【感想・ネタバレ】ダークゾーン(上)のレビュー

あらすじ

「戦え。戦い続けろ」プロ将棋棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化して、闇の中で目覚めた。突如、謎の廃墟で開始される青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールの下で続く七番勝負。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。“軍艦島”で繰り広げられる地獄のバトル。圧巻の世界観で鬼才が贈る最強エンターテインメント!

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Posted by ブクログ

現実の日本の軍艦島で繰り広げられる、壮絶な異能の戦い。いったいなぜこんなすごいストーリーが考えられるのか不思議ですが、エンタメ度抜群で面白いです。

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2025年08月12日

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忘れた頃にまた読みたくなる1冊。
緻密に計算された頭脳戦に只々驚かされる。
引き込まれる設定で多彩な能力を駆使して行われる手に汗握るデスゲーム7本勝負。頭に思い浮かべさせる描写で引き込まれる作品。

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2024年11月16日

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うまい、すごいとしか言い表せないストーリーと説明の分かりやすさ!
私は軍艦島には行ったことないので、情景はイメージにしくかったのですがそれぞれのキャラクターの緊迫感が伝わるような文章。
高度な戦術の応酬には、胸が轟くように激しく動きました!!

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2024年06月27日

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貴志祐介のダークゾーンを読みました。

奨励会の三段、20歳の塚田裕史は異世界で目を覚まします。
そこは、将棋に似たルールで人間が駒となって闘う戦場だったのでした。
7番勝負で4勝した陣営が勝つ、負けた陣営は消滅させられてしまうというルールで血みどろの戦いが始まります。

1局が終わる毎に断章という形で塚田の記憶が戻ってきます。
なぜ、このような異世界で塚田が闘うことになったのかが解き明かされていきます。

ダークゾーンと呼ばれる異世界の軍艦島を舞台に、将棋をベースにして戦術級シミュレーションウォーゲームや中国将棋のテイストを加えたゲームが作られています。
ゲームの基本的なルールは序盤で説明されますが、そのルールをもとにした戦術や戦略がどのように組み立てられるのか、ということが1局1局の戦闘の様子として描かれていきます。
塚田と対戦相手の奥本が知力の限りを尽くして闘う描写が(グロテスクですが)圧巻でした。

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2013年09月28日

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あまり将棋に詳しくもなく、始めは何が起きているのかよく分からないまま読み進めた。異空間で戦う各局面は映画のような描写でずんずんと引き込まれるも、上巻を読み終わる頃にも何がなんだか、という感じ。ただ各局の合間に書かれた現実世界の断章を辿ると、後半には段々と様子が見えてくる。最後には完全に謎が解けて、ぼろぼろ泣いてしまった。
各局の戦いも手に汗握るものだったし、徐々に謎が解けていく構成も、謎自体も凄く良かった!
戦いの描写が最初なかなか想像しづらかったので、ぜひ映像化してほしい…!

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2024年03月01日

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ネタバレ

感想
将棋のようで違うのは、実際に命をかけた心理戦ということと、勝ち負けの先にあるのが何かは分からない恐怖。

しかし、自分の手駒の歩兵に自分より段位の高い棋士がいるのに助言を求めないのはなぜ?

あらすじ
棋士の卵である塚田は、ある日突然、ダークゾーンと呼ばれる世界に掘り込まれる。そこでは赤軍と青軍が持ち駒を駆使して敵を倒す七番勝負。まるで将棋のような世界だ。

持ち駒はゴーレム、死に手、鳥、軍師に歩兵とDF。敵の大将は自分と同じく奨励会3段の奥本であると分かる。

三局目までで1勝2敗。塚田は逆転できるのか?

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2024年02月08日

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ネタバレ

 将棋・ゼロサムゲーム・異次元設定に造詣の深い人はもっと楽しめるかな?
 恋人も駒になるのに駒として扱わないところは、序盤は素敵だと思って読んだが、後半は腹が立ってきた。
 下巻でどう決着がつくのか、決着がついたとき、どうなっていくのかを考えると、ワクワクする!
あと、将棋がやりたくなる。チェスと囲碁もやりたい。

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2021年06月17日

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ネタバレ

将棋が全く分からず、キャラクターの数が多くて、頭に入りにくかったが、戦いはスリルがあって、読んでいて楽しかった。
塚田の視点で読み進めたためか、最後まで読み進めると、塚田がかなり身勝手なことをしていることが分かるが、不思議と嫌な人物だとは思わなかった。

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2021年06月12日

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異世界に招かれたプロ棋士の卵の青年が、軍艦島を舞台に、異形と化した恋人や知人を駒にしたゲームを繰り広げることを余儀なくされる。
将棋の知識ありきでないと理解出来ない部分も多いが、充分面白い。

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2021年06月05日

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ネタバレ

まず、人間将棋というゲームが話のベースになっていて、自分の趣味に合った。雰囲気は、暗さが目立ち、最終的に不思議な世界の謎はすっきりと現実的な解答ではなかったのが少し残念だったが、面白く読み進められた。【満足度75点】

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2021年02月10日

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もちろん、色んな意味で全然別物なんだけど、どうしても”クリムゾンの迷宮”とチラホラだぶってしまう。作者のSF方面作品としては、”新世界”→”クリムゾン”→本作と来てるので、どうしても先細り感をおぼえてしまう。面白いには違いないけど。といってもまだ前半。後半の更なる盛り上がりに期待。

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2018年07月23日

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ネタバレ

ダークゾーンと呼ばれる異次元空間に浮かぶ島で目覚めた人々。
プロ棋士の卵である主人公は、赤軍の王将として、青軍の王将を倒すことを強いられる。
化け物のような外見に変わっているものの、仲間も敵も知った顔ばかり?
それぞれ特殊な能力を持っていたり、敵を殺せば手駒になったり、リアル将棋のような七番勝負。


RPGゲームのような世界観と将棋の融合といった感じで、序盤は少し入り込みにくく感じました。
ゲームは好きですが、将棋は駒の動きがわかるくらいなので。
どちらも好きだとより楽しめるかもしれません。

なぜこんなことになったのかという当たり前の疑問を持つ余裕がない状況。
なんとも言えない恐怖感がありつつも、その戦い方は個性が表れていておもしろいですね。

まだまだ勝負も中盤戦にさしかかったところ。

下巻が楽しみです。

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2016年10月10日

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久々に読んだ貴志さんの作品。
将棋はよくわからなかったけど、緊迫の駆け引きがよくわかり面白かった。3つの時間が進むはなしだったが、これがどういう結末になるのかがとても楽しみ

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2014年12月26日

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将棋をモチーフにしたゲームが進行しながら話が展開していく。圧倒的な世界観で思わず引き込まれてしまいました。

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2014年10月17日

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なぜか自分たち自身がコマになって戦わなくてはならない、将棋・チェスっぽいゲーム。
なんでこんなことしてるの??と言うのはこれから下巻で明らかになるはずなのでおいておいて、世界観というか設定がしっかりしていて引きこまれます。

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2014年07月06日

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 貴志祐介 著「ダークゾーン(上)」を読みました。

 プロ将棋棋士の塚田は、異形の戦士として異世界で繰り広げられるバトルに突然戦う羽目に陥る。将棋の駒のように、味方のモンスターを操って戦うという奇妙なルールの下で続く七番勝負。塚田は戦いに勝利し、もとの世界に戻ることができるのか。

 いきなり、異世界での戦いからスタートするという展開でしたが、さすが作者の得意とする所で、すぐにその世界観に入り込むことができました。

 また、将棋に似た戦いの奇妙なルールも読んでいる中ですんなり理解し、その地獄のような戦いの勝負に夢中になっている自分がいました。

 塚田の味方のモンスターはいずれも、塚田の知り合いで、敵方も徐々にその正体がわかってくるという展開で、この異世界で戦わざるをえなくなった理由が少しずつ読み取れ、下巻のクライマックスに向けて、盛り上がる感じでした。

 そこに隠されている秘密な何なのか、この勝負の行方はどうなるのか、果たして塚田はどんな運命をたどるのか、上巻を読み終わった今、下巻の結末が楽しみです。

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2013年11月21日

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ネタバレ

将棋プロを目指す主人公が訳も分からずゲームの駒にされ、同じ境遇のライバルと命を賭けたゲームを行う。

主人公の設定上、将棋になぞらえた用語や戦術が出てくるが、ゲームそのものはウォー・シミュレーションゲームのようなもの。

物語の展開上しょうがないのかもしれないけど、対戦相手も主人公と同じ境遇、将棋の実力も同じぐらいのはずなのに、主人公に比べ随分強いような…


詳しい感想は下巻で。

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2013年10月08日

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将棋の知識がなくても十分スリルを味わえたが、あったらあったでもっと入り込んでもっと楽しめた気がしてならない。そう欲をかいてしまうほどおもしろかった。
散りばめられた数々の謎が下巻でどう解消されるのか楽しみ。

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2013年09月06日

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割とゲームっぽいというか、ファンタジーというか、その辺の設定と現実的なのが入り混じってるの好きな方だから良い。
将棋とかの話の部分はわからないこともあるが。
クリムゾンの迷宮に近い感じか。

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2013年09月06日

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唐突に何も分からない状態で始まるバトル。
主人公は王将(キング)でその他の登場人物も歩兵、死の手、火蜥蜴、鬼土偶など異形の姿であるが、どうも精神?は人間であるっぽい。
登場人物も読者も、全く何も分からないまま始まる殺し合い…
一体何が起こっているのか?
序盤はめっちゃ惹きつけられた所で下巻へ。

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2025年07月17日

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貴志さんはこんなジャンルでも書けるのかぁって思ったが、新世界よりみたいなSF書いたし、悪の教典みたいなデースゲームも書いたし、まぁそっかって感じ。

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2025年05月06日

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ネタバレ

舞台は軍艦島。だけどどこか違うそれは、周りが虚無で覆われた「ダークゾーン」に浮かぶ島だった。訳も分からず、怪物の姿となり、将棋やチェスの駒のように戦わせられる人間たち。一体ここはどこなのか!?下巻に期待が高まる!

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2023年01月09日

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ネタバレ

将棋に明るくなくて中々入り込みずらい。。。
転生ファンタジーバトルと言う様相だが、敵方も顔見知りと言うのは中々キツイ設定だなぁ。

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2019年10月27日

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将棋がわかればもっと面白く感じたかも…
並行で進む現実(?)の話も気になるところ。下巻でどうなるか。

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2018年02月15日

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ネタバレ

プロ棋士を目指す主人公の塚田裕史が体験した、不思議ワールド全開の戦い。
戦いのキャラも独特で、死の手と書いてリーサルタッチ、鬼土偶でゴーレムなど、よく思いつくものだ。
将棋は詳しくないのだが、戦いの様子にはなぜか引き込まれてしまう。
「クリムゾンの迷宮」や「悪の経典」の流れを汲む、暗く重い、しかしつい引き込まれる作風はやはり貴志祐介ならではか。(アンマンにて)

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2014年04月14日

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「戦え。戦い続けろ」プロ将棋棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化して、闇の中で目覚めた。突如、謎の廃墟で開始される青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールの下で続く七番勝負。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。“軍艦島”で繰り広げられる地獄のバトル。圧巻の世界観で鬼才が贈る最強エンターテインメント!

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2013年10月27日

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上・下巻。

軍艦島に酷似した世界『ダークゾーン』での将棋やチェスを彷彿させる殺戮ゲーム。

モンスター名と人間の名前が面倒だなと思いつつも、スピード感のある出だしに期待は膨らみまくってた上巻。
きっと謎が解明されると信じて読み続けた下巻…
う~ん。そのオチでもいいから、もうちょっとだけ説明が欲しかった。

将棋の面白さがわかっていれば楽しいのか?
なかなか読むのが大変だった。

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2013年11月07日

Posted by ブクログ

命を賭けた人間将棋?ミステリなのか,ファンタジなのか,はたまたホラーなのか,謎だらけ.評価も下巻に持越し.

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2013年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん、面白さが良く分からない。実写版の将棋?というかゲームの世界というかファンタジーというか。こういうの得意じゃないので読みづらいし頭に入らない。

下巻も読むけどー。。

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2013年09月09日

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