貴志祐介のレビュー一覧

  • クリムゾンの迷宮

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    デスゲームものの生みの親みたい。
    途中から、自分も入り込んでいってしまって恐怖する文体の描写力でした。
    一気読みで心臓バクバク。

    グールはまさかのおかしくなった人間。
    人間食べ続けた人間の姿が、
    想像してるものが怪物すぎて鳥肌。
    SFホラー見てる感覚になってしまった。
    怪しいと思ってたことも最後も綺麗にまとめてくれました。

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    2026年06月15日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    こんなにも恐ろしくて、面白い小説は今まで読んだことがなかった。
    人間の利己心と非道さがバケネズミを生み出したと思うと、本当に恐ろしい。そして、その事実を知らなかったとしても、人間と同じ知能を持つ生物を支配下に置き続けようすることも恐ろしい。
    一班が最後、早季と覚だけになってしまったけれど、2人だけでも一緒になれたことは良かったと思う。それでも、早希と覚の間で呪力についての考え方が違うことが不安を残す。

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    2026年06月10日
  • 新世界より(下)

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    この巻は一気に面白さが増しました。

    大人に成長した早季は町の保健所に就職し、異類管理(バケネズミ管理)課で勤務している。
    ある夏祭りの日にバケネズミの反逆が始まった。
    同時に悪鬼が現れ、人間たちを次々と殺戮していくという内容。
    途中、東京に向かった早季たちを襲う、進化した昆虫たちには気色悪いのに読むのが止まらない!
    作者さんの想像力に感服しました。

    ラストは正直、何か後味の悪い気持ちに。
    特にバケネズミの正体を知ると尚更、そう感じました。
    全体を通して、質も量共にお腹いっぱい状態。
    最初はグロテスクなバケネズミに引き気味でしたが中盤から後半は圧巻の内容でした。


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    2026年06月10日
  • 悪の教典(下)

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    こんなに強烈なインパクトのある主人公はこれまでいなかったかもしれない。。。
    ハスミンの狂気的な魅力が凄まじい。

    この作品、高校生の頃に映画館で鑑賞していましたが、私が見た映画の中で一番ひどかった作品です。(つまらないだけでなく、描写がただただ凄惨できつかった)が、原作小説は180度評価が変わり、エンタメ作品としてトップレベルの面白さでした。

    ハスミンの行動そのものは常人には全くもって理解不能。だけど、本人が軸としている思考プロセスや徹底した合理性は、小説で描かれる一貫した行動の端々から不思議と理解できてしまうのがスゴイ。だからこそ、この異常な殺人鬼に魅力を感じてしまう。

    下巻は少し間延び

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    2026年06月07日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    読み終わってしまった…‼︎
    もう少しこの世界観に浸っていたかったが…
    昔アニメで観ていてうっっっすら真相覚えてたせいでバケネズミの正体やらは衝撃を感じられず勿体無いことしてしまったけど、めちゃくちゃ面白くて惹き込まれまくった✨
    如何に人間が残虐非道で醜い生き物かということを思い知らされるね。いつの世も争いばかり。
    人間がいる限り真の平和なんて訪れないと思う…

    SF全く読まないからアニメ観てなかったら想像するのが難しかった場面も多々あったけど、こういうお話ならSFももっと読んでみたいな^^

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    2026年06月07日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    中巻も一気読み。
    大人達が如何にして子供らを徹底管理していたのかどんどん核心に迫る。
    思考までもが制限されていたとは…
    制限されてる側はそれをおかしいとすら思わないしそもそも気付かないから幸せなんだろうが、制限されてない実験対象の早季達からすると不気味極まりないんだろうな…
    巻の序盤でやっと五人再開できたと思ったらあっという間に覚と二人だけ…
    ここからどうなるのか楽しみ。

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    2026年06月05日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
    帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
    けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。

    資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
    そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
    実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やか

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    2026年06月04日
  • 新世界より(上)

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    昔アニメで観て本もずーっと何年も積読状態で一度は売ってしまったけどもう一度買い戻してやっと読み始めた。
    めちゃくちゃ面白くてほぼ一気読み✨
    感想は最後にまとめて。

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    2026年06月05日
  • 青の炎

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    法律や警察も頼れないと悟ってしまった主人公の秀一は愛する家族を救うため、たった一人で「男を消す」計画をスタートする。

    本作は、最初から犯人の悶え苦しむ姿とその手口がすべて明かされた状態で物語が進む倒叙ミステリーの傑作。

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    2026年06月03日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    最初はとても生徒のことをよく考えている先生。
    それが段々目的はわからないものの、
    不穏なカタチになり始め過去も出てきたあたりから自分のためだけの殺人も選択肢にはいるような思考、
    そして実際に実行するようになり…。
    と言うところでの上巻終了。
    今後の展開がどうなるのか?
    全く読めない状態ですが、
    下巻楽しみに読んでいきます。
    面白いです。

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    2026年05月31日
  • さかさ星

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    久々に怖い!と感じる本に出会えた。youtuberがいてスマホがある現代においても、見方・解釈次第でこれほどの異世界を構築できるとは。すごい。

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    2026年05月30日
  • 新世界より(下)

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    めーちゃくちゃおもしろかった 変数の少ないSFという感じ 主人公何回もSAN値チェックされてるのにぜんぜんSAN値減らない感じで良かった 一回忘れてまた読みたい

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    2026年05月27日
  • 青の炎

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    本当に切ない( ; ; )
    ただ家族を守りたくて、最後の手段である殺人をしたのに、みんな報われなくて辛かった、、
    主人公目線だから心情とかが細かくてこっちまで悲しかった(泣)家族3人で幸せになってほしかった
    どうか来世では幸せに( ; ; )

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    2026年05月23日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    有栖川有栖 アイソレーテッド・サークル
    北沢陶 お家さん(おえさん)
    背筋 窓から出すヮ
    櫛木理宇 追われる男 !慄く!
    貴志祐介 猫のいる風景 こっわ
    恩田陸 車窓

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    2026年05月21日
  • 黒い家

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    昔読んだ記憶があり、映像化されたのも観たような気がするけど久しぶりに読みたくなり読んでみた。
    やっぱりとても怖かった。
    読書は寝る前にするけど、これは悪い夢見そうで寝る前は読めなかったな。
    今、黒い外壁の家が流行りらしく近所にも多くて関係ないけど怖い笑

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    2026年05月18日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    悪鬼(じゃなかったけど)を斃す作戦は、奇狼丸に相打ちになれ、死んでこいって言ったようなもんってことでしょ?
    自分はサイコバスターを使うのにかなり躊躇してたのに、ここまで協力してきた奇狼丸にすら死を強いれるのは、智能が同じくらいであろうと神様とバケネズミは対等ではないということが無意識にも刷り込まれている証拠と感じた。
    消えた同級生達がバケネズミに変えられてるんじゃないかと思いながら読んでたけど外れてた。
    洞窟の糞とか虫のシーンは今思い出しても気持ち悪いし、オオオニイソメにやられたシーンは息苦しくなる。
    SF、ダークファンタジー、怪奇、ミステリー、恋愛、冒険、パニック等いろいろな要素も盛り沢山で

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    2026年05月12日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    犯人視点+緻密な心理描写で没入感が凄くて、なんかもう、疲れましたーーー!(笑)
    いや、それだけ作品に引き込まれたということで、作者さん凄いのですが!!!

    義父がいる家の中の緊張感、犯行を練るシーン、実行するシーン、事情聴取時の焦燥や実行後の苦悩……。
    本を読んでいるだけなのに気が張り、頭も気持ちもへとへとに疲れていたのですが、早く(わたしも)見届けて楽になりたい…の一心で、夢中になって読み切りました。

    決して許されることではないけど、誰にも頼ることが出来ない中、一人で家族を守るしかなかったことは、やりきれなく切なかったです。

    最後、巻き込まれた運ちゃんへの同情が勝ってしまい、没入感が

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    2026年05月10日
  • 新世界より(下)

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    SFを骨格としながらも、ミステリー、ホラー、青春、ファンタジーといった多様な要素を巧みに融合させ、破綻なく一つの世界として成立させている構成力が際立つ作品だった。物語の根底には、人間の業は消えず、歴史は形を変えながら繰り返されていくのではないかという問いが静かに流れており、読み進めるほどにその意味の重さが浮かび上がってくる。緻密に構築された世界観とテーマ性が高いレベルで両立した、想像力の極限まで広げた傑作だった。

    今まで読んだ小説の中で1番面白かったです。何度も読み返してます。

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    2026年05月10日
  • 新世界より(上)

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    面白い。
    ちょっと怖い大人向けの冒険譚。
    ダークさと、ハラハラで読む手が止まらない。
    こんなに世界観に飲み込まれる読書体験は久々で、ブレイブストーリーなどの冒険物を夢中で読んでいた中学の頃の感覚を思い出した。

    ⭐︎4.5 四捨五入で5

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    2026年05月09日
  • 天使の囀り

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    謎の死の真相に迫る主人公と、天使の囀りを聴いてしまった人々を交互に眺めていきます。
    どちらのターンもとても楽しめました。

    魅入られていく過程も真相もおぞましく、情報量もみっちり詰まっているのに、ページを捲る手が止まりませんでした。

    かなり人を選ぶとは思いますが、私はラストも含めて気に入っています。

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    2026年05月06日