貴志祐介のレビュー一覧

  • 鍵のかかった部屋

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    胡散臭い防犯コンサルタント榎本と弁護士青砥のコンビによる密室トリックシリーズ第三弾。
    短編集であるが、それぞれについては特に書かない。

    この本には4編収められているのだが、いずれの作品もいわゆる『密室』ものであり、
    ザックリ言ってしまえば、それらを榎本がスッキリと解決する物語である。
    時折挟まる、青砥の「わかった!」が全然的外れであるのも楽しむポイント。

    それにしても、まあよくもこんなトリックを犯人達は考えたなぁと思わざるを得ない。
    (実際は貴志裕介が考えたのだが)
    大体、ピッチングマシンで…なんて、考え付いても実行しなさそうな気がするのだが。
    何回も試して「いける」と思ったのなら別だが。

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    2021年03月14日
  • コロッサスの鉤爪

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    泥棒探偵榎本シリーズ。単行本を「ミステリークロック」と本作で2分冊にした文庫版。ミステリークロックとは違い、本作収録分は同じくらいの分量。
    鏡の国のアリスをモチーフにしたトリックと、海上に作られた「密室」。特に表題作の海上「密室」は面白い発想だ。最近の本格ミステリーはいかに自然な流れで密室は設定するかが大事で、本作もその流れの一つだろう。なかなか秀逸な設定だ。
    実はこの表題作では、純子の迷推理が若干報われる。それもニヤついてしまう。

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    2021年03月09日
  • コロッサスの鉤爪

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    んー、鏡の国のトリックが難しい(汗)
    二人のやりとりは面白いので、このシリーズのほかも読んでみたいな
    鏡の国のトリックみたいな難易度のばっかりだと、辛いかも〜

    海のほうは、細かいところすっ飛ばして、豪快なネタな感じがわかり易くて好ましいかな

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    2021年03月06日
  • 鍵のかかった部屋

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    ドラマ、鍵のかかった部屋の原作。
    読み直してみようと思ったら、うっかり第三弾→第二弾→第一弾の順で読んでしまっておりますが、ま、再読だからいっか。

    このシリーズは短編のほうがよかったんだよなー、と思ってこれを一番に手に取りました。ところで榎本ってほんとは……?ほんとにただの防犯アドバイザー??

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    2021年02月07日
  • 狐火の家

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    ドラマ、鍵のかかった部屋の原作シリーズ。
    これが第二弾の短編集。
    嵐のリーダー大野くんと戸田恵梨香ちゃんたちが本の中でイキイキ?動き回っており、大変面白く読みました。

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    2021年02月07日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    ホラー小説作家である貴志祐介によるエッセイ集。

    著者の描くホラー小説は、超常現象や心霊といったものではなく人間の持つ狂気をテーマにしたものが多く、多くの現象が理論的な説明で根拠が示されている印象だが、
    エッセイの中では自らを超合理主義者と説明しており、なるほどという感じだった。

    『新世界より』の発想が生まれた経緯が、『地球の長い午後』や動物行動学者コンラート・ローレンツの「悪=種内攻撃」という切り口から生まれているという内容が印象的。

    作者がホラーを書く理由として、希望や光を描くためには、絶望や深く暗い闇が必要と述べる。
    またこの世に存在する悪の存在をしっかり認識するべきで、本の内容を通

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    2021年01月17日
  • 鍵のかかった部屋

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    シリーズ続けて読んでいます。犯人が密室にするために色んなことを考え、たくさんの工夫をしているけど、そこまでして殺す必要があったのか?という印象もあります。
    とても難しい密室だったりするので、、
    コメディ色もある一冊ですね。

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    2021年01月14日
  • エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く

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    アイデア、プロット、キャラクター、文章作法、推敲、技巧、とひととおり全て網羅されています。小説作法を広く眺めながらも、要所を衝いて、端的に短くアドバイスをくれる体裁です。

    そこは、何作か小説を書いたことがある方ならばピンとくる中身だと感じられるでしょう。さらりと軽い解説文の中に、抑えるべきポイントを教える箇所が一文だけ輝いている感じなのが多いのですけども、それで十分察することができるような上手い解説ですし、逆に無駄なく理解も進むと思います。僕はまさにそうで、「そうか、これはこういうことだよな」と瞬時に考えが改まるところが多々ありました。

    しかし、僕はホラーもミステリーも最近は読まなくなりま

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    2021年03月31日
  • 黒い家

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      めちゃくちゃ怖いホラー、という先入観をもって読んだせいか、それほど怖くはなかった。
    しかし、こういう人間とは呼ぶのも憚られる生き物がもし身近にいたら… 想像するだに空恐ろしい。

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    2026年01月22日
  • 鍵のかかった部屋

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    面白い、面白いんやけど、ちょいちょい間に挟まれる作者の「女で頭いいのと顔の良さ両立せん」みたいな思想が邪魔してくるw
    女性弁護士だって可愛いひとおるだろうよ…まあこういう表現に違和感持てるようになったということで常識のアップデートの確認とする

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    2020年12月31日
  • 狐火の家

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    ネタバレ

    「硝子のハンマー」が面白かったので、続編にあたる本作も続けざまに読み終えました。

    本作も前作同様に防犯探偵・榎本と弁護士の青砥のコンビが密室トリックに挑みます。

    前作との違いは本作が4つのストーリーからなる短編物ということ。

    「硝子のハンマー」という長編の後だからこそ、1話の短さが寂しさを感じる部分はあったが、短編にも関わらず、仮説を立てながら密室の謎を解明していく様はしっかりとしたリアリティを感じることが出来ました。

    2冊で計5つの密室の謎が解き明かされましたが、その全てが非常にリアルに感じられるのが、このシリーズの楽しさでもあり、恐ろしさでもあります。

    もしかしたら、同じことが出

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    2020年12月17日
  • ミステリークロック

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    ちょっと前にテレビで再放送を観たので、懐かしくて買ってみた。
    1作目は映像化されてたやつ。
    ミステリークロックは、なかなか難解。

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    2020年12月05日
  • 狐火の家

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    ネタバレ

    防犯探偵シリーズ第二弾は、短編集なのでテンポよく進んでいく。
    一つの話をもっと深く掘り下げて知りたいのだけど、まだもうちょっと読みたいというところで切り上げて次の密室トリックへ進んでしまうので、もどかしい。
    特に表題作は少しホラー要素もあり魅力的だった。

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    2020年11月20日
  • 悪の教典(1)

    購入済み

    小説は読んでいたので、漫画も気になって読んでみました。一巻はまだこれからという感じで終わってしまいますが、次巻からハスミンがどう動くのか期待が高まります。

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    2022年09月28日
  • 硝子のハンマー

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    そうきましたか 密室殺人もさることながら、作品後半は視点が変わって面白かった。そうきましたかという感じ。

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    2026年01月18日
  • 狐火の家

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    ネタバレ

    防犯探偵シリーズ2作目。前作と違い、短編集なので読みやすい。
    青砥さんのキャラがどんどん崩壊していくので、やりとりで話をつなげていこうという意図を感じた。
    著者の得意分野(?)なホラー的な要素もあり、読みごたえはあった。しかしながら、どうしてもトリックありきのストーリーは否めない。トリックは良いが動機についてももう少し語ってくれた方が分かりやすいと感じた。

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    2020年07月25日
  • 雀蜂

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    読みやすさはピカイチ、後半にかけて畳み掛けるスピード感が気持ち良い。スズメバチとの戦闘と、様々な回避の手法に賢くなった気がします。笑

    パニック映画を見ているかのよう。色々と調べているんだろうなぁ。

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    2022年03月02日
  • 鍵のかかった部屋

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    月9を見てから、この作品を読んだのですが、シリーズ第3作目だそうで、初めに驚いたのは、芹沢弁護士がいないことでした。ドラマオリジナルキャラクターだそうですが、これはこれで、2人の掛け合いは面白かったです。
    3作目ですが、単体としても楽しめました。
    「硝子のハンマー」程のような驚きというものはありませんでしたが、一つ一つのトリックが意表をつくものばかりで、よくこういったものが、思いつくなと感心するばかりでした。
    ドロドロとした雰囲気はなく、密室が解かれるまでの工程が面白く、貴志作品の中では気軽に読める作品でした。

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    2020年06月08日
  • 鍵のかかった部屋

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    説明よりも会話中心で読みやすかったように思う。
    読み終わった後にドラマ化していたものだと気付いて、そう思い返すと、主人公榎本はドラマ版では冷徹な印象を受けたが、小説版ではそれほど冷徹な印象を受けなかったように思った。

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    2019年12月20日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    ホラーSF作家、貴志祐介によるエッセイ集。
    生まれ変わったら何になりたいか、早口言葉の創作など、こんなことを考えているのかという自由な発想が面白い。
    個人的には「なぜ緑色の哺乳類はいないのか」というエッセイが興味深かった。
    考えたことはなかったが、言われてみれば確かにという着眼点。
    日々疑問を持って過ごしていたら生活は豊かになるだろうなと思わせてくれる。

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    2019年11月10日