貴志祐介のレビュー一覧
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ネタバレ名家・福森家で起きた凄惨な殺人事件。福森家の親戚で祖母に呼ばれた亮太は事件現場である福森家の大きな屋敷へ向かうと、霊能力者を名乗る賀茂禮子という女性がいた。
家を見ていく過程で、賀茂はこの事件は呪物によるものだと断言する。実際、福森家には様々な骨董品が集められていて、そのひとつひとつに怨念のこもった曰くがついていた。
冒頭から様々な植物の魔除けの効果や呪物の説明がたくさんあって情報量が多く、覚えながら読むのが大変だった。結構すぐ忘れて戻って読み返したりもした。
月晨が出てきたあたりでもともと得体の知れなかった賀茂禮子が敵かもしれない、となり、そうなるともう全員怪しくて疑心暗鬼になりながら読む -
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ネタバレ・前半☆4、後半☆3
・設定めっちゃ好き
・地球とは思えぬ異世界で参加させられるデスゲーム
・主人公チームだけが情報によって優位にゲームを進められているという優越感
・運営の罠で人ならざるものになった2人組に追われる緊張感
・先が気になってどんどん読み進めてしまう
・最初の道具ドラフトでコンドーム選んだシーンは笑った
・たしかに女性とチームでコンドーム選んでたら、他チームからはこいつ状況わかってんのかよってなるわな
・ラストで藍も運営側でカメラマン役ってのは驚いた
・ただ全体的に引っかかるところもあった(特に後半)
・重要っぽい情報への主人公のすっとぼけ方が気になった
・あと主人公と藍の恋愛シ -
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【2025年92冊目】
社員旅行の翌朝、欲を抱いた男女が散歩に高じた結果――「餓鬼の田」、謎の転移現象に悩まされているという作家が消えた――「フーグ」、絶唱の秘密を探す道楽家が知る真実――「白鳥の歌」、夢が叶うかもしくは死ぬか、ロシアンルーレット式――「こっくりさん」。4つの不可思議な短編集。
ある種のネタバレかもしれませんが、貴志祐介さんの作品でかつ角川ホラー文庫ということから、まあ救いのある話たちではありません笑 そこまでの絶望でもないかもしれませんが、ハッピーエンドではないという感じでしょうか。
「餓鬼の田」は気の毒に…って感じでしたね。「フーグ」は作中作もあって、展開がどうなるか読 -
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ネタバレ賀茂禮子については他の作品でも読んだことがあったため、再会した驚きと喜びがあった。
書かれているのは主人公の先祖の狡猾さと悪行の数々だが、主人公が現代の若者なので独特の軽さがあって、それが読者としては息抜きポイントになっていて良かった。ふとした瞬間の言葉が面白くて何度か吹き出した。
怨念と賀茂禮子の戦いになるのかと思いきや、主人公がひとりでなんとかしなくてはならない展開が無茶で、また笑いを誘った。「やったれ!頑張れ!」と応援していたが、当人はそれどころじゃない。
現代の殺人事件のようなはじまりだったが、どんどん過去を掘り下げて先祖の因縁にまで行き着くのは予想外だった。こうやって束になって復讐さ -
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心に響くものは、、
あまりなかったです。、
まず、主人公の高校生が頭脳明晰の理系の学生で、計画をたてる際にいちいち数式がでてくるが、文系の私にはなんのことやらさっぱりです。
その割に、成績も上位とは言えそこまでというツッコミどころが、、。
高校生でそんな思考ができる時点で、あなたコナンくんですかという感じなのに。
設定に一貫性がなくよくわかりませんでした。
それから、ナイフの件にしろ、どうでも良いマニアックな内容にページを割いていて、正直読み飛ばしました。要らないと思います。
ボリュームある本ですが、核となる部分はあまりなく、上述したようなどうでもよさそうな所が多いです。
ストーリー -
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ネタバレオーディブルで視聴。貴志祐介の作品にしてはちょっと期待はずれな感じ(個人の感想です)。ミステリというよりは法廷モノのような雰囲気で『天使の囀り』や『黒い家』なんかが好きな私としては、もっと「怖さ」が欲しかった。いや、(ネタバレになるけど)日高くん充分怖いやん、検察も警察もこえーよ!ってなるかも知れんけどちょっと弱いんよな…。復讐劇というか、どうしても殺さなければならない奴をどうにか殺す話として貴志祐介作品では『青の炎』が近いのかな。ただ本作では雇われ調査員、垂水の視点から描かれることが多かったためか、いまいち日高くんの切迫感、緊張感が『青の炎』の秀一のように伝わってはこなかったのが残念。