貴志祐介のレビュー一覧

  • 悪の教典(下)

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    いやー面白かった!
    ハスミンが凶行にかられる過程が良い。
    電気、アーチェリー、剣道、などなど、細かいところまで知識蓄えて書いたんだなーと驚かされました。

    ただ惨劇に入ってからが長く感じて、緊張感というか気持ちの昂りが途中で落ちてしまった。顔と名前を覚えきれないクラスメイトに感情移入できないのも相まって。

    それでもラストはさすがです。とても良かった。

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    2025年10月22日
  • 悪の教典(上)

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    限りなく⭐︎5に近い⭐︎4。
    貴志祐介さん、すごいっすわ。ハスミンのことをじわじわ明かしていくのがすごくうまい。序盤は、あれ?くらいだったところから、終盤はぐいぐいぐいっと。

    ちょっと行動が雑?と思うところはあったけど、惹きつけられるエンタメ性は抜群。
    下巻早く読みたい!

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    2025年10月20日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    読み始めた時は当初は面白くないほどみんなに慕われ・頼られる完璧な高校の先生、蓮見。しかし段々と本来の魔の顔が見えてくる。計画的な犯行によるサイコパスさがあり、途中から蓮見に対して恐怖を感じた。

    性的描写が多いように感じられたため、読む場所は注意が必要かもしれない。

    面白い本だったため是非、続編も読んでみたいと思う。

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    2025年10月19日
  • 青の炎

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    あらゆるものの描写が丁寧でリアリティがあった。読者を納得させる動機と仕掛けで殺し、それがあっけなく暴かれるという展開は虚しさが残る。情状酌量付いたかもしれないのに……

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    2025年10月11日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    物語は、守と真理亜が“2人で生きていく”という手紙を残して姿を消してから、十数年後から始まる。
    早季と覚は大人になり、それぞれ役所で働いていた。表面上は平和な社会――だが、バケネズミたちの世界では、静かに反乱の兆しが広がっていた。

    スクィーラは、これまで絶対的な支配者だった“女王”にロボトミー手術を施し、支配構造そのものを覆した。これに反対するオオスズメバチコロニーのキロウマルは、最初こそ人間の味方として戦うが、次第に戦いの中で信念を削られていく。
    そして、バケネズミ同士の戦争は一気に拡大。圧倒的な力を持つはずのスズメバチコロニーは壊滅し、スクィーラたちはついに“人間への反逆”を始めた。

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    2025年10月09日
  • 新世界より(上)

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    説明が長い(特に生き物の説明)がだからこそこの特殊な世界の仕組みを理解でき、後半になればなるほど面白い。
    逆にアニメでは説明がかなり端折られていて、本当にこれみんな理解できているの?どこを面白いと感じるの?と疑問になるくらい、冗長に思える説明があとでいい味出してくる作品だと感じた。
    説明の中に浪漫が詰まった作品なんだよ

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    2025年10月06日
  • さかさ星

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    「呪物」の博覧強記。
    知らないことばかりで、書いてあることはそうなんだろう、と(作者を信じて)楽しく読んだ。

    読んでいる最中、こうしてぐいぐい読ませてもらえることの喜び、本を読む喜びを感じていた。

    このところホラーを続けて読んでいるが、ホラーというものがよくわからなくなってきた。ジャンル分けしたらホラーなんだろうけれど、私はエンタメとしてどれも楽しませてもらっている。
    映像じゃないから楽しめているのかな。
    映像にするととたんに観られなくなるから、本で読めるのは幸せだ。

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    2025年10月06日
  • 青の炎

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    青い炎に焼かれてしまう高校生のお話(?)。

    家族のためにとある殺人計画を実行し、そこから負の連鎖へと繋がっていく。高校生ながら酒を飲んだりしていて、なかなかにダーク感あった。詳細な殺害方法も、ちゃんと失敗するのでマネしないようにとのあとがきあり。

    舞台が江ノ島周辺ということもあり、親近感が湧いたが、殺害を計画するという点で流石に共感性はまったくなかった。

    基本、殺害計画とその実行が主題となり、その傍で家族友情恋愛などが絡まってくる青春作品であった。

    殺人という青春、というのもなかなか素晴らしい(?)ことかもね。

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    2025年10月04日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    著者の作品を読むのは数年ぶりでした。
    一時期とてもハマって多くの作品を読んでいました。
    その時のイメージはホラー作家だったのですが、最近は社会派小説も手掛けているのですね!
    本作は読み応え抜群でとても良い作品でした。

    本作は冤罪をテーマとしたゴリゴリの社会派小説でありながらも、ミステリー要素もしっかりある上に人間の恐ろしさについても描かれていました。
    これまで冤罪をテーマにした作品を多く読んできましたが、何を読んでも悲しくなるし恐怖も感じます。
    今の日本の司法では、いつ自分がこのような目にあってもおかしくないと思わされます。
    ずっとその問題を指摘されているにもかかわらず、今も警察や検察の体制

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    2025年10月03日
  • 新世界より(上)

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    アニメも何度も観るくらい好き。
    最初は説明が長くてどうしようってなるけど、どんどん引き込まれていった。気付いたら下を読み切ってた。

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    2025年09月30日
  • 新世界より(下)

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    噂に違わぬ面白さ!上中下3巻のボリュームに尻込みしてなかなか読めずにいましたが、読み始めたら最後まで止まりませんでした。読んでよかった。

    まず、これだけ綿密な世界観をつくり上げたのがすごいですね。SF・ファンタジーとして設定の完成度が群を抜いていると感じましたし、恐怖や興奮を煽るのも非常に上手く、ページを捲る手が止まりませんでした。このあたりはさすが貴志祐介先生といった感じでしょうか。

    物語としては、「人間とはなにか」という問いが一本の柱になっているのかなと感じました。超能力が使える主人公たち、一部の機能が欠如した結果排除された悪鬼や業魔、そして人間でありながら姿形を変えられ使役されるバケ

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    2025年09月29日
  • もの語る一手

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    祖父に誘われても覚えきれなかった将棋。そんな私でもすごく楽しむことができた。青山さんと貴志さんのものは特に楽しめました。アマチュア(将棋教室)から的中屋、女流棋士と将棋1つを取ってもいろんな話が出来上がるのはすごい!しかも皆さん超有名な作家さん。1冊で得できました。

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    2025年09月29日
  • 青の炎

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    頭の良い高校2年生の秀一が、家を巣食う母親の元夫を殺す計画を立てていくことから始まるお話
    殺人は1回で治まらず⋯というところは想定内だったけど、心理描写が丁寧で思わず秀一に感情移入してしまう
    恐らく時代背景は平成前半かな?
    現代だと、秀一のようにたくさんの書籍を買い集めて殺人方法を模索することはないんだろうなぁ⋯

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    2025年09月29日
  • 新世界より(下)

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    バケネズミと人間の戦争。人間は人間を殺すなんてとんでもない!なんでそんなことするの!と憤りと憎悪を膨らませる人間たちと、生きるか死ぬかは人間次第で奴隷、獣としか扱われない自分たちの不安定な生活を守るために立ち上がったバケネズミたち。どちらも立場が違えば悪にも正義にもなる。業魔や悪鬼、バケネズミも全ては人間が作り出したもので、好き勝手してきたしっぺ返しと考えると怖くなる部分がある。

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    2025年09月29日
  • 新世界より(中)

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    中巻はサキたちが隠されていた事実を段々と知ることになったり、同じ班の仲間たちとの別れ、いつのまに消えた名前の無い友達の記憶等、心がギュッとなる場面が多かった。
    性描写は苦手なタイプの表現だったが、これがあるからこそこの世界の異様さが際立つのかなと。

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    2025年09月29日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    言いたいことがあったとしても、こんなやり方には賛成できないわ。もっと別の方法はないものだろうか。そもそも父親のことがなければ、こんなことにはならなかったのだろうけど。

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    2025年09月27日
  • 新世界より(中)

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    物語がどんどん進んでいく。
    中巻は下巻に比べてだいぶ薄いねと思ったけど450pもあった。
    あっという間に読み終えてしまって、これから下巻に突入。
    昨夜は夢にまで見てしまった。
    だいぶこの世界観に惹き込まれているようだ。

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    2025年09月27日
  • 新世界より(上)

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    上巻だけで500p近くある超長編
    『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を彷彿とさせる世界観だけど、それよりだいぶ読みやすい。
    『7SEEDS』とも似てるな。
    結末が想像できないけど、主人公の回顧録として描かれている以上、主人公が命を落とすことはないんだなと安心しながら読めるのもいい感じ。
    読み出したらあっという間に2時間とか経っていて、惹き込まれる。

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    2025年09月26日
  • 天使の囀り

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    冒頭はなんだか小難しい話かも……?と思いあまり読む手が進まなかったが、読み進めていくうちに面白くなっていった。あれ……?もしかしてこうなっちゃう……?という悪い予感が当たっていく感覚が気持ちよかった。謎が解けていく感覚と、絶望感、最高だが読み終わったあとはなんだか疲れた。笑面白かったです

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    2025年09月23日
  • 青の炎

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    家族3人で暮らす平穏な日々が元親の父が家に戻ってきたことによって陰鬱な日々に変わってしまう。
    そこで高校生で息子の秀一は完全犯罪の殺人計画を練っていくのだが、その作戦の立て方や葛藤など緻密に書かれていて読んでいくほど、主人公の気持ちに入っていって面白かった。
    殺人後の葛藤、家族や友達への愛情など、どんどん引き込まれて、すぐに読み終わりました。
    最後は辛すぎる結末だけど、それだけに印象に残る小説でした。

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    2025年09月21日