【感想・ネタバレ】雀蜂のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月07日

雀蜂と戦うだけでこんな長い文章が書けるなんて。

欲を言えば、ミステリー部分がもっと長く欲しかった。

冒頭の夢の内容など、読みすすめながらどういうこと?と思った部分が最後に伏線回収されてすっきり。

犯人の男に実は蜂に刺されて死ぬ危険性がなかったのなら、喉に穴を開けて死ぬこともなかっただろうに。
...続きを読む
自分の人格を他人だと思いこんだが故に、目的とは正反対の「死」を迎えることになるとは、犯人は異常者で犯罪者ながら少し同情してしまった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月25日

妻が仕掛けたはずなのに、いまいち動機や2人しか知らないプライペートな詳細が薄いと不完全な気持ちになりながら読み進めていった。ただ単にハチと格闘するだけの小説。
かと思えば最後に辻褄が合い、とても面白い作品だった。雀蜂に刺されたら終わりだと思いこんで逃げ回っている70代男性を思い浮かべながら再読すると...続きを読む、また違った面白さがありそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月08日

ホラー文庫だけどホラーではないかな。
もうすこし貴志祐介さんらしい暗さが欲しかったかも。
最後にどんでん返しが来て、結末は意外でした。
脱出サスペンス。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年05月08日

確実に、笑わせにきてる箇所が数箇所あります。
この手のサスペンスで意図的に緩急をつけてくるのは流石です。
世間的には評価が低いようですがストーリーとしても破綻しているほどではないし、雀蜂との戦いだけでここまで引っ張れるというのも著者の力量と言えばそうでしょう。ラストの方はトリックが一気に明かされてい...続きを読むく爽快感もあり読後スッキリした気持ちです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月12日

エグさはないが、ラスト25pからの衝撃。思い返せば冒頭からいくつものキーワードが散りばめられていた。This is 貴志ワールド。


説明
内容紹介
雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。安斎は山荘を生きて出られるのか。最後明らかになる驚愕の真実とは!? ノンスト...続きを読むップ・サバイバルホラー、文庫書き下ろしで登場!

内容(「BOOK」データベースより)
11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!

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Posted by ブクログ 2024年04月28日

【2024年103冊目】
目を覚ますと寝室には妻の姿がなかった。耳に聞こえて来たのは耳障りな羽音――刺されると死ぬ、逃げなければ、生きなければ。犯人は姿を消した妻なのか、一体どうして…。雪山の山荘で繰り広げられる蜂との攻防の末に辿り着く結末とは。

ハラハラはしましたが、ちょっと「ありえないのでは?...続きを読む」という設定もあったように思います。実際に雪山の山荘の中で大量の蜂に対峙したことがないので、深層心理については何とも言えないところがありますが。

あと、他人の二次創作するには作家さんに経緯を払いなさいよ…と思いました。そんな設定ガン無視した二次創作を作家本人(妻)の了承もなく書く?!絶対別れた方がいいやつやで…。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月09日

スズメバチとの戦いは、笑いどころもあり、豆知識的なものもあり、面白かった。

武器を手にしてから、
『蜂を一匹残らず駆逐してやる!』
と言い出した時は、エレン•イェーガーが思い浮かんでつい笑ってしまった。

オチはなんだかなぁという感じ。
こういう実は本人ではありませんでしたというのは、前も読んだこ...続きを読むとがあったが、それはシリーズものだったから成り立っていたような気がする。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月02日

アナフィラキシー・ショックのために蜂に刺されることが致命傷な作家の男に襲いかかる雀蜂の群れ、というシチュエーションのサスペンス。この主人公の言動が自作を引用して冗長だったり、言動に合理性がなかったりとどうも歯切れの悪い感じは否めないのだが、このことが真相への伏線になっている。なっているんだけど、その...続きを読む真相が非常にがっかり系のオチであり、「だからか!」ではなく「あぁ、そっちかよ…」という落胆に繋がるというサプライズ。貴志祐介作品としては手慰みで書いたようなやや残念なクオリティ。設定自体は面白かったので、単純に対雀蜂のバトルにしたほうが良かったかもしれない。

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ネタバレ購入済み

NJ
2014年12月21日

蜂との闘いが緻密に描写されており、面白く読み進められた。どんでん返しの結末なのだが・・・身も蓋もないような。
結末が蜂との闘いを無意味にしたように思えてがっかり。


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