舞城王太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
#阿修羅ガール
#舞城王太郎
人からの勧めと三島由紀夫賞入口で読み始めた1冊。
殴り書き感想文失礼します。
雰囲気に慣れるまでちょっと時間がかかったけど、内側から物語を読み進めれるようになってからは本当に一瞬で読んでしまった
浴びるほどの言葉の流れの中から
たまに顔見知りの感情を見つけたり。
話し言葉のような文章で主人公の軽さ?を感じるのに、起こってることはかなり重い。
そのギャップに戸惑いながら、続きが気になってどんどん読み進めてしまったという点ではかなり面白い読書体験だった。
なんというか本がずっと喋り続けてくるような小説だった。笑
急な坂道で何気なく走り出してみたら止まらなくなって、どんどん勢いが増してくあの感じでずっと読んでた、疾走感がすごい。秒速120メートルくらいで転がってった。
夢の中の中学生強いのツボだった
中学生、頑丈。
奇譚でしたわ。
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Posted by ブクログ
テーマは家族と暴力!
結構グロ注意な感じ。
この作家さん初めて読んだけど、文章の主張が強いというか、子犬に全力で顔を舐めまわされる時みたいに息つく間もなく主人公の思考をどんどん上に重ねられていくので、受け止めるのが大変だった笑
子犬のワルツを聞けば私のイメージは伝わると思う
笑
テーマは暗い感じだけど中身はそんなに鬱々としているわけではない。
被虐待環境下ではあるんだけども反骨心がありすぎて可哀想...(涙)って感じにはなりすぎない。もちろん環境的にはとても可哀想なんだけども。
この本にはとても昭和を感じた。平成生まれだから実際には知らないけれど、家庭環境がこんなのでも悲しみに浸りすぎずある種割り切って逞しく生きていくのが私の昭和のイメージと重なった。
この作家さん的にはこの本はどのジャンルなんだろう?ミステリーにするには一番大事な真犯人がモヤッとしてるから疑問。 -
Posted by ブクログ
舞城王太郎に「人生を変えられた」と言っていた人がいた。
その子とは20も(おそらく)歳は下だし、その若い女子の感性の鋭さと、それほど人に影響を与えることにその発言を聞いた時は嫉妬を覚えたが、口では「箸が転げても笑うような、過敏なアンテナ女子受けする、調子いいだけの作家ちゃうんけ」とバイアスだらけのガラパゴス価値観丸出しのことを言っていた。
その発言からしばらく読めていなかったが、こっそり神保町でこれを見つけた。
軽いタッチの地の文に、根源的なテーマ(友情、恐怖の克服、父の不確実性、性の不純性に対する反論)、そこにミステリがほんの少しエッセンスとして加わる。
面白い。
人生が変わるほどではないけど面白い、いや正直、自分の行動を省みてしまうかも。
しかも私と同年代!
この人たらし!
嫉妬するやんけ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ何とも形容しがたい作品。
文体に関しては好意的なレビューが多いが、個人的にはあまり好きな文体ではない。改行が少なく登場人物の会話も続けて表現されているので正直読みにくく何度か挫折しかけた。自分の読解力がないせいもあるが・・・
中盤~後半にかけて黒幕が判明したあたりもやや強引だった気がする。しかしテンポは良くなり最後はまずまず楽しめて読み終える事ができた。四郎の内面が想像以上に繊細であり、最期に救われたのは良かった。最初は★か★★であったが後半楽しめたことで★★★まで評価を上げた。
初読み作家さんであったが次作を読むかどうかは正直微妙である -
Posted by ブクログ
短編三作品を収録しています。
「スクールアタック・シンドローム」は、30歳の父親と15歳の息子の物語。精神を病んでしまったことを理由に、ソファで日がな一日すごしている三田村は、家のなかに入ってきた知らない男と乱闘になり、彼の耳をかみ切りますが、やがてそのことが暴力の連鎖の一コマを占めていたことが明かされます。一方、別居中の元妻の恭子から、息子の崇史が学校を襲撃する計画のノートを記していたことがつたえられます。三田村は、親として崇史との心のつながりを得ることができないものの、崇史の振る舞いもまた、暴力の連鎖の一コマであったことがわかり、親子のきずなとはべつの共感が生まれたことが示唆されます。
「我が家のトトロ」は、太陽のように輝く美しい毛並みをしている猫のレスカと、家族の物語です。脳の研究者にならなければならないという天啓を受けた慎平は、勤めていた広告代理店を辞め、受験勉強をつづけています。彼の娘である千秋は、トトロのように大きくなったレスカに乗って空の旅をたのしんだと話し、妻のりえも千秋の「トトロごっこ」をいっしょにたのしんでいるようすを見せます。慎平は、自分たちが希望をもっている「ふり」をしながら生きていることに思いをめぐらせます。
「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」は、家族やクラスメイトたちの暴力を一身に受けつづけている杣里亜という少女をめぐる物語。徳永と交際している智春は、世界のゴミをゴミ箱に入れるように、杣里亜に暴力を振るい彼女を殺害しますが、死んだはずの杣里亜はなぜか蘇生して、徳永の前にすがたを現わします。
「スクールアタック」と「ソマリア」は、著者らしいテイストの作品です。「トトロ」は、伊坂幸太郎の作品を思わせる内容で、著者はこういう作品も書けるのかと、すこし意外に感じました。 -
無料版購入済み
舞城氏の他作品を連想
無限連鎖で中に入って、というテーマはTVアニメで見た「ID〜」にも通じるものなのでしょうね。これ、先が見えない戦いになっていますね。