舞城王太郎のレビュー一覧

  • 煙か土か食い物

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    ネタバレ

    ドラえもんのくだり、いる?
    とか
    警察車両の細工は誰の何だったの?
    とかの諸々に、
    突っ込んだら負けなのだろう。

    個人的にはやや苦手だがハマる人にはハマる独特の書き口にも、一つ一つに大した意味はないのだろう。

    疾走するようにドバァーっとストーリーが展開していく中で、兄弟と父親に関する描写だけ丁寧に慈しみと悲しみを持って描かれていて、それが良かった。
    兄弟全員が、自分のこと以上に兄弟のことに心を深く傷つけたたまま強がって生きてて、良かった。

    ミステリー小説ではなく、もう何年も前に崩壊してしまった家族関係の再生と修復の物語。
    テーマが明確な分、個人的には阿修羅ガールより面白かった。


    ただ

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    2023年08月23日
  • スクールアタック・シンドローム

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    短編三作品を収録しています。

    「スクールアタック・シンドローム」は、30歳の父親と15歳の息子の物語。精神を病んでしまったことを理由に、ソファで日がな一日すごしている三田村は、家のなかに入ってきた知らない男と乱闘になり、彼の耳をかみ切りますが、やがてそのことが暴力の連鎖の一コマを占めていたことが明かされます。一方、別居中の元妻の恭子から、息子の崇史が学校を襲撃する計画のノートを記していたことがつたえられます。三田村は、親として崇史との心のつながりを得ることができないものの、崇史の振る舞いもまた、暴力の連鎖の一コマであったことがわかり、親子のきずなとはべつの共感が生まれたことが示唆されます。

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    2023年08月13日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    恋愛とはそういうものなのだ。
    結果としてどうなったかではなく、ほんの一瞬でも気持ちが通じ合ったかどうかなのだ。

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    2023年08月09日
  • 熊の場所

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    それぞれのエピソードでテーマらしきものがあるが、どれもあんまり私には刺さらなかった。各エピソードのテーマは「怖いことのあった場所にはすぐに戻るべし」「弱者が弱者として維持されているシステムが世界にはある」「自身の選択によって世界を変えられる」みたいな感じだろうか。
    最後の「ピコーン!」は、胡乱な殺人事件と謎解き、と純粋性と愛といったテーマがあり、初期の舞城作品とその後の舞城作品の架け橋になる作品ではあったと思う。

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    2023年07月24日
  • 煙か土か食い物

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    ネタバレ

    延々と続くモノローグ。改行を忘れたのかと思わせる脳内の垂れ流し。なるほどこんなスタイルかと受け入れる。対数螺旋曲線やドラえもんやら出てきて、ちょっとミステリーっぽい。
    ずっとこの調子だとしんどいかなと思ったが、TENの二郎の章になったところで様子がガラリ一変。暴力の応酬。酒鬼薔薇聖斗みたいのも出てきてデスメタルのよう。容赦無い暴力描写が続くが、あまりに続くのでそのうち平然と読めるようになってくる。
    人は死んだら煙か土か食いもの。

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    2023年05月20日
  • バイオーグ・トリニティ 3

    無料版購入済み

    舞城氏の他作品を連想

    無限連鎖で中に入って、というテーマはTVアニメで見た「ID〜」にも通じるものなのでしょうね。これ、先が見えない戦いになっていますね。

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    2023年05月01日
  • バイオーグ・トリニティ 2

    ネタバレ 無料版購入済み

    融合し続けたらどうなる?

    主人公のお2人、早い段階で一心同体みたいになってしまって、これを繰り返すと、どうなるのでしょうね。無理矢理剥がせないので、ずっと一緒にいるのでしょうが……

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    2023年05月01日
  • バイオーグ・トリニティ 1

    無料版購入済み

    吹き出しが読みにくいです

    単純な話、書き文字とかは縦書きもあるのに、吹き出し内が横書きなのに、右から左へのページ構成はそのままなので、読みづらいですね。敢えての効果も、あまりなかったですよ。
    画力はだいぶ上がっているだけに……

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    2023年05月01日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    ネタバレ

    「タイトルを見ただけでうんざりした」
    うーん、もったいない。このタイトルがぴったりなのに、この小説。と思うとやっぱりタイトルで合わないなら本文も合わないのかな。
    タイトル込みで私は大好きな作品です。
    「♥♥♥UI♥U!」副題もかわいいし、直球。

    「主人公」が、「好きな子」を失ってしまう話が続く短編集なのでちょっと気が重くなります。ちょっとというかだいぶ。でも切々と語られるのが文学的と言うよりも割と生々しい表現だったり、(言い方悪いですけど)軽めの語感なので文字に起こしてあるものを読むというよりも気持ちがじかに脳みそに流れ込んでくる感じ。感情そのままをぶつけられる感じ。
    だだだだだっと流し込ま

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    2023年02月15日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    「愛は先立たれて永遠になる」

    亡くなった命を愛する気持ちは、よく分かります。亡くなった大切な人、もしくはペット。私は今でも好きです。
    彼らに一言伝えられるなら、やはりこう言うのでしょう。
    「好き好き大好き超愛してる」

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    2023年01月19日
  • 煙か土か食い物

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    2001年デビュー作。出だしから最後まで凄まじく疾走。この感覚は経験したことがない。改行なく文字で埋め尽くされた頁に怯みますが口語基調なので読みやすい。文字の密度が主人公から次々に湧き出てくる想いと同調して、こちらの読むスピードも加速していきます。

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    2022年11月26日
  • されど私の可愛い檸檬

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    いろいろな人の人生を覗き見した感じで面白かった。

    「幸福とはそれを感じる人間のものであって、他人が観察するものは全て偽物なのだ。」

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    2022年09月25日
  • ID:INVADED(1) #BRAKE-BROKEN

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    テレビ続編の内容導入としては十分と思う。
    カエルちゃんは相変わらずだがw
    個人的には、松岡と本堂町のバディが見れただけでも嬉しい。
    しかしまあ、いいところで二巻か。入手せんと。

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    2022年09月22日
  • スクールアタック・シンドローム

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    「スクールアタック・シンドローム」4
    「我が家のトトロ」3
    「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」3

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    2022年08月13日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    冒頭の「愛は祈りだ。」が本著の全てな気がする

    短編集的な感じだかそれぞれの物語に相関はなく、またぶっ飛んだ設定の世界に急に飛ばされたりとちょっと落ち着かない一冊だった

    ただどの話も設定を飲み込んでしまえば楽しめる

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    2022年07月26日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    星2つにしようかと思ったけど、表紙の山口藍さんの画が好きなのでプラス1点。

    割と面白かった第1部と、
    読み易い文体なので、退屈はしないんだけど、読み終わった後に「こんな描き方する必要あった?」と思ってしまう第2部。
    第3部は元々短いんだけど、早く読み終えて次の本に行きたくて、飛ばすように読んだ。

    そんな本。

    でもアイコの生き方は嫌いじゃないよ。

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    2022年06月05日
  • ID:INVADED(3) #BRAKE-BROKEN

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    相変らずぶっとび推理だが、ここまでくるともはやバカミスである。だいたい徐々に過去に戻るのではなく、突然過去に戻るので、描写がをかしい。

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    2022年06月03日
  • 短篇五芒星

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    美しい馬の地 3
    アユの嫁 2
    四点リレー怪談 2
    バーベル・ザ・バーバリアン 3
    あうだうだう 3

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    2022年05月19日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    「熊の場所」の書き直し
     前回三島賞候補になった「熊の場所」は、選評での指摘どほり、神戸の酒鬼薔薇事件を扱った。しかし、選評を読むと銓衡委員の不満が窺へた。

     で、今回阿修羅ガールをよんでみて、また酒鬼薔薇事件を扱ってるではないかと思った。
     舞城が熊の場所の選評に反応したとしか思へない。

     構成は複雑ではなく、言葉づかひも思ひのほかわかりやすかった。

     宮本輝が相変らず受賞に反対してゐて、島田雅彦が輝サンは筒井康隆の首を締めさうだった。と書いてゐる。
     創価学会の宮本輝だから106頁の宗教の記述が気に入らなかったのかもしれない。と思った。

     しかし読んでも、なんでこれが舞城の代表作と

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    2022年05月09日
  • JORGE JOESTAR

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    ネタバレ

    相変わらずの舞城王太郎で、これ誰かの夢の話?っていう感じで進むけど、章の終わり頃には引きのある終わり方するからイヤ(褒め言葉)
    「虹村不可思議」と「虹村無量大数」は酷過ぎて笑ってしまった。
    パロ名と実名がバラバラなのは何でなんかな?


    ジョージ・ジョースターは若くして死んだ、の前提で読んでたから結局死ぬのに行き当たるのかなぁと思ってたけど、生きてるのね…。ジョージも城字も。時空超えて電話してたりとかカオス。

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    2022年02月20日