あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】君に忘れてもらえる世界を創ろうとする 藤井が迷いこんだのは40年前の世界。バイオ・バグはなく、バイオーグもハンターもおらず、藤井と芙三歩は恋人同士、そして──穂坂が存在しない世界。「あの日」、世界を殺した真犯人を突き止め、負のスパイラルを断ち切れるのか?──な第10巻!
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「鳥になって空を飛びたい」と思ったことがある人はたくさんいるはず。そんな“昔ギリシャのイカロス”な方に朗報!この作中に出てくる「バイオ・バグ」でバシっと実現できますよ。
両掌に穴が空き、好きなものと融合できてしまうという病気「バイオ・バグ」。作中には、蝶やバイク、金魚や重機といったものと一つになった人が登場。読めば、あなたも何かを取り込みたくなるはず!
と、「バイオ・バグ」を中心としたストーリー展開ではあるが、気になる設定も満載。背景で巨大ロボが戦ったり、川に巨大生物がいたりと、大した説明もなく当然のこととして進行する展開は謎の一言。そして、細かな描写は超スタイリッシュで。謎と相まって、引き込まれ。ハマる。
「大暮維人×舞城王太郎」のまさかのコンビに、してやられてしまう作品。何も考えずにハマってはいかが。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この巻だけ読んでの感想。
…全く、意味がわからない。ついていけない!!
まどマギ的な何かが起こっていて、世界を止めようとしている、ようだケド…。よくわからないや。
で、そのよくわからない事が、非常に哲学的で面白そうにみえる。
Posted by ブクログ
"愛であふれたら世界はきっと満足して
こぼれてしまわないようにそっとフタをする。
もう何も要らない。穴もフィルターも必要ない。
そして フミホはきっと 自由になる。"