舞城王太郎のレビュー一覧

  • ディスコ探偵水曜日(下)

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    この本を読んでる最中に「JOJOノベライズ」の発表を知った。参加した作家は三人。おおっ上遠野浩平!作品からリスペクトがあふれてるもんな。西尾維新!自身が尊敬する上遠野先生と一緒に大好きな漫画をノベライズするなんてヤバい。舞城王太郎…?えっ?以外ッ!!そう思ってた時期が僕にもありました。しかし、時空を超える能力をディスコが得るプロセスと丞太郎がザ・ワールドを得るプロセスはなんだか似ていると気づいてしまった。ぶっ飛んだ会話と世界観も近いかも?え?本の感想?舞城スゲェっすよね。

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    2011年04月17日
  • ディスコ探偵水曜日(下)

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    ネタバレ

    上中下巻の「下巻」

    ≪あらすじ≫
    時空探偵となったディスコは過去へ未来へ飛びまくり。
    パインハウスの31人失踪事件
    パイナップルホームとムチ打ち男爵
    ≪吊るされた男≫自殺事件
    ラミア症候群(3億人の子供攫い)
    すべての謎を解決すべくディスコは未来のJJのもとへ向かう。

    そして明らかになる子供の虐待を商売とする『梢式』。
    梢が起こした魂の分裂よろしく
    子供を虐待することにより魂を人間に入れ出し空の肉体を作成し
    需要者は意識の転送を行うことにより不老状態となる。
    それを商売とし億万長者となったJJ。

    子供を虐待していたのはブラックスワン(黒い鳥の男)であり
    その計画を防ごうとラミア症候群・子

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    2011年04月11日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    ネタバレ

    上中下巻の「上巻」

    ≪あらすじ≫
    主人公のアメリカ人迷子探し専門探偵・ディスコ水曜日 は
    織田建治に盗まれた6歳の幼女・山岸梢 を保護し
    親の元へ返すが、すったもんだで東京で共に暮らすことに。

    ある日、梢が急に17歳の少女に変身!
    彼女曰く、【パイナップルトンネル】を通過して
    未来から来た梢本人であるらしい。

    そして、心身共に6歳と17歳を交互に繰り返す梢が6歳のとき
    14歳の少女・島田桔梗の魂が移り住む。
    彼女は連続魂泥棒事件『パンダラヴァー』の被害者だった。

    桔梗により梢の意識の闇【黒い鳥の男】の存在を知り
    梢の子宮から人間の指が4本産まれる。

    桔梗の魂を戻すべくパンダラヴァー事

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    2011年04月01日
  • ディスコ探偵水曜日(中)

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    ネタバレ

    「九十九十九」と「ルンババ12」と「愛媛川十三」。なんなんだっ?今までの舞城作品はこの作品のタメにあったんじゃないのかよオイっ!というくらい集大成的な作品だろコレ。結局何をしにパインハウスにきたんだ?ってなるくらい探偵達による推理合戦で読んでるコッチもディスコも忘れかけてしまうけど結局梢のためなんだよね。最後の方の怒濤の伏線回収は流石だなぁ。一見意味がないように見える推理の応酬は梢を助けるという目的を撹乱させるためのミスリード?なんだろう。いやしかしいいとこでおわったなー。いやまだこれからが本番か。

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    2011年03月24日
  • ディスコ探偵水曜日(下)

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    怒濤のクライマックス! 一気読みの下巻、603P!!
    正直半分くらいはついて行けない様な展開なのですが
    そこを脳みそを必死コイてのフル稼働で、喰らい付いて
    行く先には、なんとも言えない脳内麻薬がジワーっと!
    いやー、凄い、もの凄い作品ですなー。
    ストーリーの着地点は途中から見えては来たものの、
    そこに至るまでの運びは何度もハラハラさせらるし、
    中盤での推理合戦がこうやって後半に活きてくるのを
    感じるだけでもニヤニヤしてしまう。
    そして何より...「水星C」の存在感! 133Pで書かれた
    イラスト図がこんな伏線だったなんて!! 最高にカッコいい!!

    単に紙に印刷された文字の羅列を目が追い、そ

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    2011年02月25日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    いつ、どこで終わるのかもわからないジェットコースターに乗っている気分。

    ディスコ・ウエンズディは、舞城王太郎の主人公にしては珍しく全能感がない。
    梢を守りきれるかとても不安で、それでも梢を守ろうと必死。2人の絆が微笑ましい。
    舞城王太郎の書く少女はいつも可愛いけど、ディスコと梢のやりとりはいちいち超可愛い。

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    2011年02月12日
  • スクールアタック・シンドローム

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    『《手負いの熊》って俺ら全員そうだよ。皆何かに傷付いて怒って危険な状態なんだよ』

    『部屋も人生もゆっくり悪くなるからどこまで酷くなってるんだか判断がつきにくい。』

    『お前はお前で、《学校襲撃イメクラ》楽しんでたんだろ?コスプレだったんだろ?猫殺しも小説もあの包丁も、単なる衣装だよな』

    『レスカが太陽でりえが地球なら、月は僕なのだ。永遠にりえと一緒に運動を続けるのは僕なのだ。』

    『別にいいんだよ。自分のこと好きな男の人なんて、私他にいらないもん。慎平だけでいいよ』

    『証明なんてどうでもいいよ。ホントに俺はりえのこと好きだし、好きなふりでも何でも、りえが俺に優しいなら何でもいいよ』

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    2012年02月23日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    ★あらすじ★
     アイコは片思い中、でも他の男の子とやっちゃった、最低最低返して私の自尊心!その間街ではバラバラ殺人は起きるは同級生は誘拐されるは子ども達はアルマゲドンをやりはじめる始末。東京と魔界を彷徨い、妄想と現実を彷徨い、アイコが見つけるものとはーーー?

    感想
     若者の話し言葉がそのまま綴られたかの如き文体は、一見ただのライトノベルのよう。しかしこれはただのラノベではない。独特でスピーディーな文体は、読む側に問うてくる。カラダと意識が分離したら、手足と脳みそが分離したら、いったい自分は誰で、どれが自分なんだろうということを。
     淡々として跳ぶような文体と自己の定義という重厚な主題のミスマ

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    2019年01月16日
  • みんな元気。

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    空飛ぶ家族?
    家族の交換??

    家族って愛ってなんなんだろ???

    不思議かわいいダークな世界観

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    2010年04月12日
  • 九十九十九

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    大澤真幸の「不可能性の時代」で紹介されたため読んだ本。
    「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の
    レビューでもちらりと触れました。


    舞城王太郎が書いたこの小説、
    世間のライトコンテンツで描かれる無限ループ性に、終止符をうってみる、
    ということをしたかったのかもしれない。

    大澤真幸の言う「選択」の象徴、「同人誌の流行」。
    自由にキャラクタの物語を変えられる同人誌は
    「自由」「選択」という時代の表れらしい。
    また、世間のライトコンテンツに見られる「無限ループ」という設定も、
    同人誌のような「書き換え」によって無限な膨張の象徴、らしい。

    ここで九十九十九を見てみる。

    無限ループ性を

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    2010年02月16日
  • スクールアタック・シンドローム

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    ソマリア、サッチ・ア・スウィートハートだけで★5つです。
    ヤバい。これはヤバい。

    特に主人公がボッコボコにされるのをソマリアが庇う場面、主人公がソマリアにほとんど愛情に近い感情を持ったあたりがたまらーん!
    「キスしようか」「バカ」とか、泣きながら言ってんじゃないよう、こっちも泣きそうになるじゃないですか、ううう。

    世界の痛みを背負う少女、ヒロインを救えない少年、衝動に素直なせいで板ばさみの彼女。
    なんてセンチメンタルなんだ、と思わせそうで絶対悪の淳一に対して憎悪を感じさせるところが舞城。
    エロくてグロくてスカトロジーでカニバリズムなのにホロッとさせるのが舞城。
    タイトルに「スウィートハート

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    2011年11月11日
  • みんな元気。

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    「みんな元気。」は声に出して読みたい日本語。もうたまらない長い台詞。これは外人ですね。お話の国あたりで市村正親に読んでもらいたいな〜
    「矢を止める5羽の梔鳥」は非常にロジカルな言葉遊びの連続のような作品。庄野頼子と似てるようで何か大きな違いを感じるんだけど、ずっとその何かがわからなかったんだけど、発想法がそもそも違うんですね。二次創作の二次創作何ですね。(長くなるのでちょっと休憩)

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    2009年10月07日
  • 熊の場所

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    ピコーン!はもう何度読んだか分からないくらいですが、何度読んでも素晴らしすぎる。
    「クレッソワーントなのでございます」でガッチリ掴まれました。声に出して読むと分かりますが、文章のリズムが完璧なんです。
    アクセルガンガン吹かしたテンションで、読んでてちっとも飽きない。一見考えなしにまくしたてているように見えるけれど、腹立っていることを「うわーん!ボケボケボケボケ!」って書いてちゃんと伝えられる作家がどれくらいいるだろう。

    哲也が死んだって全くくたばれないチョコがわんわん泣きながら哲也を忘れていく所から「自分のフェラチオはどこまで「ああ頼む」に近づいただろうか」に続いてちょっと泣いて幸せな気持ち

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    2012年08月31日
  • 山ん中の獅見朋成雄

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    なんだか平和な感じです。いや、これも結構なことをやっていらっしゃるから、平和というのは危ない気もしなくもないのですが、やっぱり「煙か土か食い物」とか「九十九十九」と比べるとのほほんとしてます、舞城さんの中では。それでも十分面白いですよ!一気に読んでしまう。私も一日で読みました。やっぱり舞城さん素敵。

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    2009年10月07日
  • だから捨ててと言ったのに

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    いろんな作家さんが集まった短編集。始まりはみんな同じ文章からなのに十人十色で、作家さんの人数分だけ、想像できないような物語が広がって楽しい。まだ手にとった事のない作家さんの作風も知れるし、これからもっと読書の幅が広がりそう^-^私のお気に入りは『パルス、またたき、脳挫傷』『母の箪笥』『海に還る』『切れたミサンガ』『探偵ですから』

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    2026年02月04日
  • 短篇七芒星

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    ネタバレ

    奇天烈な雰囲気かと思いきや普通に愛おしい。
    どこかキュンとするし、笑い泣きなる。
    "雷撃"と"落下"が好きです。

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    2026年01月31日
  • 短篇七芒星

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    『落下』や『縁起』での家族間の他愛ない会話が好きだった。

    どのお話もちょっと不思議な日常の延長線という感じで、するするっと読めて面白かった。

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    2026年01月24日
  • 短篇七芒星

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    今を生きる人間の営みに、摩訶不思議な色々が合わさっている。

    新鮮な心地がした。作風が合ってるか合っていないかとかそんなこと本当にどうでもよくて。でも好きだなと思った。

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    2026年01月19日
  • 煙か土か食い物

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    ほぼ改行無しの文字で埋め尽くされたページがノンストップで眼に、頭に、猛スピードで流れ込む!ヘイヘイヘイ、まさに文字の暴力!!面白過ぎて一気読み確定でした。

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    2026年01月17日
  • だから捨ててと言ったのに

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    簡単に読める短編集。
    この作品集の中で好みの作品は、
    無理解 潮谷験
    お守り代わり 真下このみ
    ミックス 河村拓哉
    累犯家族 五十嵐律人
    吊るし柿の家 高田崇史
    猟妻 谷絹茉優

    悪意を持った人間の行動を描いた物語が面白く読めた。

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    2026年01月11日