舞城王太郎のレビュー一覧
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「真夜中のブラブラ蜂」の腑に落ちるような落ちないような感じがとても舞城らしい。改めてフィクションは普遍性のあるものを特殊な形で提出するものなのだなあと感じた一編。Posted by ブクログ
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舞城作品、3冊目。
もう、この文体にも慣れました。
内容はミステリーであり、結局、よく分からない何か。
グロイ物語ながら、読後感が爽快すぎてビックリ!
最後のほうは、かなり感動しました。Posted by ブクログ -
2014年の1冊目。
これまでに読んだことのないタイプの小説だったのでものすごい衝撃を受けました。
面白いことは面白いのですが、粗筋が説明できない。それくらい難解。
でも不思議な中毒性があるので、もう何回か読み直すかも…Posted by ブクログ -
この疾走感は舞城さん以外ではなかなか味わえない。好き嫌いははっきり別れるだろうが、他の作品よりはわかりやすい内容だと思う。密室トリックをルンババが解決したりと、ミステリー的要素はあるが、その辺は結局のところは割とどうでも良くて、由紀夫とルンババの新青春エンタだった。
「言うな言うな。言うな地蔵」にう...続きを読むPosted by ブクログ -
凄い。謎を解決したと思ったらまた謎が生まれ、また解決したと思ったらさらに謎が生まれる。ていうのを延々繰り返し最後にやっと本当に解決?と思ったらそれも間違い。これ続きどうするんだろう。こんなに沢山の推理を否定していって最後に見える真実はあるのか?九十九十九を読んでからの方がよかったかなと思った。メフィ...続きを読むPosted by ブクログ
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舞城王太郎と大暮維人のコラボ作品!
表紙見ても分かるけれどほっこり系が読みたい人はちょっと駄目かもしれない。大暮維人って青年誌向けだし(これもか)
文章は相変わらずの舞城ワールドって感じがする。
愛とか語るところが、「好き好き大好き超愛してる」と似たものを感じた。
あと絵!相変わらずすっげー武器...続きを読むPosted by ブクログ -
アレだ。お化け屋敷の話は、大暮さんがやりたい放題描きたかっただけだろ。一応、ちゃんとストーリーラインとして必要なエピソードだっていうのは分かるけど、完全趣味で楽しむために描いただろ。
いやまぁ、おもろいからいいんだけどさ、インターミッション的な箸休めという意味でも効果的ではあるんだけどさ。趣味でしょ...続きを読むPosted by ブクログ -
「例えば極端な話、昔、人が世界は大きなテーブルだと信じていた頃、その世界はテーブルだったんじゃないですかね。でもそれを疑い始めた人がいて、初めて地球は球形に丸まり始めた。
人の意識は世界の形を変えられるのだ。
自分一人の世界だったらそれこそ何でもありかもしれませんね。でも他人はいる。だからこそ《共通...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集。
単行本の『みんな元気。』に収録されていた、「スクールアタック・シンドローム」と「我が家のトトロ」の2編に加え、書き下ろし「ソマリア・サッチ・ア・スウィートハート」1編。
3つの中であたしが一番気に入っているのは「スクールアタック・シンドローム」です。
なんか、よくわかんないんだけど、わ...続きを読むPosted by ブクログ -
舞城王太郎原作の文字に買ってしまうよね。やっぱり。おもしろいよね。がんじがらめになりそうになったけどね。なんとか持ち直したよね。おもしろかったよね。Posted by ブクログ
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舞城原作ということで久々にマンガ買って読んだなあ。
おじさん、この手の情報量の多い雑然とした絵は見てて疲れるんだけど、この世界観とテンポはやっぱりマンガでこそだし、がんばって読み続けようと思った次第。
こういうマンガ楽しめるってことは、まだ若いと思っていいんだろうかな?阿修羅ガールや好き好き...続きを読むPosted by ブクログ -
舞城王太郎原作の漫画。
絵はエアギアの大暮維人。
手に空いた穴で好きな物と同一化できる能力を持つ者たちの青春物語。
舞城さんのだだ漏れる想像力が発揮されている作品。
好き好き大好き超愛してるにあった神との戦闘の小説に近いものを感じた。
大暮さんの漫画は読んだことはないが、絵は繊細で舞城さんの突飛...続きを読むPosted by ブクログ