貴志祐介のレビュー一覧

  • ミステリークロック

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    ドラマ化もされていた防犯探偵シリーズの中短編集その1。一つは雑誌掲載時に読んでいたのか既読だったし、ドラマでも見た話だった。表題作は二転三転するのが楽しいのだが、トリックが複雑すぎて図解を見ても理解できた気がしないという難点あり。面白さの面では文句なし。

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    2021年02月09日
  • 狐火の家

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    4つの読切が収録されていて、すべて密室に関係する事件が起こる。
    コミカルな会話があって前作より軽く読めるなと思っていたら、最後にゾワっとさせられる話もあった。

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    2021年02月06日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    作家・貴志祐介のエッセイ集。初っ端ちょっとしたホラーよりも恐ろしいリアルな恐怖譚から始まり、どんな怖いエッセイなんだろうとビビリつつ読み進めると他はそんなに怖くなかったです(笑)。海外に行った時の話や野球の話、10枚の絵画についての筆者なりの解釈や、『新世界より』の時のインタビューなど色んなジャンルを詰め合わせた一冊でした。

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    2021年01月28日
  • 悪の教典(2)

    購入済み

    狂ってる

    原作、ドラマ、映画は未見ですが
    このコミカライズは非常によくできていると思います。
    狂気にあふれた描写は必見です

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    2021年02月07日
  • 狐火の家

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    表題作と、次の話がぞわっとくる。
    おぞましい生物とサイコパスを書くのが上手。
    榎本と純子のやりとりのコミカルさとのギャップがいい。
    読み終わってしばらくしても心に残る。

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    2020年12月16日
  • ミステリークロック

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    とんちんかんな順子の推理と、それにあきれる榎本のコンビが大好き。
    コメディ色満載の文章とはいえ、ミステリーのトリックはあきれるくらいすごい。
    表題作のミステリークロックなんて、時間の表記が太字だし
    絶対時計を使ったミステリーだってわかっているのに、
    あまりにも精工で精密なトリックにお手上げ。
    コメディとシリアスの塩梅がすごい。犯人の動機とか、人を人とも思わないトリックとか、そういった残酷さに冷水をぶっかけられたような余韻に浸る。

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    2020年12月16日
  • 悪の教典(1)

    nao

    購入済み

    映画から

    映画を見た後なので内容は知っています。とてもスリリングな内容となっています。日常生活からのスリリングさはとてもギャップになっています。刺激的な物語が好きな人はどうぞ。

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    2020年12月08日
  • 鍵のかかった部屋

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    青砥と榎本のコンビがすごく好き。
    特に青砥のトンチンカン推理に呆れる榎本の姿を楽しみにしてしまう笑
    貴志祐介にしては軽い内容で、所々クスッと笑えるところがありながらも、人を人とも思わないトリックや、闇深い動機にはゾクっとする。
    密室の解き方が一筋縄ではいかないものばかりで、すぐ説いて欲しい他人にはお勧めしない。
    わたしはこの世に天才的な名探偵なんていないと思うから、トライアンドエラーなこの作品が好き。

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    2020年10月12日
  • 悪の教典(2)

    購入済み

    問題が起きると解決する為に排除するという思考回路がヤバいです。完全にサイコパス。ハスミン以外の教師も異常者多数で、この学校おかしい。本性を表して来たハスミンが恐ろしいがゾクゾクします。

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    2022年09月28日
  • 鍵のかかった部屋

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    怖いミステリーが苦手な私としては、青砥弁護士と榎本さんの掛け合いがほっこり出来て安心する。榎本さんのジワジワ推理で追い詰めていくところが、もどかしくもあり、ドキドキさせられて読んでいて楽しいです(*´∇`*)

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    2020年09月28日
  • 悪の教典(1)

    AKI

    購入済み

    やっぱり面白い

    映画、原作読破済みです。
    原作だと長めの心情描写が入っていて読むのに時間がかかる場面も、
    漫画なのでサクッと読めるので小説苦手だけど貴志作品が気になる方にもオススメです!

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    2020年09月16日
  • 黒い家

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    愛着のある本。サイコサスペンスに目覚めたきっかけでもあるし、オカルトが苦手な事を気付かせてくれた恩師改め恩本でもある。

    保険金殺人がテーマ。脳内再生は大竹しのぶで間違いないし、その流れで是非映画も見てもらいたい。
    彼女の演技が本当に怖い。

    人の闇って計り知れない。ひょんなきっかけで、自身もその闇に飲み込まれてしまうのやもしれない。考えるだけでぐずってしまいそう

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    2025年12月18日
  • 天使の囀り

    購入済み

    アマゾンこわい

    緻密な描写がリアリティを醸し出していました

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    2020年06月08日
  • 悪の教典(1)

    購入済み

    原作とはまた別の面白さ

    ベストセラーの原作とはまた別の面白さを持ったコミック。
    コミカライズが陥りがちの、セリフが長くなったり地の文が多くなる という問題点もなく、テンポよく原作にほぼ沿った形で物語が進んでいっている。

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    2020年06月07日
  • 狐火の家

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    ありとあらゆる可能性を一つずつバサバサ切り捨てていくこの感じが、独特のテンポ感を生み出してるんだな。いよいよ次は、ラスボス...!

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    2020年02月24日
  • 悪の教典(1)

    ネタバレ 購入済み

    ハスミン

    原作を知っているのでこれから恐怖の始まりだなとはわかるのですが、1巻ではただただハスミンが神ティーチャーってことしかわかりませんでした笑。

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    2020年01月29日
  • 新世界より(下)

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    おもしろかったー! そして疲れた。 疲れきってレビュー忘れてた。 中巻以降は息つく暇もない怒涛の展開だから文量どれだけあっても全然苦じゃないけど、足りない頭フル回転で読んでたし、ちょっと気抜くと置いていかれる。 頭の中で早季たちの世界を少しずつ思い浮かべて、どんどん想像を広げていって、気分的にはあさのあつこさんのNo.6を読んだときみたいな。 読み終わってしばらくたったけどまだ頭のなかにちゃんとあるんだよね、みんなの世界の風景が。 こういうのが本当に楽しいから、本読むの好きでよかったなあとつくづく思う。

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    2025年08月13日
  • エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く

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    "小説家を目指す人への指南書。
    本書で紹介されている本をまず読む。
    著者の作品である 黒い家 を本日購入、読み始めたところ。
    素直に読者として物語に引き込まれてしまっている。
    当初は、本書にあるような日本語の使い方や会話文、間の取り方など意識して読みたいと思っていた。そういえば冒頭に「ディバイダー」という文房具が登場するが、私は何のことなのかわからない代物だった。
    本書のどこかに、無駄に難しい漢字やわかりにくい小道具を登場させ読者に疑問を持たせてはいけないような趣旨が書かれていたが、このディバイダーもそれにあたりませんかね?とおもいました。

    と、書いたものの、ディバイダーという文房

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    2018年11月25日
  • 新世界より(中)

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    寝る間も惜しんで本を読んだのは本当に久しぶり! 普段読まない人におすすめしやすい本ではないけど、好きな人とはとことん語り合いたい作品。 薄気味悪い街の本質が少しずつ見えてきて、これってもしかして? と背筋に薄ら寒いものを感じながら読み進めて、読んでる最中ずっとなんとなく頭の中に未知への恐怖や疑念や違和感? みたいなものがあるのに、その感覚が全く不快じゃない。 むしろ嬉しい。 全部ひっくるめて期待感になる。 それがこの作品のもつ魔力だと思う。

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    2025年08月13日
  • 新世界より(上)

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    いっそ面倒になりそうなくらい徹底された世界観なのに、読んでると一瞬で引き込まれる。 怖いくらい。 アニメをみればこの世界の視覚情報は一瞬でつかめるんだろうけど、文字だけを必死に追って町の情景や早季たちの駆ける姿を想像するのが楽しくてしかたなかった。 明日も仕事なのにやばいなーと思いながら徹夜で読んで、やっぱりやめときゃよかったって思いながら眠い目こすって通勤して、でも上巻読んだら中巻が待ってる、中巻読んだら下巻…… って、読んでるあいだずっと寝不足。おもしろい本読んで寝不足って人生これ以上の幸せあるかいな。

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    2025年08月13日