舞城王太郎のレビュー一覧
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全体のレビューは下巻で。
えええここで終わるの?
すべて解決したような気でいたけれど終わったのは推理合戦と伏線回収「だけ」だったという。
根本的解決はなにもしていなかったとかもうね…。
にわかに終盤は時間モノ・SFチックになってきて予想を裏切られた。
さて今後の展開のカギを握るのは水星Cだと思う...続きを読むPosted by ブクログ -
全体のレビューは下巻で。
とりあえず雑感。
「九十九十九」がアクの強すぎる文体のため一時敬遠していたマイジョウワールド…だったが、印象が随分変わっていた。
あくまで個人的感想だけれども、長々としたモノローグが読みやすいテンポに整理してあった、ような。冒頭の一文からそう感じた。
どうでもいいが一番...続きを読むPosted by ブクログ -
我思う、故にセカイ有
そんな、セカイ系ロマンの実現したような世界で
セカイ系犯罪者とセカイ系探偵が戦うスーパーセカイ大戦
うんざりしつつもこれを書き上げたことに頭が下がるPosted by ブクログ -
ハードボイルド主人公の前に未来から来た少女が現れて新たなセカイの扉が開く
草食系ではなくおっさんってところがミソだ
80年代の伝奇コミックでたまにそういうのあったな・・・Posted by ブクログ -
上中下巻の「中巻」
≪あらすじ≫
『パインハウス殺人事件』を解決すべく
集結した名探偵がそれぞれ解答を導き出すもすべてがハズレ。
更には過去名探偵が係わった事件とも繋がりをみせ
名探偵の「九十九十九」(←JDCシリーズより)と
「ルンババ12」(←世界は密室でできている。より)
が登場!
≪占...続きを読むPosted by ブクログ -
バット男のラストのセリフが胸を打つ。
小説が空想の世界のことだけを描く、わけではない。どんなに突拍子もないほら話であっても、その根底にあるのは人間なら誰しも経験するであろう心の動きだ。Posted by ブクログ -
前半の推理合戦を読むのがつらくて、いつ投げ捨てたろうかなと思いながら読んでいたけれど、たまに出てくる笑いどころで、ぶふぉあと笑ってしまい、また読み進んでしまう。だけど、中巻の後半、第四部方舟の手前から怒涛の展開で、ここからは結構面白い(それまでも面白いけど)。
ロバート・ランキン「ブライトノミコン」...続きを読むPosted by ブクログ -
怒涛の485P! 上巻以上に読み疲れるぞーw。グルグルと回る
パインハウスでのまるでセオリー無視の異能の推理合戦を
伏線にしつつ、意識が空間を決定する...という哲学的な
着地をすることによって、パインハウスでの事件の真相を
解くとともに、この物語を更に無限な広がりを持たせ、
よりカオスに雪崩れ込む...続きを読むPosted by ブクログ -
いつか読もうと思っていたんですがタイムリーに文庫化(上・中・下とは
思わなかったけどw)されたのでこれチャンスと読み始めましたが...
つ、疲れるーw。ミステリ的な入り口から、パラドックス満載なSFに
展開し、更にはもっとカオティックなもはや何だか分からない
世界にスピードを伴って突入する、唯一無二...続きを読むPosted by ブクログ -
話が無尽蔵に広がるけど、続きが気になってズイズイ読んでしまう。
膨大な用語、トンデモ設定…世界観に馴染んだのか、上巻よりのめり込み度がアップ。
ようやく折り返し地点だけど、下巻も楽しみ。Posted by ブクログ -
どれも良かったんだけど、特に「これが好きだー!!」っていうものも無かったかも。相変わらず舞城王太郎は凄いなぁ好きだなぁって感じで、特に新しい驚きや衝撃はなかった。
トトロ好きなこともあって「我が家のトトロ」が1番印象に残る。
飼い猫をトトロだと言いはる娘。その父親の“僕”は脳外科医にならなければな...続きを読むPosted by ブクログ