貴志祐介のレビュー一覧

  • ミステリークロック

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    表題のミステリークロックに関しては私の理解力の問題なのでしょうが、トリックが複雑すぎて途中から完全に理解することは諦めて読みました。お話としては面白いが、少々クドかった。

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    2026年01月29日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    わたしたちって、古代人としてこの本に登場してる?
    というか、1番最後の終わり方って・・・
    え、年齢的には中学生だよな?初めてなのに凄すぎんか。
    とりあえず全体的には面白いので下巻行ってきます。教育委員会こわすぎ。

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    2026年01月27日
  • 天使の囀り

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    自分が最も好きな小説の著者の作品で、どんな感じなんだろうと思っていたが、思っていた感じとは違うかった。
    もしもの世界系で、内容自体が生物学の領域で難しかったし、もし仮にそんなものが出てきたら怖いだろうなというのが浅いながらも一番最初に抱いた感想だった。
    最近どんでん返し系を読みすぎてどんでん返しじゃなければ少しがっかりしてしまう自分がいることに気づいたが、小説にもいろんな楽しみ方、ジャンルがあって読書体験はさまざまだということを思い出させてくれた。
    内容としては勉強になったというか知見が深まった気がしてとても面白かったが、貴志祐介の作品で自分の好きな人間の怖さ的なものではなかったので、評価とし

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    2026年01月26日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    すんごくバラエティに富んだアンソロジー。目当ての貴志作品は動物ホラーミステリで良!他作品では明治モダンホラー「お家さん」が抜きん出ていた。

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    2026年01月26日
  • もの語る一手

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    八人の作家の手による将棋がテーマの作品を集めたアンソロジー。
    ホロリとくる話から胸糞が悪い話、ミステリ調のものから時代ものまでバラエティに富んだラインナップ。

    好きなのはジワリと温かい気持ちになる青山美智子さんの「授かり物」と、棋士になる夢を捨てきれなかった男を描いた橋本長道さんの「なれなかった人」。
    装画が伊奈めぐみさんというのも将棋アンソロジーにぴったりでした。

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    2026年01月24日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    酷い評価を見て逆に気になって読んだ。
    思ったよりは面白かった、雀蜂の恐怖は伝わったしヒトコワ要素もまあ怖かった。
    70歳のキチガイおじいちゃん頑張ってたわ。

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    2026年01月22日
  • 罪人の選択

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    終戦の翌年、磯部は佐久間に殺されようとしていた。佐久間の出征中、その妻を寝取ったためだ。
    磯部の前に出されたのは、一升瓶と缶詰。一方には猛毒が入っている。どちらかを口にし、生き延びられれば罪は許されるというが……。(『罪人の選択』)


    貴志祐介さんの短編集。四作収録で、表題作は日本が舞台のミステリですが他三作はSFです。

    特に気に入ったのは『呪文』という話。星間企業が支配する世界で植民惑星の調査をする男を主人公とする物語で、調査中の惑星の住民の思想や民俗などが興味深い。

    『赤い雨』も良かったです。正体不明の微生物「チミドロ」により浅く染められ蹂躙された世界の話。生物学などは詳しくないです

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    2026年01月18日
  • 青の炎

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    倒叙ミステリーという分類らしい。始めの20ページほどは全くと言って良いほど進まなかった。本など文字を読むだけではないかと言われそうだが、頭の中に文字や言葉が入って来ないのだ。しかし、50ページ、100ページと読み進めるうちにドンドンと物語に入り込みページを捲る手が止まらなくなって行く。犯人である主人公の心情に引き込まれ、考えに共感していく。結構、重めの話です。

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    2026年01月18日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。色々な怖さがありました。不思議な雰囲気があるもの。だんだんと恐怖が迫ってくるもの。恥ずかしながら「ホラー言えば幽霊や殺人鬼もの」と思っていたけど、もっともっと幅広いジャンルでした。

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    2026年01月18日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    エンパスという能力者的な話はあまり好きではないが、これはそれなりに楽しく読めた。ホラー要素もちょいうすめ。

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    2026年01月17日
  • 新世界より(中)

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    世界の歪みが徐々に輪郭を帯びていく。
    中巻なので、展開は淡白。
    緊張感は抑えられており、読書体験というより映像作品を静かに見ている感覚に近い。

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    2026年01月11日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ホラーとなっているが、貴志氏の作品はホラーも多いのでホラーと書いたほうが売れるのか?でも全くホラーではない。
    叔父の死に関わる犯人探し。まぁミステリーですね。

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    2026年01月11日
  • 新世界より(上)

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    ファンタジーとして人気のある作品なので手を出したのだけど、まったく入り込めず……なんでそんな人気作にランクインしてるの??と何度か読むのやめようと思いつつ感想見てると、最初の方は酷評されてたので、ここを通り過ぎるまで頑張ろう!と読みました。


    本当に感想の通り、途中からはスルスルと読めるようになりました

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    2026年01月10日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    怒りについての対比がおもしろい。
    赤の炎は突発的で温度が低い怒り。殺人で言えば衝動的。量刑も軽い。
    対して青の炎は内側でたぎる凄まじい怒り。計画的殺人がこれにあたる。殺人の計画を立てる過程で何度も正気に戻る瞬間はあるだろうが、それでも実行に向かえる確固たる意志。
    本主人公は、貴志祐介の他作品で描かれるようなサイコキラーではなく、ごく普通の感覚を持っている高校生のように見える。それでも殺人に漕ぎ出そうとする強い復讐心も際立っていたし、『山月記』の虎に準えて人殺しになってしまった自身への嘆きもひしひしと伝わってきてよかった。

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    2026年01月05日
  • クリムゾンの迷宮

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    私事で恐縮ですが、仕事中、眠くなるとよく営業車を停めて昼寝をすることがあります。←
    わずか15分くらいですが、起きると自分が一瞬どこにいるかわからなくなるときがあるのです。
    目覚めて本書のようにバングルバングルだったらパニックになるでしょうきっと。

    バングルバングルを検索すると、たしかに表紙のような風景が見られます。火星?!と思うのも不思議ではありません。
    とにかく先が気になって一気に読み進めますが、途中で気がつきました。あ、読んだことあるやつだ…。
    はい、久しぶりに楽しめました。

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    2025年12月21日
  • 怪と幽 vol.010 2022年5月

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    特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
    今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛け

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    2025年12月17日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    え?
    最後にえ?ってなった。
    え? 結局、三沢と夢子は不倫?
    ともやは夢子を殺そうと?
    何が本当で何が嘘かわからなかった。
    とりあえず蜂はこわい。

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    2025年12月16日
  • 悪の教典(下)

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    人物形成の説明として必要だったのか、途中まで過去回想がちょこちょこ入って来て鬱陶しいが、殺戮が始まってからは先が気になり一気に読む。

    ただ、いろいろ伏線と思わせる事を張っといて、回収しないで(?) やや尻切れトンボで終わる。
    ・躊躇した女の子→何故躊躇したんだ?
    ・カウンセラーの先生→結局何もない(笑)
    ・ボクシング経験のある退学した男子→あっけない、普通彼がなんらかのキー・パーソンと思うでしょ!?
    ・あの後書き的な小噺は一体何に??

    仮に精神的に問題があったとしても、これだけの殺戮をやったら無罪はありえんだろう。

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    2025年12月15日
  • 悪の教典(下)

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    必要なしとしたのかわかりませんが、全体的にカタルシスがなかったなという感じでした。
    ハスミンのイカれっぷりを楽しむものってことなら後半はイマイチ。 女子生徒を殺すのを躊躇ったことがその後特に何にもつながらずに終わったことや、
    無駄に関係性の進展をほのめかして何もなかったカウンセラーとのくだり、意味ありげだったのに大して意味もなかったカラスの描写など、消化不良要素がチラホラあったんじゃないかと思います。
    ただ最近でここまで先が気になって一気読みしたものはなかった。
    あとがきは普通に引きました。

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    2025年12月15日
  • 悪の教典(上)

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    『黒い家』が今年読んだ中で一番おもしろかったんで、同じ作者で同系統の小説を探したことろ本作を推奨された。

    正直、上巻を読み終わった時点での評価は『黒い家』を10としたら6.5ぐらい。学校を舞台にしてるんで必然的に登場人物が多く全体像が掴みづらい。こういう小説ほど登場人物紹介図があって欲しいんだが、、新しい登場人物が出てくる度にイライラする…読み進める内に分かるだろう(?) 的な考えなのか。。今のところ物語の進行はかったるくワクワク感は薄い。無理に残酷、非情展開にしようとしてる?

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    2025年12月11日