貴志祐介のレビュー一覧

  • 青の炎

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    心理描写やシーンの描写が細かくて、読んでいるこちらが冷や汗をかきそうになった。
    全体的に面白くてサクサク読み進められたが、いわゆるイヤミスと言われる、後味のあまり良くないミステリーは好みでないかもしれない。

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    2025年10月03日
  • 秋雨物語

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    めちゃくちゃ怖い!というよりは、ゾワゾワとするというかなんかイヤーな感じがするホラー小説集でした。
    4つの中短編が収録されています。

    悪夢を見る作家がテレポートしてしまう『フーグ』と、前世の行いによって今世で餓鬼道に落ちてその呪いを受ける男性の話『餓鬼の田』、唯一無二の歌声を持つ歌手がなぜその歌声を手に入れることが出来たのかその生涯を探る『白鳥の歌』が好きでした。
    『白鳥の歌』は、これでもかと語られる音楽の蘊蓄が面白くてもっと読みたいと思いました。

    スワン・ソング(芸術家や匠が人生の最後に残す最高の作品)、池塘(湿原の泥炭層にできる小さな池)、フーグ(乖離性遁走)など、知らない言葉を知るこ

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    2025年10月02日
  • 新世界より(上)

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    1000年後の世界。人間は呪力という超能力のようなものを使うようになっている。
    子供たちは、情報を操作され、統制され、制限されていて、都合の悪いことは記憶ごと操作され、それにすら気が付かないでいる。
    まだまだわからないことだらけの上巻、この世界についてどんな秘密があるのか……

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    2025年09月29日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    未知のものへの恐怖を存分に感じさせられた。
    『お家さん』長吉の前に現れる霊の痛々しい様、そして何より結末の後味の悪さが面白い。

    『猫のいる風景』
    語り手の悪趣味な復讐とシャブ漬けにされた猫が好き。

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    2025年09月25日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    読後すっきりする結末ではなかった・・。
    まず登場人物みんな頭がいいなぁという薄い感想が出てくる。ちょっとした違和感、他の人の言葉尻からよくもそんなに色々考えが及ぶものだ。
    そして冤罪が恐ろしい。自分だったら、やっていない事でも何度も強く決めつけてやったと言われたら「記憶にないけど、そんなに言うならそうかも」ってなってしまうかもしれない。そんな私が冤罪事件に巻き込まれたら黙秘一択しかないな・・。それも無理かな・・。

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    2025年09月25日
  • 新世界より(中)

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    とにかくびっくりしたのが「え、ここで急にLGBの話に?」という展開。
    しかもその描写が、もう官能小説かってくらい濃厚で、正直ストーリーよりもそっちの衝撃の方が記憶に残ってますw 外で読むのは恥ずかしい(/ω\*)
    人にもあまりオススメできない(´;ω;`)

    ただ、それが単なる描写のためじゃなくて、この世界の“人間のあり方”とか“秩序を守るための仕組み”に繋がっているのがまた恐ろしい。
    性や関係性すらも管理されている感じが、現実とも重なってゾクっとしました。

    上巻よりも人間関係が複雑になってきて、ここからどう話が転がっていくのか…続きが一応は気になるって感じかな。

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    2025年09月18日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    北沢陶さん目当てで読みました。
    主人公は、家と関係ないのにあのような結末は気の毒だなと思いましたが、面白かったです。
    でも、やっぱり長編の方が魅力的かもしれません。

    全体的に、読んでいる最中は先が気になってドキドキするも、結末で「結局何なんだ」というのが多かったように感じます。それを楽しんで、ということなんでしょうけれど。

    「猫のいる風景」は、胸糞サイコで、猫ちゃんも絡んでくるし、好き嫌いが分かれそうです。
    が、私は賢い姪っ子が小気味よく追い詰めていくのが痛快でしたし、それ相応の報いを受けてスッキリしました。

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    2025年09月18日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    鮮やかな名推理で解決!ではなく、ひとつひとつトリックを試してつぶしていくターンがわりと長くて、それでも主人公と探偵役のキャラが良くて面白く読んでいたのに、途中でいきなり誰なのか分からない人物の生い立ち話が始まって、探偵の話なのかと思ってたら犯人の話で、犯人に同情したところで普通に捕まって、しかもあんなに必死で手に入れた宝を探偵にネコババされてて、モヤモヤしたまま終わってしまった。スッキリしない……。

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    2025年09月05日
  • 梅雨物語

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    同じシリーズの秋雨物語の方が面白かった
    最初の物忘れの俳句の話がとにかく長かったけど、面白さでいえばそれが唯一
    他の短編は微妙

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    2025年09月04日
  • 黒い家

    購入済み

    完全ホラー

    まず読み終わった感想は、五十嵐貴久さんの「リカ」を思い出した。
    サイコパスな女性が確かに怖いと感じたけど、私的にはもう一捻りホラープラス何か欲しかったなぁという感じでした…
    ただ生命保険会社の裏側とかが分かって面白かった!
    保険金目当ての殺人や詐欺なんて、想像以上に現実にあるのかもしれないなと思ってしまった…
    そういう意味でもホラーだな!

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2025年08月31日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    多重人格に潜む恐ろしい人格の話。
    幽体離脱とかエンパスとか、予想してなかった切り口でこれはこれで面白かった。
    身体を持たず精神だけで人を殺せるって言うのが超人過ぎる気も…笑
    ラストはゾッとしました。

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    2025年08月31日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    厚いけどすいすい読めた。面白かった。
    けれど、警察や検察ってこんなに無能なん??とも思ったけれども…

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    2025年08月23日
  • 新世界より(中)

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    わんこが死んで最悪
    とはいえ徐々にこの世界の真相が明らかになってきて面白い
    主人公は相変わらず決断力に乏しいし、説明されてもわかんない、道を聞かれてもわかんない、って……
    周りが成熟してるだけに幼さが際立って見えるなと思う

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    2025年08月17日
  • もの語る一手

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    読みにくい作品もあったけど。奨励会にいる人は、誕生日をめでたい日とは思わないや。「なれなかった人」がふむふむ。

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    2025年08月15日
  • 新世界より(中)

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    オーディブルにて。
    上巻にあまりハマらなかったものの、惰性で中巻。
    「その時はまだ知る由もなかった」的な表現が多すぎてくどい。しかもその前フリのわりに大したことが起こらないので期待外れ。

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    2025年08月14日
  • 新世界より(中)

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    人からおすすめしてもらい約10年ぶりの再読。やたらと性行為に及ぶ小説、と当時記憶していたことを思い出して笑ってしまう。再読で感じたのは著者の影。女性心理の描写が男性視点であったり、15歳未満の女子が「あんちょこ」という言葉を使ったり。小説の世界観に没頭していても、著者の選んだ言葉によって時々引き戻される感覚が面白い。人間臭さというか、著者のシルエットを作中に感じられてよかった。

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    2025年08月10日
  • もの語る一手

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    将棋を知ってたらもっと楽しめたんだろうなあというところが多かった
    なんもしらないからおそらく3割くらいだろうなと悲しいけど
    将棋は兵法ということはわかった

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    2025年08月06日
  • 秋雨物語

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    【2025年92冊目】
    社員旅行の翌朝、欲を抱いた男女が散歩に高じた結果――「餓鬼の田」、謎の転移現象に悩まされているという作家が消えた――「フーグ」、絶唱の秘密を探す道楽家が知る真実――「白鳥の歌」、夢が叶うかもしくは死ぬか、ロシアンルーレット式――「こっくりさん」。4つの不可思議な短編集。

    ある種のネタバレかもしれませんが、貴志祐介さんの作品でかつ角川ホラー文庫ということから、まあ救いのある話たちではありません笑 そこまでの絶望でもないかもしれませんが、ハッピーエンドではないという感じでしょうか。

    「餓鬼の田」は気の毒に…って感じでしたね。「フーグ」は作中作もあって、展開がどうなるか読

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    2025年08月04日
  • ダークゾーン(下)

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    将棋のプロを目指していたはずの主人公が、何故か将棋を基本とした駒の取り合いゲーム“ダーク・ゾーン”で同じくプロを目指すライバルと戦う。
    途中で挟まれる断章で現実世界で起こった事が少しづつ分かり、物語全体のラストに繋がっていく。
    正直中盤以降はダレてしまったのと、ラストが拍子抜けなのが辛い(汗)

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    2025年07月17日
  • ダークゾーン(上)

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    唐突に何も分からない状態で始まるバトル。
    主人公は王将(キング)でその他の登場人物も歩兵、死の手、火蜥蜴、鬼土偶など異形の姿であるが、どうも精神?は人間であるっぽい。
    登場人物も読者も、全く何も分からないまま始まる殺し合い…
    一体何が起こっているのか?
    序盤はめっちゃ惹きつけられた所で下巻へ。

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    2025年07月17日