舞城王太郎のレビュー一覧
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“榎本芙三歩のことを好きになってから僕はずっと落ちつかなくて、そわそわもぞもぞ、それは興奮していると言うよりいささか混乱しているのだった。なぜなら好きというのは僕の中に生まれた全く新しい気持ちだったし、僕はそれがこんなふうに乱暴でとっ散らかっててちっとも休もうとせずにぶくぶく脹らんでゴンゴンいろんな...続きを読むPosted by ブクログ
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密室、大量殺人、不倫、死体編集、めちゃくちゃつぎこんだ異常な展開と、流れるような冗長文に圧倒されるけど、当たり前の愛みたいなものが底にあるから、最後に力技で感動させられてしまう。
当たり前のこと言うのに、わざわざ悪趣味な描写は不要ですって人には受け入れられないかもしれない。
生理的な気持ち悪い描写や...続きを読むPosted by ブクログ -
自宅に闖入してきた犯罪者の耳をいきなり食べちゃうような、
最悪な父親なんだけど、息子達にはしっかり善悪の指導をしてくれる。
そして、息子のために学校の先生とも対決をしてくれる。
良い選手は必ずしも良いコーチとは限らず、良い導き手は必ずしも聖人である必要は無い。
良い選手に越したことはないのだろうけど...続きを読むPosted by ブクログ -
読み始めは混乱しまくりで舞城原作じゃなかったら買わなかったし最後まで読むことも無理だったであろうと思われる。
ざーっと読んで、さてもう一回、で、やっとすこし読み込めた気になる。
手に穴が空いちゃう病気(?)があって、その穴から何かを融合することができて、その特質を使うことができる、仮想未来の話。
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適度に舞城王太郎っぽいけど、大暮維人の絵でずいぶん違う印象。文字情報と画像情報だと舞城王太郎の、味わい方違うわ…(ちなみに西尾維新は同じ印象だと思う)後半クライマックスの展開は普通に熱かった!Posted by ブクログ
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いやぁグレイトさんのセンスはさすがですわぁ。
舞城王太郎のことは知らないけど、とてもファッショナブルだということは分かりました。
もっとエロ多めでもいいんですよ?Posted by ブクログ -
読む画集なんて呼ばれることもあるグレ吉の漫画だが、舞城王太郎とタッグを組んだことでどう変わるのか。
人外や武器のデザイン・描き込みは健在で、設定も作り込まれているのでとにかく情報量が多い。
その上台詞の大部分が(右綴じなのに)横書きという実験的なことをしているものだから、読み進めて世界観を掴むのに...続きを読むPosted by ブクログ -
チェック漏れしてたー危ない危ない
いやー、今回も各キャラいい味だしてるというか
読んですぐに大暮ワールドに入りこまされる画力がスゴイ
ストーリーの方は舞城さんが担当しているようで
ノベルとはまた違った舞城作品が見られるというのも嬉しい。
実力派同士のコラボってことでこれからも期待。Posted by ブクログ -
どんどん内容がやさしくなってきますねー。
好き好き大好き超愛してるも物凄く分かりやすく表現していましたけど、今回はさらに。
これは中高生向きかもしれないですが、読み応えあって気持ち良かったです。
舞城さんは女性一人称が巧みになってきて、谷崎めいてきましたな。
13.03.20Posted by ブクログ -
冒頭に書かれてた「間違いの方が正しい答よりも正しい場合があって、これがそうなのである」これが全ての短編集。なので疲れるし納得出来なくてストレス溜まる。でも時折笑っちゃったり、ほほぅと思ったり、うーんと考えたり、でも読み終わるとそれぞれのラストにニヤッとしたりする。すっとこどっこいしょがいちばん好き。Posted by ブクログ
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次々に続く会話や激しい出来事の後にやってくる
短くゆっくりとした終わりにちょっと感動できる。
そのスピード感覚や連続する率直な表現は、作者特有の
楽しめるところと思う。
『王』の字を裏返した屋根の図が間違ってるんじゃ…(汗)Posted by ブクログ