舞城王太郎のレビュー一覧

  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    キュートでポップでテンポ感の良い文章、なのにとってもおどろおどろしくてどこか恐くて、とにかく強烈な印象を受ける作品だった。
    利己的で弱くて脆いっていう誰にでもある一面を精一杯肯定して強かに自分のあるがままに生きる、生きようともがくアイコはほんとにすごいと思う。
    世界観もはちゃめちゃでよく分からないままどんどん話が展開していく感じ、中々ない読書体験だった。
    作中に出てくる映画いつか全部みたいなー

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    2023年04月28日
  • 熊の場所

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    小川哲の「君のクイズ」に「熊の場所」が出てきたからどうしても読みたかった。サイコパス感強めだけど、恐怖を取り去るためにその場所に戻るという話はよくわかる。
    「バット男」も気持ち悪い話だったけど、チョー刺さった。薄気味悪い社会のシステムを傍観し続ける語り手に共感してしまう。
    「ピコーン!」は馬鹿馬鹿しいことばっかり言っているけど、やっぱり刺さる。なんだかんだで愛が深すぎる。こんなに変な内容で愛を描けるのは、舞城王太郎にしかできないと思った。好き。

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    2023年04月16日
  • キミトピア

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    面白いとか感動するとかではなく、とにかく好き。
    何故、好きなのか理屈をつけてしまうと好きでなくなってしまいそうで怖いので思考停止しておくのがいいなあと漠然と思っているうちに10年以上経ってしまったくらいに好き。

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    2023年03月26日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    自分が相手にこう思われたい、みたいな自意識で気持ちを覆ってしまってストレートに想いを伝えられなかったりするけど、今好き、好きだから好き、みたいな包み隠さない純度120%の好きを伝えられるのってすごいことだなって思った。
    よく分からないって思う箇所もあったけど、それもそのままでいいのかなって思う。
    今関わりのない人も自分の人生で出会ったことには変わりなくて、その人と出会わなければ自分という人間が今とはちがう形で形成されてただろうな、そういう出会いが自分の中に確実に溶け込んでいるんだろうなって思うと自分の人生が愛おしく思えた。

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    2023年03月26日
  • バイオーグ・トリニティ 11

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    これをお薦めできる相手が誰一人として思いつかないんだけど面白かった。あの決め台詞(?)はズルいよなあ。

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    2023年02月26日
  • バイオーグ・トリニティ 14

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    圧倒的な舞城節に圧倒的な大暮維人の画力。
    結局、舞城王太郎は愛で密室だな(それがいい)。
    そして、最終巻に収録された小説「自転車」「自転車II」を読んで、やっぱりこの人の文章が好き、と。

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    2023年02月26日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    人を愛することの美しさ、切なさ、儚さがぎゅって詰められた話だった
    愛する誰かを亡くしたことはまだないけど、この前大好きだった人に振られてとんでもない地獄を味わったとき、死別って耐えられないよなって感じたのを思い出した
    でもやっぱり人は生きていくんだなっていうのは共感。どんだけ辛くてもいつかは記憶になってしまう日が来る、それがいいことか悪いことかはわからないし、誰かが決めるようなものでもない

    好きって気持ちって不思議だよなあ
    永遠なんてないって思いつつもそれを信じたいくらい好きと思える人に出会えた奇跡を噛み締めたいし、ずっとそういう恋愛をしたい
    常に好き好き大好き超愛してる!って思えるように胸

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    2023年02月16日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    ネタバレ

    同僚に勧められて読んだが、変な話をいつも勧めてくる子なので、過激なコメディかなと思って読み始めたら、予想外に純粋な話で、とても感動した。

    電車の中で何度も涙が出てきた。
    大切な人を亡くしたことのある人は、慰められるような物語だと思った。

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    2023年02月01日
  • 煙か土か食い物

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    ネタバレ

    お名前は見かけていましたが、その名前故に避けていたところがあります。だって、なんというか狙っている風のネーミングというのでしょうか、ちょっとふざけている?感を勝手に感じていたのです(作者名も作品名も)。読む前から「キャッチーな外面で内面をごまかしてはいないか?」という疑念がありました。

    でも、やっぱり名前が、そしてタイトルが、気になるのです。そして、いくつかの機会をやり過ごしたのち、この度とうとう購入に至りました。

    結論としては、自分の思い込みは大いに翻りました。

    ・・・
    な、なんなの、この作風は?
    感想をぎゅっと絞ると、これです。

    主人公は米国で救急外科医として勤務する奈津川四郎。彼

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    2023年01月30日
  • 『私はあなたの瞳の林檎』刊行記念 無料試し読み!

    匿名

    購入済み

    わかる!!

    舞城王太郎さん気になっていましたがちゃんと読んだのは初めてでした。
    天才とか才能とかに対して、よくわかんないけど感じる心のざわめきが言語化されてこの小説にあるのを感じました。読んでるうちにそうそう!そういうことだよ!わかる!!と思わず言ってしまうような言葉が散りばめられていて、テンポも良くて、とても面白かったです。

    #深い

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    2023年01月05日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    疾走感とハチャメチャ感が満載! パンクでキュートな少女の思考を味わえる作品 #阿修羅ガール

    またもや変態世界に引き込まれてしまった…

    相変わらずのグルーヴ満載の文章で、もはや文字の麻薬。少女のパンクな脳みその中を、山盛りで堪能させていただきました。

    本作はなんといっても主人公の少女が最高!

    彼女はなにもかも楽しいことが最優先で、自分の気持ちに鬼正直。純粋で幼稚で馬鹿な魅力がたっぷり伝わってきました。しかしこれは真理だと思いますよ。

    仕事、政治、人間関係、経済、社会、戦争、宗教などなど、生きていると考えないといけないことがいっぱいあるけれど、楽しんで生きなきゃ自分に嘘をつくことになる。

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    2022年11月22日
  • ID:INVADED(3) #BRAKE-BROKEN

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    テレビアニメの続編としては満足な出来。
    というか舞台設定が明確になって面子も増えたから、むしろここから世界を広げてほしいまである。
    「攻殻機動隊」とか「サイコパス」とかと同じ臭いがするし。
    このまま「お蔵入り」にするにはもったいないな。

    1
    2022年09月23日
  • イキルキス

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    「イキルキス」5
    「鼻クソご飯」4
    「パッキャラ魔道」4
    「アンフーアンフー」3
    「無駄口を数える」3

    63
    252

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    2022年08月13日
  • この恋はこれ以上綺麗にならない。 1

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    ジャンプでこれはびっくりした。でも主人公とか殺し屋の人とかかっこいいし設定も好きな設定なので全巻読もうと思う。

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    2022年08月12日
  • 煙か土か食い物

    購入済み

    面白かった

    舞城王太郎作品を初めて読んだが、言葉の使い回しがすごく好きだった。
    速度の振り切れた文体がすごく良くて、読みやすかった。

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    2022年08月06日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    よっしーの勧めで。
    所々呆気に取られる時はあったけど、面白かった。
    心情表現が豊かとかそういう感じでは無いと思うけど、上手く色々な気持ちを読ませてくるなと思った。
    素敵だなって思う考え方だったり、ストーリーがちょいちょいあった。
    ドンささりは俺にはしなかったけど、時々読みたくなる感じ、他のも読みたいなと思った

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    2022年07月06日
  • されど私の可愛い檸檬

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    大好きな作家。
    たまに合わない作品もあるけど、これは大好きだった。
    本当に好みだなあとしみじみ思った。
    文章のテンポがピカイチ。特に一作目が好き。

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    2022年06月24日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    ネタバレ

    テーマは、愛、もしくは人を愛すること。
    多分短編集。
    大抵、死にゆくパートナーか死んでしまったパートナーと対峙する「僕」の話なので、どれもそれなりに重い。
    精神状態が安定してる時に読んだほうがいい(舞城はいつもそうか)。
    どの話も特にオチがないというか解決しないというか答えがないというか、舞城作品にはこれまで感じなかった読後感かも。対峙してる「僕」の心情が吐露されることで、当事者の今を描いてる、のかな。
    舞城王太郎が大切な人を亡くしたのだろうか、とちょっと思ってしまった。

    自分が、大切な人が死にゆく時どんなふうになるか、と考えながら読んだ。

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    2022年03月25日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    ネタバレ

    凄い!
     
    舞城王太郎さん。
    デビュー作の「煙か土か食い物」で度肝を抜かれたが、そのあとは意味がつかめない作品が多くてご無沙汰してましたが、久しぶりに手に取りました。
     
    怖い。というより不気味。
    個性的な3人が理不尽に異常な世界に引きずられる物語。
    そもそも誰が語っているのか分からない。
    二人称かと思ったがそうでもない。守護霊的なもの?

    ●中島さおり 「私は光の道をあゆまねばならない」18歳の秋に宣言した彼女は友人の危機に……。
     
    ●堀江果歩 負けず嫌いで努力家の少女はマンガ家を目指して……。
     
    ●中村悟堂 諦めない。呪いだろうが、怪異だろうが、友人を救い、惚れた女を取り戻すまでは!

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    2022年02月12日
  • 私はあなたの瞳の林檎

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    新感覚恋愛小説…!と、舞城王太郎の小説を読むたびに毎回思っている気がする。
    表題作は最後に林檎がいう「何をしても大丈夫、っていうのは怖い」に対して「愛するとはこれではダメなのだ」、となるのがものすごくドキっとした。無条件に相手を受け入れるのも、たしかに相手からすれば手放しに幸せと言えることではないのかも。
    あとは列車の話はこれぞ純愛、と思った。主人公達観しすぎてて感情移入できない話ではあるけれども、鴨がいないとダメだ、と最後の最後で自覚するところは何かグッときた。

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    2022年01月26日