貴志祐介のレビュー一覧
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ネタバレAudibleにて。
密室を舞台にした本格ミステリー小説。
前半と後半で全く違う2部構成になっている。
第1部は、防犯コンサルタントの探偵と女性弁護士コンビが密室殺人の謎を解いていく。
防犯の勉強にもなり興味深い。
密室トリックにあまり興味がないせいか、トリックを1つずつ潰していく過程が長く感じる。
不正解のトリックはもう少しサラッと進んで欲しいと思ってしまう。
第2部は、急に変わって倒叙形式になる。
誰からも嫌われている傲慢な人間の心理描写の倒叙は大好きなんだけど、同情を誘うような心理の倒叙はあまり好きではない。
あまり好きなタイプではなかったものの、先が気になり一気に読んでしまった -
Posted by ブクログ
下記の4つの短編からなる小説
わからないから怖い、ではなくわかるから怖いが特徴
すべてが明らかにされた後の方が怖さが込み上げてくる
【餓鬼の田】◯
あんま覚えてないけど餓鬼として前世の業を背負って生きるイケメンの話?
【フーグ】◎
最後の展開に本格ミステリーを読んでいるかのような満足感がある
【白鳥の歌】△
自分には合わない作品だった
【こっくりさん】◎
ロシアンルーレットこっくりさん
主人公を含めた小学生4人が未来に絶望し、始めるもの
誰かが犠牲になるが、残った人には未来を一変させるような天啓を与えられる
主人公を含む残った人のその後の人生が描かれるが、本当に幸せになることはできたのか?
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Posted by ブクログ
鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の -
購入済み
狂った将棋士の終着点
全体としてはハラハラ、ドキドキの様なミステリーを読んでいる様な感覚ではあるが、ファンタジーとしても読み取れるので好みが分かれる物語であった。
突如「ダークゾーン」という世界に連れてこられた主人公。他にも連れてこられた人たちの姿を見ると異形。火を吐くドラゴン、巨大な鳥、イソギンチャクの様な軟体。そこで役職を与えられたリアル殺し合いゲームがスタートする。
そんな中、時折思い出す現実世界での出来事。
その出来事はもう事件のニオイがプンプンとしてくるわけで。
徐々に明らかとなって行く事件の真相に、いつしか読む手が止まらなくなっていった。