舞城王太郎のレビュー一覧

  • 熊の場所

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    舞城王太郎4冊め!
    けっこう重い話を軽くポップに描いてて
    舞城王太郎ワールドな感じでした。
    3つの短編、どれもおもしろかった。
    最後の「ピコーン」はスピード感すごいし
    色々すごいし突っ込みどころ満載で
    うけた。

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    2019年08月01日
  • 世界は密室でできている。

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    ネタバレ

    名探偵ルンババ12と僕の密室に関する話し。主人公が中学生というのも無理筋だし、密室がたくさん出てきて、猟奇的な殺人事件が続き人が死にまくるのだが、謎解きの部分はあっさりしていて、たぶん、そこがモチーフではなくて、どうして密室が作られたのかが重要だったのだと思う。井上えのきという2つ年上の女の子と僕とルンババの三角関係が少し微笑ましい。

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    2019年06月26日
  • 九十九十九

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    途中まで物語の構造をある程度把握してるつもりで読んでいたのだが、九十九十九が複数人登場し出す辺りから訳が分からなくなった。「不可能性の時代」(大澤真幸)の207ページ以降を読んでさらに混乱。この本ってそんな話だったの?!
    もう1回読まなければ、頭の中で整理出来なさそう…。

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    2019年05月11日
  • イキルキス

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    あいも変わらず殴りつけるような舞城節は最高。だけど消化不良の作品が多かった印象でした。「いろいろあるけど日常は続くよね」みたいな。『パッキャラ魔道』のにいちゃんとか『無駄口を数える。』の可織みたいな狂気も今一歩な振り切れなさがあった。個人的には表題作のホラー描写がバチクソ怖かったのでもっと深掘りしてほしい、でもそれって舞城作品で求めること?という葛藤が。

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    2018年10月11日
  • バイオーグ・トリニティ 14

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    ネタバレ

    世界観はむしろ小説の方が似合ってる。
    何よりラスボスが強くて良い。
    そして相変わらず大暮先生の女性キャラはオッパイきゃら多し。

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    2018年08月31日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    不気味なだけでオチが!
    正体ハッキリしない系オチ!

    世界設定ハッキリして欲しい派だからスッキリしなかった。

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    2018年08月11日
  • バイオーグ・トリニティ 9

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    7巻までは密度が丁度よかったが、それ以降は舞城節も維人絵も詰まり過ぎてて疲れた。ただ、ラストの引きは絶妙で、流石はミステリー作家でもある舞城王太郎って感じで、次巻も読みたくなった。

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    2018年06月15日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    『ディスコ探偵〜』に、続き舞城マイジョー作品三作目。一体これは何を読まされているのだろう?不思議な感覚だ。まず語り手が不明で、話も『ディスコ〜』並みにぶっ飛んでるし。帯の五次元突入!!は正解だと思う。

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    2018年03月28日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    投げっぱなしで不条理だけど、読んでる間の不快感がすごい。ホラーは理屈じゃないので、ホラーとしては良作なのかもやけど、ミステリ好きにはしんどい構成‥

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    2018年01月03日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    舞城王太郎『淵の王』新潮文庫。

    おしなべて評価の高い作品なのだが、個人的にはイマイチだった。疲れる構成となかなか見えないストーリーに途中で嫌になった。

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    2017年12月01日
  • 熊の場所

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    不思議と引き込まれる相変わらずの舞城作品。表題作がよかった。恐怖を感じた場所に戻ることで恐怖を克服する。

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    2017年10月17日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何故こんなに下品である必要があるのだろう、という感じで第1章を読んでからの第2章で一気に引き込まれる。こんなところで、やかまし村の子供たちの世界に出会えるとは思わなかった。グロテスクで根源的な恐怖がひたひた迫るような筆力。この章でこの作者のすごさが分かった気がする。
    10年ぶりくらいに舞城さんの作品を読んだけれど当時より何倍も楽しめた。

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    2017年07月24日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「人間、楽しむと言うことが最優先だし、そう心がけなくても、最優先している」

    若者言葉の文体に唐突に変わる場面。多大な情報を消化できないまま次に進むようで、読むのに疲労が伴った。第二部山門の森で出てくる音と声を支配する怪物は本当に怖かったし、快楽的な殺人者の考え方は理解に難しかったけど、しかしだからこそ現代的な作品の一つなのかもしれない。

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    2017年03月31日
  • イキルキス

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    p.171
    腹に刻んだあのムカつく刺青が、きっと西川濠に鼻クソご飯のおかわりを何倍でも与えてくれることだろう。

    爽やかなのに、エログロバイオレンス。「無軌道な生、理不尽な奇跡…」というより、殺傷害不良青年小説、と言ったほうがいい感じ。周りが何を言おうがどう分析しようが、キレるし血は流れ人は死ぬ。精液、睾丸、セックスといった言葉のオンパレードで、電車の中で読んでてひやひやした。

    「アンフーアンフー」「無駄口を数える」舞城さんはぶっ飛んで最後が収拾つかなく終わるイメージでしたが、この短編は勢いは弱いものの、まとまりがあってよかった。

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    2017年03月05日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    意味不明だけど、テンポがいいからすっと読める。助長な部分もあるけど。
    若者言葉を文字にするとなんかいい。ムカつき面白い。シェチュネ〜とか。
    最後の章で主人公アイコによる大筋解説があるが、やっぱりしっくりこない。

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    2017年02月27日
  • イキルキス

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    舞城王太郎作品は虚構とエログロからの説教小説だと思ってるからおはなしの中で私にも分かるように説教してほしいんだけどな。この作品は読んでもピンとくる言葉がなくてあんまりハマれませんでした。また気が向いたら再読します。
    イキルキスと鼻クソご飯はマジで置いてかれた。パッキャラ魔道はちょっと良かった。はじめの3編がごちゃごちゃ過ぎてたせいなのか書き下ろしの2編はすごい普通の説教小説に感じてしまった。

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    2017年01月10日
  • 短篇五芒星

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    舞城王太郎という人の作品には、いつも
    甘えとかわがままとかいった、エゴの発達途中に生ずる必要悪
    みたいなものを肯定しなければならないとする思想が
    根底に置かれていて
    それはたしかに大事なことだなあ、と言いたいのはやはり
    それがきちんと自覚されなければ
    きちんと乗り越えることができないものだからであろう
    甘えとかわがままを自覚しないままに抑圧させてきた者は
    どこかで不満の爆発を起こしてしまい
    舞城作品にしばしば登場するような
    きちがい犯罪者になってしまうことも、これあるのだと思う
    「短編五芒星」には、そのようにならなかった人々
    危ないところに追い込まれながらも
    なんとか世界と折り合いをつけた人々

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    2016年12月20日
  • 世界は密室でできている。

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    デビュー作よりはミステリの体裁が整ってる…ような気がする。
    そして相変わらずべらぼうに面白い。
    もうやだ。気づいたら『九十九十九』買ってた。
    怖いからしばらく舞城はお休み。

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    2016年11月06日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    最初の章では若者言葉についていけず、嫌悪感。
    でも確かにこんな感じだろうって思う。
    BBSの書き込みってこんな感じだ。
    内面のあふれ出る心情の勢いが強くて、溺れそう。
    何だかダメな自分を魔界で見つめなおす物語?
    あまりに奇想天外なので、夢で見たことをつなげた物語??
    と思ってしまう。

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    2016年09月23日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    キモチワルイ。覚せい剤キメた人の思考を覗いたような。
    ……………でも読み切れる。ふしぎ。気持ち悪い。



     どうせ自分もほかの読者と変わらないレビューを書いているのだろう。ということはこの本は成功だ。



    「人が人で足りえるのは社会性を持っているからである。
     だから本能丸出しの人間の行動や言動は気持ち悪くてしょうがない。なぜならそれは、人のカタチをした人ではない何かクリーチャーがうごめいて見えるから。」

     この文言を思い出したな。人なのに人じゃないから気持ち悪いんだな。よく表現できるな、むき出しの本能なんて。





     そしてこの本を読んですっきりしてしまった人は「赦し」を求めていた

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    2016年09月22日