江國香織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カバー裏に「〜これから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント」と書いてあるのだが。
伊坂幸太郎さん、江國香織さんなどそうそうたる作者7人の書き下ろし短編集。
しかしこれから一歩を踏み出す読者には合わないのではないかと思う。
この作品で何を言いたいのだろうと考えても答えが出にくい。
素直なストーリーが少ない。
もっと平易だけれど美しい文章で味わえる作品の方が良いのではないだろうか。
最後には粋なオチを用意してあるような。
そんな中にあって梨木香歩さんの「見越しのマツ」はテンポ良い、けれど読みやすい平易な筆致で最後に驚きも用意されていて面白かった。
一歩を踏み出そうとしている読者がこのような作品に最初に触れたなら小説の世界に浸っていこうと思うのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
◯伊坂幸太郎
探偵とその助手の話。事件によって助手がAIに立ち代わっていた。
なんともって感じかな。
◯江國香織
おばあちゃん好きの大学生が、人見知りのおばあちゃんに彼女を紹介する話。
大学2年生の夏休みの話という、なんともタイムリーというか、ドンピシャな話だった。ほんわかする感じ。
◯宮部みゆき
バーでの不思議なトランクの話。
なんだこの話は。ハテナが多すぎる。よく分からんぞ。
◯町田そのこ
高1の少年の一夏の恋。
なんか甘酸っぱくてよかった。まぁ、高1で初恋して、結局結婚するという、ありきたりな感じだけど。コンビニ兄弟のサイドストーリー的な感じだった。
◯米澤穂信
ある親子が生き延びるために、子供を殺そうとする話。
まぁ内容自体はよくある感じかな。生活保護を申請できず、電気も飯もない。だから罪を犯そうとすることで、子供を児相に、自分は刑務所に行こうとした的なね。
◯梨木香歩
向かいの豪邸の松の木の話。主人が亡くなり、その松も撤去されることに。
なんかまぁよく分からん感じやった。
◯恩田陸
高校で代々受け継がれている「サチコ」という秘密の存在。
よく分からんやったな。
1番好きだったのは江國香織。1番印象に残っているのは宮部みゆきかな。 -
Posted by ブクログ
1000年も前に生きた女性の日記でありながら、現代の人間にも手触り感のある女性像ですごくびっくりした。
当時は多くの方が簡単に無くなる時代で、衣食住全く環境が異なるため、平安時代の女性の精神性は私とは異質のものだという想像があったのだけれど、正直あんまり変わらない。
小説から得たキラキラしたものが好きな少女時代から、大人になって現実を知り寺社仏閣を周る様子を見て「こういう人いるいる!」という気持ちになり親近感が湧いた。
一方で、結婚や子育てに関しての記述が薄く、日常の様子が多かったことから、現代の50代子持ち女性のエッセイと考えると感覚が違うというか独特な視点な印象も得た。
これは当時からしたら普通のことなのか、それとも当時からしても少し変わった視点だったのか、、、とにかく実際に会ったら親しみやすくて面白い奥様なんだろうと思います。