貴志祐介のレビュー一覧

  • 黒い家

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    ネタバレ

    こわい!!もうこわすぎる!!人間!!笑
    妙にありえない話ではなさそうな所、より恐怖を煽られる。
    人の異常性を示すために動物が一旦死ぬ描写本当に好きじゃない。
    でもそれ以外は背後に恐怖を感じ続ける描写が続いて、久々に薄目で読み進めてしまった。

    0
    2026年08月12日
  • 新世界より(上)

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    世界の作り込みがすごい。
    貴志さんの頭の中を覗いてみたい。

    正直異種の争いには興味がなく、中巻を購入するか迷っていたけれどめちゃくちゃ気になるところで終わった...

    人間はこの世界にとってより良い種になれるんだろうか。
    世界を平和にするためには逸脱した者を排除したり、欲を押し殺すしかないのだろうか。


    良いことに使うから呪力使ってみたいなぁ!

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    2026年08月11日
  • 天使の囀り

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    貴志祐介さんは専門的な知識が凄いので、
    文字ぎっしり、専門用語多め。
    線虫の専門のお話しが怖くて、
    食べるのが怖くなる。
    色んな食べ物に潜んでいないか、
    心配で恐ろしくなってしまう本。
    だいぶ気持ち悪いお話しでした。
    映画になったら相当見応えのあるモンスターホラー
    になりそうです。
    動物実験のシーンも想像すると
    残酷で恐ろしい。
    貴志祐介らしい生物学的ねっとりまとわりつく、
    不快感を残すホラー作品です。

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    2026年08月10日
  • コロッサスの鉤爪

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    シリーズもので最後になりましたが、これも面白かった。トリックがなかなか入り組んでいてさまざまな知識をフル稼働しながら読める本でした!ありがとうございました!

    0
    2026年08月10日
  • 黒い家

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    とにかく怖い。

    人の悪意や性悪説を煮詰めたような物語。
    ひとつひとつの描写が残酷でリアルで、ちゃんと鳥肌がたった。

    名前は忘れたけど問題解決をするために雇われていた元ヤクザの男が保険の解約をさせようとするシーンがあったけど、こういうノウハウを知りたい。

    あとはやっぱりエンコ詰めの詳細ですわ。
    まじで知りたくないし、そんな事知ってても。。。
    みたいな。

    恵?主人公の恋人は、悲惨な目に遭ったのにそれでも人の善を信じるみたいな
    ライアーゲームのカンザキナオ様みたいなやつで気分が悪かった。

    生まれながらに最低な人間もいるでしょうし、環境のせいだけではないと思う。

    関わりたくない仕事です。保険マン。

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    2026年08月09日
  • もの語る一手

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    将棋というものを深く知るわけではないけれど、その奥深さや、指す人間が持つドラマなど、いろんな視点で物語は紡げるんだなぁとどの話も素直に面白かった。

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    2026年08月07日
  • 狐火の家

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    全てが「密室」に関する4編から成る短編集。
    でも、どれもが独創的で、今まで読んだことのないような密室で、驚きばかりで面白かった。

    話の展開も、まるで読者が一緒になって考えているのを見越したようなタイミングで、こういうトリックなんじゃないかというのを1つ1つ潰していき、じゃあ結局どんなトリックなんだよってなったところで、思いもよらない発想にやられてしまう。

    でも、ミステリーだからといってずっと重たい雰囲気が続くわけではなく、ところどころで交わされる非常にコミカルな会話が、全体のバランスを取っていて、意外としっかり笑えてしまうところも凄いところだと思った。

    そんな話が4つも読めるのだから、とても贅沢な1冊なんではないだろうか。

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    2026年08月05日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    先が気になるし、おもしろくないわけではないんだけど、結局誰にも感情移入できずに読み終わってしまった。
    父親が冤罪で殺人犯となりつらい思いをした日高英之の、そのつらい思いの描写が少なかったせいかな。
    千春もなんでそこまで協力するのかよく分からないし。
    読んでいて応援する気持ちが不思議と湧かなかったんだよね。

    たまたま検察が感情的な人だったからラッキーだったんじゃないのか…?
    冤罪を生む取り調べはあるだろうと思うけど、検察官ってもっと冷静で頭がいい印象だから、どうにか切り抜けそうだけどな。

    なんかモヤモヤっとした気持ちを残したまま終わってしまった。

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    2026年08月05日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    世の中通常の価値基準では本当に理解できない人がいるもんだよな
    主人公や彼女は助かったけど、関わったせいで亡くなった人たちがあまりに不憫
    保険や虫や夢分析についてもちょっと詳しくなれる

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    2026年08月05日
  • クリムゾンの迷宮

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    物語の舞台やストーリーは適度な不穏さや緊張感があり面白かった。
    含みのある終わり方で続編を期待したがこれで完結っていうところが残念。。

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    2026年08月03日
  • コロッサスの鉤爪

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    防犯探偵・榎本シリーズの一冊で、2篇が収録されています。
    榎本が犯人とされ、自身で濡れ衣を晴らそうとする「鏡の国の殺人」と、海中で無残に死んだ元ダイバーの謎を追い、ソナーで監視された“音の密室”に挑む「コロッサスの鉤爪」ですが、どちらもキャラクターの立ち方が際立っていて、気づけば最後まで一気に読まされていました。
    密室トリックを水の中でやるという発想自体が面白く、読み始めからどこか息苦しいような緊張感があります。
    論理で解いていくミステリとしての面白さはもちろんありますが、それ以上に、海の底という逃げ場のなさや、ほんのわずかなミスが命取りになる状況がじわじわと効いてきました。
    読んでいるだけで、水圧のような重さを感じる瞬間があります。
    シリーズらしい軽やかな掛け合いと、重たい舞台の対比が心地よく、読み終えた後にひんやりとした余韻が残る一冊でした。

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    2026年07月30日
  • クリムゾンの迷宮

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    ホラー、サバイバル、サスペンスが融合したような作品。
    語彙や表現の多彩さと、サバイバルに関する知識があちこちに散りばめられていることで設定が突飛であるにも関わらず、リアルに感じられる。
    文量もそこまで多くないのでサクッと読み切れるところも良い。

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    2026年07月30日
  • 鍵のかかった部屋

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    防犯探偵・榎本シリーズ第3弾です。
    防犯コンサルタントと弁護士コンビが、4つの密室事件に挑む短編集です。
    物理や建築、防犯の知識をこれでもかと詰め込んだトリックが気持ちよく、ひとつひとつの“仕掛け”が解き明かされる瞬間はニヤッとしてしまいました。
    論理だけで密室を崩していくストイックさは貴志作品ならではで、一編ずつ隙間時間で読むと、頭がシャキッとする一冊でした。

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    2026年07月28日
  • ミステリークロック

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    とても緻密なトリックで楽しめました。そして今頃になってドラマ化していることを知りました。機会があれば見てみたいとと思います!ありがとうございます!

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    2026年07月28日
  • 狐火の家

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    防犯探偵・榎本シリーズ第2弾です。
    謎めいた旧家の空気と、人間の弱さや家族に潜む感情がじわじわ迫ってくる作品でした。
    特に表題作では、娘をめぐる抑えきれない思いが狂気となって現れ、思わず背筋が冷たくなりました。
    トリックの精巧さに感心しつつも、結局は嫉妬や孤独が事件を呼ぶのだと突きつけられるところに重みがあります。
    人間の闇を丁寧に描いた読書体験として、読んでよかったと思える一冊でした。

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    2026年07月22日
  • 悪の教典(上)

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    刺激の多めなサイコパスエリート教師話。
    後半どのように展開されるか楽しみである。
    感情がないからこそ心理学を学んで感情を擬態させる主人公。そして自分の意に沿わない人を次々と消していく。
    幼少期のストーリーでは、罪にならないように人を傷つけ、殺める話が多く、乱歩の「赤い部屋」を彷彿とさせた。
    ただ一方で、自作自演の犯罪や自殺と見せかけ他殺をするシーンなどは、指紋や色々な検証をすれば、その状況でその結果だと矛盾が生じるのでは?と思う内容も割と多いように感じた。
    主人公の過去の経緯についても解き明かされていくことを望む。

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    2026年07月18日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    ※「天使の囀り」に出てくるキャラクターのネタバレ?を含みます。

    「天使の囀り」がとても良かったので、面白そうなあらすじのデビュー作も読んでみた。
    他者の心に寄り添う女神のような美人ヒロインは出来すぎだと思うが、本当に非常に心優しい人物なので嫌いにはなれない。人間の感情の機微の描写においては、貴志祐介は丁寧で誠実なので、かなり信頼できると思う。

    千尋の多重人格の成り立ちや人格のキャラクター達は丁寧に作り込まれていて面白かったので、イソラの話はない方が好みだったかもと思った。そこからちょっとジャンル変わるっていうか、オカルト超常現象系になっちゃった。
    人格達の名前の読み方と性別が一部ちょっと分かりにくかったな。結局悠子なの?憂子なの?

    天使の囀りと同様、人格的には善人で、有能で、影と社会的ステータスのある知的な年上男性がヒロインの相手役として登場して、困難を乗り越え愛し合うのにセックスは途中までしか出来ないで高いところから落ちて死んでしまうのがあまりに一緒で少し笑ってしまった。こういう男性キャラは、もしかしたら作者の自己投影なのかもしれないと思った。

    阪神淡路大震災の頃の話だから、話し口調や口説き方には古さを感じて読んでてちょっと恥ずかしくなった(笑)

    結局のところ、いそら(弥生)は千尋に害なす者を軒並み排除してくれただけで終わった(あそこで止められたからそこまでで済んだんだろうけど)んだよな。
    叔父に虐待されて学校ではいじめられて弱って死んでしまうよりはよかった気はする。
    でも、元々基本は善良だった、身を守るために生まれた人格達がいそらの影響を受けて変わってしまった部分が一番恐ろしかった。
    結局統合は果たされない。精神科医にも分からないくらい隠せてしまうんなら、もうどうにもならない。
    「私の失敗は、両親と一緒に天国に行かなかったこと」を悲しくも肯定せざるを得ないような終わり方は切なかったな。今後、意地悪ないじめっ子が死ぬくらいならまだいいかもしれないが、敵判定が緩くなって、幽体離脱で他人を殺せる人格をオリジナルで作ってしまったとなると、本人の寿命も縮まりそうだし、穏やかな人生とはいかなくなるだろう。

    弥生に関しては、容姿に優れない女性の人生の悲しみがよく描かれていた。彼女は真部を本当に殺す気だったんだろうか?三日の猶予を持たせたのは、直接話したかったからじゃないだろうか。自分に向けて話しかけてほしかったのかも。
    真部は残念な結果になってしまったが、弥生は結果的にけっこう満足な結果になったよなと思ったり。
    若く美しい恋人ができたのに、「化け物め!とっとと消えやがれ!」をしなかった真部はいい人だったと思う。魔術に手を出してはいけなかったということか。
    でもやっぱりこれって、多重人格や児童心理学とはまったく別のジャンルなんだよなぁ……。
    せめて、これまで辛い思いばかりしてきた千尋は幸せになるラストがよかったなって思った。ヒロインもこんなに頑張ったんだから。

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    2026年07月18日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    面白かった。
    後引くような怖さはなかったけど、読んでる間はずっとハラハラドキドキできた。
    個人的にはストーカー女のくだりが一番怖かった。
    霊能力者の使い方が上手い。中盤までは圧倒的な強さで読者に安心感を与え、後半ではそれを逆手にとって疑心暗鬼にさせ、絶望感も与えてくる。
    曰く付きの呪物を大量に扱う話なので血なまぐさいエピソードも沢山出てくるけど「黒い家」「天使の囀り」よりはグロくない。

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    2026年07月15日
  • クリムゾンの迷宮

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    途中から、もしかして??!!という予想とともに、ラストまで一気読み。
    面白かった!
    そっか、グールの作り方って!

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    2026年07月12日
  • 悪の教典(上)

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    貴志祐介さんの小説はやっぱり面白い
    科学、生物学、カルチャーetc
    小説を書く前にかなりリサーチされるんだろうなと
    いつも読みながら感嘆している。

    蓮実聖司という強烈なキャラクター
    日本のサイコパスキャラでも上位にランクインするのでは...
    前編なのでまだ鳴りを潜めているが、既にヤバい雰囲気

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    2026年07月12日