舞城王太郎のレビュー一覧

  • バイオーグ・トリニティ 2

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    最高に面白い。
     
    1巻では伏せられていた世界の設定が明らかになり、物語に輪郭が与えられ始めたので、ぐっと「わかりやすくなった」。一方でどこまでも、全く新しい漫画を読んでいるという感覚が失われない。
     
    他の追従を許さないリッチでアグレッシヴな作画については最早言葉もないわけでコメントは差し控える。さらに、この作品を最高に新しくてチャレンジングなものにしているのは、やはり藤井と穂坂が合体してしまったことに由来する一個人内の複数人格の混在(又は、混在からの脱出)が物語のキーに据えられた点である。
     
    同誌掲載作品「ジョジョリオン」も奇しくも一個人の内なる二人格(の融合)が物語の謎の根幹となってい

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    2013年09月09日
  • バイオーグ・トリニティ 2

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    一巻より抜群に面白くなってる!
    めっちゃ楽しい、わくわく!
    そんで絵がめっちゃキレイ、ウルウル!
    ヤバイぜバイオーグ!

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    2013年08月20日
  • キミトピア

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    分厚さなんてなんのその。「考えることに馴れて考えてないように感じられても、それは考え終わってるだけで、そこでもう考えることがなくなった訳じゃない。次へ行くのだ。次へ。」がすごく心に残った。

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    2013年07月25日
  • キミトピア

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    七つの短編集。
    やさしナリン……『可哀想』に弱い人
    添木添太郎……いないいないと神様?
    すっとこどっこいしょ。……青春。将来。
    ンポ先輩……キチ女?え、怪談的な?
    あまりぼっち……僕僕タイムスリップ
    真夜中のブラブラ蜂……子育ても一段落してブラブラしたい主婦
    美味しいシャワーヘッド……ちょっとよくわかんないけどトシちゃんのとこめっちゃ笑った

    最近は読みやすいのを立て続けに読ませてもらってるなあと思う。
    舞城の、女性主人公の話は読みやすいので好きだ。だから、この七つの短編の中でもやさしナリンが一番好きだ。
    可哀想に弱い、という発想がおもしろい。突飛に感じるけれど、理解できる感情だし、はっとさせ

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    2013年07月11日
  • キミトピア

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    改めて舞城好きだーと思った。【やさしナリン】久々の舞城だったせいか主人公が鼻についてしまって内容に集中できなかったので再読したい【添木添太郎】黒い馬の夢の恐怖をきっと忘れてはいけない。そしてその恐怖に負けないことがちゃんとした大人になるということ【すっとこどっこいしょ。】最初はいい感じの青春かなーと思ったけど終盤何が何やらで笑うしかなかった。気楽に読める【ンポ先輩】やっぱ舞城天才か…途中からぶっ飛んだ気がしなくもないけどそれも私の穴あけのせいか(違うか?)間違ってても穴をまた空ければいい話。【あまりぼっち】うーんよくわからんSF。理解力が足りなくて残念…理解できたら超面白そうなのに。【真夜中の

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    2013年06月10日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    一流の作家と一流の漫画家がタッグを組んで生み出した作品だからだろう、余計に何処を誉めるべきなのか、まるで判別がつかん
    ただ、鮮明なのは私はこの漫画を好きだし、好きになれる
    テンポの良い話そのものも素晴らしいし、躍動感のある画を構築する線の一本一本が実に力強い。キャラの性格も立ってるし、印象に残る台詞も多い
    それを踏まえて考えてみた結果、この『バイオーグ・トリニティ』はメカッコイイ漫画だ
    人間そのものが美形ってのも魅力だが、私としては重々しい金属感のある刃物や銃器に惹かれる
    特に一巻のラストの最後のページは、大暮先生の色が鮮やかに出ていると思う
    間違いなく、今年、ランキング上位に食い込む漫画

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    2013年06月03日
  • キミトピア

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    読み終わるのもったいなくて、しばらく読み進めるのやめちゃう時がある。
    そんな小説。

    それぞれの短編になんかしら感じるものがある。
    うまく言葉にできないような、気持ちだったり状況だったり。
    表現できないんだけれど、残しておきたかったり大事だと思いたかったり。

    だから、そばに置いておきたいんだ。
    そんな小説。

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    2013年09月19日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    今年上半期(いまは五月だけど)、「それ町」「ヴォイニッチホテル」「スピリットサークル」「リュウマのガゴウ」といろいろ出ているなかで、これが一番衝撃的だった。

    元々、大暮と舞城がタッグ、というだけでかなりの期待感だったわけだが(エログロナンセンス的な意味で)、期待を裏切らず、予想を裏切る面白さ。くわえて、舞城のエログロナンセンスの他に、もうひとつの得意ジャンルである純愛も含まれていた。

    後半は「あぁこれ、いつもの大暮だ」という感じだったけど、なんていうか、このまま期待大でお願いします。

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    2013年05月11日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    ネタバレ

    神タッグキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
    今世にこの妄想の中でしか実現しないと思っていた神タッグによる作品を拝めて幸せ。案の定内容もやべえす死にました

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    2013年09月23日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    最ッ高にやばい。さすが舞城さん!なテイストあり、大暮さんのあまりにも細か過ぎる遊びゴコロあり(穂坂のアタマの文字とか樹が星みたいとか)2人両方のファンである自分には本当大満足です!!前評判で「分かりづらい」「ついてけない」とか散々なものもあったので心配でしたが…なんだァーちゃんとはまってんじゃん、しっかりカッコいいじゃん!?続きへの期待度高し!

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    2013年04月26日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    最高。これだけのパワーの塊を浴びるように包まれるように味わえるのが嬉しい。大暮氏過去最もハッピーな雰囲気のある作品。
     
    ジブリアニメーションを見るときの喜びの本質は動きに宿っていると思うが、大暮氏は絵のディテールの情報量でこれに近い「喜び」を生み出していると思う。
     
    不思議世界の設定はひとまとめに明かされないで、どんどん後回しにされるのだけれども、絵がこれほど「喜び」に満ちているので、明かされるまでゆっくり待っていてもいいやという気持ちになる。むしろ、何も分からないままで待つ楽しさを得られる稀有な体験。それには作家への信頼が必要だけど、それを絵の力で実現させてるのがすごい。
     
    この表現は

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    2013年04月23日
  • キミトピア

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    やっぱり舞城王太郎大好きだー!!と再確認。
    「やさしナリン」「すっとこどっこいしょ」「美味しいシャワーヘッド」がよかった。言葉にはしないような、そしてそれゆえに記憶に留められず日々頭の中を過ぎ去っていく細かな感覚が再現される感じ。
    「すっとこどっこいしょ」のニンニンとか♥♥♥とか、舞城さんのこういう文体のニュアンスもすごく好き。マスールっていわゆるキラキラ?な名前なのに読んでるうちに「ますぅ」ってカワイイなぁと思ってしまって面白い。
    「美味しいシャワーヘッド」のラストは一冊のラストに相応しく印象に残った。

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    2013年03月26日
  • キミトピア

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    今になって舞城王太郎の魅力に気付くのは、対話や行動の中で省いたり見逃したくなる心の動きを、しっかりと言葉で紡いでいるからなんだと感じる。

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    2013年03月22日
  • キミトピア

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    ユートピアはYOUTOPIAではなかったのかと、アホな私はドキッとした。
    この冒頭のポワーッとした感じが、とても好きだ。
    舞城先生の言葉はおもしろくて、分かり易くて、語感が良くて、頭にスッと入るので、何だかテンションが上がってくる。
    それで誰かに話したくなって、きっかけを作ってくれる。

    書下ろしの方が好きかな。
    特に「添木添太郎」と、「真夜中のブラブラ蜂」が好き。
    この2作品は、私の心を抉ってきた。
    進んでいくときの寂寥感というか、寂しさというか、そんなのを感じる。
    あと「すっとこどっこいしょ。」
    面白い♡♡♡

    表紙は調布のようで、いつか西暁町も見てみたいなと思った。
    ブラブラっと行ってし

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    2013年02月21日
  • キミトピア

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    舞城王太郎の最新短編集。
    相変わらず面白すぎる。

    軽快な言葉遊びと少し不思議な人間たちが織り成す物語は一見ファンタジックなんだけど、実は普通に人生を送っている僕らの「生きること」「他人との付き合い方」の本質を突いてくる。

    それが痛快でもあるし、図星だからこそ心をヒリッとさせられたりもする。

    芥川賞の候補になった「美味しいシャワーヘッド」はさすがの出来で、舞城作品にしては漫画のタイトルやバーなどの固有名詞が連発される珍しい作品だが余計にリアリティが増す。
    主人公の小澤に共感してしまった。舞城作品で一番共振できたキャラだ。

    芥川賞取れてたら帯の文句も変わってただろうに。賞レースに乗るには覆

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    2013年02月16日
  • キミトピア

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    『ユートピア』を何となく『YOUTOPIA』だと思い込んでいて、大好きなあなたと一緒にいられるのならそりゃその場所は楽園だわなと考えていた。≪君とピア≫の≪ピア≫が何のことかは判らないけれど語感は明るいし何だか可愛いし。
    でも君が笑って指摘する。
    『ユートピア』は『UTOPIA』で、イギリスの政治家トマス・モーアが16世紀初頭に書いた小説のタイトルで、理想郷としての共産主義社会のことだし、語源としては『どこでもない場所』になるんだよ、と。
    え、ちょっと、何その余計な蘊蓄。
    僕は言う。
    じゃあ僕のキミトピアはユートピアじゃなくてその反対だな。
    僕と君が一緒にいる場所はひたすら現実的な場所だもんね

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    2013年02月16日
  • キミトピア

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    ネタバレ

    書き下ろし3編を含む短編7編。
    いずれも相変わらずのスピード感で、ほどよい読み応えもあり、面白い。最近の舞城の描く世界は、何気ない日常が、ふとしたことでどんどん逸脱していって、その逸脱を収束させようと頑張って思考する、という1つのパターンがある。この「逸脱」が、「やさしナリン」だったり「穴食い虫」だったり、「気持ちの搾りかす」だったり、人と人との関係性の中で顕在化するちょっとしたズレにスポットを当てて独特の言葉でその本質を追究していく感じがとても面白い。

     冒頭の「ユートピア=YOUTOPIA」についての記載が、昔あった「ぴあ」の「はみだしYou とぴあ」を連想した人も多かったんじゃないかと

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    2013年02月10日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    SFっぽくもあり探偵ものでもあり、エログロ暴力哲学がここぞとばかり入り乱れる。ジャンル分類不可能な、舞城王太郎ワールド全開の1冊。
    広がりまくった風呂敷が、<意志>と<運命>のもと、下巻で一気にたたまれていく様は圧巻。衝撃だった〜。

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    2013年01月10日
  • スクールアタック・シンドローム

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    【スクールアタック・シンドローム】題名からしてもっとどうしようもない話だと思っていたのですが至極まっとうな話でした。親子愛にほっこり。好き。【我が家のトトロ】りえがいい女すぎる。これも家族愛が感じられて良かったです。りえと主人公のやりとりでなんか泣きそうになってしまった。こういう風に生きていけたらいいんだろうなと思う【ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート】グロいってか痛い。正直知りたくなかったことが書いてあったりしたけど主人公がアドレナリン全開になるさまとかすごく面白かった。色んなことを考察してまた読む必要がありそう。

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    2012年12月08日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    おもしろかった~!
    超展開からのどんでん返しの連続で、下巻まで一気に読んだ。
    梢は救われるのかな…と、最後までどきどきした。
    他の舞城作品を読んでいたので、名探偵がどんどん登場してくる場面は凄く嬉しかった。

    そして、水星Cさん格好良過ぎ。
    最後まで格好良過ぎ。

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    2012年11月20日