【感想・ネタバレ】雀蜂のレビュー

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感情タグBEST3

購入済み

期待通りだったw

2018年10月07日

貴志先生の作品はホラーが多いと思いますが、
この作品は 私としてはホラーに入れたくない作品です。
まあ心理的に怖いと思わせてくれて、とっても楽しめましたが・・・・
また、ラストのどんでん返しも見事で、やられたって思っちゃいました。
サスペンスとして最高だと思います。

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Posted by ブクログ 2018年06月06日

スズメバチに刺されるとアナフィラキシーショックを起こして死んでしまう可能性の高い主人公。妻と一緒に別荘に泊まった翌日、妻は姿を消し、別荘には大量のスズメバチが…。

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久しぶりの新作♪

2013年11月15日

久しぶりの新作ということで、とても楽しみにしていました。
今回の敵は人ではなくタイトルの通り雀蜂ですが、臨場感ある描写でサクサク読み進められました。
ラストには、あー、そういうことか、というどんでん返しが待っています。
個人的には貴志祐介は長編でこそ!という期待があるため、星4つにさせて頂きま...続きを読むした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月07日

雀蜂と戦うだけでこんな長い文章が書けるなんて。

欲を言えば、ミステリー部分がもっと長く欲しかった。

冒頭の夢の内容など、読みすすめながらどういうこと?と思った部分が最後に伏線回収されてすっきり。

犯人の男に実は蜂に刺されて死ぬ危険性がなかったのなら、喉に穴を開けて死ぬこともなかっただろうに。
...続きを読む
自分の人格を他人だと思いこんだが故に、目的とは正反対の「死」を迎えることになるとは、犯人は異常者で犯罪者ながら少し同情してしまった。

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Posted by ブクログ 2022年11月20日

恐らく5年前以上に一度読んだが、内容ほぼほぼ忘れてしまったため再読。ページ数もそこまで多くなかったのですぐ読めました(^ ^)


スズメバチの脅威にドキドキした(・_・; 人間よりもちっちゃいのに敵意むき出しで果敢に向かってくる姿を想像しただけでゾッとした、、やはりハチは怖い…
なるほど、最後...続きを読むはそういうことなのか〜

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月25日

妻が仕掛けたはずなのに、いまいち動機や2人しか知らないプライペートな詳細が薄いと不完全な気持ちになりながら読み進めていった。ただ単にハチと格闘するだけの小説。
かと思えば最後に辻褄が合い、とても面白い作品だった。雀蜂に刺されたら終わりだと思いこんで逃げ回っている70代男性を思い浮かべながら再読すると...続きを読む、また違った面白さがありそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月08日

ホラー文庫だけどホラーではないかな。
もうすこし貴志祐介さんらしい暗さが欲しかったかも。
最後にどんでん返しが来て、結末は意外でした。
脱出サスペンス。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年05月08日

確実に、笑わせにきてる箇所が数箇所あります。
この手のサスペンスで意図的に緩急をつけてくるのは流石です。
世間的には評価が低いようですがストーリーとしても破綻しているほどではないし、雀蜂との戦いだけでここまで引っ張れるというのも著者の力量と言えばそうでしょう。ラストの方はトリックが一気に明かされてい...続きを読むく爽快感もあり読後スッキリした気持ちです。

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Posted by ブクログ 2019年11月05日

この本は物語の最後まで、逃げ場のない冬の山荘の中で雀蜂と格闘しながら脱出を試みるホラー小説と思って読んでいましたが、ラスト数ページには驚きました。

最後になって気づく叙述トリックがあります。

作品としての評価自体はあまり高くありませんが、全体を通して、作者の表現力の高さを感じる本でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月12日

エグさはないが、ラスト25pからの衝撃。思い返せば冒頭からいくつものキーワードが散りばめられていた。This is 貴志ワールド。


説明
内容紹介
雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。安斎は山荘を生きて出られるのか。最後明らかになる驚愕の真実とは!? ノンスト...続きを読むップ・サバイバルホラー、文庫書き下ろしで登場!

内容(「BOOK」データベースより)
11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!

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購入済み

面白かった

2015年09月23日

最初は雀蜂とのサバイバルバトルかと思っていると主人公の記憶や様々な小説の一部がフラッシュバックして最後は意外な顛末になります
ハラハラしながらもどこかコミカルで不自然な文章
伏線があちこちにあります
他の作品と被ったりして作者自身の話かな、と思ったり
最後まで気が抜けなくて一気読みしたくなります
...続きを読むの作者はやっぱり巧いな~と感心しました

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購入済み

薄くとも大満足

2015年06月28日

飽きることなく読めると思います!

話のトリックに見事に引っかかりました

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Posted by ブクログ 2023年10月26日

さらさらと読みやすい三流パニックホラー。
ミステリーとも言えるのだろうか。
そこそこ楽しめたが、貴志祐介にしては片手間で書いた感が否めない。
それにしても雀蜂は人を殺せるほど恐ろしいが、やはり一番不可解で恐ろしいのは人間だろうか。
貴志祐介の力量を考えると劣ってしまうが、普通に読んで楽しめる小説だと...続きを読むは思う。

★3

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購入済み

そう来たか~

2023年10月10日

特に難しいことも無く、スラスラと読み進めることができました。
吹雪の中、山荘に閉じ込められた主人公を襲う雀蜂の群れ。一緒にいたはずの妻は姿を消し、そこにあるはずの様々な物が無くなっている。雀蜂の毒にアレルギーを持つ主人公は生き残りをかけて雀蜂との闘いに臨む。
だが、なぜ冬山の山荘に雀蜂が、そして妻は...続きを読むどこに...。
謎が増殖していく中、創意工夫を凝らすのですが。正直言って今一つ盛り上がりに欠けた肩透かし、ご都合主義なラストでした。
もちろん私に合わなかっただけかもしれません。
ただ物語全ての謎をはっきりさせて終わらせて欲しい、という方にはあまりおすすめできないかも。
序盤の展開はスゴく良かったのに残念です。

#ドキドキハラハラ

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Posted by ブクログ 2023年09月26日

長い移動時間が見込まれるけど、ハードカバーの本を持ち歩けないので、文庫本を手に取った。
蜂の襲撃も恐ろしいが、恐るるべき事態はもっと別にあったということ。道端で、蜂に出会っただけでも、ビクビクする私は、蜂の大群に向かって行く勇気は持てないだろう。

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Posted by ブクログ 2023年08月02日

ホラーほどの緊迫感は伝わってこなかったけど、たった一晩?の内容でここまで書けるのがすごい!終盤まで人間関係の描写が無さすぎて誰に追われてるのかがいまいち想像しきれなかったのが残念‥読んだ後スズメバチの動画を見てしまった!

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Posted by ブクログ 2023年07月31日

最初は雀蜂からどう逃げるか、の話かと思ったが
ミステリー展開になっていって
終盤では思ってもみなかったものになった。
主人公がやな奴感があるので、ヤバい展開になっても
ドキドキする気持ちが薄くなる。

作中の奥さんの絵本をパロディにした小説が一番興味深かったかも。

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Posted by ブクログ 2023年01月13日

 ホラー色も薄く、スピード感あり、短いページ数ということで一気に読めた。貴志作品の主人公はプロトタイプな善人型が少ない気がする。本作の主人公も読み進めるごとに主人公への同情心が消えていく。最近昆虫大好きな息子が図鑑付録の昆虫DVDを毎日のように観ているので、『いきるもの ころすもの』が描く自然の摂理...続きを読むは承知してはいるものの、あんなものを他人(しかも夫)に創作されたら殺意が迸るのも理解できる。なんて考えていたら、真相はまた別のところにあった。角川編集者の人が可哀想。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月09日

スズメバチとの戦いは、笑いどころもあり、豆知識的なものもあり、面白かった。

武器を手にしてから、
『蜂を一匹残らず駆逐してやる!』
と言い出した時は、エレン•イェーガーが思い浮かんでつい笑ってしまった。

オチはなんだかなぁという感じ。
こういう実は本人ではありませんでしたというのは、前も読んだこ...続きを読むとがあったが、それはシリーズものだったから成り立っていたような気がする。

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

毎年ベランダにくるスズメバチに悩まされる私にとって、恐怖、この上ない内容だった。でも、クスリと笑ってしまう滑稽な描写が多くて、かなりふざけてるなぁ、遊んでるなぁと思っちゃった。

小説では触れていないことですが、スズメバチ、実はオスは刺さないのです。

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Posted by ブクログ 2020年11月16日

 雀蜂との格闘シーンが多いが、話の本題はなぜそのような事態になったのかというミステリーにある。蜂に関する記述が多く、ミステリーはまさに急転直下といった感じなので、謎解きといった要素はほとんどない。ただ、極限状況に追い込まれた人間の恐怖と思考回路については、かなりリアリティーをもって描かれているように...続きを読む感じる。

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Posted by ブクログ 2020年08月09日

スズメバチってマジで怖いよねー。
ということで、奴らとの戦いが描かれるシーンは盛り上がるというかドキドキするんだけども、どうにもイチイチwikipediaみたいな説明がくるので、ドキュメンタリーでも見てる気がしてくるのがどうも。
博識って言えばそうなんだけど、このオッサンもなかなかやりおる。タフだし...続きを読む。最後の説明を見るにつけても尚更その凄さが際立つ。
最後のどんでん返しも微妙なんだけど、そういやこの人いつもこんな感じかな。

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Posted by ブクログ 2020年07月22日

読みやすさはピカイチ、後半にかけて畳み掛けるスピード感が気持ち良い。スズメバチとの戦闘と、様々な回避の手法に賢くなった気がします。笑

パニック映画を見ているかのよう。色々と調べているんだろうなぁ。

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Posted by ブクログ 2020年01月27日

主人公は館からあまり身動きとれない設定のため、一人で行動するのだけど
そのせいか地味な話。
小説を引用して知識をフル稼働して敵(蜂)と対峙する、どんでん返しなど貴志祐介らしさはあるけど、
いかんせん地味。
ホラーとしてもそこまで怖くないし…

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Posted by ブクログ 2019年08月12日

貴志祐介の本としては期待外れだった。アイデアをいかすのなら、中編ではなく短編でよかったのではないか。途中は間延びした感じだった。エンディングは予想外だった。

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Posted by ブクログ 2019年07月13日

感嘆の溜息 産卵管が毒針に変化した 金持ち喧嘩せず キイロスズメバチ 精密誘導爆弾 メカニズムは花粉症と同じですが 一度目より強い抗原抗体反応 アナフィラキシー・ショックエピネフリン=アドレナリンがセットされている簡易型の注射器 生々しい悪意の証左 呪詛の言葉 世故に長け 躊躇や逡巡 火傷の上に毒液...続きを読むが付着したら アカウシアブ キッチンを燻蒸してドアを閉めると ハニー・トラップ甘い罠の犠牲者 金角と銀角が使う瓢箪のエピソード 地下水が豊富な八ヶ岳南麓なら尚更なことだろう 飛翔体 輪舞する死神 まるで復讐を誓う巨大な獣の咆哮のような 安普請やすぶしん イモビライザー付き 血管の中で静かに血が巡り始めたようだった 跳梁跋扈ちょうりょうばっこ 古いセルロイドの人形 風車へと突撃するドン・キホーテ・デ・ラマンチャ宛らの 意気軒昂だったはずだ 息災 即死 俗才 速算 族殺 阿鼻叫喚の巷と化していた 俺の不倶戴天の敵 彼等の語彙の貧弱さに心の底から憐れみを覚えていた 社会性昆虫の巣 情動が麻痺した状態に陥っていた 記憶を汚し 自己防衛の為にその手の詐術を施すことは マッカランの15年もの 読み終わってからカタルシスが得られないし… 抗いし難い眠気に 声音こわね 文字通り貪るように耽読した 彼の書いたあらゆる文章をしょうりょう渉猟する 倒錯した集団の論理を振りかざす 刈り取りを待つ秣場まぐさば やんわりと相手を難詰するような文面へ変わって行った ダブル分身

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Posted by ブクログ 2019年03月11日

最初から最後までスズメバチとの戦闘で終わるのかと思いきや・・・こういうラストは結構好きです。どこか緊張感なく進んでいく感じがあったけど、そういうことかと。

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Posted by ブクログ 2018年11月16日

第46回江戸川乱歩賞受賞作品。

連続爆弾犯・緑川を追い詰めた現場でとらえられ、共犯者とされた男・鈴木一郎。

裁判所より鈴木の鑑定医となった鷲谷真梨子は、検査によって鈴木には感情の欠落があることが分かってくる。

逃亡を続ける緑川が鈴木が鑑定入院している病院で爆弾を爆破させ、患者たちを人質に...続きを読む取り、鈴木も緑川確保に協力するが。。。


感情が欠落することにより、どういう人間が作り出されるのか?

続編を期待します。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月02日

アナフィラキシー・ショックのために蜂に刺されることが致命傷な作家の男に襲いかかる雀蜂の群れ、というシチュエーションのサスペンス。この主人公の言動が自作を引用して冗長だったり、言動に合理性がなかったりとどうも歯切れの悪い感じは否めないのだが、このことが真相への伏線になっている。なっているんだけど、その...続きを読む真相が非常にがっかり系のオチであり、「だからか!」ではなく「あぁ、そっちかよ…」という落胆に繋がるというサプライズ。貴志祐介作品としては手慰みで書いたようなやや残念なクオリティ。設定自体は面白かったので、単純に対雀蜂のバトルにしたほうが良かったかもしれない。

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Posted by ブクログ 2018年05月30日

11月下旬の八ヶ岳の山荘。
小説家の安斎が目覚めると、かすかな音が聴覚を刺激する。
音の正体は、窓とレースのカーテンの間に入り込んだスズメバチだった。
昔ハチに刺されている安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。
次々に襲ってくるスズメバチの恐怖。
そして、どんでん返しのラスト。


安斎とスズメ...続きを読むバチの死闘が臨場感溢れている。まるで自分がスズメバチに襲われているかのように生々しい。
さすが貴志先生。読み始めると止まらない。
ノンストップで引き込まれてしまう文章力。

ヒッチコックの鳥のような恐怖を味わえること間違いなし!

ラストは確かに意外だったが、貴志先生の作品だけあって期待度が大きすぎて、若干しりすぼみ感もあったので★×3。

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Posted by ブクログ 2017年10月11日

貴志さんの文庫での新作。
後半の疾走感!引き込まれて一気に読破。

前半所々ある違和感も、まんまと貴志さんの狙い通りにはまってました。
ほんと頭のいい文書を書くなぁ。

本編の内容より、いきるもの、ころすもの の内容が一番貴志さんらしくて怖かった。。ラストも気持ち悪い含みが多過ぎて満足(笑)

新世...続きを読む界よりが凄過ぎてなかなかこれを超える作品に出会ってないけど、次作は超長編がいいな。

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Posted by ブクログ 2017年09月23日

売れっ子推理作家である安斎は、山中の別荘で目を覚ます。隣で寝ていたはずの妻の姿はない。妻を探そうと部屋を出た安斎の耳に、羽音が聞こえてきた。それは医者に「あなたは強いアレルギーがあるから、もう一度刺されると重症化する可能性が高い」と言われたスズメバチだったー。

推理小説としての評価は低めのようです...続きを読むが、私は蜂とのバトルシーンが好きだったので星3つ。

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Posted by ブクログ 2021年12月30日

どんでん返し・・確かにどんでん返しだなあ
妄想もここまでくると恐ろしい

結局なぜあの山荘にスズメバチの巣が二つもあったのか・・解明されてる?
私が見落とした?

誰が本当のことを言っていて誰が嘘を言っているのか
死人に口なし状態

小説やエッセイのネタの為に安斉は自分の奥さんを危険に晒したってこと...続きを読むでいいのかな

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Posted by ブクログ 2017年06月16日

11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器は使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死...続きを読む闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不可能!<裏表紙>

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月06日

叙述トリック、どんでん返し系。
人物誤認はよくあるやつ。スズメバチの怖さは圧巻。誰も幸せにならなくて悲しいw

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NJ
2014年12月21日

蜂との闘いが緻密に描写されており、面白く読み進められた。どんでん返しの結末なのだが・・・身も蓋もないような。
結末が蜂との闘いを無意味にしたように思えてがっかり。


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