貴志祐介のレビュー一覧

  • 青の炎

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    ネタバレ

    どこまでも孤独な闘いで、救いがなくて苦しかった……
    「もっとこういう方法で助けを求めれば……」なんて大人の目線では思ってしまう場面もあるけど、それは客観的な読者だから言えることで(今とは違う時代の話だし)
    義父を殺しても何も好転しない、むしろ新たな苦しみと殺意に巻き取られてしまう様子が本当につらくて苦しかった。

    0
    2026年08月14日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    面白かったーーーーーーー!!!
    こんなに早く読み終えたのは久しぶり…
    ページを捲るたびに話が深まるから読み手が止まらない。
    なんかあり得なくない話で怖かった…
    私はより生肉を食べれなくなるのだった…。

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    2026年08月14日
  • 天使の囀り

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    面白すぎた。久しぶりに一気読み。最近の本は3-4週間読むのにかかるものも多かったが、ストーリーの面白さや自身の趣向とのマッチ度によっていたんだなと改めて感じた。

    バイオホラーだったが途中までどういうジャンルの物語で、どんな現象を語っているのか読みきれなかったが逆にそれが興味惹かれて続きが読みたくなった。

    後半も状況が二転三転、予想つかなかったことも多く久しぶりに意表を突かれる面白さを味わえた。

    リングに通じる、謎の現象に専門分野の頼れる人が仲間になって主人公と立ち向かう、という構図も好きだし、読む過程で知らない専門知識を得られる喜びもあった。

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    2026年08月11日
  • 新世界より(下)

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    友人に勧められていたが、3冊組のヴォリュームに圧倒されてなかなか手が出なかった。(ホラーでないのは、確認済みだった。)読み始めると、物語の続きが気になって、どんどん読んでしまった。神栖66という地域が舞台。たぶん、今の茨城県神栖市のどこか。孤立した地域、外の世界には悪鬼と業魔がいると教えられて育つ子どもたち。ファンタジーのようだが、どうも1000年後の世界らしい。わずか1000年で、世界の成り立ちがこれほど大きく変わってしまったのか。一方で冒険小説でもある。戦いに巻き込まれ、穴の中を逃げ惑ったかと思えば、雪の中での探索行も行う。そして、どうすれば戦いのない世界が作れるのかを考えるきっかけにもな

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    2026年08月11日
  • 硝子のハンマー

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    久しぶりにトリック一本で「すごい!」と思わされるミステリを読んだ。
    仮説と検証を繰り返して、ありえない可能性を順番に潰していく過程が丁寧で良かった。ただ単に丁寧だと退屈になりそうだかど、掛け合いやプロットでそれらを飽きさせないドラマにしているのが巧妙で、後半にかけてページを捲る手が止まらなかった

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    2026年08月11日
  • 黒い家

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    この本は結局のところ、
    ・現実的でありえそうだから怖い。
    ・保険屋の苦労さが身に染みて体験できる。
    ・対象は、人間の殻を被った化け物。

    読みやすさ☆☆☆☆☆
    のめり込み☆☆☆☆☆
    オチが良い☆☆☆
    兎に角怖い☆☆☆☆☆

    0
    2026年08月08日
  • 我々は、みな孤独である

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    転生というありふれた言葉に新たな知見を与えてくれる。
    今まで読んだ本の中で3番目に面白かった。

    毬子はどうなったのか、なぜ対象が人間だけで動物は含まれないのかなど、説明しきれていない部分は多々あるが、それらの疑問が気にならないほど、物語を貫く論理の美しさと構成力に圧倒される。

     

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    2026年08月08日
  • 黒い家

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    本の方が映画よりも映像が浮かぶってどういうことだ…!?
    映画もカルト的で好物だけど、原作本の正統派な怖さは段違い。また、映画よりも痛そうな描写が多くて何度もヒエッとなった。

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    2026年08月07日
  • 天使の囀り

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    グロいと聞いたけど、そうでもないな…?と読み進めると、終盤でめくるめく地獄絵図が……
    種明かしされればなんてことない、シンプルな筋書きなのだけど、専門知識の補強が凄いのでまるで本当にありえる話に見えてくる。
    最高に怖いし気持ち悪かった。

    0
    2026年08月07日
  • 青の炎

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    50冊目の本でした。

    心理描写に使う言葉が多種多様であり、語彙量が本当に多く圧倒された。したがって、自分とは境遇が違う主人公に感情移入することができた。貴志さんは天才を書くのが本当に上手い。論理的で、勉強ができる人間を主人公にした作品は読みがいがあり、また読みたくなる。

    特に印象的だったシーンは、紀子がキャンバスに書いたメッセージを発見したシーンである。どのように嘘をつくかを一瞬で考える秀一の視座の高さに感服した。

    また今作は面白い表現が多い。「アイデアを産むための、苗床を拵えたに過ぎないのだ」、「性急に抜本的な解決策を望むのは、頑是ない子供と同じ態度だ」など。例えを用いて、または聞いた

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    2026年08月07日
  • 天使の囀り

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    分厚い本だが、
    あっという間に読み終わってしまうくらい
    引き込まれる面白さ!
    物語序盤で自分なりに立てた仮説が
    真相に近いところまで辿り着いていて嬉しかった
    ただ、そこからさらに急展開が待っており
    これはとんでもないものを読んでしまった、
    という気持ちになっている
    人を選ぶ描写が出てくるとのことで
    相当の覚悟はしていたが、
    たしかに気持ち悪い場面がところどころに…(笑)
    最悪の化学反応が起こった結果もたらされる
    最恐の結末に、最後まで目が離せなかった!

    0
    2026年08月04日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    めっちゃ面白かった。
    特に金石のバラバラ死体が発見されてからの加速度的な展開にはドキドキハラハラした。1996年が舞台なのでスマホはもちろん携帯もないが故に、より一層直面した状況の深刻度が強く感じられたのかもしれない。
    クライマックスの対決(?)は本当にヒヤヒヤで、文字でこんな臨場感を感じさせられるのはすごいなと思った。

    それと本筋ではないにしろ、保険会社員という職業の大変さというものを垣間見れた気がする。本の登場人物とまでいかなくとも、本当に厄介な顧客はいるだろうし、大変な職業だなと思った。気づきもあってよい。

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    2026年08月01日
  • 青の炎

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    倒叙形式なので、犯人の心理が分かってめちゃくちゃ面白かった。現実にありそうな設定だけに、余計に引き込まれた。

    自分は本家「罪と罰」が全然理解できなかった(読むのが苦痛で途中適当に読み流した)が、こっちの方が「罪と罰」してた。なので自分と同じように、本家「罪と罰」を理解できなかった、途中で挫折した、名作らしいので読んでみたいけど難しそうという人たちはこちらを読むことをオススメする。というかいっそのこと日本人版「罪と罰」と言っても良いのでは?

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    2026年07月30日
  • コロッサスの鉤爪

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    海そのものが密室という設定が壮大で読んでいてわくわくした。
    鏡の国の殺人は、大野智主演「鍵のかかった部屋」スペシャルで実写化もされてるから、興味がある人はぜひそちらも見てほしい。

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    2026年07月29日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    上巻から下巻まで一気読み。ボリュームは結構あるけど世界観に引き込まれどんどん読み進められる。

    バケネズミの反逆から始まり悪鬼も出てきて絶体絶命かと思いきや、、、
    バケネズミの正体もそれならば色々と辻褄が合う部分もあるし、この話を考えた作者に脱帽です

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    2026年07月26日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    リハビリ2冊目。
    ばか面白かった…。

    今まで読んだ本の中で1.2を争うくらい好きな本になった。
    設定からもうワクワクさせられていたが、読み進めるほどそのワクワクは倍増させられていった。

    特にグールが毒を食べた他の参加者だということ、その人たちがグールになっていく過程が気に入った。

    藤木目線で、少しでも選択を間違えたら確実に死ぬという極限の状況の中、冷静にかつ迅速に行動を決定していく様が、自分に起こっているかのような臨場感で感じられた。
    少しでも音を立てたらまずい場面ではこちらも息を呑みながらページをめくっていた。

    プラティ君が必要な時に情報を提供しながらも、こちらを馬鹿にしているかのよ

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    2026年07月22日
  • 新世界より(中)

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    彼らの生きる世界の暗部がより深く語られていき、子どもたちも世界の闇に少しずつ気づいていく中巻。

    設定としては1000年後の日本だから今僕らが生きてる世界が歴史の一部として語られ、核兵器を持つ愚かさみたいな事も少し触れられてる。
    世界観の作り込みが凄くて、現代でいう核兵器(呪力)を個人個人が持ってしまったらどういう社会になるかっていう設定が解像度高く描かれてるから凄くリアリティを感じるし、現実になりそうで怖さもある。

    バケネズミという唯一無二の特徴を持った生物に対する疑問もより色濃くなっていく、、、

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    2026年07月21日
  • クリムゾンの迷宮

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    他の方の感想を読んで、気になっていた作品です。
    わたしはホラー系は苦手ですが、夏になるとなぜか読みたくなるので、意を決して手に取りました。

    結論から言うと、怖さよりも先の展開がどうなるのかが気になり、サクサク読み進められました。
    わたしは怖いものを読むと夜中にトイレに行きづらくなるのですが、そういうホラーではなかったです。
    しかし物語はとても面白いのですが、残酷なシーンがありますのでなかなか人には薦めづらいですね…。

    序盤はゲームのルールを覚えたり、サバイバルの細かい知識が披露されたりして、少しついていくのが大変な印象がありましたが、後半は皮肉にもルールが分かりやすくなるので、難しく感じる

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    2026年07月18日
  • 新世界より(下)

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    めっちゃ面白い。
    中巻から下巻は一気に読みたくなるほど。読み耽った。
    こんなにボリュームがあるのに、それを感じさせない展開は圧巻でした。

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    2026年07月18日
  • 新世界より(上)

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    もう何回も読んでるが定期的に読みたくなる大好きな作品。

    1000年後の日本が舞台のディストピア作品であり壮大な世界観がいつでも自分を全く異なる世界へ連れてってくれる。
    平和に暮らす子供達だけど、隠された歴史の一片を知ってしまったところから話は展開して、、、

    早く中巻を読もう

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    2026年07月17日