あたしの一生 猫のダルシーの物語

あたしの一生 猫のダルシーの物語

猫のダルシ―の視点で描く感動的な愛の物語。

「あのひとへの、あたしの愛。それから、あたしへの、あのひとの愛。あたしは、あたしたちが一緒に暮らした日々の思い出を、あのひとの胸のなかにちゃんと蒔いておいた。あたしがいなくなったあともその思い出があのひとを、なぐさめてくれるようにね。
けっきょくのところ、もんだいなのは愛ということ……。」(本文より)
「あたし」と「あたしの人間」の、出会いから「あたし」の死までの17年にわたる濃密な時間を、あくまで猫の視点で――けっして擬人化することなく――描いた稀有な物語。原著の素晴らしいイラストレーションも完全収録。江國香織のしなやかな日本語で送る猫本の傑作、待望の文庫化版を電子化!
以下のような「訳者あとがき」がこの本の魅力を語りつくしている。
「こんなにストレートな愛の物語を読んだのはひさしぶりでした。ストレートで、強く、正確で、濃密な、愛の物語。/もし誰かをほんとうに愛する気なら、ダルシ―のように生きる以外にないのではないか……」

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あたしの一生 猫のダルシーの物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ダルシーがかわいすぎる。
    これまで完全に犬派だったのに、いつの間にかダルシーの虜になってしまってました。
    女王様なダルシーについメロメロになってしまう、愛に満ち溢れた一冊でした。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    あたしをしあわせにできるのはあたしの人間。
    あたしの人間がしあわせでいられるのもあたしのおかげ。
    大好きなことが伝わってくるお話し。

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    原書も持ってるのに手つかずのまま、翻訳を読みました。

    幸せな時間を共に過ごした相棒たちのことを恋しく思い出しながら読み終えました。

    0
    2023年02月20日

    Posted by ブクログ


    先日紹介されているのを見て、何だかこの本に呼ばれているような気がして、直ぐに読みました。

    猫のダルシーの目線で、猫が見たまま、感じたままが、一貫して書かれています。

    ダルシーは飼い主を「あたしの人間」とよびます。猫にとって、慕っている飼い主は絶対的に自分の世話をし、愛情をかける唯一の人間なので

    0
    2021年12月26日

    Posted by ブクログ

    猫のひたすらまっすぐな愛情。。涙
    猫飼いたいと思ってたけど別れに耐えられる気がしなくなった
    上品で賢くて誇り高くて愛情深くて、好奇心旺盛で一貫性があって…なんというかダルシーはまさに完璧だと思うし、作者はほんとにダルシーと一体だったんだなと

    0
    2021年10月18日

    Posted by ブクログ

    愛猫家には是非読んで欲しい本です!
    涙なしには読めないので、何も予定がない日に読むことをお勧めします。

    ダルシーという一匹の猫が、自分の一生を人間と関係という視点から描いた本作。

    猫を飼っていると、「猫が病気になったらどうしよう?」とか、「1匹だと寂しいだろうから、もう1匹迎えてあげようかな?で

    0
    2021年10月01日

    Posted by ブクログ

    ダルシーという猫の一生を、ダルシー目線で書いたお話。
    ダルシーの感情や行動の一つ一つがストレートだったのが印象的だった。
    最後まで互いを思いやる気持ちが素敵だった。

    0
    2021年09月30日

    Posted by ブクログ

    猫の視点で描く〝あたし〟と〝あたしの人間〟の物語。猫好きな人は、涙無しでは読めないので注意!
    ジュディー・キングさんのイラストも素敵♡
    猫を飼う前に読んで欲しい一冊、まっすぐな愛を受け止められるかどうかよく考えてからお迎えして欲しい。

    0
    2021年01月23日

    Posted by ブクログ

    猫のダルシーが「あたし」だけの目線で綴る一生の物語。
    もしダルシーが自分で文字を書いたなら、自叙伝と言うことになるのだろうか、などと思ってしまった。

    帯についていた謳い文句とは違う印象を受けた。愛がどうのこうのというより、全身全霊をかけて生きた1匹の猫の物語だった。

    「寝る前に読むと穏やかな気持

    0
    2020年03月18日

    Posted by ブクログ

    この猫のダルシーの物語を読んでいる間、自分も猫が大好きなので、巻頭の愉しいダルシーの時間を微笑ましく読みました。ジュディーJ.キングさんの挿絵もかなりの猫への愛情が伝わってくる、よい挿絵でした。そして、読みながら終わりが近づくにつれて、どんどん重苦しい気持ちになりました。ダルシーが弱っていくのです。

    0
    2018年05月13日

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