貴志祐介のレビュー一覧

  • 狐火の家

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    長編だった前作とは違い、短編〜中編がいくつか入っている。前作では泥棒→防犯ということも大きなテーマだったけれど、今作では榎本は泥棒には入りませんしこれと言って防犯もほぼ絡みません。今回のテーマは何と言っても全編「密室」がテーマ。榎本が様々な密室の謎を解いていきます。最初の狐火の村の話でのトリックは榎本にしては突っ込みどころ満載でしたね。読んでいて「そうはならんやろ」って思いました。一番好きなのは「蜘蛛」の話かな。最後の「劇団」の話は作者の「笑わせるぞ!」という意気込みが感じられて良かった笑

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    2026年03月07日
  • 梅雨物語

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    大好きな作家さんです。
    今回は短編。ちょっと時代を感じさせる話から、救われる話まで充分に収録されていて満足です。
    ラストのキノコの話と、蝶の夢を題材にした話が特に面白かったです。
    モノに意味や暗示を求めるのは人らしいというか、それ故に恐怖心も一層高まります。
    長編の方がスリルとホラー感満載で好みですが、こちらも楽しめました!

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    2026年03月05日
  • 雀蜂

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    Kinldle Unlimitedにて。序盤は蜂との戦いという流れになんとなく必死さと滑稽さが入り混じったような感覚になる。オチがどうなるのか、その怪しさを匂わせつつの結末は想定外だった。

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    2026年03月04日
  • もの語る一手

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    青山美智子さんのお名前があったので読みました。

    うんうん、
    息子さんの旅立ち、わかるよー。
    大昔に、あたしも体験しましたよー。
    ジーンとしました。

    将棋のことは、まったくわからないので、
    ちょっと流し読みしたけど、面白かったです。

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    2026年03月04日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    面白かった!
    設定の深さと、「ありそう」感が流石…といった感じだった。蜘蛛恐怖症の人の心情の変化やどんどん狂っていく様子が、理解できないはずなのに納得させられてしまう書き方をされていて、ゾワッとした。特に蜘蛛を食べるところは気持ち悪いのに、そこがいい。
    気持ち悪いという感想を持たれるのはすごくわかるが、この先の凄みの部分を味わいたい作品。

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    2026年03月03日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    貴志祐介氏のエッセイを初めて読んでみました。
    1章の話がホラー小説よりも怖く、引き込まれました。事実は小説よりも奇なりといったものを体現した感じでした。その後のお話は割と平穏なものや作者の人となりがわかるものが多く、純粋に楽しめました。何度も読み返しているという本を私も読んでみようと思います。

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    2026年03月01日
  • 新世界より(上)

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    いつか読もうと思いながら手を出せずにいた本に、ようやく着手。SF作品が故に冗長な前説が欠かせないのは分かっているが、中盤までは(噂通り)やや読み進めるのが辛い。あるところから急に展開が速くなり、読み応えが出てきた。今のところあまり刺さってはいないのだが、一応名作と言われる作品なので、読書好きとして、一度は中下巻も読みたい…とは思っている。そのうち…

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    2026年02月28日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    由比ヶ浜にある高校生、秀一が交通事故で亡くなった後に母親が選んだ義父のせいで運命の歯車が壊されてしまう話。でも義父はガンだったり、妹が義父側の連れ子だったりと普通じゃありえないような環境で、本当にこんなことがあるんだろうかという思いと、犯罪者側の視点で描かれた物語に惹かれた。途中の恋の描写や謎のお酒好きが高校生活のイメージしにくさがあったが、尋常じゃない精神状況が思わされて、さすが黒い家の貴志祐介さんだと感じた。

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    2026年02月26日
  • 秋雨物語

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    梅雨物語から続いて読みました。内容としては梅雨物語のほうが個人的には刺さる話が好きでした。こちらも面白かったです。特に幻のレコードの短編はなかなかに面白かったです。
    ありがとうございました。

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    2026年02月24日
  • 黒い家

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    保険会社で査定業務を担当する男が、ある日古い家で子供の首つり死体を見つけてしまい、そこから常軌を逸した殺意に巻き込まれていく現代ホラー。
    タイトルと想定から、呪怨やリングのような古典和製ホラーと勘違いしていたが、中身は超常現象ではなく執念深い狂人によって突然生活が脅かされる、リアル路線の恐怖を描いた作品だった。実際こんなやばい人が何年も野放しになることはさすがにないのでは?とも思うが、そんな疑問も気にならないくらい自然に、徐々に命の危機が身に迫って追い詰められていく展開はさすが貴志先生の面目躍如である。

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    2026年02月23日
  • 黒い家

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    産まれた時から?環境によって作られた?どちらにしてもこんな怪物になりうる人間って怖いな。って思った。でも主人公が気づく前にあ、この人怪しいな。あ、この人殺されるな。って思っちゃった。それも作者さんの狙いかな…?

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    2026年02月20日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    ずっと足首を掴まれているような、躙り寄る不気味さが良かった。ここまで落ち着いて盛り上げさせない胆力は凄い。
    終盤は普通にヒートアップしてきたので、ちょっと残念だった。旦那ちゃん不憫、、、

    読み終わった後に文集を見返すと更に気持ち悪くてちょっと身震いした。

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    2026年02月20日
  • 新世界より(中)

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    上巻に続いて。
    今さらな話なんですが、この作品に触れることで自分の好みがより明確になったような気がする。「ここはどういう世界か」ということよりも「その世界の登場人物がどう生きて、何を感じるのか」に興味が向くタイプなんだなって。

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    2026年02月19日
  • 梅雨物語

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    短編の集まったスタイルでの本でした。3つのホラー話と言うよりは、謎解きが面白く、最後の話に関しては少し感動的な要素も入っており読みやすかったです。次はこの本の前作にあたるシリーズがあるので、それを読んでみようと思います。ありがとうございました。

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    2026年02月18日
  • 黒い家

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    ヒトコワ系で有名なホラー小説と聞いて読んだ。人を◯すことに何の抵抗もないヤバすぎるおばさんに命を狙われる主人公。かわいそう。

    タイトルの「黒い家」で起きたできごとは映像化したら相当怖いだろうなと思いながら、活字の有り難みを感じた。

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    2026年02月15日
  • さかさ星

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    おもしろくないとは言わないが、旧家の祖先を辿れば極悪非道な行い数知れず…というのはわりとよくあることかなと思うので、なぜこの家がそこまで? という感じはあるな…。クライマックスが直接描写されない件はあまり気にならなかった。

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    2026年02月15日
  • 我々は、みな孤独である

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    本のタイトルがここまで壮大だとは思いもしなかった。
    途中読むのをやめようかなという考えもよぎったが、最後まで読んでよかった。でも、やっぱりグロ系、SF系はあんまり好みじゃないなあ、

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    2026年02月14日
  • 黒い家

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    ストーリーは面白いがとにかく長い。退屈に感じた必要ない部分(必要だから書いてるんだろうが)を削ればもっと読みやすかったのに。

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    2026年02月12日
  • 秋雨物語

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    3つの話が載っていた。
    割と面白いが、めっちゃ面白いわけではない、、
    怖いというより、世にも奇妙な物語的な感じ。

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    2026年02月11日
  • 天使の囀り

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    どっしりと読み応えのある作品でした。最初から最後まで飽きさせないストーリー展開に練られた舞台設定や人物設定。貴志祐介さんの力量を感じます。
    個人的には散見するあまり知られていない分野のウンチク的な文章が少しノイズに感じました(これが味であるとは思います)

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    2026年02月11日