貴志祐介のレビュー一覧

  • 罪人の選択

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    ネタバレ

    薄味な作品集。4作品が収められているのだが、良かったのは『呪文』くらいで、ほか3作品はひねりなくサラッと終わるので物足りない。
    ジャンルも統一性がなく、SF3作+ミステリ(サスペンス?)1作。発表期間も古いものは1987年、新しいものは2017年ということで、何とも寄せ集め感が。

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    2024年05月05日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    【2024年103冊目】
    目を覚ますと寝室には妻の姿がなかった。耳に聞こえて来たのは耳障りな羽音――刺されると死ぬ、逃げなければ、生きなければ。犯人は姿を消した妻なのか、一体どうして…。雪山の山荘で繰り広げられる蜂との攻防の末に辿り着く結末とは。

    ハラハラはしましたが、ちょっと「ありえないのでは?」という設定もあったように思います。実際に雪山の山荘の中で大量の蜂に対峙したことがないので、深層心理については何とも言えないところがありますが。

    あと、他人の二次創作するには作家さんに経緯を払いなさいよ…と思いました。そんな設定ガン無視した二次創作を作家本人(妻)の了承もなく書く?!絶対別れた方が

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    2024年04月28日
  • 狐火の家

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    以前の硝子のハンマーの続編
    榎本と青砥のコミカル?独特なやりとりが短編集となって繰り広げられている。
    前回のように多く絡んでいるわけではないが、お互い持ちつ持たれつのような関係性にも見える。

    特にだが狐火の家のラストはショッキングだった。まさかこんな終わり方をするとはと何とはなしにひぐらし業を思い出してしまった。

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    2024年04月13日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    阪神大震災直後の神戸が舞台。
    多重人格の女子高生『千尋』と、人の強い感受性を読み取る能力を持つ『由香里』を中心として展開するホラー小説。
    千尋の中の13番目の人格『磯良』が出現すると、千尋と由香里に関わる人々に不可解な出来事が次々に起こる。
    『磯良』はなぜ現れたのか。そしてその目的とは何か。

    多重人格と怨霊をミックスした、オカルト寄りのホラー。ラストはゾクっとする結末で、その後を想像すると絶望的な気持ちになる。
    『黒い家』『天使の囀り』を読み終えていた為、本書はホラー小説としては全体的にマイルドな印象を持った。

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    2024年04月12日
  • ダークゾーン 下

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    将棋をモチーフにした命懸けのゲームが展開される。手に汗握る頭脳戦や心理戦が読んでいて楽しかった。現実世界での種明かしも、成る程なとなり上手く纏っていた。

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    2024年03月20日
  • 我々は、みな孤独である

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     7年ぶりの長編小説なのだが、投げっぱなし感が残る。
     探偵小説を読んでいたら、いつの間にか宇宙の真理になっていた。

     「誰が自分を殺したのかを調べてほしい」
     月々の家賃にも困っている探偵事務所の茶畑に、そんな依頼が持ち込まれた。
     相手は一代でのし上がった巨大自動車メーカーの社長。
     金払いはいい。
     しかし、前世の記憶が蘇り、過去に自分は誰かに殺されたのだという。

     江戸時代頃の事件を調べているうち、茶畑自身も知りえない記憶が蘇る。
     並行して、従業員の金の持ち逃げから、旧知のヤクザからも目を付けられることになり、さらに麻薬カルテルからも狙われる。

     そして、2011年3月11日、

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    2024年03月17日
  • 狐火の家

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    著者買い。読んで気付いたのがシリーズ第二弾だったということ…。しかしながら短編集なので楽しめた。3,4話になるとだんだん密室に飽きてきた自分がいた。後半の話は意外とコメディタッチなのが多く新たな著者の一面を知れた。

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    2024年02月22日
  • ダークゾーン(下)

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    ネタバレ

    感想
    だんだん本を読んでいるというより、誰かがゲームをしているのを見ている感覚になってくる。ゲームと同時に現実世界がどうなっているのかも気になる。

    最後は救いようもない結末の上に無限ループ。。。作者容赦なし!

    あらすじ
    第四局、五局と進み、主人公が追い込まれて行く。現実世界の話からは、塚田は生き残り、棋士にはなれなかったとあるので、ちゃんと現実には帰れたのだろう。

    終盤に向かうに連れて、物語の全容と塚田、理沙、奥本がどうなったのかが明らかになる。

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    2024年02月08日
  • 罪人の選択

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    罪人の選択
    普通にミステリとして面白かったです。
    呪文、赤い雨
    とちらもSFで、状況が理不尽で過酷なのも共通ですが、赤い雨のほうが良かったです。

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    2024年01月21日
  • 我々は、みな孤独である

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    そういう考え方もあるんだな〜と納得しました。
    全ての人間が、自分であり、過去であり、未来である。
    他人に対して優しくなれそうな感じ。

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    2024年01月03日
  • 罪人の選択

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    ネタバレ

    「罪人の選択」は、最後どんでん返しが起きて面白かった。

    「赤い雨」はディストピアな感じが好きだった。 

    「夜の記憶」は訳がわからなかった。

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    2023年12月17日
  • ミステリークロック

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    最初のゆるやかな自殺は、最後の謎解きにへぇとなったが、ミステリークロックは時間とか時計がイメージできず。

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    2023年11月25日
  • 鍵のかかった部屋

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    榎本と純子の掛け合いがいい!

    ドラマを観ていて、ずっと気になっていたから
    読んでみて、とても面白かった。

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    2023年11月18日
  • ミステリークロック

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    ※4篇収録の単行本を読みましたが、文庫版しか見当たらなかったのでこちらに感想を書いています。文庫版は2篇収録なのですね。


    ハヤカワミステリマガジンで評価が高かったので、内容を知らずに読んだところ・・
    以前大野智さん主演でドラマ化された「鍵のかかった部屋」の榎本さんシリーズの短・中編集だった。
    表題の作品はトリックが私には難しすぎて読むのが少ししんどかった。よくこんなこと思いつくなぁと感心。
    その次の「コロッサスの鉤爪」が分かりやすくて面白かった。
    弁護士の青砥さんはドラマと違ってなかなかのポンコツ振りだが、ミステリーを深く考察せずに読み進める私としては青砥目線で真相を知ることができて楽しめ

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    2023年11月11日
  • 雀蜂

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    さらさらと読みやすい三流パニックホラー。
    ミステリーとも言えるのだろうか。
    そこそこ楽しめたが、貴志祐介にしては片手間で書いた感が否めない。
    それにしても雀蜂は人を殺せるほど恐ろしいが、やはり一番不可解で恐ろしいのは人間だろうか。
    貴志祐介の力量を考えると劣ってしまうが、普通に読んで楽しめる小説だとは思う。

    ★3

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    2023年10月26日
  • 雀蜂

    購入済み

    そう来たか~

    特に難しいことも無く、スラスラと読み進めることができました。
    吹雪の中、山荘に閉じ込められた主人公を襲う雀蜂の群れ。一緒にいたはずの妻は姿を消し、そこにあるはずの様々な物が無くなっている。雀蜂の毒にアレルギーを持つ主人公は生き残りをかけて雀蜂との闘いに臨む。
    だが、なぜ冬山の山荘に雀蜂が、そして妻はどこに...。
    謎が増殖していく中、創意工夫を凝らすのですが。正直言って今一つ盛り上がりに欠けた肩透かし、ご都合主義なラストでした。
    もちろん私に合わなかっただけかもしれません。
    ただ物語全ての謎をはっきりさせて終わらせて欲しい、という方にはあまりおすすめできないかも。
    序盤の展開はスゴく良かったの

    #ドキドキハラハラ

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    2023年10月10日
  • 雀蜂

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    長い移動時間が見込まれるけど、ハードカバーの本を持ち歩けないので、文庫本を手に取った。
    蜂の襲撃も恐ろしいが、恐るるべき事態はもっと別にあったということ。道端で、蜂に出会っただけでも、ビクビクする私は、蜂の大群に向かって行く勇気は持てないだろう。

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    2023年09月26日
  • 狐火の家

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    1作目の「硝子のハンマー」が
    面白かった。
    ちょっと短編集だったので、
    えっと思ったが、やはり面白い。
    よくこれだけのトリックが
    考えれるな。

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    2023年09月20日
  • 鍵のかかった部屋

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    ネタバレ

    ⭐️2.8

    読み終わって気が付いたがシリーズ3作目だった笑
    よくやってしまう。
    短編集なので問題なかったけど。
    うーん。貴志さんの作品だということで期待し過ぎていたのかハマれなかった。
    榎本や純子のキャラ設定もいまいちだし、トリックは現実的じゃなく強引に密室を作っていて文章で理解するのが難しかった。
    ドラマ化しているので映像なら楽しめたかもしれない。最後の『密室劇場』は爆笑らしいがつまらなくて途中で投げた。
    貴志さんの作品は大好きなので他の榎本シリーズに期待したい!

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    2023年09月11日
  • 罪人の選択

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    ミステリー、サスペンス、ホラー、SFと、幅広いジャンルで作品を発表している貴志祐介の短編集。SF者の間では、「新世界より」の作者として有名ですね。今作に収録されている4篇のうち3篇はSF、1篇(表題作)はミステリーと言って差し支えない内容と思いますが、ミステリーの方の貴志祐介を期待して手に取った方は、冒頭収録の「夜の記憶」がかーなりハードコアなSFなので、相当戸惑うかもしれませんね・・・(^_^;

    SF寄りの作品集、ではありますが、一読しての印象は、世間的にイメージされるいわゆるSFとは一線を画します。鴨が最も強く感じたのは、土着的な恨み・辛み・妬みの奔流。一言でまとめると「ドロドロ感」、で

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    2023年08月29日