貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白すぎた。久しぶりに一気読み。最近の本は3-4週間読むのにかかるものも多かったが、ストーリーの面白さや自身の趣向とのマッチ度によっていたんだなと改めて感じた。
バイオホラーだったが途中までどういうジャンルの物語で、どんな現象を語っているのか読みきれなかったが逆にそれが興味惹かれて続きが読みたくなった。
後半も状況が二転三転、予想つかなかったことも多く久しぶりに意表を突かれる面白さを味わえた。
リングに通じる、謎の現象に専門分野の頼れる人が仲間になって主人公と立ち向かう、という構図も好きだし、読む過程で知らない専門知識を得られる喜びもあった。 -
Posted by ブクログ
友人に勧められていたが、3冊組のヴォリュームに圧倒されてなかなか手が出なかった。(ホラーでないのは、確認済みだった。)読み始めると、物語の続きが気になって、どんどん読んでしまった。神栖66という地域が舞台。たぶん、今の茨城県神栖市のどこか。孤立した地域、外の世界には悪鬼と業魔がいると教えられて育つ子どもたち。ファンタジーのようだが、どうも1000年後の世界らしい。わずか1000年で、世界の成り立ちがこれほど大きく変わってしまったのか。一方で冒険小説でもある。戦いに巻き込まれ、穴の中を逃げ惑ったかと思えば、雪の中での探索行も行う。そして、どうすれば戦いのない世界が作れるのかを考えるきっかけにもな
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Posted by ブクログ
50冊目の本でした。
心理描写に使う言葉が多種多様であり、語彙量が本当に多く圧倒された。したがって、自分とは境遇が違う主人公に感情移入することができた。貴志さんは天才を書くのが本当に上手い。論理的で、勉強ができる人間を主人公にした作品は読みがいがあり、また読みたくなる。
特に印象的だったシーンは、紀子がキャンバスに書いたメッセージを発見したシーンである。どのように嘘をつくかを一瞬で考える秀一の視座の高さに感服した。
また今作は面白い表現が多い。「アイデアを産むための、苗床を拵えたに過ぎないのだ」、「性急に抜本的な解決策を望むのは、頑是ない子供と同じ態度だ」など。例えを用いて、または聞いた -
Posted by ブクログ
ネタバレリハビリ2冊目。
ばか面白かった…。
今まで読んだ本の中で1.2を争うくらい好きな本になった。
設定からもうワクワクさせられていたが、読み進めるほどそのワクワクは倍増させられていった。
特にグールが毒を食べた他の参加者だということ、その人たちがグールになっていく過程が気に入った。
藤木目線で、少しでも選択を間違えたら確実に死ぬという極限の状況の中、冷静にかつ迅速に行動を決定していく様が、自分に起こっているかのような臨場感で感じられた。
少しでも音を立てたらまずい場面ではこちらも息を呑みながらページをめくっていた。
プラティ君が必要な時に情報を提供しながらも、こちらを馬鹿にしているかのよ -
Posted by ブクログ
他の方の感想を読んで、気になっていた作品です。
わたしはホラー系は苦手ですが、夏になるとなぜか読みたくなるので、意を決して手に取りました。
結論から言うと、怖さよりも先の展開がどうなるのかが気になり、サクサク読み進められました。
わたしは怖いものを読むと夜中にトイレに行きづらくなるのですが、そういうホラーではなかったです。
しかし物語はとても面白いのですが、残酷なシーンがありますのでなかなか人には薦めづらいですね…。
序盤はゲームのルールを覚えたり、サバイバルの細かい知識が披露されたりして、少しついていくのが大変な印象がありましたが、後半は皮肉にもルールが分かりやすくなるので、難しく感じる