貴志祐介のレビュー一覧
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ネタバレクズ親父から家族を守るために殺して、それを強請られたからかつての友人も殺して……最後には自分の犯行がバレると家族に迷惑がかかるからと自ら命を断ってしまった。だったら、どうしたらよかったんだよ?!としか言えない終わり方。
主人公:秀一が死ぬ前学校で紀子と言葉を交わすシーン。紀子は秀一への恋心から異変に気付いたり邪魔だとも思ったけど、柊一が殺人を犯したことを知っても嘘の証言をしてくれると言って泣いてくれたいい子だった。けれど、彼女が信じたから秀一が家族を守るために自殺に踏み切ったとも言える。
自殺する日、「お兄ちゃん、お昼には帰ってくるんだよね?」「ああ、昼飯はみんな一緒に食べよう」という妹との会 -
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数年前に「新世界より」を読んで以来、久しぶりにホラー、ミステリーを読んだ。
新世界よりの時も思ったけれど、複数の出来事が複雑に絡み合っていて700ページあるのでそれなりに読解が大変。普段聞き慣れない呪物がいくつも登場し、その呪物に関する物語もあるので読中「えっとこの呪物はなんだっけ」となることが結構ある。しかし、だからといって面白くないというわけではない。むしろ没入して読んでしまった。活字だけで、これだけ緊張感、緊迫感が出せるのも貴志祐介のすごいところだなと思う。
映像化してもらいなと思いつつ、もし映像化されてもビビって見ないかもしれない笑
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読みやすい。直前に読んだのが飴村行で、同時進行で読んでいるのが三津田信三だから余計に圧倒的だ。
語り手はリストラされた会社員で、現在無職の中年男性。実際の主役はタイトルにある兎、つまり被告人であることは読み始めてすぐに分かる。今時の若者で、多少含みはあるもののなかなかの好印象、しかし終盤に入ると雲行きはどうもおかしくなり……
ところで貴志祐介は、会社員の悲哀を滲ませたちょっと情けない中年男性を描くのがやたらと上手い。『クリムゾンの迷宮』の藤木が正にそれ。思わず我が事のように感情移入させてしまう力がある。
また、悪役もやたらと魅力的に描き出す。今回は起訴した検事と取り調べにあたった刑事だが、キ -
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連休は読書とホラー映画とドロドロドラマ鑑賞
に時間を費やすダラダラ休日。
ゲームの脚本の様な内容で目が覚めたら、
暑い赤い大地に放り出されていた。
ゲーム機を渡され、一人の女性をパートナーに
チェックポイントを目指すが、
武器も食料もこのゲームの目的も分からず、
生き残りを賭けたゲームが始まる。
果たして、無事日本に戻ることができるのか?
新世界ほどの壮大な物語ではないが、
オーストラリアの過酷な自然の中で右往左往する
目的の分からない主催者のエゲツなさは、
自然版カイジとも言えば良いか?
作者の知識の豊かさには、
毎度感心するサバイバルゲーム。