舞城王太郎のレビュー一覧

  • 熊の場所

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    【本の内容】
    猫殺しの少年「まー君」と僕はいかにして特別な友情を築いたのか(『熊の場所』)。

    おんぼろチャリで駅周辺を徘徊する性格破綻者はゴッサムシティのヒーローとは程遠かった(『バット男』)。

    ナイスバデイの苦学生であるわたしが恋人哲也のためにやったこと(『ピコーン!』)。

    舞城パワー炸裂の超高純度短編小説集。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    まー君の猫殺しに気がついたのはぼくとまー君が2人とも11の時。

    猫殺しの少年まー君をめぐる恐怖とは・・・

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2014年08月23日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    明かされる世界の秘密。フミホがようやく絡んでくるよ!そして動き出す藤井君。ようやくすべてが回りだす。

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    2014年08月12日
  • バイオーグ・トリニティ 3

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    面白くなってきた! ただフミホちゃんの役割が未だにはっきりしなくてもやもやする。ストーリーラインは見えてきて、案外王道バトルものになるのかな? 続き気になります。

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    2014年07月31日
  • 熊の場所

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    どれもそこそこ良かったけど「ピコーン!」の無意味な死を意味のある死に見立てるというアイデアは面白くてそれだけでなんだかメッセージ性があるよなぁと思いました

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    2014年07月25日
  • 世界は密室でできている。

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    ミステリと青春の熱。トリックそのものにはそんなに惹かれないけどそれを取り巻く狂気と人間模様が「煙か土か食い物」と同様面白い。でも「煙」のほうが好き。ナチュラルに他作品リンクされてるのも舞城らしいのかな。
    とにかくタイトルは秀逸。

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    2014年07月13日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    世界の構造も見えてきて盛り上がってまいりました。大暮維人っぽさはたっぷりだけど、舞城っぽさはまだ足りない気がする。もっとやらかしてほしい。

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    2016年01月17日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    面白くもあり、困難なストーリーになってきました。
    まだ、なんとかわかりますが。同じ人物三人いるんだっけ?←
    漢字がメンドイので名前はカタカナで表記しますが、フミホさんはホサくんが好きっていうフラグ立ってましたが、ネクロマリア様見てると、遺伝子レベルでは藤井くんが好きなの?っと思ってしまいましたが。
    個人的にはウサミミ変態ですよ?あ、聞いてませんか。
    ウラノスもネクロさんも藤井くんが狙いっぽいので、今後のなにかフラグはありそうですね。
    それにしても、独特の絵がやっぱ印象的でフルカラーで見たいですね。

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    2014年06月29日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    “「体……もういいの?」
    「いえ死ぬ程キツイです 女としてはじめて生まれた朝のように」
    「は?」
    「女としてはじめて生まれた朝のようにッッ!!」
    「え?え!?何?何!?」”

    今巻もかっけぇ!
    藤井君が流されるだけじゃなくなってきてる。
    "ぷちっと"からのきゅるきゅるのシーンが気になる。

    “「世界を再成するのは私の義務なのだ。」

    だからこれはただ心の底で強く感じたこと。
    穂坂もきっと ずっと昔オレとおんなじことを思ったんだ。
    オレ。このコを守らなきゃ。”

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    2014年06月24日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    印象に残ったセリフに

    痛いけど、こんなのは予防接種と一緒だよ、大人になった時のためにちょっと我慢するだけさ。どうせ大きくなったら忘れちゃうよ

    全然正確では無いんだけどこんな内容のことが書かれていて

    実際に行われていたことは幼女レイプなんですが

    なんか説得力があって覚えています

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    2014年06月19日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    なんとなく敬遠していたのだが、とても面白かった。

    〈無自覚な全能者を無自覚なままでいさせようと周囲が奔走する〉という構造は、涼宮ハルヒシリーズへのオマージュだろうか。

    こちらは完結して欲しい。

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    2014年06月16日
  • 獣の樹

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    ネタバレ

    読み終わるまでだいぶ時間がかかった気がする。

    読み終わりが見えてきた頃には、物語初期(成雄が記憶喪失だとか、中学校に編入したりとか、鬣触ろうとした同級生の皮膚をえぐったりとか)からはだいぶ成雄も変わっていて。

    ボアダムスのワンサクの演説は、読んでいて、「まじよく書いたなー」と、帯の「凄まじい文圧!!」という煽りに納得。

    楡が、頼まれたからやらせてあげちゃう、という舞城小説によく出てくるふつーの女の子だったところに私自身がっくりして、成雄の白けた気持ちにとても共感した。

    罰太郎はどうなったの?とか、
    結局義経と成雄はそもそも生まれが違うの?とか、
    ボアダムスって結局なにがしたいの?とか、

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    2014年04月22日
  • ディスコ探偵水曜日(下)

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    『ドグラマグラ』のように堂々巡りし、『黒死館殺人事件』のように奇想夢想蘊蓄がゴージャスに詰めこまれ、『虚無への供物』のようにメタメタしく人を食った一大衝撃小説。
    ついでに終わり方は『ナルニア王国物語』を思い出した。
    こんなものよく書けるな。凄まじい。

    と、感心はしたけれど、途中のディスコが時空を好き勝手しはじめたあたりから正直気持ちはさめてしまった。
    何でもありすぎてどうでもよくなったと言うか。

    それにディスコと小枝が最後まで好きになれなかった。
    どうしても「親の気持ち」を考えてしまう。
    熱狂的な子供好きの、けれど「親」ではない男(その子供の成長した姿とセックスする夢を見るような)が
    「俺

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    2014年04月18日
  • キミトピア

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    「真夜中のブラブラ蜂」「美味しいシャワーヘッド」は、なんか舞城作品のなかでも新しい感じがした。犬に噛まれて田原俊彦歌いだすシーンは電車の中で笑いをこらえるのが大変だった。チイちゃんのくだりはぞっとした。あと特に好きなのは「やさしナリン」「添木添太郎」「あまりぼっち」。特に「添木添太郎」はよかった。やっぱり青春時代の痛みとか選択のやるせなさを描くの上手いと思う。

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    2014年04月06日
  • イキルキス

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    【イキルキス】青春。【鼻クソご飯】タイトルの意味やっと分かった。【パッキャラ魔道】一番よかった。【アンフーアンフー】思考垂れ流し系。【無駄口を数える。】一番綺麗。全体的に、わからないことはそのままにしといた方がいい、良い悪いはっきりさせることはできないんだ、みたいな主張が見られたような気がします パッキャラ魔道のオチいいです

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    2014年03月22日
  • イキルキス

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    パッキャラ魔道が好き。苦痛とか不安とか後悔とかの中でみんな色々失敗して悪さして人に優しくできなくなったりもするけど、一生懸命生きたらいいよパオパオパ。

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    2014年03月21日
  • キミトピア

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    「真夜中のブラブラ蜂」の腑に落ちるような落ちないような感じがとても舞城らしい。改めてフィクションは普遍性のあるものを特殊な形で提出するものなのだなあと感じた一編。

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    2014年02月02日
  • 煙か土か食い物

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    舞城作品、3冊目。
    もう、この文体にも慣れました。
    内容はミステリーであり、結局、よく分からない何か。
    グロイ物語ながら、読後感が爽快すぎてビックリ!
    最後のほうは、かなり感動しました。

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    2023年05月08日
  • 九十九十九

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    2014年の1冊目。
    これまでに読んだことのないタイプの小説だったのでものすごい衝撃を受けました。
    面白いことは面白いのですが、粗筋が説明できない。それくらい難解。
    でも不思議な中毒性があるので、もう何回か読み直すかも…

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    2014年01月11日
  • 世界は密室でできている。

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    この疾走感は舞城さん以外ではなかなか味わえない。好き嫌いははっきり別れるだろうが、他の作品よりはわかりやすい内容だと思う。密室トリックをルンババが解決したりと、ミステリー的要素はあるが、その辺は結局のところは割とどうでも良くて、由紀夫とルンババの新青春エンタだった。
    「言うな言うな。言うな地蔵」にうけた。素晴らしき意味判らない言葉のチョイス。

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    2014年01月10日
  • バイオーグ・トリニティ 3

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    あっはっはっはwwww
    美醜のキワみ。
    デザインもエグいが、設定もエグい。
    そして、美しい。
    突き抜けてんなぁw

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    2013年12月23日