舞城王太郎のレビュー一覧
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ネタバレドラえもんのくだり、いる?
とか
警察車両の細工は誰の何だったの?
とかの諸々に、
突っ込んだら負けなのだろう。
個人的にはやや苦手だがハマる人にはハマる独特の書き口にも、一つ一つに大した意味はないのだろう。
疾走するようにドバァーっとストーリーが展開していく中で、兄弟と父親に関する描写だけ丁寧に慈しみと悲しみを持って描かれていて、それが良かった。
兄弟全員が、自分のこと以上に兄弟のことに心を深く傷つけたたまま強がって生きてて、良かった。
ミステリー小説ではなく、もう何年も前に崩壊してしまった家族関係の再生と修復の物語。
テーマが明確な分、個人的には阿修羅ガールより面白かった。
ただ -
Posted by ブクログ
短編三作品を収録しています。
「スクールアタック・シンドローム」は、30歳の父親と15歳の息子の物語。精神を病んでしまったことを理由に、ソファで日がな一日すごしている三田村は、家のなかに入ってきた知らない男と乱闘になり、彼の耳をかみ切りますが、やがてそのことが暴力の連鎖の一コマを占めていたことが明かされます。一方、別居中の元妻の恭子から、息子の崇史が学校を襲撃する計画のノートを記していたことがつたえられます。三田村は、親として崇史との心のつながりを得ることができないものの、崇史の振る舞いもまた、暴力の連鎖の一コマであったことがわかり、親子のきずなとはべつの共感が生まれたことが示唆されます。
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舞城氏の他作品を連想
無限連鎖で中に入って、というテーマはTVアニメで見た「ID〜」にも通じるものなのでしょうね。これ、先が見えない戦いになっていますね。
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融合し続けたらどうなる?
主人公のお2人、早い段階で一心同体みたいになってしまって、これを繰り返すと、どうなるのでしょうね。無理矢理剥がせないので、ずっと一緒にいるのでしょうが……
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吹き出しが読みにくいです
単純な話、書き文字とかは縦書きもあるのに、吹き出し内が横書きなのに、右から左へのページ構成はそのままなので、読みづらいですね。敢えての効果も、あまりなかったですよ。
画力はだいぶ上がっているだけに…… -
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ネタバレ「タイトルを見ただけでうんざりした」
うーん、もったいない。このタイトルがぴったりなのに、この小説。と思うとやっぱりタイトルで合わないなら本文も合わないのかな。
タイトル込みで私は大好きな作品です。
「♥♥♥UI♥U!」副題もかわいいし、直球。
「主人公」が、「好きな子」を失ってしまう話が続く短編集なのでちょっと気が重くなります。ちょっとというかだいぶ。でも切々と語られるのが文学的と言うよりも割と生々しい表現だったり、(言い方悪いですけど)軽めの語感なので文字に起こしてあるものを読むというよりも気持ちがじかに脳みそに流れ込んでくる感じ。感情そのままをぶつけられる感じ。
だだだだだっと流し込ま -
Posted by ブクログ
「熊の場所」の書き直し
前回三島賞候補になった「熊の場所」は、選評での指摘どほり、神戸の酒鬼薔薇事件を扱った。しかし、選評を読むと銓衡委員の不満が窺へた。
で、今回阿修羅ガールをよんでみて、また酒鬼薔薇事件を扱ってるではないかと思った。
舞城が熊の場所の選評に反応したとしか思へない。
構成は複雑ではなく、言葉づかひも思ひのほかわかりやすかった。
宮本輝が相変らず受賞に反対してゐて、島田雅彦が輝サンは筒井康隆の首を締めさうだった。と書いてゐる。
創価学会の宮本輝だから106頁の宗教の記述が気に入らなかったのかもしれない。と思った。
しかし読んでも、なんでこれが舞城の代表作と -