貴志祐介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
密室で起こった事件。状況からして犯人は一人であるものの、その人物「久永」は事件当時猛烈な睡魔から眠っていた。弁護士である主人公は「久永」の無実を証明するべく、防犯コンサルタントの「榎本」と共に密室の謎に挑む。あらすじの通り、シンプルなミステリーであるが、謎の難関さから導き出した答えが何度も何度も否定されてしまう。その度に「これすらも無理ならどうするのか?」といった問いが生まれ、作中のキャラ達と感情がリンクする。後半は犯人の壮絶な過去と経験から犯行に至るまでを語られ、最後は名探偵よろしく謎を解く。現代において探偵としての謎解きに違和感なく落とし込めていると思うが、内容は王道のミステリーである。
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Posted by ブクログ
著者の作品を読むのは数年ぶりでした。
一時期とてもハマって多くの作品を読んでいました。
その時のイメージはホラー作家だったのですが、最近は社会派小説も手掛けているのですね!
本作は読み応え抜群でとても良い作品でした。
本作は冤罪をテーマとしたゴリゴリの社会派小説でありながらも、ミステリー要素もしっかりある上に人間の恐ろしさについても描かれていました。
これまで冤罪をテーマにした作品を多く読んできましたが、何を読んでも悲しくなるし恐怖も感じます。
今の日本の司法では、いつ自分がこのような目にあってもおかしくないと思わされます。
ずっとその問題を指摘されているにもかかわらず、今も警察や検察の体制 -
無料版購入済み
映画化されててタイトルくらいは知ってた
頻出するトラブルを解決すべく有能な英語教師が暗躍し、その果てに待っていたのは犯罪史上に残る未曾有の大事件だった! と紹介文にあったけど、映画も原作のまだな私には1巻読んだ限りじゃまだ何のことやら
続き気になる -
Posted by ブクログ
ネタバレ怖くて密度が濃くて面白かった!
フーグだけなら星五つ。
黒い家と同じくらい怖かったかも。
備忘記録
◯餓鬼の田 モテそうなのに、付き合えそうで付き合えない運命を嘆く男性。最後、女性が「スンッ」となるのが笑えた。
◯フーグ めっちゃ怖い!!ゾッとした。これぞ貴志祐介と感心した。瞬間移動を止められない作家がウォーターベッドの中で溺死。拝み屋のおばばの言うことを聞いておけばよかったのにね。「運命に身を委ねれば万に一つでも助かるかも」が効いてる。
◯白鳥の歌 伝記を書くように頼まれた作家が、二人のオペラ歌手の悲劇を聞く。蘊蓄が多くて興味深かった。描写がうまくて、作中出てきた曲をまた聴きたくなって