなんだろうが、制限されてない実験対象の早季達からすると不気味極まりないんだろうな…
    巻の序盤でやっと五人再開できたと思ったらあっという間に覚と二人だけ…
    ここからどうなるのか楽しみ。

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    2026年06月05日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
    帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
    けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。

    資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
    そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
    実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やかで街の便利屋さんとして働いていた。その出先の老女を殺害した罪で投獄された。
    父も同じくこのひどい取り調べを受けたのだ。だが,屈しない!!
    終わらない取り調べに,意識が朦朧とし、ついにサインをしてしまう。取り調べをした松根に腕を掴まれ、無理に母印も押された。
    取り調べは、検察官に代わる。担当の石川検察官に供述書は不本意だし、母音は押してないと主張したが、激昂されて聞いてももらえない。
    そのまま、裁判となる。

    英之が留置されてる間,外の背中では
    本郷弁護士が、元サラリーマン(リストラ勧告する人で自らもリストラされた)の垂水謙介に、バイトとして英之のことを調べてほしいという。
    事件の日の彼のアリバイを調べることとなる。
    英之には恋人がいた。が、離れたコンビニの女の子にご執心だったのか、火曜日によく通っていたようだ。
    それにしても,不自然。
    当日もそのコンビニに来ていた。そのあと恋人のアパートに行ったと言うが?

    って話ですが



    めっちゃ面白かったー!

    まぁまぁ分厚いけど、すぐに読めました!!面白すぎて!
    マジで最初の方の取り調べシーンはしんどい。
    間違って任意同行とかされたら、もうこんなんアウトやんって思う。まだ令和の時代にもこんな洗脳のような取り調べってあるんかな?

    そう言う意味で言うと、マジで現代のホラーです

    冤罪の「冤」は、うさぎが囲われてる。
    その兎が薄氷を駆ける。兎を追う猟犬たち。
    重みに耐えかねて薄氷が割れて落ちるのは、兎なのか、重い猟犬なのか?
    って題名の意味がなかなかシビれる!!

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    2026年06月04日
  • 新世界より(上)

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    昔アニメで観て本もずーっと何年も積読状態で一度は売ってしまったけどもう一度買い戻してやっと読み始めた。
    めちゃくちゃ面白くてほぼ一気読み✨
    感想は最後にまとめて。

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    2026年06月05日
  • 青の炎

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    法律や警察も頼れないと悟ってしまった主人公の秀一は愛する家族を救うため、たった一人で「男を消す」計画をスタートする。

    本作は、最初から犯人の悶え苦しむ姿とその手口がすべて明かされた状態で物語が進む倒叙ミステリーの傑作。

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    2026年06月03日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    最初はとても生徒のことをよく考えている先生。
    それが段々目的はわからないものの、
    不穏なカタチになり始め過去も出てきたあたりから自分のためだけの殺人も選択肢にはいるような思考、
    そして実際に実行するようになり…。
    と言うところでの上巻終了。
    今後の展開がどうなるのか?
    全く読めない状態ですが、
    下巻楽しみに読んでいきます。
    面白いです。

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    2026年05月31日