貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレここから人間社会を、単純な悪として見られなくなった。
悪鬼や業魔という存在を考えると、徹底した管理にも「必要悪」としての合理性があると感じた。
一方で、スクィーラたちバケネズミの社会が急速に知性化・組織化していく過程が不気味でありながら、非常に面白かった。
女王すら改造・管理する姿を見て、「彼らは忠誠心で人間に従っているのではなく、それが合理的だから従っている(いた)だけなのでは」と感じた。
そしてこの頃から、「個人の圧倒的な呪力より、知識・組織・技術を蓄積する文明の方が、最終的には強いのではないか?」と考え始めた。
スクィーラを見る目が、単なる従属者から危険な戦略家へ変わった巻。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二本入ってるがメインはほぼ長編のミステリークロックの方
前半の一本はなんで暴力団なんて出したのかと思ったらトリックがある意味完全犯罪だから証拠なしで人を裁くタイプの人たちじゃないと解決できない内容でちゃんと考えられていた
それにしても密室の謎を解きまくってきたシリーズでもっとも堅牢な密室出して普通にその密室は破れないなんてようやるわ
ミステリークロックのほうは犯人と時計が絡んでることは誰でも分かるんだけどトリックがすっごい凝ってて正直よくわからんところもあった
しかしまあ読みごたえはある
変な爺さんの性格までトリックに組み込まれてるんだもの
やっぱりこの作者長編のほうがいいわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ線虫恐ろしい。そして自己啓発セミナーなるものには絶対に近づかない!と思った。
貴志さんは専門外の知識が凄まじい。よくここまで書けるものだ。すごく調べられたんだろう。
自分の持つ特定の恐怖症が快感に変わり、しかもそれに対して持っていた恐怖心が強ければ強いほど、それに強く惹かれてしまう。だからそれが原因で死んでしまう人もいれば死なない人もいる。
ブラジル脳線虫に感染=自殺したくなるではないんだよね。
犯人の正体には驚き。最初書き間違い?と思ったけど、えー!あなたでしたか!
最後の方、依田と早苗に疑念を抱くあたりからは少し盛り下がったと感じてしまった。
ラストは悲しいけど、余命少ないのならあれで良かったのかも。 -
Posted by ブクログ
読み終えて。
夢のないファンタジーだったわ。
唯一良かったのは、キロウマルが最後の最後までナイスなイケキャラでした。
勝手に脳内で渋い狼風な風貌になってしまうのですが、バケネズミなんだよね(*≧∀≦*)デモカッコイイ
勧善懲悪じゃない考えさせるテーマは良かった!
ニンゲンってさ、
やっぱり悪だわって思っちゃう。
主人公たち まぁまぁわがままし放題だし、
さくさくバケネズミ殺すしさぁ( ´θ`)ヤダヤタ
あっ、
ワタシ達もGとか蚊とか殺生してるな(_ _).。o
遠い国で戦争もしてるな(_ _).。
自己嫌悪ハンパない
学べることありそうな読書1500ページでした。