舞城王太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青臭いけどわりとすき。これが三部作のひとつめなのか。
・私はあなたの瞳の林檎
酷い境遇にいたから少しの間でも救ってくれた人間を特別に思ってしまった女の子と、救ってしまったことで見た内側を特別に思ってしまった男の子のねじれ恋愛。自分から好きって言えなくても他の人のものになるのは嫌。もとから私のなんだから。愛し方も愛され方もわかってなくて苦しい。まあ子どもだから……。
・ほにゃららサラダ
芸大生のマウントとか焦りとか恋愛とか芸術観とか。冗談とかマウントとか悪意とかまっすぐに受け取っちゃうし、逃げたくて自虐しちゃうと持ってるものが見えなくなる。
・僕が乗るべき遠くの列車
誰を好きかもわからず中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初舞城作品!『煙か土か食い物』も本棚にあるけど、読書リハビリ中なので短編から…。面白くてどんどん読めた!こんなに人を想って想われて…いいなあ( ; ; )他の作品ももっと読みたい作家さんでした。
舞城作品はスピード感とかテンポ感があると聞いていたけどやはりその通りで、読点が全然無くて文字がみっちりなのに文章が全部面白くて、スラスラ入ってくる。スピード感があるのも、大事な所が書かれ切ってないとかではないのに文章に勢いがある!
タイトルの「私はあなたの瞳の林檎」について、もしこれが「あなたは私の瞳の林檎」だったとしたら、男の子から見た林檎ちゃんだけど「私はあなたの瞳の林檎」は、林檎ちゃんから見 -
Posted by ブクログ
読み終わったときに、自然に「面白かった。」って言ってしまった。
パートナーさんの好きな作家さん。なんで今まで私が出会わなかったのか謎。スキ。
この短編は、読んでいて同じ人が書いたの?…みたいな不思議な感じになった。
スキ。
ホラーやSFベースで、絶妙なグロ加減。そして、ちょっと甘酸っぱい青い春よ。
なんだろ?
大人になる前の少年の危うさみたいのが、直接的に描写はされてないんだけど、そこかしこに匂わせているように感じるところが凄く好き。
ホラー、SF、グロだと思って読んでるんだけど、その中に感じる青春と恋愛。
とりあえず、パートナーさんの家にあるやつ全部借りたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ正しさと優しさは両立しないことの方が多いと、つくづく思った。不思議の中に優しい物語を入れ込むのが舞城王太郎の凄さ。
「畏れ入谷の彼女の柘榴」
タイトルの語呂が良くていい。でも、モヤモヤする話だった。千鶴が不倫して出来た子供を「おめでたい出来事」と言い、そこから夫婦の関係が悪くなっても「雨降って地固まる」とか言っちゃうのも、イライラしてしまったが、「どのようなバカにも存在意義があって、この世の中の幸福につながるチャンスがそれなりにあるんだという俺の祈りが叶いますように」という優しさはなくてはならないような気がした。
「裏山の凄い猿」
「困っている人を助けようって気持ちがなくなったら社会は終わ