貴志祐介のレビュー一覧
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兎が囲いの中に入れられると冤罪の冤の字になる。
逮捕されて取り調べを受ける被疑者は薄氷の上を.警察や検察の手から逃れようとはしる。
父が冤罪で捕まり、獄死したせいで人生を壊された日高英之が伯父殺しの罪で投獄される。
取り調べを受けて自白する英之。その裁判の過程で色々な事実が判明する。伯父の罪は何だったのか?
英之は何をしたいのか?
弁護士の手伝いで事件調査をする垂水が感じた違和感の正体は?
世間で騒がれる冤罪事件は、過去だけではなく現代でさえ実在する。
今騒がれている冤罪事件を見ていても、無実の人間を陥れようとするずる賢い狐のような警察や検察がいるのが明らかにされるとやり切れない気持ちになる。 -
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ネタバレ将棋がテーマのアンソロジー。
お気に入りは青山さん「授かり物」
有名な棋士と、同じ年で同じ誕生日の息子を持つ松原芳枝。シングルマザーとして息子を育てていたが、20歳になった歳に漫画家のアシスタントになると言い出し…
ひょんなことから出会った将棋を指す老人と出会い、将棋の奥深さにハマっていく芳枝。これまでの人生と将棋を掛けた描写にじんわりきました。
綾崎さんの「女の戰い」
あくまで棋士を目指す朱莉。女流棋士とは違い狭き門で、保険で東大へ入学できるのも凄いです。
ライバルだけど、友達以上恋人未満な関係の京介が心地よく、認めてくれる人がいるだけで強くなれる関係がまた更に朱莉を上へ連れてって -
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『テーマ小説の旨味が凝縮された至極の一冊』
将棋にまつわる8話のアンソロジー。総じて良かった。特に将棋の細かいルールがわからなくとも読めるのが良い。全体的に夢を諦めない姿勢と将来の不安に対する心の葛藤を描いた作品が多く、勝負師たちの手に汗握る緊迫感が伝わってくる。奨励会の描写は「ヒカルの碁」を思い出した。
●授かり物 青山美智子
親子の優しい物語、ブラマンが出てくるのは青山ファンに嬉しい
●マルチンゲールの罠 葉真中顕
賭け将棋師の物語、真剣勝負に手に汗握る
●誰も読めない 白井智之
本格ミステリー、アリバイ崩しのトリックと将棋の先読みを掛けた白井先生らしい作品
●なれなかった人 橋 -
Posted by ブクログ
今まで他のミステリーでは、犯人と、探偵または刑事が次々とトリックが暴かれていく過程が、とても快感でそれが目的で読んでいた。
しかし、今回ばかりは、殺人犯の秀才高校生・秀一の完全犯罪がどうか暴かれませんように・・・・と
犯人が完全犯罪を成し遂げられますように。と本気で思った作品。
犯人目線の話。
以下ネタバレです
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物語の過程では、授業の内容含め、自分でも研究し、一見「完全犯罪」が成立しそうな展開ではあったが、そこは警察のプロ。わずかな疑問点から、秀一を問い詰める。
曽根殺害後、母親に連絡する前に警察に連絡したのが、疑惑を持たせる原因だったのではないかと思う。
読み終わっ