貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻は一気に面白さが増しました。
大人に成長した早季は町の保健所に就職し、異類管理(バケネズミ管理)課で勤務している。
ある夏祭りの日にバケネズミの反逆が始まった。
同時に悪鬼が現れ、人間たちを次々と殺戮していくという内容。
途中、東京に向かった早季たちを襲う、進化した昆虫たちには気色悪いのに読むのが止まらない!
作者さんの想像力に感服しました。
ラストは正直、何か後味の悪い気持ちに。
特にバケネズミの正体を知ると尚更、そう感じました。
全体を通して、質も量共にお腹いっぱい状態。
最初はグロテスクなバケネズミに引き気味でしたが中盤から後半は圧巻の内容でした。
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Posted by ブクログ
こんなに強烈なインパクトのある主人公はこれまでいなかったかもしれない。。。
ハスミンの狂気的な魅力が凄まじい。
この作品、高校生の頃に映画館で鑑賞していましたが、私が見た映画の中で一番ひどかった作品です。(つまらないだけでなく、描写がただただ凄惨できつかった)が、原作小説は180度評価が変わり、エンタメ作品としてトップレベルの面白さでした。
ハスミンの行動そのものは常人には全くもって理解不能。だけど、本人が軸としている思考プロセスや徹底した合理性は、小説で描かれる一貫した行動の端々から不思議と理解できてしまうのがスゴイ。だからこそ、この異常な殺人鬼に魅力を感じてしまう。
下巻は少し間延び -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。
資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やか -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪鬼(じゃなかったけど)を斃す作戦は、奇狼丸に相打ちになれ、死んでこいって言ったようなもんってことでしょ?
自分はサイコバスターを使うのにかなり躊躇してたのに、ここまで協力してきた奇狼丸にすら死を強いれるのは、智能が同じくらいであろうと神様とバケネズミは対等ではないということが無意識にも刷り込まれている証拠と感じた。
消えた同級生達がバケネズミに変えられてるんじゃないかと思いながら読んでたけど外れてた。
洞窟の糞とか虫のシーンは今思い出しても気持ち悪いし、オオオニイソメにやられたシーンは息苦しくなる。
SF、ダークファンタジー、怪奇、ミステリー、恋愛、冒険、パニック等いろいろな要素も盛り沢山で -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯人視点+緻密な心理描写で没入感が凄くて、なんかもう、疲れましたーーー!(笑)
いや、それだけ作品に引き込まれたということで、作者さん凄いのですが!!!
義父がいる家の中の緊張感、犯行を練るシーン、実行するシーン、事情聴取時の焦燥や実行後の苦悩……。
本を読んでいるだけなのに気が張り、頭も気持ちもへとへとに疲れていたのですが、早く(わたしも)見届けて楽になりたい…の一心で、夢中になって読み切りました。
決して許されることではないけど、誰にも頼ることが出来ない中、一人で家族を守るしかなかったことは、やりきれなく切なかったです。
最後、巻き込まれた運ちゃんへの同情が勝ってしまい、没入感が