舞城王太郎のレビュー一覧

  • 好き好き大好き超愛してる。

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    ネタバレ

    結構ポップというか軽い文体だけれど、起こっていること、主人公が小説に書くことの周囲との隔絶は結構辛いですね。

    自分の経験を元にしたことって、絶対に説得力が出るし、なにより、だからこそ書き残す意味があるんですよね。

    まあ、自己満足と言われればそれまでなのかもしれませんが…

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    2023年08月20日
  • スクールアタック・シンドローム

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    元々は『みんな元気。』という単行本で出版されたのが、文庫化にあたって『みんな元気。』と『スクールアタック・シンドローム』に分冊されている。『みんな元気。』の収録作は「みんな元気。」「Dead for Good」「矢を止める五羽の梔鳥」。『スクールアタック・シンドローム』は「我が家のトトロ」「スクールアタック・シンドローム」に書き下ろしの「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」だ。
    電子書籍で全部読もうとすると『みんな元気。』は単行本版で電子書籍化してしまっているので『スクールアタック・シンドローム』(文庫)は「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を読むためだけに買うことになる。もう少しど

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    2023年08月14日
  • されど私の可愛い檸檬

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    3作品とも舞城作品の中でもかなり上位の完成度。
    どの物語の主人公たちも試行錯誤してたまに思い直したりを重ねながら"自分の本質"や"本意"にせまろうとしていく。そして、その果てに高度な言語化や行動化を行う姿はまるでドストエフスキーの登場人物たちみたいだ。そういった"純粋性の探求"は舞城作品ではかなり頻発するテーマ、と言うよりも作家性と言うべきものかもしれないが、本作ではその結末に"この部分は考えたけどよくわからん"というのが見つかる。そして、それを"これ以上は解き明かせないもの"として受け入れるこ

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    2023年07月24日
  • 私はあなたの瞳の林檎

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    とても良かった。
    中短編3作の短編集で、過去の作品ほどのぶっ飛んだ設定やキャラクターもなくて、文章も大きく規範から逸脱せず、構成も素朴なんだけど、過去作からも一貫した世界や私に対する肯定的な視点があって、読んでると穏やかな気持ちになる。
    舞城王太郎の他の作品のように劇的に世界に対する愛を語れるように、本作のように素朴に世界に対する愛を語ることもできて、そういう周波数の高低のどちらにも同じものが流れていることで、読んだ人としては全体的に祈る感じになると思う。

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    2023年07月07日
  • 世界は密室でできている。

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    青春カケル殺人事件
     冒頭の、肌を搔きむしって全身が乳首のやうになるシーンは、なかなか想像するとグロテスクだ。
     下品でくだらなくて気色悪いのだが、最後まで読むと、まあめちゃくちゃでヘンテコリンな小説だけど、アリかなといふ気がしてくる。

     登場人物はみんなどこかをかしい。けれど、まあツバキエノキ魅力的だしアリかな。連続殺人もバカミスすぎてアホらしい。けど、ここまで飛ばしてると、全体と調和してるしまあアリかな。で、最後もよく書けてゐる。
     いままで読んだ舞城王太郎のなかでいちばんおもしろかった。

     たとへばツバキさんが屍体を使ってしてしまったことが、たいへん狂ってゐる。度肝を抜いた。しかしそ

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    2023年06月09日
  • 煙か土か食い物

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    東西ミステリ72位。自意識の垂れ流しをミステリーの仕掛けの中に取り込むと言う意欲作です。ミステリーの体裁を取っているけど、私小説、それも家族の物語ですね。

    途中の回想シーンも、含めて作品全体だと理解すると楽しめると思います(読んで不快とかそうじゃなくて圧が凄いです)。

    "これが噂のMaijoだ"のキャッチコピーに偽りは無いですね。圧倒的な読後感でした。20代の多感な時期にこの本に出会えた人は幸福ですね。

    蛇足ですが、舞城王太郎は"清涼院チルドレン"らしいです。清涼院流水さんが後世に残した功績って途方もないんでしょうね。☆4.4

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    2023年05月16日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    キュートでポップでテンポ感の良い文章、なのにとってもおどろおどろしくてどこか恐くて、とにかく強烈な印象を受ける作品だった。
    利己的で弱くて脆いっていう誰にでもある一面を精一杯肯定して強かに自分のあるがままに生きる、生きようともがくアイコはほんとにすごいと思う。
    世界観もはちゃめちゃでよく分からないままどんどん話が展開していく感じ、中々ない読書体験だった。
    作中に出てくる映画いつか全部みたいなー

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    2023年04月28日
  • 熊の場所

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    小川哲の「君のクイズ」に「熊の場所」が出てきたからどうしても読みたかった。サイコパス感強めだけど、恐怖を取り去るためにその場所に戻るという話はよくわかる。
    「バット男」も気持ち悪い話だったけど、チョー刺さった。薄気味悪い社会のシステムを傍観し続ける語り手に共感してしまう。
    「ピコーン!」は馬鹿馬鹿しいことばっかり言っているけど、やっぱり刺さる。なんだかんだで愛が深すぎる。こんなに変な内容で愛を描けるのは、舞城王太郎にしかできないと思った。好き。

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    2023年04月16日
  • キミトピア

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    面白いとか感動するとかではなく、とにかく好き。
    何故、好きなのか理屈をつけてしまうと好きでなくなってしまいそうで怖いので思考停止しておくのがいいなあと漠然と思っているうちに10年以上経ってしまったくらいに好き。

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    2023年03月26日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    自分が相手にこう思われたい、みたいな自意識で気持ちを覆ってしまってストレートに想いを伝えられなかったりするけど、今好き、好きだから好き、みたいな包み隠さない純度120%の好きを伝えられるのってすごいことだなって思った。
    よく分からないって思う箇所もあったけど、それもそのままでいいのかなって思う。
    今関わりのない人も自分の人生で出会ったことには変わりなくて、その人と出会わなければ自分という人間が今とはちがう形で形成されてただろうな、そういう出会いが自分の中に確実に溶け込んでいるんだろうなって思うと自分の人生が愛おしく思えた。

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    2023年03月26日
  • バイオーグ・トリニティ 11

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    これをお薦めできる相手が誰一人として思いつかないんだけど面白かった。あの決め台詞(?)はズルいよなあ。

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    2023年02月26日
  • バイオーグ・トリニティ 14

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    圧倒的な舞城節に圧倒的な大暮維人の画力。
    結局、舞城王太郎は愛で密室だな(それがいい)。
    そして、最終巻に収録された小説「自転車」「自転車II」を読んで、やっぱりこの人の文章が好き、と。

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    2023年02月26日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    人を愛することの美しさ、切なさ、儚さがぎゅって詰められた話だった
    愛する誰かを亡くしたことはまだないけど、この前大好きだった人に振られてとんでもない地獄を味わったとき、死別って耐えられないよなって感じたのを思い出した
    でもやっぱり人は生きていくんだなっていうのは共感。どんだけ辛くてもいつかは記憶になってしまう日が来る、それがいいことか悪いことかはわからないし、誰かが決めるようなものでもない

    好きって気持ちって不思議だよなあ
    永遠なんてないって思いつつもそれを信じたいくらい好きと思える人に出会えた奇跡を噛み締めたいし、ずっとそういう恋愛をしたい
    常に好き好き大好き超愛してる!って思えるように胸

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    2023年02月16日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    ネタバレ

    同僚に勧められて読んだが、変な話をいつも勧めてくる子なので、過激なコメディかなと思って読み始めたら、予想外に純粋な話で、とても感動した。

    電車の中で何度も涙が出てきた。
    大切な人を亡くしたことのある人は、慰められるような物語だと思った。

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    2023年02月01日
  • 『私はあなたの瞳の林檎』刊行記念 無料試し読み!

    匿名

    購入済み

    わかる!!

    舞城王太郎さん気になっていましたがちゃんと読んだのは初めてでした。
    天才とか才能とかに対して、よくわかんないけど感じる心のざわめきが言語化されてこの小説にあるのを感じました。読んでるうちにそうそう!そういうことだよ!わかる!!と思わず言ってしまうような言葉が散りばめられていて、テンポも良くて、とても面白かったです。

    #深い

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    2023年01月05日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    疾走感とハチャメチャ感が満載! パンクでキュートな少女の思考を味わえる作品 #阿修羅ガール

    またもや変態世界に引き込まれてしまった…

    相変わらずのグルーヴ満載の文章で、もはや文字の麻薬。少女のパンクな脳みその中を、山盛りで堪能させていただきました。

    本作はなんといっても主人公の少女が最高!

    彼女はなにもかも楽しいことが最優先で、自分の気持ちに鬼正直。純粋で幼稚で馬鹿な魅力がたっぷり伝わってきました。しかしこれは真理だと思いますよ。

    仕事、政治、人間関係、経済、社会、戦争、宗教などなど、生きていると考えないといけないことがいっぱいあるけれど、楽しんで生きなきゃ自分に嘘をつくことになる。

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    2022年11月22日
  • ID:INVADED(3) #BRAKE-BROKEN

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    テレビアニメの続編としては満足な出来。
    というか舞台設定が明確になって面子も増えたから、むしろここから世界を広げてほしいまである。
    「攻殻機動隊」とか「サイコパス」とかと同じ臭いがするし。
    このまま「お蔵入り」にするにはもったいないな。

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    2022年09月23日
  • イキルキス

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    「イキルキス」5
    「鼻クソご飯」4
    「パッキャラ魔道」4
    「アンフーアンフー」3
    「無駄口を数える」3

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    2022年08月13日
  • この恋はこれ以上綺麗にならない。 1

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    ジャンプでこれはびっくりした。でも主人公とか殺し屋の人とかかっこいいし設定も好きな設定なので全巻読もうと思う。

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    2022年08月12日
  • 煙か土か食い物

    購入済み

    面白かった

    舞城王太郎作品を初めて読んだが、言葉の使い回しがすごく好きだった。
    速度の振り切れた文体がすごく良くて、読みやすかった。

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    2022年08月06日