舞城王太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ全七編の短編で構成されるお話。
全篇を通して主人公は成雄という少年であり、登場人物も変わらない。
しかし、パラレルワールド的な作りになっており、それぞれの話で主人公・成雄の立ち位置や他の人物との関係性はがらりとかわってくる。
どのお話でも、成雄は一貫して「速さ」を求めて行動する。
走って走って走って。遂には音速に到達する。
そうして手に入れた速さで成雄は何を得たのか。
終始荒唐無稽な世界観が展開されており、なんだこりゃと思う間もなく、主人公は次の行動に移っている。
それはそれで面白いんだけど、七編にわけるんじゃなくて、やっぱり長編で読みたいなと思った。
章が変わるたびに主人公の立場が変わるた -
Posted by ブクログ
「目を覚ますと、隣で姉の体がだいたい十五センチくらい浮いている。」という、冒頭から前触れもなくいきなり舞城節炸裂でうごごごごごごごごごごおおおおおー!ってアドレナリン勝手に燃焼。全体のスピード感も相変わらずはやいはやいはやいはやい。個人的に『阿修羅ガール』やら『ビッチマグネット』やらに似た女性一人称スタイルをキープしていて、テーマはやはり「家族愛」に落ち着くんだろう。もちろん読めばわかるけど、そんじょそこらの家族愛の枠にははまらないだろう強烈な家族愛だけど。「にゃ~だ~。はわ~ん枇杷ちゃんにゃだ~、にゃだよ~。もう~にゃ~だ~~」とせがむ朝ちゃんの猫語がめっちゃ可愛い!「Dead for Go
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Posted by ブクログ
子供探し専門探偵、ディスコ・ウェンズデイはある事件から梢という8歳の女の子を引き取ることになった。ある日、梢の体に異変が起きるようになった。突然体が17歳になり、自分は未来の梢だと言い始めたのだった。
全国で起こった、少女たちが昏睡状態に陥るパンダラヴァー事件。推理小説家の死から続く名探偵連続殺人事件、そして梢の魂の行方が事態を加速させて行く。
舞城王太郎の本は初めて読んだのだが、非常に読みにくい。行替えがほとんどない、セリフの鍵カッコが連続して誰がしゃべってるかわからない、トリックもよくわからない。
それでも、解決したかと思いきや、何も解決できていませんでしたというラストの引き。
中