貴志祐介のレビュー一覧
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『将棋は決断のゲームである…決断をテーマに書かれた一挙8編の短編集』という紹介文に惹かれて読みました。
将棋は子供の頃に親に教えてもらって2、3度指したことがある程度でほぼルールも難しいことも分からない状態で読みました。分かってた方が面白いんだろうなぁと思う物語もありましたが、全体的に、話の筋に関わる程度に上手に解説が挟まっていて、あまり調べたりせずに理解でき、読み進めることが出来ました。
強く印象に残ったのは、葉真中顕さんの『マルチンゲールの罠』、白井智之さんの『誰も読めない』でした。
『マルチンゲールの罠』は、最後の最後で、見えている世界がグルンとひっくり返るような感覚がお見事で、読み終 -
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1996年第3回日本ホラー小説大賞佳作
貴志さんの作品の中で「青い炎」「黒い家」に次いで好きだった記憶ですが、未レビューだったので再読してみました
多少は記憶に残ってましたが、阪神淡路大震災に影響されていることはすっかり失念していました
幽体離脱の経験がある少女は12の人格を持つ
大地震の後イソラと呼ばれる新たな人格が出現
彼女を救おうと奮闘するエンパスの女性
大震災の時亡くなった精神科医の女性の存在
彼女と共に幽体離脱の研究をしていた研究者
十三番目の人格は幽体離脱している時に震災にあい、戻る身体を無くしてしまった女性のものだった
大地震という災害からくる精神への影響
ホラー的だけど多 -
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ネタバレAudibleにて。
密室を舞台にした本格ミステリー小説。
前半と後半で全く違う2部構成になっている。
第1部は、防犯コンサルタントの探偵と女性弁護士コンビが密室殺人の謎を解いていく。
防犯の勉強にもなり興味深い。
密室トリックにあまり興味がないせいか、トリックを1つずつ潰していく過程が長く感じる。
不正解のトリックはもう少しサラッと進んで欲しいと思ってしまう。
第2部は、急に変わって倒叙形式になる。
誰からも嫌われている傲慢な人間の心理描写の倒叙は大好きなんだけど、同情を誘うような心理の倒叙はあまり好きではない。
あまり好きなタイプではなかったものの、先が気になり一気に読んでしまった -
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鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の