舞城王太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人のままならなさ、自分だけの文脈では世界はわからないということ、そして当たり前だけど他者を操ったり従わせたりは普通はできないよねということが書かれているように思った。
舞城王太郎作品では、そこで暴力が生まれるのかもしれない。人を従わせたいと思って暴力は振るわれるのではなく、なんで従わないんだよと思って振るわれるように思う。
「パッキャラ魔道」で慎吾くんがお父さんに「お前らもう少し人に対して優しくなんなさい」と言われて「そんなのお兄ちゃんに言ってよー」と言い返したらビンタされるのとか最高にリアル。だってお父さんの方が正しいもんね。でも、この時のお父さんの行動は間違いなのだ。
「イキルキス」でも「 -
Posted by ブクログ
例によってミステリーとしても小説としてもメチャクチャ( ´ ▽ ` )ノ
ミラーやフォークナー、ジョイス系列の「意識の流れ」小説を、一人ノリツッコミ満載の漫談仕立てにしたところがミソ( ´ ▽ ` )ノ
ちゃんと書けば普通(以上)のミステリーを書く腕を持ってる作家であるからこそできる「お遊び」だね( ´ ▽ ` )ノ
改行の回数増減で文章のテンポを表現してるところが面白い( ´ ▽ ` )ノ
「時効警察」なんかのバカドラマっぽくもあるけど、ぶっ飛びさ加減はそれ以上( ´ ▽ ` )ノ
落語「らくだ」の現代版アレンジ(?)「ピングー」には笑った( ´ ▽ ` )ノ
まあ、ペヤン -
Posted by ブクログ
ネタバレ10年ぶりくらいだろうか。再読
「スクールアタック・シンドローム」
15歳の時に生まれた別居中の息子。その息子がノートに学校襲撃計画を立てているという話。一応父と息子の関係、それから「暴力は伝染する」、「過剰防衛、マタギ(攻撃者)と獲物(被害者)?」といったことがテーマなんだろうか?舞城の主人公たちは考えていることを直接的に表現するから、普通は物語の進行とか、ストーリーを通して間接的に表現するんじゃないのかな?ってことまで何だか解説してくれているみたい。
他の作家だと説明しすぎて嫌になるようでも、舞城の作品であればそれほど気にならない。また見開き全ページ軽い調子の会話文だけで構成されているよ