貴志祐介のレビュー一覧

  • 狐火の家

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    以前の硝子のハンマーの続編
    榎本と青砥のコミカル?独特なやりとりが短編集となって繰り広げられている。
    前回のように多く絡んでいるわけではないが、お互い持ちつ持たれつのような関係性にも見える。

    特にだが狐火の家のラストはショッキングだった。まさかこんな終わり方をするとはと何とはなしにひぐらし業を思い出してしまった。

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    2024年04月13日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    阪神大震災直後の神戸が舞台。
    多重人格の女子高生『千尋』と、人の強い感受性を読み取る能力を持つ『由香里』を中心として展開するホラー小説。
    千尋の中の13番目の人格『磯良』が出現すると、千尋と由香里に関わる人々に不可解な出来事が次々に起こる。
    『磯良』はなぜ現れたのか。そしてその目的とは何か。

    多重人格と怨霊をミックスした、オカルト寄りのホラー。ラストはゾクっとする結末で、その後を想像すると絶望的な気持ちになる。
    『黒い家』『天使の囀り』を読み終えていた為、本書はホラー小説としては全体的にマイルドな印象を持った。

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    2024年04月12日
  • ダークゾーン 下

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    将棋をモチーフにした命懸けのゲームが展開される。手に汗握る頭脳戦や心理戦が読んでいて楽しかった。現実世界での種明かしも、成る程なとなり上手く纏っていた。

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    2024年03月20日
  • 我々は、みな孤独である

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     7年ぶりの長編小説なのだが、投げっぱなし感が残る。
     探偵小説を読んでいたら、いつの間にか宇宙の真理になっていた。

     「誰が自分を殺したのかを調べてほしい」
     月々の家賃にも困っている探偵事務所の茶畑に、そんな依頼が持ち込まれた。
     相手は一代でのし上がった巨大自動車メーカーの社長。
     金払いはいい。
     しかし、前世の記憶が蘇り、過去に自分は誰かに殺されたのだという。

     江戸時代頃の事件を調べているうち、茶畑自身も知りえない記憶が蘇る。
     並行して、従業員の金の持ち逃げから、旧知のヤクザからも目を付けられることになり、さらに麻薬カルテルからも狙われる。

     そして、2011年3月11日、

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    2024年03月17日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    【2024年53冊目】
    人が強い感情をその胸に掻き抱いた時、その対象の心の声が聞こえてくる「エンパス」である由香里は、震災のボランティアをする中で、1人の少女、千尋と出会う。千尋が多重人格者であることを知った由香里は彼女の人格の統合をはかるため、臨床心理士の浩子と協力し始めるが、千尋の十三番目の人格であるISOLAにただならぬ気配を感じていた……。

    またもや幽霊は出てこないホラーものです。ぞわりとする怖さはないものの、どうなるかわからない展開だったので、どちらかというと、ミステリーの毛色の方が強かったかもしれません。

    エンパスや多重人格、物語の核となるとある現象について、「えーそんなのある

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    2024年03月10日
  • 硝子のハンマー

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    中盤まで読むのに3ヶ月くらいかかってしまいました。笑
    後半に差し掛かると、貴志先生らしいスピード感のある文章でどんどん読み進めることができました。
    事実→探偵たちの推理→犯人のバックグラウンド、という展開は、コナン・ドイル『緋色の研究』によく似ていて、ドイル好きの自分としてはとてもニコニコしてしまいます。
    他の方も言及しているように、タイトルの意味を知った時、あぁそうか、そうだったんだな、と感じました。

    刺さった一節 p.466
    しかし、いかなる理由があっても、殺人は許されないはずだ。〜中略〜俺がやろうとしていることは、たしかに、誰にも許されないことだろう。
    だが、よく考えてみると、別に、誰

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    2024年02月25日
  • 狐火の家

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    著者買い。読んで気付いたのがシリーズ第二弾だったということ…。しかしながら短編集なので楽しめた。3,4話になるとだんだん密室に飽きてきた自分がいた。後半の話は意外とコメディタッチなのが多く新たな著者の一面を知れた。

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    2024年02月22日
  • ダークゾーン(下)

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    ネタバレ

    感想
    だんだん本を読んでいるというより、誰かがゲームをしているのを見ている感覚になってくる。ゲームと同時に現実世界がどうなっているのかも気になる。

    最後は救いようもない結末の上に無限ループ。。。作者容赦なし!

    あらすじ
    第四局、五局と進み、主人公が追い込まれて行く。現実世界の話からは、塚田は生き残り、棋士にはなれなかったとあるので、ちゃんと現実には帰れたのだろう。

    終盤に向かうに連れて、物語の全容と塚田、理沙、奥本がどうなったのかが明らかになる。

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    2024年02月08日
  • 罪人の選択

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    罪人の選択
    普通にミステリとして面白かったです。
    呪文、赤い雨
    とちらもSFで、状況が理不尽で過酷なのも共通ですが、赤い雨のほうが良かったです。

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    2024年01月21日
  • 硝子のハンマー

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    ボリュームを感じさせない読み応えがありました。
    このトリックは分からないです。もちろん犯人もわかりませんでした。
    癖のある主人公が、良い感じでした。

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    2024年01月08日
  • 我々は、みな孤独である

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    そういう考え方もあるんだな〜と納得しました。
    全ての人間が、自分であり、過去であり、未来である。
    他人に対して優しくなれそうな感じ。

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    2024年01月03日
  • 罪人の選択

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    ネタバレ

    「罪人の選択」は、最後どんでん返しが起きて面白かった。

    「赤い雨」はディストピアな感じが好きだった。 

    「夜の記憶」は訳がわからなかった。

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    2023年12月17日
  • ミステリークロック

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    最初のゆるやかな自殺は、最後の謎解きにへぇとなったが、ミステリークロックは時間とか時計がイメージできず。

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    2023年11月25日
  • 鍵のかかった部屋

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    榎本と純子の掛け合いがいい!

    ドラマを観ていて、ずっと気になっていたから
    読んでみて、とても面白かった。

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    2023年11月18日
  • ミステリークロック

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    ※4篇収録の単行本を読みましたが、文庫版しか見当たらなかったのでこちらに感想を書いています。文庫版は2篇収録なのですね。


    ハヤカワミステリマガジンで評価が高かったので、内容を知らずに読んだところ・・
    以前大野智さん主演でドラマ化された「鍵のかかった部屋」の榎本さんシリーズの短・中編集だった。
    表題の作品はトリックが私には難しすぎて読むのが少ししんどかった。よくこんなこと思いつくなぁと感心。
    その次の「コロッサスの鉤爪」が分かりやすくて面白かった。
    弁護士の青砥さんはドラマと違ってなかなかのポンコツ振りだが、ミステリーを深く考察せずに読み進める私としては青砥目線で真相を知ることができて楽しめ

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    2023年11月11日
  • 雀蜂

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    さらさらと読みやすい三流パニックホラー。
    ミステリーとも言えるのだろうか。
    そこそこ楽しめたが、貴志祐介にしては片手間で書いた感が否めない。
    それにしても雀蜂は人を殺せるほど恐ろしいが、やはり一番不可解で恐ろしいのは人間だろうか。
    貴志祐介の力量を考えると劣ってしまうが、普通に読んで楽しめる小説だとは思う。

    ★3

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    2023年10月26日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

     相手の感情を読み取れる主人公由香里と多重人格で苦しむ少女千尋を中心に展開されるホラー小説。千尋のように見た目は同じでも、雰囲気がまるで別人となる現象は実際に存在する。本作品のように、テストを勉強が得意な人格に任せたり、成人男性並みの腕力で抵抗するなど、特定の人格に任せる現象はフィクションの世界に限らない。このように、本作品は心理学の知識を学べる物語で、心の病で苦悩する人々を想像しながら読むと、少しは理解できるかもしれない。

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    2023年10月13日
  • 雀蜂

    購入済み

    そう来たか~

    特に難しいことも無く、スラスラと読み進めることができました。
    吹雪の中、山荘に閉じ込められた主人公を襲う雀蜂の群れ。一緒にいたはずの妻は姿を消し、そこにあるはずの様々な物が無くなっている。雀蜂の毒にアレルギーを持つ主人公は生き残りをかけて雀蜂との闘いに臨む。
    だが、なぜ冬山の山荘に雀蜂が、そして妻はどこに...。
    謎が増殖していく中、創意工夫を凝らすのですが。正直言って今一つ盛り上がりに欠けた肩透かし、ご都合主義なラストでした。
    もちろん私に合わなかっただけかもしれません。
    ただ物語全ての謎をはっきりさせて終わらせて欲しい、という方にはあまりおすすめできないかも。
    序盤の展開はスゴく良かったの

    #ドキドキハラハラ

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    2023年10月10日
  • 雀蜂

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    長い移動時間が見込まれるけど、ハードカバーの本を持ち歩けないので、文庫本を手に取った。
    蜂の襲撃も恐ろしいが、恐るるべき事態はもっと別にあったということ。道端で、蜂に出会っただけでも、ビクビクする私は、蜂の大群に向かって行く勇気は持てないだろう。

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    2023年09月26日
  • 狐火の家

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    1作目の「硝子のハンマー」が
    面白かった。
    ちょっと短編集だったので、
    えっと思ったが、やはり面白い。
    よくこれだけのトリックが
    考えれるな。

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    2023年09月20日