江國香織のレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    なんて贅沢な一冊。小さな面倒な事ばかりの毎日に無理矢理いいところを見つけ出してたそんな私がひょっこりと見つけてしまったプレゼント。小説から遠ざかっていた私には本当に突然な偶然な出会い。小説の中の人物と感性を共有する楽しさを思い出した。ステキなプレゼントありがとう。

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    2026年09月27日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ウッドペッカー荘事件:伊坂幸太郎
    二つの宇宙:江國香織
    真実のトランク:宮部みゆき
    きっとあの日の光と同じ:町田そのこ
    無明:米澤穂信
    見越しのマツ:梨木香歩
    伝説の季節:恩田陸

    それぞれ違う風味の七つの物語
    軽い そうか… つらい そのあと? ……

    読み終わって気付いたのは、
    カバーの作家さんの順とは違うのね
    あたりまえだろうけど
    良い順でした (⁠^⁠^⁠)

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    2026年09月22日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    小説を読むことから10年くらい離れていたので、ウォーミングアップ気分で読めるかと思い購入。

    読んだことのある方、名前だけ知っている方、まったく知らない方と、私的には作家さんのバランスが良かったです。
    また短編集なので好みではない物語でも「合わないなー」と思うページ数がないのでスラスラ読めました。

    ウォーミングアップに最適でした。
    好みの作家さんを増やしたい人や、書き下ろされた作家さんが気になるけど長編は自信ない人にオススメしたい本でした。

    好みの物語があったので、その作家さんの本をこれから読んでみたいと思います。

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    2026年09月20日
  • 最後の晩餐

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    こういう短編集は、初めまして、の方が多くて、その中から、これからよろしくお願いします、になる方もいるので好き。
    個人的には、寺地はるなさんと、井上荒野さんの各品が好きだった。
    寺地さん、井上さん、これからよろしくお願いします。

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    2026年09月16日
  • 最後の晩餐

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    『最後の晩餐』
    という内容より、
    団地のふたりが好きすぎるところからの、藤野千夜さんの‼️‼️‼️

    若かりし頃、当時の恋人がプロレスファンで、一緒に見てるうちに、エリック兄弟を好きになったことを思い出したわけです。

    それだけで…この本は星五つ‼️‼️

    本って、こうやって…青春時代を思い出させてくれるものだ❤️

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    2026年09月06日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐、昔からよくあるテーマだけど、ちゃんと考えたことなかったな。

    自分勝手な最後の晩餐、現実味を持った最後の晩餐、どっちを想像してもいいんだと思う。
    私の最後の晩餐はなんだろう。おにぎりの後アイスとか。お寿司大好き。ワンタンメンもいいな。
    完全に自分勝手型で、いくらでもわがままな妄想ができそう。

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    2026年07月28日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、7人の女性作家さんの短編集。さすがの実力派揃いで、外れなく全部おもしろかった。たいてい一つくらいは好みじゃないものがあるものなのに。
    「最後の晩餐」というテーマはハマりやすいものではあるなとも思うし、女性作家さんばかりだったからか、背景とか心情とかが分かりみがありすぎた。
    少し前に亡くなった父のことを思い重ね合わせてうるうるしてしまう話もあったり。
    最後の晩餐に自分だったら何を選ぶだろう?明確な答えをみな持っているのだろうか?

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    2026年07月21日
  • 最後の晩餐

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    「でもさ、行くと、それで満足しちゃそうなんだよね。あ、べつに人生にわとかじゃなくて、あそこのカレーの味に」
    「そんなの、満足すればいいじゃん」

    本を読んでると、自分の今まで整理がついていなかった感情に名前がつくことがある、わたしは、満足しちゃうのが嫌だったんだな。

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    2026年07月19日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    猫好きの友人が突然貸してくれたので、前情報ゼロで読んでみた。感想は、こんなにもすばらしい物語をどうして今まで知らなかったんだ、に尽きる。
    ダルシーはとても気高い。デリカシーとプライドを大切にする姿勢は飼い主に対しても徹底して貫く。だが同時に、飼い主が自分にとって唯一無二の存在であるということを信条としている。お互いを大切に思い合うことの尊さが終始ストレートに伝わってくるシンプルで美しい物語だ。この原作を、江國香織がリズムよく生き生きと訳している。彼女のセンスもまた秀逸と思う。

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    2026年07月03日
  • 更級日記

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    “日記”というタイトルだけれど、
    不思議な日常の切り取り方。

    あくまで現代の価値観からすれば、ということだけれど。

    少し偏見の混じった感想を言うと、
    今でいう「文学少女がそのまま大人になった人」が書いた文。

    江國さんの解説にもあるけれど、美しい風景を「屏風を並べたみたい」、富士山を「色鮮やかな肌着の上に白い衵(あこめ)を着た幼い人みたい」と評す感性は紙上での感性が現実に勝ちすぎていて面白い。

    当時でもそれなりに大きなイベントのはずの出産や子育てが完全に記述から漏れ落ちているのも面白い。

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    2026年06月04日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    猫は家族。そう思っている猫飼いさんなら、涙無くしては読めません。猫目線で綴られたたっぷりの愛に、胸がぎゅっと締め付けられます。

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    2026年04月26日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    プロローグの一節からもうすでに心を打たれて
    最後の何章かはもう外で読むこともできず、音楽もなにもない静かな部屋で丁寧に読んだ。

    日々愛することには覚悟が必要だと思っていたけれど
    実は愛されることを受け入れる方が覚悟が必要なのだと思った。

    訳者である江國香織さんだからこそのダルシーの気高さが美しく、あとがきで「ダルシーにはすじが通っている」という一文がその気高さを物語っているなと思った。
    わたしもすじが通った人になりたい。背筋がしゃんとするような本だった。

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    2026年03月26日
  • 更級日記

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    物語を読みたくてたまらないけど
    簡単に手に入る時代ではないから
    どうすればいいかわからなくて祈った、
    という一文が可愛らしい。きゅん。

    現代と通ずる感情と、現代とは相反する文化が
    混ざり合っているのが不思議で面白く、
    そんな平安時代の文学を楽な気持ちで楽しめたのは
    瑞々しい江國香織さんの文章のおかげであるから
    本当に有難いことです。

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    2026年05月17日
  • 更級日記

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    約千年前の平安時代のある女性の
    幼少期から晩年の回顧録
    その喜怒哀楽が、
    江國さんの現代語訳で蘇る

    タイトルは日記だけど、晩年の回顧録のようで
    若い頃に、源氏物語や伊勢物語を入手して
    有頂天になったり、
    現代の読書好きと変わらないなぁ〜と
    ほっこりしてしまった

    よく、詠んだ詩が出てくるのだけど、
    ナンパも詩でされ、返しも詩で、
    オシャレだな〜と 返し方とかも

    仲の良かった同僚から、手紙がこなくなり、
    それを詩で伝えたら、返しの詩が良すぎて!

    離れ離れになった父との
    詩のやりとりも良かった〜

    元々良いのだけど、江國さんの古典を残しつつの
    江國風味が、また良い〜

    何か凄いものを読んだ気がするなぁ
    更級日記✕江國香織コラボとか
    千年前の古典を、現代を代表する作家が訳すとか
    激熱企画すぎました!

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    2025年09月11日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    愛の物語だと感じるし、後半は涙が止まらなかった。自分でも猫を2匹飼っていて、今まで以上に彼らを愛おしいと思うし、大切にしたいと思わせてくれる作品でした。

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    2025年06月26日
  • 更級日記

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    とても面白かったです。菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の「物語が読みたい~!」という気持ちや、念願の源氏物語を昼も夜も夢中になって読みふける姿は、すごく共感しました(「源氏物語」への情熱というより「物語」への情熱に)。

    いろいろな思いを和歌に託すと、なんでもないようなこともとても風流に聞こえますね。(当時としては当たり前のことだったとは思いますが……)

    更級日記がこんなに面白いなんて、もっと早く知りたかった、という気持ちを和歌にしようと、(現代の私は、さらっと和歌を詠めないので)ChatGPTで試してみたら、とてもそれっぽいのができました。恐るべしテクノロジー……

    知らずして 年を重ねし 詮なさや 
     更級の夢 もっと早くに

    更級日記の内容をサクッと知りたい方には小迎裕美子さんのコミック『胸はしる 更級日記』がおすすめです。

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    2025年05月17日
  • 「いじめ」をめぐる物語

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    これは胸が痛かったです。
    私は当事者でしたが、当事者でなくても刺さるものはあるはず。
    「いじめ」という言葉の存在自体が人の未熟さや弱さを表している
    そんな感想を持ちました。

    辻村深月さんの「早穂とゆかり」はすごくわかる。
    私もいじめていた人間をこう追い詰めたいと思いました。
    かわりにスッキリ制裁してくれた気分。
    越谷オサムさんの「20センチ先には」
    悩んでいる人に読んで欲しい。
    まさに私が言いたいのコレ。

    衝撃が詰まった一冊でした。

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    2025年05月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家による絵本「100万回いきた猫」のトリビュート作品集。
    人それぞれの作品が詰まっていて面白い。
    一冊の絵本からこんなに物語が生まれるんだなぁと感心。

    この本から一人の気になる作家さんとの出会いがありました。
    井上荒野さん。
    他の作品も読んでみたくなりました。
    トリビュート作品って、こういう出会いがあるのも魅力ですね。

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    2025年05月05日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』からインスパイアされた短編集。色々な作者の思う「ねこ」を感じられた。猫は色っぽくて好き。

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    2025年03月01日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    親の影響で耳馴染みのあったユーミン。
    各曲を元にしたアンソロジー。
    元々ユーミンの歌そのものがすでに完成された世界観があり、ストーリー性が強い。
    そこに作家それぞれが独自の視点から、新たな物語
    を紡ぐってかなり難しいことだと思う。し、実際ハマらないってレビューも見かけた。
    ともあれ雑食な私は、そのあたり全く気にせず楽しめた。
    選曲も非常にマニアック。よきかな。

    そしてドラマ化されてたってマ?みてみよー!

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    2025年01月17日