貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4つの短編を載せた作品集。
夜の記憶
よく分からない海中を泳ぐ生物の話と、なんだか穏やかなようで不穏な男女の話が交互に展開されていく。背景の説明とかあまり無くてよく分からないまま進んでくけど、最後に「そうだったのか」と。ただ付いていくのに少し疲れた。
呪文
色んな星に散らばった部族と、それをまとめる中央司令部みたいなのに派遣された主人公の話。散らばってるのに何故か信仰が似たようになり、そのせいでその星の部族が壊滅してしまうという謎。最初の話よりは感情移入できたけどちょっとゾッとする終わり方。
罪人の選択
2代に渡る罪人への断罪の話。初めの話を受けてからの2つ目の捻り方は面白かったけど、少し先 -
Posted by ブクログ
呪術ミステリーというかホラーというか。
先が気になって一気に読んでしまったけど面白かった!古典とか色々な点で気になることを調べたりも出来て良かった。
めちゃくちゃ久しぶりに作者の本を読んだのだけど、初期は追い詰められる側の描写が本当に恐ろしくて…“クリムゾンの迷宮”とか“新世界より”とか、名作だと思う。
いつからか追い詰める側を描きはじめたなと思ってたけど、本書はまた違う視点?怖いは怖いんだけど、あの震えるような恐ろしさは、本書ではわたしには感じられなかったかも。人生経験が未熟なのかな、、
骨董はわりと好きなので、勉強になる点も多かったし、また読み返してみたいな。 -
Posted by ブクログ
あれも呪物〜これも呪物〜それも呪物〜
そんな呪物ミステリ〜。
▪️あらすじ▪️
由緒正しい福森家で、人が行ったと思えない殺人事件が起こる。どうもそれは福森家にある呪物が原因らしい。その呪物を探すため、霊能力者の加茂と、この家の分家の青年亮太が奮闘する。
しかし、福森家の屋敷は呪物だらけだった。
▪️感想▪️
呪物にまつわる歴史などが推理のかなめになっていて、歴史ものはそんなに好きではないのでイマイチでした。
文体などはさすが貴志先生だな!と思うのですが、まどろっこしい展開や、荒唐無稽な展開、いやそうはならんだろ?な展開が続いて個人的にはイマイチでした。
多分歴史画好きなおっさんとかには激ハ -
Posted by ブクログ
自分が最も好きな小説の著者の作品で、どんな感じなんだろうと思っていたが、思っていた感じとは違うかった。
もしもの世界系で、内容自体が生物学の領域で難しかったし、もし仮にそんなものが出てきたら怖いだろうなというのが浅いながらも一番最初に抱いた感想だった。
最近どんでん返し系を読みすぎてどんでん返しじゃなければ少しがっかりしてしまう自分がいることに気づいたが、小説にもいろんな楽しみ方、ジャンルがあって読書体験はさまざまだということを思い出させてくれた。
内容としては勉強になったというか知見が深まった気がしてとても面白かったが、貴志祐介の作品で自分の好きな人間の怖さ的なものではなかったので、評価とし