貴志祐介のレビュー一覧

  • 黒い家

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    日本、韓国と映画化されている小説。どちらも観たので、読む気はなかった(エグすぎる)のだ。だが、ホラー好きがこの小説を読まないわけにはいかない。印象的な言葉に「指きり族」といういうキーワードがでてくる。ものすごく怖い。この小説は「ハンニバル」に勝っている、負ける気がしない。日本の風土のじめじめ感が巨大なキノコを茂すように、妄想が再現なく広がる。その成長の先に、恐怖という胞子を空高く舞い上げる。頭の中がウニになる(笑 本の表紙がすばらしい。

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    2026年04月08日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    冤罪をテーマにしたクライムミステー。

    オチはわかっていたけど、それまでの法廷劇が面白かったので一気読みしました。
    読後感はまだこれからの戦いがあると思うと疲労感もありましたが、そこまで固執する気持ちが哀しいです。
    法廷劇は面白いものの、相手検事や刑事が愚かすぎてカタルシスが物足りないですし、ミステリーとしてもクライム小説としてもサプライズ的なものがないのが残念でした。

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    2026年07月04日
  • 悪の教典(下)

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    なんだろう。面白かったんだけど、期待していたのとはちょっと違った。
    蓮実の人の心を見透かして、いかように操る感じもなかったし、それこそすごいって蓮見に感心を抱くところもなかったんじゃないかな。
    物語の展開上どうしようもないのだろうけど、本当に小さなほつれからどんどん穴が大きくなるにしたがって、蓮実の繊細さは消えて、大雑把に、半ばやっつけに近くなって、途中からは単に猟銃をぶっ放して殺戮を繰り返すだけ。趣向も工夫もあったもんじゃない。非常に単調になってしまったのはとても残念でならない。
    上巻が素晴らしかっただけに、そのテイストは続けてほしかったなという素人の感想です。

    同時に、映画も観てみました

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    2026年07月03日
  • クリムゾンの迷宮

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    今のデスゲームブームよりもだいぶ前の99年発行デスゲームなのだけど、ゲームブックがアイテムだったりするので現在の流行の原形は感じられる。
    『蠅の王』をなんとなく思い起こさせるな。

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    2026年06月30日
  • さかさ星

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     ホラーが苦手な私でも読めるか心配だったが、概ね大丈夫だった。ラスト1行と床下を覗き込まれた時は自分の想像に震えが走ったが、それ以外は呪われすぎて怖くないという本末転倒な状態に。これでもかという程の呪物と呪物に纏わる怨念の応酬。賀茂禮子と月晨についてもどの話に出てきたかすら覚えておらず、どちらが味方かわからずにハラハラした。最恐の怨霊どこ行ってん?と思ったけど、どうやら今作は二部作の一作目らしいので、またこの鬱々とした長い話を読まなければいけないのかと思うとげんなり。

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    2026年06月29日
  • 狐火の家

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    シリーズもので読んでみました。全部で5作品あるので、2作品目に当たりますが、今回は短編集というような感じです。

    一つの大きな事件を解いていくというよりは、小さな事件をいろんな登場人物がいろんな視点で解いていくという面白い構成でした。特に最後の短編はくだらない感じが,力が抜けていてよかったです。ありがとうございました。

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    2026年06月26日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    保険会社に勤める若槻は、顧客のクレーム対応で相手宅に訪問したところ、子どもの首つり死体の発見者になってしまう。保険金を巡った負傷・自殺・殺人といった人間の闇に直面するリアルホラー。
    人間の恐ろしい面を感じるとともに、正常性バイアスの怖ろしさも感じた。明らかにヤバい雰囲気を放つ黒い家の主たちと、仕事の延長で関わり続ける。犯人は逃走中で家も知られているのに引っ越しもしないなど。傍から見てると危機感薄すぎるだろうと思ってしまうけど、当人目線ではそう感じられないんだろうなと思った。

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    2026年06月20日
  • さかさ星

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    ホラー特有のひとつづつ因果を辿っていく感じがよくて一気に読んだ。どちらかという映像化したほうがばえる気がする

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    2026年06月20日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    途中までは謎解きでした。
    後半はホラーというより、SF?幽霊系?ってかんじ。怖くはない。

    ただ普通そうに生きてる人間も、執念深い、怨念深そうな人はいっぱいおるから、
    その陰の気だけで人殺しそうな不幸与えそうな人もおるやろなとは思う。

    念深そうな人とはこれからも付き合いを控えようと思う。笑

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    2026年06月19日
  • 梅雨物語

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    怖くはないけど、どの話も結末が気になった。
    ホラーというよりホラー要素もあるミステリーといった感じ。
    2話目は気持ち悪かった。

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    2026年06月19日
  • 最恐ホラー 嫌な記憶

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    そんな怖くない。二個目の最後に関しては頭悪いからちょっとよくわからない。ほんとにわからなすぎて誰か教えて欲しい

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    2026年06月22日
  • 硝子のハンマー

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    前半と後半で2つの視点から物語を展開していて、とても面白かったです。特に後半にかけては、物語のトリックにおける謎解きをしていくストーリーなので、犯人の事件に至るまでの流れなどがわかったため、とても面白く読めました。

    二度楽しめるという小説でした。シリーズも読んでいきたいと思います。ありがとうございました。

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    2026年06月15日
  • 新世界より(中)

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    だんだんと物語の全容が見えてきた。この先に待ち受ける困難を思うと暗い気持ちになるが、続きが気になる。

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    2026年06月13日
  • ミステリークロック

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    貴志祐介の防犯探偵榎本シリーズ。この作家は絶妙な場面転換が持ち味であり、短編では持ち味が発揮しづらいのかなと。長編はだいたい星5ですよ。

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    2026年06月11日
  • 鍵のかかった部屋

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    様々な密室がでてきて、それを解くことに主眼を置いたミステリ。密室じゃなくなったらあとは自然と犯人は決まる、というように、他の細かいところは気にしないのが潔い。一つ一つのヒントに微妙に無理がある気がしても、そういう世界観なのでそんなに気にならない。
    事件発生、捜査(推理)、真相告発の流れはシンプルでも、その中に展開あるからか、飽きない。文が読みやすく、話が入ってきやすいのは会話が多いからかも。
    ただ、その分安定しすぎてて記憶に残らない、と思ったら最後はわけわからん感じだった

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    2026年06月11日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    冤罪をテーマにした話。 これがリアル日本の警察だと思うと本当に怖い話。 
    先が気になり本の厚さに反比例して、すぐ読み終わってしまった。 

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    2026年06月11日
  • 罪人の選択

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    しばらくぶりの貴志さんの本でした。だからかわかりませんが、記憶している貴志節とはまたちょっと違っていて(これといったはっきりとした理由はないのですが)なんとなく呪文は小松左京風な匂いがしました。罪人の選択は百田さんチックな感じも。でも全然話は違うんですが、赤い雨は貴志さんの新世界よりをなんとなく思い出して、ちょっと懐かしい気がしました。
    それにしても、貴志さんの超こわいドロドロしたホラー、読みたいな~。

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    2026年06月09日
  • 天使の囀り

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    閲覧注意ホラーとして紹介されていたので。でもどうしてかそこまでゾッとすることはなかった。シャイニーデイズの「〜しようね。」の連発には気持ち悪いという嫌悪感は感じだけど、死ぬほど怖いかと言われると....。ホラー読みすぎていかれてきてるのかな。
    一番驚いたのは、最後の出典で本を後ろから読む悪癖のある人がいる(作者もそう)という部分。え、そんなことするのはなんでなん?!って純粋に怖くなった。そんなんホラーやん。ずるいって。

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    2026年06月08日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    終盤は緊迫感あって面白かった。
    ラストの追いかけっこ、ラブシーン、ちょっとしたトリックなど、貴志祐介のテンプレはこのころからあったんだなあと、、、
    なんで幽体離脱したら性格が鬼悪くなるのだろうか?勧善懲悪!というわけにもいかず、すっきりしない話ではあった。

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    2026年06月08日
  • クリムゾンの迷宮 3

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    ネタバレ

    芙美子の死体を食った痕跡。顔は食えなかったか。
    愛が放心状態。ショック大きかったか、と藤木は思う。

    高性能受信機、電池ない。
    藍の補聴器に電池ないか、と聞くが断られる。

    藍、高校の頃、麻薬中毒。

    盗聴器。

    藤木、藍とセックス。

    楢本、やっつけるが、毒蛇に噛まれる。藤木、気絶。

    目覚めると病院。

    カメラマンいたはず。
    藍自身がカメラだった。義眼型カメラ。

    最後、もうちょっと全てがしっくりきていればよかったのだが。。

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    2026年06月04日