貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(上)

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    かなり昔に放送されてたアニメを観てたような…というおぼろげな記憶がきっかけになって手に取った一冊。
    この作者さんの作品はいくつか名前を聞いたことはあれど読むのは初めてで、とにかく理詰めで頭のいい人なんだろうな…って読み進めながら感じてました。あと、読者から来るであろうツッコミを先回りして潰しておく、みたいな文章やセリフが随所に見てとれてふふってなってしまう。見えない敵と戦うのは自分も日常生活でよくやっちゃうんだけど、それ削ったらもうちょいこの本薄くなったんじゃないかな…とか無粋なこと考えちゃってごめんなさい。

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    2026年02月19日
  • 新世界より(上)

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    難しい単語が多くて理解するのに時間がかかった
    後半は心拍数が上がる展開が多くてのめり込んだ
    中、下巻に期待したい!

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    2026年02月18日
  • 新世界より(下)

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    SFというか近未来ファンタジーというか グロテスクな近未来から退化した新世界冒険ファンタジーというようなものか。あんまり好きな世界じゃないね。

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    2026年03月14日
  • 青の炎

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    厨二病臭いとかは一旦置いて、初めて倒叙ミステリーを読んで掴まされた。

    家族を守る為に1人の男を殺した、高校生の主人公の論理に基づいた完璧な犯行。
    半分くらいから私自身、犯行が白日に晒されるのでは無いかと手に汗握り緊張状態で読み続けた。

    そんな犯人側の没入感を得られる読書体験が出来、完璧なタイトル回収をして終えている。
    人から貰った本はハズレが無い。

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    2026年02月15日
  • 天使の囀り

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    実際に存在する生き物から媒介する感染症によって次々と人が狂って行くお話。現実に起きそうなお話のためあっと合う間に引き込まれました。

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    2026年02月14日
  • 梅雨物語

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     ホラーよりミステリー色が強かったため、『秋雨物語』よりさらに読み進めやすかった。『ぼくとう奇譚』は想像すると気味が悪く、ホラー耐性が今よりない頃に読んでいたなら数日夢に出てきそう。『皐月闇』の読者にピンと来させるよう、徐々に真相に近づいてくる展開も堪らない。あれだけのことをしてもまた忘れ去られると思うと、痛快さより虚しさが勝ってしまうが。なんだかんだでずっと怖がりながらも著者既刊本をほとんど読めているので、『さかさ星』をスキップするかで迷っていたがトライしてみようか。

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    2026年02月13日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

     
    積み本から選んでみた、従来の貴志さんの不気味に構築された恐怖譚だろうと思ったがちょっと期待外れだった。
    一時、二重人格や多重人格の本や映画をよく見かけた。この本はその頃買ったのか、題名のせいか作者の貴志裕介さんの名前をみたからなのか、積んである理由は覚えていない。平成10年発行で12版になっている。人気があって重版になったのかもしれないので、読んでみた。

    加茂由香里は人の強い感情がキャッチできるエンパスだった。特殊能力があるための悩みがあったが、能力を使って心に障害を抱えることになった人々を助けられないだろうか。
    被災者を助けるボランティアを志して神戸に来た。

    両親のない少女が、阪神大

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    2026年02月12日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    本格的な密室殺人事件で面白かった。第58回日本推理作家協会賞受賞作(2005年)
    日曜日の昼下がり、株式上場を控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓は防弾ガラス、オフィスは厳重なセキュリティーを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の社長室の隣で仮眠をとっていた専務が逮捕されて・・・

    弁護士青砥純子と、防犯コンサルタント榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。


    エレベーターで12階に行くには暗証番号でしか動かない。そこに介護サービス会社の社長室、副社長室、専務室、各秘書の待機室があった。社長室、副社長室、専務

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    良い感じに日本ホラー!
    呪物っていかにもな感じですが、一つ一つにきちんと設定がされていて、それがストーリーに上手く組み込まれています。
    主人公が徐々に霊能力者を信頼していく過程が、ストーリーと見事に調和しながら動いていくのが良かったです。
    不審、疑心暗鬼、信頼、絶望。あらゆる暗い感情の渦巻く日本ホラーの良作です。少し長かったのと、呪物のくだりがやたら細かく、追っていくのが大変だったので星4にしましたが、最後まで飽きずに読み切れました。

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    2026年02月10日
  • 秋雨物語

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     怖がりの私には丁度良い塩梅のホラー短編集。人気の高い『フーグ』が1番ゾクっとした。眠ったらどこか知らない場所に移動してしまうという恐怖ときたら。悪夢の描写も恐ろしい。短いが『餓鬼の田』のうすら寒い怖さも秀逸。『こっくりさん』は展開が面白く一気読み。進一を馬鹿にする拓矢に少しの嫌悪感を覚えつつ、そういえば貴志祐介の小説の主人公ってこんなやつが多かったと思い出す。結局何を召喚したのかはっきりした記述はなかったが、世間一般的な感覚を持っていたのが面白い。今の子どもはこっくりさん知ってるのかな?

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    2026年02月08日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    『黒い家』があまりに怖かったので遠ざけていた作家だが、本作の評判から実はずっと読みたかった。
    愛する家族を地獄に突き落とす曾根を警察も誰も守ってくれない。ならば、自分で殺すと決意した秀一。怒りは最も熱い青の炎と化した。
    孤独な完全犯罪と孤独な終わり。ただ家族を守りたかった。

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    2026年02月06日
  • さかさ星

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    醸成された人の怨念がなによりも1番怖いかもしれない。本当に怖い。めちゃくちゃ怖かった。終盤の亮太の精神力は何?

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    2026年02月06日
  • クリムゾンの迷宮

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    人格とは、外界の状況、特に対人関係に対処するために習得する、いくつかの反応パターンの集積にすぎない

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    2026年01月30日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    長編だったがあっという間に読み終わってしまった!
    でも市松人形いろいろと謎が残ってる部分もあるので、続編があるのでは!と楽しみにしています!!

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    2026年01月27日
  • クリムゾンの迷宮

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    ものすごく面白かった。
    どんでん返しのようなものがあるわけではないが、インシテミルのような緊張感や恐怖があり、一つの物語として面白かった。
    主人公の心情描写というよりかは作品全体としての構想としての面白さがあって、久しぶりにことでの作品を読んだからか新鮮な感じがした。
    読後感も綺麗な終わり方だったと思う。
    とてもいい作品だった。

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    2026年01月27日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    またAudible。
    若かりし頃の読書体験で覚えている。
    当時話題だった馳星周の「不夜城」と一緒に買った「黒い家」。その後、「天使の囀り」、「クリムゾンの迷宮」にもハマった。
    著者の新刊を楽しみにするようになり、高まり過ぎた期待のせいかそこまで、、となり、その後「新世界にて」は素晴らしかったが、その後また停滞。
    そして、この「兎」 。これは傑作だ。
    やっぱり貴志祐介はすごい。

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    2026年01月25日
  • もの語る一手

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    タイトルどおり将棋にまつわるお話たちです。「おまえレベルの話はしてない」は別で読んだことがあったので流し読みでした。「桂跳ね」は史書の解説みたいで、読むのが苦しかったです。将棋のルールをそもそも知らないので、そこが分かればもっと楽しめたのかもしれません。全体としては満足です。

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    2026年01月25日
  • 新世界より(上)

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    後半につれ面白くなったという意見が多いみたいだけど、個人的には中盤が一番核心をついていて興味深かった
    物語の設定がすごく細かくて、なんだか大作の予感

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    2026年01月14日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    最終的には人間VSバケネズミの話になるんですかね?最初はとりとめのない存在だったものが、こうも存在感を放つとは。
    バケネズミは表面上へつらっているけれど、完全に手のひらの上で遊んでやるといった下剋上な感覚をひしひしと感じる。

    そして意外というか驚いたのが性的な部分。
    えっ…こんな普通に出てくるの!?と外で読んでたので思わず周囲を見回してしまった

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    2026年01月12日
  • 梅雨物語

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    3つのホラー短編小説。
    ホラーだがミステリー要素もあるのが良き!

    貴志祐介なので安心して読める。

    中でも『くさびら』は必読である、この話だけでも読めて良かった、ラストの展開が素晴らしい!

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    2026年01月10日