舞城王太郎のレビュー一覧

  • 短篇七芒星

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    突拍子のない書き出しでつけた勢いを自意識へ思いっきりぶつけるような展開が、読む人を選ぶ気もするが個人的にはとても合っていた。
    代替、雷撃、狙撃 が特に好みだった。

    外で起こった未知の出来事に対して、自分の解釈で補助線を引きながら徐々に理解に近づいていく感覚がよかった。
    短編でありながらも過去の自分の記憶だったように錯覚させてくれた。

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    2026年07月02日
  • 短篇七芒星

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    ネタバレ

    本好きの人間がいる。俺である。

    全編体の内側にねじ込まれるかのような重め短編集だった。どれも主人公の自問自答で深みにハマっていくようなシーンがあり、読み手であるわたしも同じような深みにハマってしまうような感覚だった。

    ファンタジックでありながら、会話劇のリアルさが物語の没入度を上げていると思った。だからこそ話の重さに自分自身も引っ張られていくような、心を揺さぶる読書体験だった。

    読んでいい気分になったのは「雷撃」と「春嵐」、心にズドンときたのは「落下」「代替」「縁起」だった。「代替」は導入がとても有名だが、内容もとんでもなかった。「縁起」はどんどん不安感が募る感じだったが、最後のファンタ

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    2026年06月27日
  • 短篇七芒星

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    お、おもしろ〜!!!奇妙で中毒性のある短編集
    え??という自分の中の戸惑いや疑問が積み重なっていって、気づいたら読み終わっていた。もう終わりですか?まだ読んでいたい
    舞城さん危険だわ〜!どうしたらこんなお話が思いつくのか...思考回路が気になる

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    2026年06月07日
  • バイオーグ・トリニティ 11

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    ネタバレ

    芙三歩と
    デート。最初で最後の。

    深夜の教室デート。

    誕生日。

    かくれんぼ。
    目印にリボン、靴などを脱いで、場所を辿らせる。

    ラスト。教室のカーテンに芙三歩。

    カーテンから出てくると真っ裸。
    教室でセックス。
    馬の比喩表現、いるか。。

    芙三歩、
    ホサになった主人公、に殺されるためナイフを差し出す。


    芙三歩の中の40年前に行ったオレの手にも穴があった。
    その穴で「今のオレ」が「40年前のオレ」を吸い込めばらあの世界の時間軸出存在し続けることが可能だろう。
    そうすればオレは全てのことを知っているから、芙三歩乃殺害を、止めることも難しいことじゃない。
    でも、それでは芙三歩が永遠に「世

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    2026年05月23日
  • 煙か土か食い物

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    なんだなんだという間に引き込まれる強烈なドライブ感。気がつくと歯を食いしばって拳を握り締めているが、気がつくと読み終わっていた。これは純文学ではない、ミステリーでもない、これまでのお行儀のよいお話とは一線を画する読書体験がここにあった。

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    2026年05月22日
  • 短篇七芒星

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    お話もさることながらとにかく地の文が面白い。
    語り手たちの心の声が軽妙で率直で、会話の狭間にツッコミかのように差し込まれる地の文が気持ちいい。

    群像の特別版か何かで呼んだ「デニムハンター」がかなり面白かったからうっすら気になっていた作家さんではあるけれど、完全に恋に落ちた感じ。舞城王太郎の文章にとにかくたくさん触れたい。

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    2026年05月10日
  • 煙か土か食い物

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    ネタバレ

    暴力的な文字の洪水で流し込まれるバイオレンス描写。
    こんな個性的すぎる文体なのに何故かテンポよく読みやすくて、怒涛の暴力描写の説得力が増して大迫力の読み応えだった。

    真犯人の登場がちょっと唐突だったり謎の真相に飲み込みにくい部分はあるけど、この勢いで「解決!あと家族の絆も雨降って地固まった!以上!」って言われたら「そ、そうだな……」って納得しちゃう。
    とりあえず舞城先生の文章だいぶ好きなので他の著作も読みます。

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    2026年05月02日
  • 煙か土か食い物

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    えっおもろいやん…! 初期エリクソン的な疾走感と暴力があるし、暴力のエンタメ的な消費もあるけれども、それが究極的には絶対悪であることが明示される。つよつよ主人公に違和感を覚える向きもあるだろうけれども、それが内側の弱さを隠す鎧となっていることがしっかり書かれているので、個人的には気にならなかった。ミステリ的なおもしろさもあるし、いいですね。

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    2026年03月12日
  • 世界は密室でできている。

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    今、私の頭の中は舞城でいっぱいだ。寝ても覚めても舞城、舞城。顔も知らない舞城、舞城。
    煙か土もすきやけど、こっちの方がすきかも。これは句読点あるのか。ルンババとの男の子ふたりの会話が面白くて、
    「見つけた!」「何を!」「理想の結婚相手!な訳ねえやろ!」とか、わらう。これまた舞城のリズミカルな文。お笑い見てるみたいで、私が大阪だからか波長が合う。
    奈津川サーガ、全部読みたい。でも読めないみたい。嫌だ!

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    2026年03月11日
  • 煙か土か食い物

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    文字が襲ってくる……のがわかる……。改行がないってのもあるけど、文体のセンスが凄まじい圧を放ってる!暴力がすぎて嫌な気分になるはずなのに、軽く読めるのは「ヘイヘイヘイ~」とか「マザファッカー!」とか、ノリが良くてリズム感があって爽快感も感じさせるからなのかな。こっちまでノッてくる。
    二郎も終わり方も謎だけど、一郎とマリックとうさぎちゃんの魅力は強い。
    天才のセンスが全てをカバーしてたわ。

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    2026年03月08日
  • 短篇七芒星

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    なんというか青春パンクのアルバムを一枚ガーッと聴いたような爽快感と疾走感があります。

    好きな人は本当にハマると思います。私がそうです。
    少し不思議で独特な世界観と語り口がクセになります。
    峯田和伸にコンセプトアルバムとか作って欲しくなるような世界観です。

    雷撃、代替、縁起が好きでした。

    どハマりです。

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    2026年03月02日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    破壊神・舞城王太郎の有名作。これと『短篇七芒星』は、わりとどこの本屋さんでも並んでますね。ささくれてひびわれた心にぶちあたる暴力の水流みたいな小説。くせになります。

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    2026年02月08日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    苦しんで欲しくない
    と思うのと、
    苦しんでいるのを見るのは私が辛いから苦しまないで欲しい
    とは違うのだけれども、
    苦しんでいるのを見て辛くなるということは私が大切に思っているから
    ということで、同じだと思ってもいいのかな。


    はよく分からないけれど、
    祈り
    は分かるし、祈ることも出来るから、愛だと思ってもいいのかな。

    解決
    はしないけれど、
    解消
    は時間の経過でしていくことは、とてもよくわかる。

    きちんと読めているとは言えないけれど、小説を読めて楽しみ涙することが出来る自分であることを嬉しく思う。

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    2026年01月27日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    すごく平易な言葉なのに、難解で、でも僕にとってすごく大切な物語になった。
    どういうファクターなのかとか、あんまりよく分かってないのも多いんだけど、佐々木妙子とか、わかんないけどすごく大切。
    愛のことを信じられなくなったとき、でも信じたいとき、また読もうと思う。
    愛は祈りだ。

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    2026年01月18日
  • 短篇七芒星

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    書き出しが話題になってるけど、ストーリーも文体も最後までとんでもなく面白い。
    短編集だから全てが解決するわけではないけど、想像の余地が残るのが短編集のいいところ。
    本当におすすめ。

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    2026年01月04日
  • 畏れ入谷の彼女の柘榴

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    木偏シリーズ第三弾

    いつも通り短編3編
    一作目 あれ?舞城さん・・・だよな?あれ?
    二作目 そうそうそう、舞城さんはこういうもんだよ
    三作目 さすが私の舞城さん!最高や!

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    2025年12月23日
  • 煙か土か食い物

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    『短篇七芒星』を読んで(この人が描く物語が好き!)と思ったので、デビュー作から読んでみようと思い購入。
    これは、登場人物みんなキャラが濃い。
    特に主人公が破天荒で、女性との関係もめちゃくちゃなのに、頭が良いし、力が強いし、なんだかんだで愛があるし、医療の腕は確かだし、憎めない。
    読む人によっては暴力描写がキツいと思うし、家族関係にトラウマ抱えてる人には決してお勧めできない。
    小説を基本他人事として楽しめる人なら、面白がって読めると思う。

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    2025年12月14日
  • 短篇七芒星

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    全体的に面白かった
    短編集なので合うものとあまり好みではなかったものもあったが、全体的に面白く満足できた。

    SNSでバズっており、少し天邪鬼を発症してもっと早く読まなかったのは悔やまれる
    「ろくでもない人間がいる。お前である。」はバズってた通り最初から最後まで面白かった。

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    2025年11月21日
  • バイオーグ・トリニティ 14

    ネタバレ 購入済み

    委員長の独白からスタート、自分の欲の為にっていうのは嘘じゃないけど委員長なりの優しさもあったようで

    ビターエンドを迎えそうな怪しさがあったが、無事大団円!

    #ハッピー #ダーク

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    2025年11月15日
  • 煙か土か食い物

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    いつか読んでみたいと思っていた作家さんです。アクの強い文章とアクの強い展開ですが、想像していたより読みやすいです。密室もあるけど、それよりも、精神の迷い子の彷徨あるいは咆哮が心に沁みました。

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    2025年09月28日