【感想・ネタバレ】バイオーグ・トリニティ 1のレビュー

「鳥になって空を飛びたい」と思ったことがある人はたくさんいるはず。そんな“昔ギリシャのイカロス”な方に朗報!この作中に出てくる「バイオ・バグ」でバシっと実現できますよ。
両掌に穴が空き、好きなものと融合できてしまうという病気「バイオ・バグ」。作中には、蝶やバイク、金魚や重機といったものと一つになった人が登場。読めば、あなたも何かを取り込みたくなるはず!
と、「バイオ・バグ」を中心としたストーリー展開ではあるが、気になる設定も満載。背景で巨大ロボが戦ったり、川に巨大生物がいたりと、大した説明もなく当然のこととして進行する展開は謎の一言。そして、細かな描写は超スタイリッシュで。謎と相まって、引き込まれ。ハマる。
「大暮維人×舞城王太郎」のまさかのコンビに、してやられてしまう作品。何も考えずにハマってはいかが。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月26日

大暮維人の絵は相変わらず好き。
どうやって描くんだろう、こんな絵を。

そして、序盤の読者おいてけぼり感からの展開も舞城王太郎的で大好き。横書きの吹き出しも個人的にはそんなに違和感なかったし、この漫画や良し

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Posted by ブクログ 2017年07月08日

第一印象は、小難しくてオシャレな話。
軽く一度 読んだだけでは理解できない…。

けど、何度か読む内に
とてつもなく切ないラブストーリーなんだと認識させられます。

噛めば噛むほど味の出る作品です。
玄人向け。

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Posted by ブクログ 2015年02月01日

1巻から出ている5巻までイッキ読み。
これ、自分好みですごく面白い。
原作付きだけど、小暮さんの絵は綺麗だしテンポ良くていいな。

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Posted by ブクログ 2013年11月02日

ツボ。どハマりする予感。
舞城王太郎と大暮維人の見事なコラボ。
情報量の多さと言葉により紡がれる狂気じみた世界が、同じく情報量の多さと緻密な絵柄とエッジの効いたデザインと融合して化学反応じみたものを見せている。
人を選ぶかもしらんけど、軽快に一気に読み倒すもよし、じっくりと過多気味の情報量を咀嚼して...続きを読む消化するもよし。

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Posted by ブクログ 2013年06月03日

一流の作家と一流の漫画家がタッグを組んで生み出した作品だからだろう、余計に何処を誉めるべきなのか、まるで判別がつかん
ただ、鮮明なのは私はこの漫画を好きだし、好きになれる
テンポの良い話そのものも素晴らしいし、躍動感のある画を構築する線の一本一本が実に力強い。キャラの性格も立ってるし、印象に残る台詞...続きを読むも多い
それを踏まえて考えてみた結果、この『バイオーグ・トリニティ』はメカッコイイ漫画だ
人間そのものが美形ってのも魅力だが、私としては重々しい金属感のある刃物や銃器に惹かれる
特に一巻のラストの最後のページは、大暮先生の色が鮮やかに出ていると思う
間違いなく、今年、ランキング上位に食い込む漫画

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Posted by ブクログ 2013年05月11日

今年上半期(いまは五月だけど)、「それ町」「ヴォイニッチホテル」「スピリットサークル」「リュウマのガゴウ」といろいろ出ているなかで、これが一番衝撃的だった。

元々、大暮と舞城がタッグ、というだけでかなりの期待感だったわけだが(エログロナンセンス的な意味で)、期待を裏切らず、予想を裏切る面白さ。くわ...続きを読むえて、舞城のエログロナンセンスの他に、もうひとつの得意ジャンルである純愛も含まれていた。

後半は「あぁこれ、いつもの大暮だ」という感じだったけど、なんていうか、このまま期待大でお願いします。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年09月23日

神タッグキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
今世にこの妄想の中でしか実現しないと思っていた神タッグによる作品を拝めて幸せ。案の定内容もやべえす死にま...続きを読むした

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Posted by ブクログ 2013年04月26日

最ッ高にやばい。さすが舞城さん!なテイストあり、大暮さんのあまりにも細か過ぎる遊びゴコロあり(穂坂のアタマの文字とか樹が星みたいとか)2人両方のファンである自分には本当大満足です!!前評判で「分かりづらい」「ついてけない」とか散々なものもあったので心配でしたが…なんだァーちゃんとはまってんじゃん、し...続きを読むっかりカッコいいじゃん!?続きへの期待度高し!

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Posted by ブクログ 2013年04月23日

最高。これだけのパワーの塊を浴びるように包まれるように味わえるのが嬉しい。大暮氏過去最もハッピーな雰囲気のある作品。
 
ジブリアニメーションを見るときの喜びの本質は動きに宿っていると思うが、大暮氏は絵のディテールの情報量でこれに近い「喜び」を生み出していると思う。
 
不思議世界の設定はひとまとめ...続きを読むに明かされないで、どんどん後回しにされるのだけれども、絵がこれほど「喜び」に満ちているので、明かされるまでゆっくり待っていてもいいやという気持ちになる。むしろ、何も分からないままで待つ楽しさを得られる稀有な体験。それには作家への信頼が必要だけど、それを絵の力で実現させてるのがすごい。
 
この表現はもう流行遅れなんじゃないの、という部分もあるけれど、絵の力と仮想未来の設定によって何だか逆にアリだなという気にもさせられてしまうし、そもそも何の不満もない。何も不満がないのだ。
 
そして個人的にすごく好きなのが、主人公の一人である藤井が馴染みの友人に漏らした、カッコいい相棒・悪友に比べて自分はかっこわるいよなと苦笑いしながら、相手を認めていく一連の呟き。「おれ、穂坂になりたい」 …主人公の衒いのない非凡な素直さがとても新鮮。これが次代のかっこよさかなと感じる。このキャラ造形は舞城氏の案だろうか。素敵だ。

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匿名 2024年01月06日

とにかくついてこいと言わんばかりの破天荒な展開だが、きれいな絵と相まって、読み進めやすい。多用される見開きも素敵だった。

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Posted by ブクログ 2016年07月08日

連載中 人が様々なものと合体できるバイオバグが存在する世界。恋のためだったら世界だってぶっ壊す。原作者は違えど『天上天下』『エアギア』の大暮維人の画力の神髄がここにある

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Posted by ブクログ 2014年06月16日

なんとなく敬遠していたのだが、とても面白かった。

〈無自覚な全能者を無自覚なままでいさせようと周囲が奔走する〉という構造は、涼宮ハルヒシリーズへのオマージュだろうか。

こちらは完結して欲しい。

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Posted by ブクログ 2013年10月07日

序盤は話の流れがよくわからなく、読者置いてきぼり感がある。が、絵がすごく上手いのでストーリーが多少難解でも読めた。

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Posted by ブクログ 2013年09月21日

舞城王太郎原作の文字に買ってしまうよね。やっぱり。おもしろいよね。がんじがらめになりそうになったけどね。なんとか持ち直したよね。おもしろかったよね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年09月09日

 舞城原作ということで久々にマンガ買って読んだなあ。
おじさん、この手の情報量の多い雑然とした絵は見てて疲れるんだけど、この世界観とテンポはやっぱりマンガでこそだし、がんばって読み続けようと思った次第。
 
 こういうマンガ楽しめるってことは、まだ若いと思っていいんだろうかな?阿修羅ガールや好き好き...続きを読む大好き超愛してるの頃の舞城感が懐かしいっす。

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Posted by ブクログ 2013年08月30日

舞城王太郎原作の漫画。
絵はエアギアの大暮維人。

手に空いた穴で好きな物と同一化できる能力を持つ者たちの青春物語。
舞城さんのだだ漏れる想像力が発揮されている作品。

好き好き大好き超愛してるにあった神との戦闘の小説に近いものを感じた。
大暮さんの漫画は読んだことはないが、絵は繊細で舞城さんの突飛...続きを読むな文章と上手い具合に適合している。

続きに期待。

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Posted by ブクログ 2013年07月01日

“榎本芙三歩のことを好きになってから僕はずっと落ちつかなくて、そわそわもぞもぞ、それは興奮していると言うよりいささか混乱しているのだった。なぜなら好きというのは僕の中に生まれた全く新しい気持ちだったし、僕はそれがこんなふうに乱暴でとっ散らかっててちっとも休もうとせずにぶくぶく脹らんでゴンゴンいろんな...続きを読むものにぶつかりかち合い僕の中にそもそもあった展望や計画や気分や価値観を無茶苦茶に壊してしまうとは知らなかったのだ。皆誰かのことが「好き」とか言って笑ってるときこんなふうに内心グルグルしてたのかよ、本当に?と僕は疑わざるをえなかった。”

やだ格好良い。
よく分からない世界観にぽいと放り投げられる感じ。
主人公達の後ろの世界観が徐々に分かるような、今ひとつよくわからないような。
樹木の山村さんってのは樹木吸い込んじゃったとか?
ルビにクローンサイトウさんと振られているのにときめき。
どんな展開がくるのか楽しみ。

“『なんだろう……?
全然そんなタイミングじゃないのに。
いつかアイツがオレに言ったセリフが
ぐるぐるぐるぐる頭の中・リフレイン。
「おまえさ その可もなく不可もなくみたいな人生に
どっぷり浸りすぎて大事なモンなくしてんだぞ?」
"大事なもの"……!?』”

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Posted by ブクログ 2013年05月07日

読み始めは混乱しまくりで舞城原作じゃなかったら買わなかったし最後まで読むことも無理だったであろうと思われる。
ざーっと読んで、さてもう一回、で、やっとすこし読み込めた気になる。
手に穴が空いちゃう病気(?)があって、その穴から何かを融合することができて、その特質を使うことができる、仮想未来の話。

...続きを読むトリニティって、たしか三位一体って意味だよね。藤井は、あとひとつ、何と合体するのかな。

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Posted by ブクログ 2013年05月02日

適度に舞城王太郎っぽいけど、大暮維人の絵でずいぶん違う印象。文字情報と画像情報だと舞城王太郎の、味わい方違うわ…(ちなみに西尾維新は同じ印象だと思う)後半クライマックスの展開は普通に熱かった!

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Posted by ブクログ 2013年05月01日

いやぁグレイトさんのセンスはさすがですわぁ。   
舞城王太郎のことは知らないけど、とてもファッショナブルだということは分かりました。    
もっとエロ多めでもいいんですよ?

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月18日

読む画集なんて呼ばれることもあるグレ吉の漫画だが、舞城王太郎とタッグを組んだことでどう変わるのか。

人外や武器のデザイン・描き込みは健在で、設定も作り込まれているのでとにかく情報量が多い。
その上台詞の大部分が(右綴じなのに)横書きという実験的なことをしているものだから、読み進めて世界観を掴むのに...続きを読む多くの人が苦労するだろうと感じた。

この手法には賛否両論有るだろうが、縦書の台詞が際立つので個人的には有り。
物語冒頭の見開きいっぱいに書かれた主人公の恋の苦悩(中央の文読めない・修正求む)や、1巻最後の合体直前のシーンが良い例だと思う。

タイトルについては、バイオとオーグを合わせた造語なんだろうが、バイとトリの後にスペースが有るのが気にかかる。ダブルミーニングを仕込んでいるのだろうか?トリニティは言葉だけ出てきた三天狗?

まだ判らない事だらけで、主人公も漸くスタートラインに立ったところなので、今後に大いに期待。

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Posted by ブクログ 2013年05月07日

チェック漏れしてたー危ない危ない

いやー、今回も各キャラいい味だしてるというか
読んですぐに大暮ワールドに入りこまされる画力がスゴイ

ストーリーの方は舞城さんが担当しているようで
ノベルとはまた違った舞城作品が見られるというのも嬉しい。

実力派同士のコラボってことでこれからも期待。

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無料版購入済み

吹き出しが読みにくいです

2023年05月01日

単純な話、書き文字とかは縦書きもあるのに、吹き出し内が横書きなのに、右から左へのページ構成はそのままなので、読みづらいですね。敢えての効果も、あまりなかったですよ。
画力はだいぶ上がっているだけに……

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Posted by ブクログ 2013年12月02日

大暮 維人の新作。原作付き。

まあ、ちょっとわかりにくくて、不思議な感じ。

原作の舞城 王太郎という人の物語は読んだことがない。ので、この不思議な感じが大暮 維人の味なのか、それとも、原作の人の味の方が強いのかは良くわからない。
でも、大暮 維人は、後半、お話が広がりすぎてとっちらかるところがあ...続きを読むるので、もしかすると原作付きの方がよいかもと期待。

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Posted by ブクログ 2013年06月27日

舞城さんの本を読むのを止めていたのだけど、この本を読むとまた読みたくなってきた。これはいろいろ面白くなりそうなので、原作と漫画の相乗効果でどれだけ面白くなるのか楽しみ。

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