江國香織のレビュー一覧

  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    猫の視点で描く〝あたし〟と〝あたしの人間〟の物語。猫好きな人は、涙無しでは読めないので注意!
    ジュディー・キングさんのイラストも素敵♡
    猫を飼う前に読んで欲しい一冊、まっすぐな愛を受け止められるかどうかよく考えてからお迎えして欲しい。

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    2021年01月23日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    猫のダルシーが「あたし」だけの目線で綴る一生の物語。
    もしダルシーが自分で文字を書いたなら、自叙伝と言うことになるのだろうか、などと思ってしまった。

    帯についていた謳い文句とは違う印象を受けた。愛がどうのこうのというより、全身全霊をかけて生きた1匹の猫の物語だった。

    「寝る前に読むと穏やかな気持ちになれそうだ」と思ったのだけれど、途中で止めることができずに最後まで読んでしまった。
    ひとしきり涙を溢れさせた後、当初のねらい通りに暖かな気持ちで眠りにつくことができた。

    翻訳物は読むのに少しだけ苦労するものも多いけれど、江國香織さんの訳はとても猫らしく、自然な感じがする。
    とくに「My human」を飼い主なんていう野暮な言葉を使わず「私の人間」と直訳してあるところもダルシーらしさを表していて良かった。

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    2020年03月18日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    この猫のダルシーの物語を読んでいる間、自分も猫が大好きなので、巻頭の愉しいダルシーの時間を微笑ましく読みました。ジュディーJ.キングさんの挿絵もかなりの猫への愛情が伝わってくる、よい挿絵でした。そして、読みながら終わりが近づくにつれて、どんどん重苦しい気持ちになりました。ダルシーが弱っていくのです。段々と。巻末の著者の言葉を読むと、ダルシーへの著者の想いがよく伝わってきました。

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    2018年05月13日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    泣ける
    これってほんと猫の気持ちが書いてある。
    ダルシーの表現を読んでたら
    まさに猫達に教えられてるんだよね
    きっと

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    2017年08月15日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    読んだことのある作品もそうでない作品もあったけれど全体を通して楽しかった。
    やっぱり太宰治が好きだなぁと。

    女生徒、恥は読んだことのあった作品。好きな作品は何度読んでも楽しめるし、何度だって読みたくなる。
    そのうちまた読みたい。

    古典風、秋風記。今回初めて読んだ作品の中ではこの2篇が私の中でベスト。2度、3度と読み込んでいきたい。

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    2017年07月13日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    竹取物語(森見登美彦)
    伊勢物語(川上弘美)
    堤中納言物語(中島京子)
    土左日記(堀江敏幸)
    更級日記(江國香織)
    月報:小川洋子・津島祐子

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    2017年04月05日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    好きな作家さん目白押しで、これは読むしかないなと。

    伊勢物語おもしれえええってなっている。
    川上弘美の作品かと思うくらいどんぴしゃの訳にうっとり。余韻。
    竹取物語はポエム調の和歌がたまらん。これも森見作品かのよう。すばらしいテンポ感。
    堤中納言物語はおもわずニヤリ。
    土左日記は前段と括弧書きの注釈に痺れるし、更級日記は瑞々しくて女の日記感がさすが江國。

    この全集、ほんとぴったりな人に訳を頼みますよね。さいこう。

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    2017年01月04日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    自分がいかに古典にいい加減に接してきたかを思い知らされることになった。
    かぐや姫の話は誤解が多かった。もっとも、絵本の印象が強くて、かなり違訳を信じていたのかもしれないけれど、それも原典をきちんと読んでいない証拠。
    伊勢物語では、こんな太古から微妙な男女の機微があったのだと感銘を受けた。

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    2016年12月14日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    「こんな、おちゃらけの文学なんてあり得ない!」とも思うけど、50年後でも意味が通じる本として残せたので、これぞ文学なのかも知れない。
    全30巻の中で、この3巻だけを選んで読んでみたけど、結構当たりだったかも・・・!

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    2016年02月24日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    森見登美彦訳『竹取物語』
    川上弘美訳『伊勢物語』
    中島京子訳『堤中納言物語』
    堀江敏幸訳『土左日記』
    江國香織訳『更級日記』

    こんな、宝石の詰め合わせがあって良いのか⁈
    発刊を待ちわびていたし、読むのもドキドキ。
    それぞれに訳者の持ち味があって、とにかくすごい。

    きちんと全文収録されているのも、嬉しい。

    中でも、川上弘美の『伊勢物語』は鳥肌モノ。
    歌物語の真骨頂というか、とにかく、和歌の訳し方が素敵すぎる。
    言葉の数を少なくしながらも、今の感覚を添えてくれて、色っぽいし切なくなりました。

    お気に入りは二段。


    起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめ暮らしつ


    起きるでもなく
    ねむるでもなく
    夜は明けてゆく
    春の長雨がふっている
    わたくしはただ見ている


    そして三十段。


    逢ふことは玉の緒ばかり思ほえてつらき心の長く見ゆらむ


    逢うのは
    一瞬
    恨みは
    永遠


    更に月報の小川洋子が、この川上弘美訳を上手く伝えてくれているので必見。
    そうそう!ですよね!ってなりました。

    あとは堀江敏幸の『土左日記』も、すごく考えられていて、参考文献を見ても納得のラインナップで、仕事の仕方に尊敬を覚える。
    江國香織の『更級日記』は、とにかく可愛い。そうして、姉や父の描写を通した家族としての作者がよく描かれていて楽しかった。

    紀貫之ではないけれど、言葉について、とても考えさせられる一冊だった。
    私たちは、その息吹に今尚こんなに鮮やかに触れられる。

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    2016年01月24日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    七人の作家によるアンソロジーかつ“全編書き下ろし”な贅沢さに驚く。
    伊坂さんの『ウッドペッカー荘事件』は結構切ないけど、二人の関係性がとても良かった。
    宮部さんの『真実のトランク』は、ちょっと怖くて謎めいている。
    面白くてぞわぞわするところが気に入ってる。
    あのトランクはもちろんだけど、彼が本当はどういう人間だったのか知りたくなってしまう。
    そして米澤さんの『無明』だよなあ。
    こういう心臓がギュッとなる話、悲しいけど好きだわ。
    なるほど!と膝を打ちたくなるストーリーは、流石としか言いようが無いな。

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    2026年09月27日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    不思議で、怖くて、穏やかで。
    人間のつながりというか、想いというか、一言では表せないような相手を思う気持ちみたいなものが記されていた。だからタイトルはプレゼントか。
    相手を思う気持ちって必ずしも美しいものとは限らないね。

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    2026年09月27日
  • 最後の晩餐

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    ハズレのないアンソロジー!

    金原さんの疾走感のある登場人物がやっぱり好きだ。
    最後の晩餐とあるから、悲しい話が多いかと思ったけど、意外とそんなこともなくてとても読みやすかった。

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    2026年09月25日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    3.6
    食がテーマのアンソロジー
    作家ごとに三者三様
    個人的には、最後のうなぎと小曽根幸子の送別会が好きだな
    特に、小曽根さんは、みんなに負け組と軽く見られてたのに、誰よりも人生充実してて読んでるこっちがスッキリした

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    2026年09月25日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎は何読んでも自然に体に入ってくるからすごい。文体との相性がいい。米澤穂信はじめて読んだけど夏のテーマの短編でこれが書けるのカッコ良すぎる。女性作家の作品は読みやすいし男女の話が多かった印象。また来年の夏読み直したい。

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    2026年09月24日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    いろんな人がたくさん楽しめてよかった^_^
    伊坂幸太郎のお話が好きだった。え?!あ、ん?!みたいな、何度もびっくりさせられた

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    2026年09月23日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    短編集で読みやすく、また、初めて読む作家さんが多く、大変楽しませていただきました。
    満足度とても高いです。

    特に面白かったのは、宮部みゆきさんの「真実のトランク」
    どんどんページが進みました。

    素敵な作品の数々、ありがとうございました。

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    2026年09月23日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    名だたる有名作家七人♪
    気になる作家さんあり、そして装丁が素敵だったので購入しました〜♡

    「ウッドペッカー荘事件」 ★★★伊坂幸太郎
    ラストにちょっとしたドンデン返しありの伊坂さんらしい小洒落たミステリー

    「二つの宇宙」 ★★江國香織
    おばあちゃんを恋しく思う大学生の話…
    ん〜よくわからない笑

    「真実のトランク」 ★★★★★宮部みゆき
    不思議なトランクにまつわるホラー味のあるミステリー?やっぱり宮部みゆきは面白い♪
    これが読みたくて購入しました♡

    「きっとあの日の光と同じ」 ★★★★★町田そのこ
    コンビニ兄弟ファンが泣いて喜ぶ短編♡
    青春♡そしてキュン♡

    「無明」 ★★★★★米澤穂信
    新宿の地下通路の雑踏で白昼我が子の首を絞める母親…逮捕され赤ちゃんは無事だったものの…
    やっぱり米澤さんは短編のクオリティがヤバい
    そしてめちゃくちゃ切ない

    「見越しの松」 ★★★★梨木香歩
    向かいの家の解体で無くなった立派な松の木
    新しく建てられた住宅は何かがおかしい…
    なるほど梨木香歩さんらしい不思議系

    「伝説の季節」 ★★★恩田陸
    六番目の小夜子読んでないからなぁ…
    なんだかよくわからない笑
    恩田陸さんはやっぱりあわないかもしれない


    読み終えるのに時間かかりましたが笑
    短編7作品は新潮社からの夏のプレゼント♡

    やっぱり好きな作家さんは期待を裏切らない面白さで満足です:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎





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    2026年09月23日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7名の作家が描く、“夏”をテーマにした短編小説のアンソロジー。ちなみに全編文庫書き下ろしとのこと。
    一作一作が短いので、普段小説を読まない人でも読みやすいと思う。
    内容は多種多様で、ミステリーものもあれば青春ものもあるなど幅広い。ファンタジーもの(私はそう捉えた)まで取り揃える。
    それぞれガラリと性格が違うストーリーなので、どの小説が刺さるか、これも人によってガラリと変わるだろう。

    私は、町田そのこさんの『きっとあの日の光と同じ』が好みだった。青春というものに異様に弱いのだ。
    この話に出てくる「すれ違い」や「遠回り」は非常にリアル。
    意地になってしまったこと、気づけなかったこと、言い出せなかったこと、タイミングを見つけられなかったこと……枚挙にいとまがないほどの「すれ違い」や「遠回り」を人は積み重ね、時に人生の色調が変わっていくのだ、と感慨深く思った。
    この作者さんは名前だけは知っているが、一度もその作品を読んだことがなかったので、他の作品も読んでみたいと興味を持った。
    こうした“新たな出会い”があるから、アンソロジーは良い。

    伊坂幸太郎さんの『ウッドペッカー荘事件』と米澤穂信さんの『無明』には少しゾッとした。
    社会で近い未来、いや、既に起こっているであろう難しい問題を突きつけられた感覚だった。

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    2026年09月22日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    夏が終わる前に何とか読み始めました笑
    初回版の表紙がとてもお気に入りでした!
    売り切れていた時は本当にショックでしたが、無事に買えてよかったです!

    どの作品もとても楽しく読めました。個人的にはウッドペッカー荘事件ときっとあの日の光と同じがお気に入りでした。

    ホラーが苦手な私は真実のトランクと伝説の季節を少しビクビクしながら読みました(笑)
    でも、これも夏だなぁと思いながら読みました(笑)

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    2026年09月22日