【感想・ネタバレ】バイオーグ・トリニティ 14のレビュー

「鳥になって空を飛びたい」と思ったことがある人はたくさんいるはず。そんな“昔ギリシャのイカロス”な方に朗報!この作中に出てくる「バイオ・バグ」でバシっと実現できますよ。
両掌に穴が空き、好きなものと融合できてしまうという病気「バイオ・バグ」。作中には、蝶やバイク、金魚や重機といったものと一つになった人が登場。読めば、あなたも何かを取り込みたくなるはず!
と、「バイオ・バグ」を中心としたストーリー展開ではあるが、気になる設定も満載。背景で巨大ロボが戦ったり、川に巨大生物がいたりと、大した説明もなく当然のこととして進行する展開は謎の一言。そして、細かな描写は超スタイリッシュで。謎と相まって、引き込まれ。ハマる。
「大暮維人×舞城王太郎」のまさかのコンビに、してやられてしまう作品。何も考えずにハマってはいかが。

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Posted by ブクログ 2018年08月15日

全然わけわかんねー!!! と思ってましたが読み終わってみれば良かったと思える不思議。全然可愛くなかったフミホの空っぽさにちゃんと理由があって、そこが満たされてゆく終盤でどんどん魅力的になっていって嬉しかった。
まさかこれが密室×ループものの亜種になるとは……

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Posted by ブクログ 2018年06月13日

完璧、舞城作品は全部読んでいるけれど全作品中でもTOP5も出来映えだと思う。描いているのが大暮維人で良かった。この情報量、この画力でなければ収まらない。最後に入っている舞城掌篇もとてもよかった。生きてて良かったなあ。

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Posted by ブクログ 2023年02月26日

圧倒的な舞城節に圧倒的な大暮維人の画力。
結局、舞城王太郎は愛で密室だな(それがいい)。
そして、最終巻に収録された小説「自転車」「自転車II」を読んで、やっぱりこの人の文章が好き、と。

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Posted by ブクログ 2018年06月19日

舞城王太郎の総決算とも言える作品。1巻の後半から張り巡らされる伏線と練られた世界観。引きが上手く、どんどん読み進めたくなってくる。舞城のドライブ感に乗った大暮維人のダイナミックな絵柄もグイグイ読ませる。
一方で典型的な少年漫画のヒロインのような女の子を中心として狭いセカイに閉じており、舞城の限界を感...続きを読むじる作品でもある。
1巻から登場の裏ヒロイン、松陰っちが舞城らしいゆる可愛さ抜群だったのが個人的にはプラスだった。

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Posted by ブクログ 2018年05月05日

"「私がね…ずっと…間違い続けてきた私がね
たった一つだけ出した正解だよ。
でも ちょっとだけ 私はズルをした。
私はきっとこの答えを 生まれる前から知っていたよ。」"

完結。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月31日

世界観はむしろ小説の方が似合ってる。
何よりラスボスが強くて良い。
そして相変わらず大暮先生の女性キャラはオッパイきゃら多し。

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