貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(中)

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    いやぁ、面白い。
    途中で「男の人は男の人同士で、女の子は女の子同士で恋愛すべきだと思うの」的なエロ描写にビックリしたけど、この世界の異常さが伝わってきた。

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    2025年10月01日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    装丁とかタイトルがチープだからといって侮るなかれ
    作家は皆ホラーの第一線で活躍している人ばっかりで、期待にそぐわない面白さでした。

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    2025年10月01日
  • 新世界より(下)

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    結局、人間同士の争いだったのかと恐ろしくなった。
    悪鬼もどきになってしまったバケネズミに育てられた子に対して、『最期だけは人間として迎えさせてあげたかった』という主人公の言葉がものすごく怖かった。
    同情的であるかのように振る舞いながら、その実
    (術力を持った)人間が上だと当たり前に思い込んでいるところが。

    主人公サイドでのみ語られる物語であることが、一層恐ろしさを感じる。あくまで術力がある人間の視点でのみ語られているということは、何かしらの重大な問題が隠されているんじゃないかと読み終わったあとですら感じてしまう。

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    2025年09月29日
  • 硝子のハンマー

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    防弾ガラス、監視カメラ、暗証番号で守られた部屋で完全密室殺人事件が起きる。
    依頼された防犯コンサルタントと弁護士が事件の真相に迫る長編作品。
    犯行の全容をここまで説明する作品も中々ないように思え、犯人側の苦労も垣間見える。

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    2025年09月29日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    こういうアンソロジーって玉石混交のイメージのところ、これはほぼハズレなしの一冊!!移動中とかにさくっと読みたくなる本だね。どんどん読めた。全部良かったけど、背筋が特に好みかな。他にも同じようなアンソロあるみたいだから来夏にでも読んで涼みたい。気づいたら今年はもうホラーの季節じゃなくなっちゃったし。

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    2025年09月26日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    貴志祐介1作目。
    「ホラー」に分類されるジャンルの本を小学生の頃の『怪談レストラン』ぶりに読んだが、作者の意地でも流れを読ませない構成が凄まじい。生物や化学の専門的な話題が頻出するにも関わらず、その分野の勉強をほとんどしてこなかったに近い文系の人間でもストーリーの把握に困らない程度に理解ができた。蜘蛛が苦手なので信一の部屋が蜘蛛まみれになったあたりで読むのをやめようかと思った。読み進めるにつれてあらゆる伏線が綺麗に回収され、カルトとバイオテロが一体となり全てがグロテスクになっていく恐ろしさはかなり救いがなかった。

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    2025年09月25日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    聞いたことある著名な作家さんがホラーの短編を書くアンソロジー。ホラー作家ではない人も描いてて新鮮。個人的には窓から出すワ、車窓が好み。背筋さんのは短編の中で怖い話が読めるのでワクワクしてよんだ、そして最後のオチ、ページを捲るのが怖かった…、これで私にも見えたらって。
    車窓は短いながらもすっと引き込まれて上手いなと思った。オチはどういう意味なのか…、楕円の看板が見えちゃう呪い?に主人公も巻き込まれたってこと?かな。

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    2025年09月25日
  • 天使の囀り

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    ⭐︎4.5
    さすがの恐ろしさ。おどろおどろしい雰囲気がたまらない。線虫とか気持ち悪いけど、科学的な根拠みたいなものもあってファンタジー全開って訳でもなく、リアリティがあって面白い。
    宗教団体そのものはもちろん、そこへ入っていく青年の描写が特に面白い。ラストの意外性もあって良かった。貴志ワールド最高だった。

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    2025年09月24日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    終始スリルが伝わる描写で寝る前に読んだら、寝れなくなるほどだった。
    昔映画を見た時とはまた違う感想を持った。本当にこの方法しかなかったのか。この結末しか無かったのか。心を引き裂かれるような思いだった。

    主人公は母と娘を父親から守りたかった。なのに最後に選ぶ結末は、誹謗中傷よりも辛いのでは、と家族の気持ちを思うと辛い。紀子の気持ちも思うと辛い。
    頭が良いように見えるけど、所詮は高校生らしい未熟さ。若いからこその選択。

    一回目の殺人は家族を守るためが始まりだったけど、2回目は自分を守るため。だけど、2回目もしないと計画が崩れてしまう。こうやって人は罪を重ねるのか。
    追い詰められるとはこういうこ

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    2025年09月17日
  • 新世界より(上)

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    もう最後まで読んでしまったから今さら微妙だけど、上巻を読み終わった段階では大昔に読んだ「漂流教室」を思い出していた。そしてこの段階でもうかなり惹き込まれてはいるけど、どことなく作者を疑っていた。所詮エンタメ小説でしょと。

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    2025年09月15日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    設定とかすごいし心理描写も巧みだしストーリーも惹き込まれてすごく面白いけど、人間本意の価値観みたいなものが根底に感じられてなんとも気持ち悪い。なんか薄っぺらいというか所詮エンタメ小説じゃんと思っていた。でも面白い。読むのが止まらなくなりながらも「この作者嫌い」と思って読み進んでいたら、人間本意の価値観を根底に感じていたこと自体作者の仕掛けだったっぽい、たぶん、てことが最後にわかった。
    もしかしたら作者の趣味とか遊びの範疇なのかも知れずそんな大それたテーマではないかも知れないけど「これでいいのか人間」って問う意図だったのかもしれないということが読み終わってから感じられて、一杯食わされたというか、

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    2025年09月15日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    「堕ちる」が面白かったので今作も期待して読みました。期待以上でした。
    今作品もネコが出てきます。ネタバレ感想

    アイソレーテッドサークル
    異世界に大学生達が迷い込み殺戮に巻き込まれる。得体の知れないモノに殺される恐怖とリセットされたかと思いきや夢の続きは…。

    お家さん
    このお話一番怖かったし戦慄しました。
    まじめな丁稚くんが主人公でお家さんに気に入れられるが数々の霊を目撃していき…。
    お家さんの得体の知れなさに恐怖しました。ショート映画を見てるみたいで面白かったです。

    窓から出すヮ
    今話題の背筋さん作品。
    途中意味わからなくなりましたが現実なのか非現実なのか混乱してしまう作品でした。どこか

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    2025年09月13日
  • 天使の囀り

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    私にとっては長めな小説。
    え!なるほど〜って何回かなる伏線の振り撒き方。
    後半は怒涛の気色悪さと悍ましさ。
    こう終わるのか〜って胸がジクジクした。

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    2025年09月12日
  • クリムゾンの迷宮

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    サバイバルホラー。とても面白かった

    主人公は目が覚めるとゲーム機を片手に荒野にいた
    ゲームを着けるとルール説明があり、何か大きな渦に巻き込まれていく

    まず設定が面白く最初から引き込まれた
    そこから飢えや危険生物のみでなく追い込まれた人間たちの恐ろしい行動の描写に読む手が止まらなかった

    貴志祐介の本は初めてだったが、こういった設定が面白い本が多いとのことで、他も読んでみたいと思う

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    2025年09月11日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    はじめから最後まで、ぐんぐん引き込まれて一気読み。
    主人公とパートナーに終始フォーカスしているため、途中で別れた仲間と再会したときなど、誰だっけこの人?となった。
    物語全体のデスゲームの雰囲気がよく伝わり、ハラハラしながらも、どうなっちゃうの!?と止め時をなくす面白さだった。
    結局、藍の正体やゲームの詳細が明かされることはなかったので、いつかそこに踏み込んだ続編が出てくれたらなぁと思います。

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    2025年09月08日
  • 青の炎

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    初めて貴志祐介さんの本を読みました。
    主人公の気持ちが伝わり、ハラハラしまくりました。山月記や夏目漱石のこころの引用は、
    普段だと飛ばすような箇所でしたが
    主人公の心情とマッチしているため、珍しく読むことができました。。
    著者の他作品も読みたくなるそんな1冊でした。

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    2025年09月07日
  • 青の炎

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    一言一句全てに目が離せないほどの巧みな描写表現で最後の30ページくらいは鳥肌が立ちっぱなしだった
    最高の作品

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    2025年09月07日
  • 新世界より(下)

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    時折流れるドヴォルザークの《家路》のように、この物語はどこか懐かしい記憶を呼び起こす。神にも等しい力を得た人間は、その酩酊のなかで過ちを繰り返し、業を背負い続ける。早希は真実を知ってなお、その業を受け入れる道を選んだ。人類は進化の果てに滅亡へ至るのか、それとも乗り越えるのか――本作はその問いを突きつける、稀有にして壮大なSF大作でした。

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    2025年09月05日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    過酷なデスゲーム。
    参加する前の記憶が無い、ゼロサムゲームを匂わせるメッセージ、全員疑心暗鬼になってく感じが序盤から面白い。
    全ての違和感が伏線につながりそうで何気ないシーンも気が抜けない。
    後半は敵の位置が絶妙にわかるかわからないかの距離感でなんとか逃げ延びていく感じがすごく怖くて、主人公への感情移入、物語への没入感がえぐかった。
    日曜日の夜中に読み終わったが怖くて寝れなくなってきつかったです(笑)
    でも結末をしったうえで気づけなかった伏線を確認すべく2週目突入してます。そのくらい面白い。

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    2025年09月02日
  • さかさ星

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    ★★★★★星5
    著者の『新世界より』と『悪の教典』が大好きです
    序盤からじわじわと気色の悪さがつのっていきました。数々の呪物、霊能力者、掛け軸、鎧兜、お墓、大黒柱、お面、お屋敷、心霊YouTuber

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    2025年08月30日