江國香織のレビュー一覧
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「最後の晩餐」と言えばダ・ヴィンチの有名な絵を思い出します。7人の女性作家による短編集は、どれも読みやすく楽しめました。
江國香織【コインランドリーの夜】
自分を取り戻した主人公に共感。自分らしい最後の晩餐に気づけたことに爽快感を味わえました。
金原ひとみ【ラストサパーフォーエバー】
初読みの金原さん。勢いのある文章。この最後の晩餐は、最後にクスッと笑えました。
角田光代【最後の鰻】
この作品は個人的な思い出と重なって、すごくよかったです。いつまでも忘れることはない時間の物語。読者の私にとっても。
寺地はるな【小曾根幸子の送別会】
この作品も、色々な気持ちが詰め込まれた物語。読者の私の -
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「新潮文庫の100冊」50周年記念作品ということで、7人の作家さんたちによる“夏”をテーマにした書き下ろしの短編集。
伊坂幸太郎さん、江國香織さん、宮部みゆきさん、町田そのこさん、米澤穂信さん、梨木香歩さん、恩田陸さん、先日読んだ「本屋さんのある街で」と並んでこちらもとても豪華な顔ぶれ。
いつもとは違った雰囲気だけどいつも通りの伊坂さん。
ちょっと変わったおばあちゃんが可愛い江國さん。
あの“財団”の世界を舞台にがっつり読ませる宮部さん。
ちょっぴり切ないひと夏の物語は町田さん。
一番暑くて一番緊迫感があって一番ゾッとしない米澤さん。
松の木が取り持つ静かで不思議な話の梨木さん。
関根三きょ -
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ネタバレウッドペッカー荘事件 伊坂幸太郎
→ 伊坂ぽくない印象、でもとても好き。星新一みたいなかんじ。
二つの宇宙 江國香織
→ 二つの宇宙という表現がよかったなぁ。キャラが良い。
真実のトランク 宮部みゆき
→ 一階に住む仮面の夫婦が印象的
きっとあの日の光と同じ 町田そのこ
→ キラキラしてて眩しくて、いい夏。
これスピンオフらしい。
無明 米澤穂信
→ さすがの……1番リアルな日本の夏
見越しのマツ 梨木香歩
→ 西の魔女が死んだ以来の梨木香歩。文体が刺さらないなと思って読んでたけど、展開は良かったな。
伝説の季節 恩田陸
→ 面白くなりそう、というところで終わってしまった感覚だなあ -
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作品紹介・あらすじ
谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集
江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
岩瀬成子「竹」
くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
井上荒野「ある古本屋の妻の話」
角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
町田康「百万円もらった男」
今江祥智「三月十三日の夜」
唯野未歩子「あにいもうと」
山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
綿矢りさ「黒ねこ」
川上弘美「幕間」
広瀬弦「博士とねこ」
谷川俊太郎「虎白カップル譚」
*****
佐野洋子「100万回 -
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ネタバレ【収録作品】
江國香織「コインランドリーの夜」
金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
角田光代「最後の鰻」
寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
原田ひ香「最後に、何を食べたの?」
藤野千夜「もうひとりのねえちゃん」
井上荒野「本当の話」
人生の最後に何を食べるか? をテーマにした、アンソロジー。
「コインランドリーの夜」の弥生子、「小曾根幸子の送別会」の小曾根幸子の生き様は小気味よい。
「最後の鰻」は仲の良い家族の空気が伝わってきてほのぼのとする。
「ラストサパー…」と「もうひとりの…」は年代こそ違うが、シスターフッドのよさをしみじみと感じる。
「最後に、…」は嫌な話にならなくてよかった。
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いろいろな作家さんの話が読めるので、短編集はさくさく読めてしまいます。今回は、『最後の晩餐』をテーマに7編が収録されていました。『最後の晩餐』というと、イメージとしては悲しかったり、切なかったりというマイナスな感情が先にたっていたけれど、どの話も前向きな話で自分の『最後の晩餐』についても考えてみたくなった。
どの作家さんの話も好きだったけど、個人的には金原ひとみさんの話が好きでした。コンプラが叫ばれる社会でこんな集まりがあって、ひたすら高カロリーな物を食べまくる…素敵な最後の晩餐だなぁと羨ましくなった。ちょっと学生時代を思い出した。
井上荒野さんの「本当の話」も心がじんわり温かくなる素敵な話で