舞城王太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
単行本でも読んでいたんですけれども、今回もう一度読みたくなって文庫版買っちゃいました…。
まあ、内容は知ってはいたんですけれども、うーん…そこまで、つまりは再読したくなるくらいの内容ではなかったかも…しれませんけれども、舞城氏の作品で女性主人公というのはなかなかに珍しいものがあると思われ、そこは興味深く読めたような…気が致します。
ヽ(・ω・)/ズコー
でもまあ、氏の純文学系の作品はやっぱしどことなく説教臭い感じがするんですよねぇ…でもまあ、笑えたからいいか、という気がします。
確信犯かどうか分かりませんけれども、会話の応酬もなんか笑えるように書いてあるような気がするんですけれどもね -
Posted by ブクログ
(*01)
人がどのように成っているのかのプロセスについての考えが小説の中で模索され展開されている。言葉、名前、動物、植物、家族、こうしたもう既に自明であるような範疇を揺るがせ、そのマージナルな領域に主人公を泳がせている。この作家の特徴でもあるが、福井という地域にどのように新たな物語を根付かせていくかという苦闘の跡も見られる。実在の土地を媒介に、ファンタジーが土着的にふるまい、ミステリーが伝奇的に語られることで、神話(*02)が綴られていくようでもある。荒唐無稽なストーリーは神話の必然でもある。
(*02)
ふざけたような擬音(*03)もこの作家の特徴であるが、神話化に欠かせない要素でもある -
Posted by ブクログ
ネタバレうぁ~また『九十九十九』的なアレかぁ……とまず思った。パインハウス内で名探偵たちが次々と推理を披露して死んでいくところは冗長というか、事がどのように収束していくのかまったく予想できないだけに苦痛としか言えなかった。そうして長いイントロダクションが終わってやっと本編……みたいな。こっちはわりと楽しめたかな。
幼児への性的虐待を許容し、そのうえで現在よりも繁栄する〈未来〉っていう世界設定がこの上なく舞城王太郎っぽくあり、そんなでも不思議とリアリティがある。子どもの犠牲に成り立つ世界というのは、けど考えてみれば現在ともそう大差ないのかもしれない。
けどやっぱ、なんか希薄なんだよな。梢ちゃんにしろ -
Posted by ブクログ
ある意味、これは箱庭小説とも言えるのではないだろうか。
「家族」という箱庭を出て、少女が「個人」へと成長していく物語。
または「物語」という箱庭を出て、人生とか将来とか、そういう「現実」のようなものに踏み出していく物語。
というふうに考えると「臨床心理士」とか「セラピー」とかいうフレーズも思惟的に思えるのだけれど、それは筋違いだろうか。
たとえば63ページの、「ってそんなの興味とも言えない単なる思いつきだけで(…)受験して合格する。認知行動療法に興味を持つ。私は臨床心理士になりたい。」の辺りみたいな、短い平叙文をいくつも並べる書き方が気になったのだけれど、これは意図的なのだろうか。
なんだか -
Posted by ブクログ
ネタバレ表題・個々の題名が良い。
【やさしナリン】
人の不幸に対してパニックになってしまい、自分の安全が確保できないほど相手に親切にしてしまう。(お金をあげてしまったりなど)
そしてそれに対して「人に優しくすることの何がいけないの?」とう態度を取る夫。
【添木添太郎】
「神に愛された子」の周りにいると、自然と彼女を助けるように「何か」に利用されてしまう
【すっとこどっこいしょ。】
将来を決められなくて、何にでもなれるように理系も文系も勉強したりしている高校生の主人公。
人生は目標を決められなくても進んで、そのために新しい選択肢が出たりすることもある。友達の彼女の浮気を問いただしたら腹をさされ、そ