貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の -
購入済み
狂った将棋士の終着点
全体としてはハラハラ、ドキドキの様なミステリーを読んでいる様な感覚ではあるが、ファンタジーとしても読み取れるので好みが分かれる物語であった。
突如「ダークゾーン」という世界に連れてこられた主人公。他にも連れてこられた人たちの姿を見ると異形。火を吐くドラゴン、巨大な鳥、イソギンチャクの様な軟体。そこで役職を与えられたリアル殺し合いゲームがスタートする。
そんな中、時折思い出す現実世界での出来事。
その出来事はもう事件のニオイがプンプンとしてくるわけで。
徐々に明らかとなって行く事件の真相に、いつしか読む手が止まらなくなっていった。