舞城王太郎のレビュー一覧

  • バイオーグ・トリニティ 9

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    7巻までは密度が丁度よかったが、それ以降は舞城節も維人絵も詰まり過ぎてて疲れた。ただ、ラストの引きは絶妙で、流石はミステリー作家でもある舞城王太郎って感じで、次巻も読みたくなった。

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    2018年06月15日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    『ディスコ探偵〜』に、続き舞城マイジョー作品三作目。一体これは何を読まされているのだろう?不思議な感覚だ。まず語り手が不明で、話も『ディスコ〜』並みにぶっ飛んでるし。帯の五次元突入!!は正解だと思う。

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    2018年03月28日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    投げっぱなしで不条理だけど、読んでる間の不快感がすごい。ホラーは理屈じゃないので、ホラーとしては良作なのかもやけど、ミステリ好きにはしんどい構成‥

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    2018年01月03日
  • 淵の王(新潮文庫)

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    舞城王太郎『淵の王』新潮文庫。

    おしなべて評価の高い作品なのだが、個人的にはイマイチだった。疲れる構成となかなか見えないストーリーに途中で嫌になった。

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    2017年12月01日
  • 熊の場所

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    不思議と引き込まれる相変わらずの舞城作品。表題作がよかった。恐怖を感じた場所に戻ることで恐怖を克服する。

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    2017年10月17日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何故こんなに下品である必要があるのだろう、という感じで第1章を読んでからの第2章で一気に引き込まれる。こんなところで、やかまし村の子供たちの世界に出会えるとは思わなかった。グロテスクで根源的な恐怖がひたひた迫るような筆力。この章でこの作者のすごさが分かった気がする。
    10年ぶりくらいに舞城さんの作品を読んだけれど当時より何倍も楽しめた。

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    2017年07月24日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「人間、楽しむと言うことが最優先だし、そう心がけなくても、最優先している」

    若者言葉の文体に唐突に変わる場面。多大な情報を消化できないまま次に進むようで、読むのに疲労が伴った。第二部山門の森で出てくる音と声を支配する怪物は本当に怖かったし、快楽的な殺人者の考え方は理解に難しかったけど、しかしだからこそ現代的な作品の一つなのかもしれない。

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    2017年03月31日
  • イキルキス

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    p.171
    腹に刻んだあのムカつく刺青が、きっと西川濠に鼻クソご飯のおかわりを何倍でも与えてくれることだろう。

    爽やかなのに、エログロバイオレンス。「無軌道な生、理不尽な奇跡…」というより、殺傷害不良青年小説、と言ったほうがいい感じ。周りが何を言おうがどう分析しようが、キレるし血は流れ人は死ぬ。精液、睾丸、セックスといった言葉のオンパレードで、電車の中で読んでてひやひやした。

    「アンフーアンフー」「無駄口を数える」舞城さんはぶっ飛んで最後が収拾つかなく終わるイメージでしたが、この短編は勢いは弱いものの、まとまりがあってよかった。

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    2017年03月05日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    意味不明だけど、テンポがいいからすっと読める。助長な部分もあるけど。
    若者言葉を文字にするとなんかいい。ムカつき面白い。シェチュネ〜とか。
    最後の章で主人公アイコによる大筋解説があるが、やっぱりしっくりこない。

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    2017年02月27日
  • イキルキス

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    舞城王太郎作品は虚構とエログロからの説教小説だと思ってるからおはなしの中で私にも分かるように説教してほしいんだけどな。この作品は読んでもピンとくる言葉がなくてあんまりハマれませんでした。また気が向いたら再読します。
    イキルキスと鼻クソご飯はマジで置いてかれた。パッキャラ魔道はちょっと良かった。はじめの3編がごちゃごちゃ過ぎてたせいなのか書き下ろしの2編はすごい普通の説教小説に感じてしまった。

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    2017年01月10日
  • 短篇五芒星

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    舞城王太郎という人の作品には、いつも
    甘えとかわがままとかいった、エゴの発達途中に生ずる必要悪
    みたいなものを肯定しなければならないとする思想が
    根底に置かれていて
    それはたしかに大事なことだなあ、と言いたいのはやはり
    それがきちんと自覚されなければ
    きちんと乗り越えることができないものだからであろう
    甘えとかわがままを自覚しないままに抑圧させてきた者は
    どこかで不満の爆発を起こしてしまい
    舞城作品にしばしば登場するような
    きちがい犯罪者になってしまうことも、これあるのだと思う
    「短編五芒星」には、そのようにならなかった人々
    危ないところに追い込まれながらも
    なんとか世界と折り合いをつけた人々

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    2016年12月20日
  • 世界は密室でできている。

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    デビュー作よりはミステリの体裁が整ってる…ような気がする。
    そして相変わらずべらぼうに面白い。
    もうやだ。気づいたら『九十九十九』買ってた。
    怖いからしばらく舞城はお休み。

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    2016年11月06日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    最初の章では若者言葉についていけず、嫌悪感。
    でも確かにこんな感じだろうって思う。
    BBSの書き込みってこんな感じだ。
    内面のあふれ出る心情の勢いが強くて、溺れそう。
    何だかダメな自分を魔界で見つめなおす物語?
    あまりに奇想天外なので、夢で見たことをつなげた物語??
    と思ってしまう。

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    2016年09月23日
  • 阿修羅ガール(新潮文庫)

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    キモチワルイ。覚せい剤キメた人の思考を覗いたような。
    ……………でも読み切れる。ふしぎ。気持ち悪い。



     どうせ自分もほかの読者と変わらないレビューを書いているのだろう。ということはこの本は成功だ。



    「人が人で足りえるのは社会性を持っているからである。
     だから本能丸出しの人間の行動や言動は気持ち悪くてしょうがない。なぜならそれは、人のカタチをした人ではない何かクリーチャーがうごめいて見えるから。」

     この文言を思い出したな。人なのに人じゃないから気持ち悪いんだな。よく表現できるな、むき出しの本能なんて。





     そしてこの本を読んですっきりしてしまった人は「赦し」を求めていた

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    2016年09月22日
  • ビッチマグネット

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    ストーリーにすると特になんてことのない話だが、それを面白くするのがこの舞城。
    …まあ、そこまで面白くはないんだけどね。

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    2016年08月31日
  • 世界は密室でできている。

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    ここに言う密室とは、家庭のメタファーみたいなもんである
    核家族化の進んだ現代において
    それは確かに、世間の目から遮断された、密室内の営みと言えるんだ
    そしてそれゆえに、しばしば不健康なものとして
    立場の弱い子供たちを束縛する
    家庭の束縛と、タテマエ社会の自由とのあいだで板挟みにされ
    精神のつじつまが合わせられなくなってくると彼らは
    密室という茶番に反抗して無軌道に走ったり
    あまりにちっぽけな世界の支配者をわざと無視したり
    自分自身が別のところにつくった密室で、暴君になってしまったりする
    甚だしきに至っては
    家族関係にまつわる鬱屈を誰かにわかってほしいあまりに
    自己表現として、密室殺人を演出して

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    2016年05月11日
  • 熊の場所

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    舞城王太郎の作品としては割と普通かなって感じ。この人の雰囲気というか空気感をさくっと味わうという意味では「アリ」かもねっていうところでしょうか。

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    2016年04月12日
  • みんな元気。

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    ひとり語りの饒舌な文章
    独特の擬音

    好きな人にはたまらない世界なんだろうと思うけれど
    どうにも読んでてしんどかった!

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    2016年02月23日
  • 世界は密室でできている。

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    ネタバレ

    舞城王太郎さんは、覆面作家ということで、正体不詳の謎の人物でありますが、年齢は1973年生まれということみたいですが、ということは、平たく言いますと、ええ歳になったオジサン、という事ですよね。男性だったならば。

    そう考えますと、何故にこう、年齢を重ねても、こうも瑞々しい文章を書けるんかなあ?と思うのですよね。

    この小説の主人公は、中学生くらいの少年であり、その彼の一人称の形で話は進んでいくのですが、はあ、まるで自分が、中学生の少年であったかのように、あるかのように、舞城王太郎さんが、この地の文章を書く事ができるという心の若さ。それはどこから来るのだろう?どうして生み出せるのだろう。

    いや

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    2016年02月22日
  • スクールアタック・シンドローム

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    ひきこもりのダメ親父と、学校襲撃を妄想する息子
    暴力は伝播する

    医学部受験を目指して何年も何年も落ち続ける夫と
    支える妻、娘

    何回でも生き返る力を持った少女と
    虐待する家族

    疾走する文体、救いがあるようなないような文章
    好きな人はものすごく好きかもしれないけれど
    私には無理でした(汗

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    2016年01月20日