舞城王太郎のレビュー一覧

  • スクールアタック・シンドローム

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    この本収録の、「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を読んで、おおいに頭を抱えた。この後味の悪さ。優しさ。無力感。
    自分の生きている世界こそが現実なのに、その現実はなんとグロテスクで即物的なのだろう。私達はこの現実に対して、どうやって立ち向かえばよいのだろう?

    「でね、あんたが言うの。どんなに綺麗な夕日よりも私の人生は美しいんだから、そんなちっちゃい夕焼け空なんて拝んでないで生きようぜって」

    でも、どうして守りたいものを守れないの? どうして助けたい人のことを誰もが助けたいと思わないの? 私のこの気持ちも嘘で、ただの偽善=ポーズなの?

    なぜ物語が必要なのか、どうして私達は物語るのか、

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    2014年12月27日
  • 山ん中の獅見朋成雄

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    鬣とカニバリズムとエトセトラ。めまぐるしく変わるスピーディーな展開で成雄の疾走は続く。そのままのスピード感で終わったのが気に入った

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    2014年11月17日
  • バイオーグ・トリニティ 5

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    "「おまえがアタシのことなんとも思ってなくても
    アタシがおまえを好きでいつづけるのは自由だろ?
    アタシの恋のジャマをしないでください」"

    今巻も最高に格好良い!
    藤井くんの穴の中で大戦争。

    "「ここだ
    やっぱりここから…この中から聞こえる…!!」
    聞こえるんだ
    オレのずっと奥の方から
    いつだって フミホの声が聞こえてくるんだよ"

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    2014年10月21日
  • ビッチマグネット

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    舞城王太郎の作品の読後ってなぜこんなにも生きる力が湧きあがってくるのだろうか。しかも、ジワジワと…ではなく、ぐわぁぁあー!っと。エナジードリンクを飲んでも感じたことのない、この走り出したくなる気持ち。

    アンビバレントな気持ち。
    決定的に自分の価値を無駄にした人が、自分を振った人だ。そんな人にまだ気持ちを持っていかれること。

    人間としての価値や評価に友達の数は関係ない。
    正論は正すためにあるのではなく、あくまでも自分という潜水艦の周囲の状況を確かめるために発信するソーナー。
    人にはそれぞれの考え方、感じ方、価値観、行動原理があるってのは基本前提として誰にでも話も備わっているのだ。お互いの違い

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    2014年10月10日
  • イキルキス

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    おもしろかったよ全編よかったよ!
    舞城王太郎を読んだ後って良くも悪くも影響されてまうよね。改行をせずにぶぁーって文字を打ちたくなるというか。んで打ってしまってから自分にゃ無理だ、つって圧倒的力の差を痛感するよね。

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    2014年12月24日
  • ビッチマグネット

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    よかった!
    何かを吹っ切るための小説。

    ふわふわ頭の中を漂っているようなもやもやしてくろいくろいやつが、何か一つだけ、消えたような気がするのです。

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    2014年09月09日
  • ビッチマグネット

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    割と順不同に読んでいる舞城作品。
    「あたたかい水の~」系統で、もっと昔にこういった小説を読めていたら、と思うのです。

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    2014年09月08日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    新書だとすっごく分厚くて買うのも借りるのも躊躇していたので、文庫でとりあえず上巻だけ。
    相変わらず異常が常識だし、ギリギリ推理についていけない感じだけど、どんどん続きが読みたくなる不思議な魅力があった。
    舞城さんの描く女子はなんだかリアルな感じがして好き。

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    2014年08月31日
  • スクールアタック・シンドローム

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    【本の内容】
    崇史は、俺が十五ん時の子供だ。

    今は別々に暮らしている。

    奴がノートに殺害計画を記していると聞いた俺は、崇史に会いに中学校を訪れた。

    恐るべき学校襲撃事件から始まった暴力の伝染―。

    ついにその波は、ここまでおし寄せてきたのだ(表題作)。

    混沌が支配する世界に捧げられた、書下ろし問題作「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を併録したダーク&ポップな作品集。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    わけわかんねえ、でもなんか、心の芯に突き刺さってくるんだよなぁ、という感じがとっても気に入っている舞城王太郎さんの文庫最新刊。

    「スクールアタック・シンドローム」「我が家のトト

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    2014年08月29日
  • 世界は密室でできている。

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    【本の内容】
    十五歳の僕と十四歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。

    中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。

    僕らの冒険はそこから始まる。

    地元の高校に進学し大学受験―そんな十代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    「煙か土か食い物」「暗闇の中で子供」に続く三作目のこの作品は、前二作の”奈津川一族物語”の番外編といってよいと思う。

    二作目の作品中で奈津川三郎が執筆する推理小説が「ルンババ12」であり、そのルンババの実体(?)が活躍する青春小説といったところか。

    ほんのわずか「奈津川」の

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    2014年08月27日
  • 熊の場所

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    【本の内容】
    猫殺しの少年「まー君」と僕はいかにして特別な友情を築いたのか(『熊の場所』)。

    おんぼろチャリで駅周辺を徘徊する性格破綻者はゴッサムシティのヒーローとは程遠かった(『バット男』)。

    ナイスバデイの苦学生であるわたしが恋人哲也のためにやったこと(『ピコーン!』)。

    舞城パワー炸裂の超高純度短編小説集。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    まー君の猫殺しに気がついたのはぼくとまー君が2人とも11の時。

    猫殺しの少年まー君をめぐる恐怖とは・・・

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2014年08月23日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    明かされる世界の秘密。フミホがようやく絡んでくるよ!そして動き出す藤井君。ようやくすべてが回りだす。

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    2014年08月12日
  • バイオーグ・トリニティ 3

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    面白くなってきた! ただフミホちゃんの役割が未だにはっきりしなくてもやもやする。ストーリーラインは見えてきて、案外王道バトルものになるのかな? 続き気になります。

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    2014年07月31日
  • 熊の場所

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    どれもそこそこ良かったけど「ピコーン!」の無意味な死を意味のある死に見立てるというアイデアは面白くてそれだけでなんだかメッセージ性があるよなぁと思いました

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    2014年07月25日
  • 世界は密室でできている。

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    ミステリと青春の熱。トリックそのものにはそんなに惹かれないけどそれを取り巻く狂気と人間模様が「煙か土か食い物」と同様面白い。でも「煙」のほうが好き。ナチュラルに他作品リンクされてるのも舞城らしいのかな。
    とにかくタイトルは秀逸。

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    2014年07月13日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    世界の構造も見えてきて盛り上がってまいりました。大暮維人っぽさはたっぷりだけど、舞城っぽさはまだ足りない気がする。もっとやらかしてほしい。

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    2016年01月17日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    面白くもあり、困難なストーリーになってきました。
    まだ、なんとかわかりますが。同じ人物三人いるんだっけ?←
    漢字がメンドイので名前はカタカナで表記しますが、フミホさんはホサくんが好きっていうフラグ立ってましたが、ネクロマリア様見てると、遺伝子レベルでは藤井くんが好きなの?っと思ってしまいましたが。
    個人的にはウサミミ変態ですよ?あ、聞いてませんか。
    ウラノスもネクロさんも藤井くんが狙いっぽいので、今後のなにかフラグはありそうですね。
    それにしても、独特の絵がやっぱ印象的でフルカラーで見たいですね。

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    2014年06月29日
  • バイオーグ・トリニティ 4

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    “「体……もういいの?」
    「いえ死ぬ程キツイです 女としてはじめて生まれた朝のように」
    「は?」
    「女としてはじめて生まれた朝のようにッッ!!」
    「え?え!?何?何!?」”

    今巻もかっけぇ!
    藤井君が流されるだけじゃなくなってきてる。
    "ぷちっと"からのきゅるきゅるのシーンが気になる。

    “「世界を再成するのは私の義務なのだ。」

    だからこれはただ心の底で強く感じたこと。
    穂坂もきっと ずっと昔オレとおんなじことを思ったんだ。
    オレ。このコを守らなきゃ。”

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    2014年06月24日
  • ディスコ探偵水曜日(上)

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    印象に残ったセリフに

    痛いけど、こんなのは予防接種と一緒だよ、大人になった時のためにちょっと我慢するだけさ。どうせ大きくなったら忘れちゃうよ

    全然正確では無いんだけどこんな内容のことが書かれていて

    実際に行われていたことは幼女レイプなんですが

    なんか説得力があって覚えています

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    2014年06月19日
  • バイオーグ・トリニティ 1

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    なんとなく敬遠していたのだが、とても面白かった。

    〈無自覚な全能者を無自覚なままでいさせようと周囲が奔走する〉という構造は、涼宮ハルヒシリーズへのオマージュだろうか。

    こちらは完結して欲しい。

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    2014年06月16日