舞城王太郎のレビュー一覧

  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    えっおもろいやん…! 初期エリクソン的な疾走感と暴力があるし、暴力のエンタメ的な消費もあるけれども、それが究極的には絶対悪であることが明示される。つよつよ主人公に違和感を覚える向きもあるだろうけれども、それが内側の弱さを隠す鎧となっていることがしっかり書かれているので、個人的には気にならなかった。ミステリ的なおもしろさもあるし、いいですね。

    0
    2026年03月12日
  • 世界は密室でできている。

    Posted by ブクログ

    今、私の頭の中は舞城でいっぱいだ。寝ても覚めても舞城、舞城。顔も知らない舞城、舞城。
    煙か土もすきやけど、こっちの方がすきかも。これは句読点あるのか。ルンババとの男の子ふたりの会話が面白くて、
    「見つけた!」「何を!」「理想の結婚相手!な訳ねえやろ!」とか、わらう。これまた舞城のリズミカルな文。お笑い見てるみたいで、私が大阪だからか波長が合う。
    奈津川サーガ、全部読みたい。でも読めないみたい。嫌だ!

    0
    2026年03月11日
  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    文字が襲ってくる……のがわかる……。改行がないってのもあるけど、文体のセンスが凄まじい圧を放ってる!暴力がすぎて嫌な気分になるはずなのに、軽く読めるのは「ヘイヘイヘイ~」とか「マザファッカー!」とか、ノリが良くてリズム感があって爽快感も感じさせるからなのかな。こっちまでノッてくる。
    二郎も終わり方も謎だけど、一郎とマリックとうさぎちゃんの魅力は強い。
    天才のセンスが全てをカバーしてたわ。

    0
    2026年03月08日
  • 短篇七芒星

    Posted by ブクログ

    なんというか青春パンクのアルバムを一枚ガーッと聴いたような爽快感と疾走感があります。

    好きな人は本当にハマると思います。私がそうです。
    少し不思議で独特な世界観と語り口がクセになります。
    峯田和伸にコンセプトアルバムとか作って欲しくなるような世界観です。

    雷撃、代替、縁起が好きでした。

    どハマりです。

    0
    2026年03月02日
  • 好き好き大好き超愛してる。

    Posted by ブクログ

    破壊神・舞城王太郎の有名作。これと『短篇七芒星』は、わりとどこの本屋さんでも並んでますね。ささくれてひびわれた心にぶちあたる暴力の水流みたいな小説。くせになります。

    0
    2026年02月08日
  • 好き好き大好き超愛してる。

    Posted by ブクログ

    苦しんで欲しくない
    と思うのと、
    苦しんでいるのを見るのは私が辛いから苦しまないで欲しい
    とは違うのだけれども、
    苦しんでいるのを見て辛くなるということは私が大切に思っているから
    ということで、同じだと思ってもいいのかな。


    はよく分からないけれど、
    祈り
    は分かるし、祈ることも出来るから、愛だと思ってもいいのかな。

    解決
    はしないけれど、
    解消
    は時間の経過でしていくことは、とてもよくわかる。

    きちんと読めているとは言えないけれど、小説を読めて楽しみ涙することが出来る自分であることを嬉しく思う。

    0
    2026年01月27日
  • 好き好き大好き超愛してる。

    Posted by ブクログ

    すごく平易な言葉なのに、難解で、でも僕にとってすごく大切な物語になった。
    どういうファクターなのかとか、あんまりよく分かってないのも多いんだけど、佐々木妙子とか、わかんないけどすごく大切。
    愛のことを信じられなくなったとき、でも信じたいとき、また読もうと思う。
    愛は祈りだ。

    0
    2026年01月18日
  • 短篇七芒星

    Posted by ブクログ

    書き出しが話題になってるけど、ストーリーも文体も最後までとんでもなく面白い。
    短編集だから全てが解決するわけではないけど、想像の余地が残るのが短編集のいいところ。
    本当におすすめ。

    0
    2026年01月04日
  • 畏れ入谷の彼女の柘榴

    Posted by ブクログ

    木偏シリーズ第三弾

    いつも通り短編3編
    一作目 あれ?舞城さん・・・だよな?あれ?
    二作目 そうそうそう、舞城さんはこういうもんだよ
    三作目 さすが私の舞城さん!最高や!

    0
    2025年12月23日
  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    『短篇七芒星』を読んで(この人が描く物語が好き!)と思ったので、デビュー作から読んでみようと思い購入。
    これは、登場人物みんなキャラが濃い。
    特に主人公が破天荒で、女性との関係もめちゃくちゃなのに、頭が良いし、力が強いし、なんだかんだで愛があるし、医療の腕は確かだし、憎めない。
    読む人によっては暴力描写がキツいと思うし、家族関係にトラウマ抱えてる人には決してお勧めできない。
    小説を基本他人事として楽しめる人なら、面白がって読めると思う。

    0
    2025年12月14日
  • 短篇七芒星

    Posted by ブクログ

    全体的に面白かった
    短編集なので合うものとあまり好みではなかったものもあったが、全体的に面白く満足できた。

    SNSでバズっており、少し天邪鬼を発症してもっと早く読まなかったのは悔やまれる
    「ろくでもない人間がいる。お前である。」はバズってた通り最初から最後まで面白かった。

    0
    2025年11月21日
  • バイオーグ・トリニティ 14

    ネタバレ 購入済み

    委員長の独白からスタート、自分の欲の為にっていうのは嘘じゃないけど委員長なりの優しさもあったようで

    ビターエンドを迎えそうな怪しさがあったが、無事大団円!

    #ハッピー #ダーク

    0
    2025年11月15日
  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    いつか読んでみたいと思っていた作家さんです。アクの強い文章とアクの強い展開ですが、想像していたより読みやすいです。密室もあるけど、それよりも、精神の迷い子の彷徨あるいは咆哮が心に沁みました。

    0
    2025年09月28日
  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    暴力は嫌だ。
    特に家庭内の暴力は。
    誰も助けてくれない。
    自分で何とかするしかない。

    だから四郎はERの外科医になったのだろうしボクシングを習ったのだと思う。
    ただ暴力の後始末が出来たり暴力を暴力で抑えられたりしても救われなかった。
    相手を赦すことと自分の感情を外に出すことが必要だった。
    煙か土か食い物ではないのだと知ることが必要だった。

    初めて読んだ舞城王太郎さんの作品。
    独特な文体の疾走感とか事件の気味悪さとか推理を進めていく過程の面白さとかそういうものだけではなく人間とは家族とは愛とはというような純文学的な深さというか分からなさがあった。
    続編があるようなので読みたいし他の作品も読み

    0
    2025年08月24日
  • 熊の場所

    Posted by ブクログ

    恐いから、自分が傷つくから、行きたくない場所があって、会いたくない人がいて、でもそこに行かないと、会わないと、一生その恐怖を感じ続ける。
    「恐怖から逃れたければ、できるだけ早く、熊の場所に帰らなくてはならない。」
    そうか。逃げたいけど、そうか。と思った。
    熊の場所から逃げず立ち向かった日はとても感情が高なった。ぐぐぐと心でもがいて、知らないうちに体が動く様子に惚れ惚れした。

    自分にとって熊の場所とはどこか。誰か。考えた。そしてこれからは、恐くてもその場所に、熊の場所に戻ろうと思う。

    0
    2025年06月26日
  • 好き好き大好き超愛してる。

    Posted by ブクログ

    愛だ〜。書き出しがすべて。一生心に残る名文。
    めちゃくちゃ詩的に感じた。はじめて最果タヒを読んだ時の感覚に似てた。解ろうとして読むものではない。わたしは結構好き。

    0
    2025年06月17日
  • 煙か土か食い物

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校生の時 初めて読んで衝撃を受けました(笑) ノンストップで読ませる口語調の文章とバイオレンスかつアグレッシブな展開、一応ミステリのような形を取ってる独特なプロット。久々に再読したけどやっぱりいいですね。さてお次は『暗闇の中で子供』行ってみよう。

    0
    2025年06月03日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

    0
    2025年04月13日
  • スクールアタック・シンドローム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    島崎和歌子さんが出てませんし、出てくるわけがないのですが、そして目を背けたくなる描写だらけでエグいのですが、クリティカルヒットなパンチラインだらけで上がりまくるし人間の究極の形を提示されてなんかだんだんと涙が出てくる激ヤバ本です。激重な事書いてるのにさらっと軽いトーン挟んでくるのとかもズルすぎて大好きです。

    0
    2025年03月25日
  • 世界は密室でできている。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    舞城王太郎先生の作品は二作目!!!
    やはり大好きな文章の疾走感とワードセンス。
    しかしそれは面白いだけでなく、ダイレクトに登場人物の心を伝えて、直で自分の心を揺さぶられる感覚になる。
    起こる事件自体は様子がおかしいものが多いが、そこも面白がりつつ、人間の感情を極端に伝えてくれていると感じた。
    次読む本も楽しみ!

    0
    2024年11月04日