貴志祐介のレビュー一覧

  • サイドストーリーズ

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    鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
    一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
    皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
    街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
    同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
    心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
    平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
    ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
    雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
    落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
    オレンジの水面(『北天の

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    2024年10月06日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    家での自分、外での自分。意識的であればコントロールできるかもしれないが、これは無意識の中のお話。人の感情を読み取りすぎてしまうことの辛さと、その力が少し欲しいと思ってしまった。

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    2024年10月04日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    大量のスズメバチに襲われる描写が生々しくて恐ろしかった。奥さんだか彼女だかに命を狙われる状況をすんなり受け入れていて違和感を覚えたが、そういうオチなら仕方ないかと納得できた。担当の植武さんが可哀想。

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    2024年09月19日
  • 雀蜂

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    主人公が目覚めると、スズメバチと一緒に冬の山荘に閉じ込められていた。過去にスズメバチにささせた事がある為、スズメバチに刺される訳にはいかない。スズメバチとの死闘を描いたハラハラサスペンスで、ラストは予想もできない展開でした。

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    2024年09月01日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    前半の推理パートは立てる仮説がおもしろくてページを繰る手が止まらなかった。

    秘書3人が変装するトリックや、コマ撮りの隙を狙って部屋に入るとか、没トリックにしては質が高くて思わず納得してしまう。

    しかし、後半はあまり楽しめなかった。
    犯人の背景を細かく書いていくに連れて動機の納得感が薄れていく。

    前半であれだけ動機について議論しておいて結局は強盗殺人って、そりゃないぜ。

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    2024年08月05日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    後半の展開が思っていたのとは違っていて、かなりファンタジー要素が強かったです。もう少し多重人格者について掘り下げた方が、物語としても深まったのではないかと思います。

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    2024年07月28日
  • 雀蜂

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    ホラーミステリー作家、安斎智哉が別荘である山荘で蜂に襲われる話。
    鉢の生態の勉強になるが、物語は布石もあったことまあるが、あまり満足できなかった。
    …とはいえ、作者の作品は好きなので、堪能できました!

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    2024年07月26日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    「黒い家」とは趣向の異なる超能力系ホラー。でも、これはこれで面白い。

    主人公がエンパスであるという設定からして、好き嫌いは分かれると思うが、「黒い家」でも感じた何か(オバケというより恨みや殺意みたいな人間のもつ負の感情)に追われる恐怖の描き方や、物語を彩る小ネタ(この本では漢字源、精神医学、心理学、薬学など)が秀逸で、どんどん読み進めてしまう。

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    2024年07月25日
  • ダークゾーン【上下 合本版】

    購入済み

    狂った将棋士の終着点

    全体としてはハラハラ、ドキドキの様なミステリーを読んでいる様な感覚ではあるが、ファンタジーとしても読み取れるので好みが分かれる物語であった。
    突如「ダークゾーン」という世界に連れてこられた主人公。他にも連れてこられた人たちの姿を見ると異形。火を吐くドラゴン、巨大な鳥、イソギンチャクの様な軟体。そこで役職を与えられたリアル殺し合いゲームがスタートする。
    そんな中、時折思い出す現実世界での出来事。
    その出来事はもう事件のニオイがプンプンとしてくるわけで。
    徐々に明らかとなって行く事件の真相に、いつしか読む手が止まらなくなっていった。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年06月18日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    うーん中盤まではすごい面白かったけど犯人の動機パートが長すぎてつまんなかったっし 探偵役がラストの推理パートでイキリすぎてなんか嫌だった

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    2024年06月05日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    多重人格の千尋が持った13番目の謎の人格が実は恐ろしいものだった、という話。由香里の持つエンパスの力がなければ、最後の不気味な終わり方にはならずハッピーエンドですんだかもしれない。犯人は死んだが、その犯人に影響された他の人格がその後どうなってしまうのか…もしかしたら最終的には千尋自身も排除されてしまうのでは?そこまでグロくなく、話としては面白かった。悪の祭典や他の話でも心理学の話がよく出てくるなぁ。
    (読書メーターからの転記)

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    2024年06月03日
  • ミステリークロック

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    こてこてのトリック小説です。
    好きな人は多いんだろうけど、推理に偏りすぎて、人の思いや感情が浅い気がしてしまいました。
    貴志さんの作品なので期待しすぎだかもしれません。
    貴志さんの黒い家は私的に最怖。

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    2024年05月31日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    ネタバレ

    中学生からたくさんの本を読んでいて、いいなぁと思った。

    8年間サラリーマンとして働いて、
    それでも小説家になりたいという夢を捨てきれないとかすごい
    わたしも本に関わる仕事がしたいなー校閲とか校閲とか校閲とか

    この人はやっぱり頭が良いということがわかった。

    もっと本を読んで、想像力を豊かにしよう、と思った。
    これ以上想像力豊かになったら、何にもなくてもトリップできちゃうわ

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    2024年05月21日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    人の強い感情を読み取るエンパスの主人公が多重人格者の中学生と出会って…
    謎の人格磯良の正体が分かってからの疾走感と手に汗握る展開にページをめくる手を止められなかった。天使の囀りの直後に見たせいか、筆者のホラー作品の中盤から登場する頼り甲斐のある専門家死にがちなのでは?

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    2024年05月18日
  • 罪人の選択

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    ネタバレ

    薄味な作品集。4作品が収められているのだが、良かったのは『呪文』くらいで、ほか3作品はひねりなくサラッと終わるので物足りない。
    ジャンルも統一性がなく、SF3作+ミステリ(サスペンス?)1作。発表期間も古いものは1987年、新しいものは2017年ということで、何とも寄せ集め感が。

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    2024年05月05日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    【2024年103冊目】
    目を覚ますと寝室には妻の姿がなかった。耳に聞こえて来たのは耳障りな羽音――刺されると死ぬ、逃げなければ、生きなければ。犯人は姿を消した妻なのか、一体どうして…。雪山の山荘で繰り広げられる蜂との攻防の末に辿り着く結末とは。

    ハラハラはしましたが、ちょっと「ありえないのでは?」という設定もあったように思います。実際に雪山の山荘の中で大量の蜂に対峙したことがないので、深層心理については何とも言えないところがありますが。

    あと、他人の二次創作するには作家さんに経緯を払いなさいよ…と思いました。そんな設定ガン無視した二次創作を作家本人(妻)の了承もなく書く?!絶対別れた方が

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    2024年04月28日
  • 狐火の家

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    以前の硝子のハンマーの続編
    榎本と青砥のコミカル?独特なやりとりが短編集となって繰り広げられている。
    前回のように多く絡んでいるわけではないが、お互い持ちつ持たれつのような関係性にも見える。

    特にだが狐火の家のラストはショッキングだった。まさかこんな終わり方をするとはと何とはなしにひぐらし業を思い出してしまった。

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    2024年04月13日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    阪神大震災直後の神戸が舞台。
    多重人格の女子高生『千尋』と、人の強い感受性を読み取る能力を持つ『由香里』を中心として展開するホラー小説。
    千尋の中の13番目の人格『磯良』が出現すると、千尋と由香里に関わる人々に不可解な出来事が次々に起こる。
    『磯良』はなぜ現れたのか。そしてその目的とは何か。

    多重人格と怨霊をミックスした、オカルト寄りのホラー。ラストはゾクっとする結末で、その後を想像すると絶望的な気持ちになる。
    『黒い家』『天使の囀り』を読み終えていた為、本書はホラー小説としては全体的にマイルドな印象を持った。

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    2024年04月12日
  • ダークゾーン 下

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    将棋をモチーフにした命懸けのゲームが展開される。手に汗握る頭脳戦や心理戦が読んでいて楽しかった。現実世界での種明かしも、成る程なとなり上手く纏っていた。

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    2024年03月20日
  • 我々は、みな孤独である

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     7年ぶりの長編小説なのだが、投げっぱなし感が残る。
     探偵小説を読んでいたら、いつの間にか宇宙の真理になっていた。

     「誰が自分を殺したのかを調べてほしい」
     月々の家賃にも困っている探偵事務所の茶畑に、そんな依頼が持ち込まれた。
     相手は一代でのし上がった巨大自動車メーカーの社長。
     金払いはいい。
     しかし、前世の記憶が蘇り、過去に自分は誰かに殺されたのだという。

     江戸時代頃の事件を調べているうち、茶畑自身も知りえない記憶が蘇る。
     並行して、従業員の金の持ち逃げから、旧知のヤクザからも目を付けられることになり、さらに麻薬カルテルからも狙われる。

     そして、2011年3月11日、

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    2024年03月17日