貴志祐介のレビュー一覧

  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    心霊系ホラーと思いきやまさかの展開…。

    ギリギリ想像出来るレベルの恐怖演出が多々あり、
    蜘蛛を食べるシーンなんかは小説を顔から離しました…。
    気持ち悪くて凄い。

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    2025年12月26日
  • さかさ星

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    主人公と同じくインチキ女のトリックを見破ってやんよオラッ!!という意気込みで読みはじめ、200ページを越えたあたりで、あっこれミステリじゃなくて超常系ホラーか…スンッとなった。
    呪物ルームツアー長すぎるよお!
    ところが後半から展開が動きだし、おおそう来るか!と。ひとつひとつの話がやはり長いものの、俄然面白くなる。

    主人公が底辺YouTuber(でも実家は太い)という設定なので、割とスラング寄りの言葉も使われるのだが、上級国民というワードが出てきた時は笑っちゃった。まずいっすよ加茂さん!
    実況するとこ大好き。現代の若者ならではの発想で打開する展開がもっとほしかったな。
    エピローグはやや物足りず

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    2025年12月25日
  • エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く

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    自分の書きたいことを面白く、分かりやすく伝えることがエンタメ小説の極意。

    著者の長編ホラー小説『天使の囀り』がものすごくおもしろくて(これぞエンタメ!)手に取った1冊

    創作にまつわる手の内を包み隠さず、プロットの一部まで公開されていて(しかも天使の囀り)、小説指南本のなかでもかなり具体的な印象

    特に参考になったのが「どうすれば文章力は上達するのか?」というところ。

    好きな作家の文体を真似したり、模写したりというのはよく言われることだけれども、結局それだけだと劣化コピーになってしまう。

    著者が自ら効果的だったと語るのは、「自分が書いた文章を何度も推敲すること」。そうすれば自分の癖も見え

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    2025年12月23日
  • 黒い家

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    保険会社社員がある案件の調査を独自に始め、やがてそこに隠された恐ろしい事実に直面する。
    生命保険業界のあれこれをしっかり描く事で生み出されるリアリティと、全く容赦ないスプラッター描写の数々が素晴らしいコントラストを生み出している。これぞヒトコワ系ホラー!と嬉しくなった。

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    2025年12月21日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    読み入ってしまった!
    感情移入というか、、、
    トリックどうこうより、その経緯とか内容とかが前作の青の炎を彷彿させる。

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    2025年12月21日
  • 新世界より(上)

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    後半になるにつれ面白かった
    ピンチをどう切り抜けるのかハラハラドキドキした
    ちょっと大人向けなシーンがあって驚いた

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    2025年12月21日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家さん。
    それぞれの6つの物語。
    終幕はあれは何だったのかという恐さの余韻もあったりとどの作品も楽しめた。

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    2025年12月17日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    昆虫の生態と事件の内容が照らし合わされる場面が多々あった。人間からしてみたら、昆虫は何も考えていないように見える。しかし、昆虫は昆虫なりに自然の摂理のもと本能に従って生きている。人間なんかよりも圧倒的に合理的に生きているように見える。
    人間も合理的であるかどうかを意識する生き物であるが、感情をもつ生物である。感情を一切排除して行動することなどできるはずがない。
    この物語の犯人は、昆虫のように自然から言い渡された命令に従うように、感情なく、淡々と仕事をこなしていく。
    恵は対照的に、人間は感情から行動する生き物であるという意見を持っていた。
    主人公はどちらの意見も理解できる立場にあった。時に、犯人

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    2025年12月15日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    後半は血の気が引きながら読み進めました。
    バトルロワイヤル系は初めて読みましたが、これは読み終えるまで休憩できない…

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    2025年12月15日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    朝イチから読んで、読む手が止まらなかった。最近海外小説も積読いっぱいあって読んでたからか。海外小説は日本小説よりも読むペースは遅くなる。日本小説を読むとスラスラ読めるせいか、ただ単に面白いから読めるのか。うん、面白いからですね!まさか幽体離脱が出てくるとは。最初は確実に昔の人間の怨霊イソラが入り込んでるとしか思ってなかった。面白い。

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    2025年12月14日
  • 新世界より(下)

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    どこから、あのような発想が生まれたのか。。
    あり得ない世界だけど、夢中になって読みました。とても楽しい時間でした。

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    2025年12月12日
  • クリムゾンの迷宮

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    ぞくぞくした。
    結末に至るまでの不快感と光のない展開と、全てが終わってからの清涼感かつ後味に苦味が残る読後感が最高だった。
    バトル・ロワイヤル系でも少し珍しい展開ではあった。

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    2025年12月09日
  • 青の炎

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    「母親の元再婚相手を殺したい」
    男子高校生が葛藤しながらも綿密に殺害を計画する
    そんなはなし

    男子高校生側からみるとどうしても
    母親がもっとちゃんとしっかりしてよ!
    って気持ちと、女友達の距離感にモヤっとしてしまう。。

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    2025年12月08日
  • 黒い家

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    『黒い家』で一番怖かったのは、生命に価値を見出さない狂人を前にした時の逃げ場のない恐怖だった。

    物語の舞台となる「黒い家」は、最初から異様な空気をまとっている。ここに住んでいるという菰田夫妻の描写も相まって、読者に尋常ではない不気味さを突きつける。
    彼らがただものではないという感覚が、ページを進めるごとに積み重なっていく。

    クライマックスで主人公若槻が追い詰められる場面は、これまでの気持ち悪さと恐怖が一気に若槻に向かって襲いかかる。思わず「助かってくれ」と願ってしまうほど緊張が高まる。

    『黒い家』は、じわりじわりと積み重なる絶望感を味わえる一級品のヒトコワホラーだった。

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    2025年12月07日
  • 秋雨物語

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    ホラーというより、“世にも奇妙な物語”を思わせる不思議な短編が4つ入った1冊。
    その中でも特に印象に残った2作。

    『フーグ』
    悪夢のあと、まるで夢そのもののような場所に突然移されてしまう作家・青山の体験が描かれる。本当に瞬間移動しているのか、精神のフーグという症状なのか、境界が分からなくなっていく感覚がじわじわ迫ってくる。残された原稿を通して、現実と非現実が静かに溶けあうような怖さが残る一編。

    『こっくりさん』
    子どもの頃に遊んだ“こっくりさん”の、闇に触れるようなアレンジ。死の選択を迫る儀式なのか、人生をやり直すための導きなのか、その曖昧さが心にひっかかる。ただ怖いだけではなく、人の弱さ

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    2025年12月07日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    怖かったらどうしようとドキドキしながら読んだのだけど、思いのほか怖くなく、面白く読めました。
    というのも、ISOLAのターゲットは主人公ではないことが明らかで、直接恐怖の矛先を向けられることがなかったからだと思います。

    主人公の由香里は、人の感情を読み取ることができる能力を持っている。
    そのために家族とは絶縁せざるを得なかったけれど、カウンセラーのようなことをやって生計を立てている。
    そして、阪神淡路大震災の被災者の声を聞くというボランティアをしていた時、多重人格障害の疑いのある女子高生・千尋と出会う。

    幼い時に事故で両親を失い、叔父夫婦の家で育てられた千尋は、それまで12人の人格を持って

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    2025年12月05日
  • 硝子のハンマー

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    昔観たドラマの原作ということで読んでみた作品。
    ドラマの方のストーリーは全く覚えていなかったので、新鮮な気持ちで読めました。
    色々な仮説と検証の中にはそれが答えかと納得してしまうものもあったりで読んでいて何回も騙されてしまいました(いい意味で)。
    最後の方でタイトルの意味が分かった時にはなるほどなと考えさせられました。
    続編を読むのも楽しみです。

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    2025年12月03日
  • さかさ星

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    ゴブリンかヨーダか。あの霊能力者がはっきりと名前を得て生き生きと描かれている。死者が現世にアクセスできるのはなぜか、呪物とは何か、呪物が出来上がるまで何があるのか……貴志祐介が蓄え、自分なりに熟成させてきた見識を、全て開示してみせられた気分だった。これがまた面白い。正直、その魅力だけで何度も読める。
    生前の愛憎や恨みが直に込められた品から、死後に残された生者が扱いを間違えたため出来上がった品まで、バラエティ豊かな呪物がそれぞれにキャラクター性をもっていて、登場人物紹介欄として呪物を並べてほしくなる。

    『黒い家』が「本当に恐ろしいのは生きている人間」を体現した作品なら、本作は「死霊もかつては生

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    2025年11月30日
  • 黒い家

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    貴志祐介の小説は「新世界より」のときにも感じたが、生物的な描写が繊細である。それは、単に生物と絡めて話を進めたいというだけではなく、特定の生物の行動から人間の理性的ではなく、本能的な行動を描写するためのものに感じる。さらに、今作はホラー小説ということで、その生物的な描写がさらに生々しさを得て恐怖として襲ってくる。その迫力が今作で最も評価されるべきところだと思う。
    生命保険会社のリアルな内情を含む描写やキャラクターの設定の細かさもストーリー全体として通ずるところがあり、非常に素晴らしい。

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    2025年11月29日
  • 悪の教典(下)

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    生きてる人間に対して心霊的な恐怖を感じたのは初めて…めっちゃ怖
    上巻では怖い言っても心理的な方かぁって感じだったのにメインで潜在的な恐怖を感じさせてくる
    蓮見のサイコパスさが…
    でも蓮見と園田のアクションシーンはメディアで見たいな絶対少年ジャンプ

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    2025年11月27日