奄美作品一覧

非表示の作品があります

  • 週刊東洋経済 2024/6/1号
    NEW
    -
    【特集】いつまで魚を食えるのか 全解剖 日本の魚ビジネス 第1章 全図解 これが魚の現在地 獲りすぎを止めないと未来なし データで見る、世界の中の日本漁業 過剰漁獲を放置するな 日本が「漁業大国」から転落した理由 激変する日本の水産流通 鮮魚店が街から消えてしまった 古い世界もようやく変わる? 全国12万人、漁師の素顔 水揚げは減り、値段は上がる 主要16魚介「大図鑑」 第2章 もはや高嶺の花? 魚を求めさまよう日本人 国内の天然物はわずか0.1% 高値でも出所不明のウナギあり 中国・台湾が乱獲したせい? 庶民のサンマはこうして激減 殻割りから盛り付けまで ウニは人件費だけで元が取れなくなった 店舗とデジタルを磨き続ける 回転ずしの王者 スシローの超進化 [トップインタビュー]「こだわるのは味。人手も残す」 FOOD&LIFE COMPANIES 社長 CEO 水留浩一 回転ずし 原価のカラクリを解き明かす えっ、アワビを獲ったら懲役3年? Q&Aで知る「海の法律」 [キーマンインタビュー]自由民主党衆議院議員 小林史明/全国漁業協同組合連合会代表理事会長 坂本雅信 第3章 日本が誇る養殖技術、 その可能性と課題 [現地ルポ1 鹿児島県奄美大島]マルハニチロのクロマグロは人が卵をふ化させる完全養殖だった [コラム]大間クロマグロ、不正流通問題の背景/なぜノルウェーは漁業先進国になれたか 一大ブームで大学も人気上昇 「近大マグロ」は今どうなった!? [現地ルポ2 宮崎県串間市]今や天然より多い 養殖でブリを育てるニッスイの気概 魚の棲みかは工場の水槽 サーモンは陸上で育てる ホタテで独走 M&A巧者、ヨシムラ・フードの正体 商品開発が成功 未利用魚が食卓を救う [魚ランキング]全国主要漁港ランキング(2023年)水揚げ量:1位 釧路/水揚げ額:1位 焼津 都道府県別 生産量ランキング(2022年)海面漁獲/海面養殖/河川漁獲/河川養殖 連載 |経済を見る眼|藤森克彦 |ニュースの核心|野村明弘 |編集部から| |ニュース最前線| |トップに直撃|西友 社長 大久保恒夫 |フォーカス政治|塩田 潮 |マネー潮流|佐々木 融 |中国動態|福本智之 |財新 Opinion &News| |グローバル・アイ|スラヴォイ・ジジェク |Inside USA|安井明彦 |少数異見| |シンクタンク 厳選リポート| |ヤバい会社烈伝|金田信一郎 |知の技法 出世の作法|佐藤 優 |経済学者が読み解く 現代社会のリアル|川窪悦章 |話題の本|『なぜ東大は男だらけなのか』著者 矢口祐人氏に聞く ほか |名著は知っている| |社会に斬り込む骨太シネマ『キッチンから花束を』| |ゴルフざんまい|本庶 佑 |PICK UP 東洋経済ONLINE| |次号予告|
  • 安斉星来1st写真集『Sirius』
    5.0
    圧倒的なビジュアルとスタイルの良さ、目を離せない存在感で同世代からの人気を集める、“Z世代注目のクールビューティー”安斉星来さんの1st写真集『Sirius』を発売します。奄美大島の大自然の中で撮影された生命力溢れるカットや、ホテルで魅せた抜群のスタイル、一目で引き込まれてしまう表情、そして何よりも注目していただきたいのはすべてのページを通して伝わる彼女自身の強さ。“同世代の一歩先を行く”安斉星来の、圧倒的な存在感に酔いしれる一冊です。 【安斉星来さんコメント】 安斉星来の1st写真集『Sirius』を出版させて頂くことになりました。 私の生き方は “自分を愛し、強く生きること” 。そんな想いを大事に生きています。 写真集では、生きていく上での強い意志を込め、ブレることなく己を生きる、そんな安斉星来を表しています。 “私にしか出来ないことは何か”をスタッフの皆さんと考え、場所選びや写したい世界、安斉だけの世界観を追求できたかと思います。 自分を大事にしているからこそ、この1st写真集も心から大事にしていて、写真1枚1枚を見てセレクトから、レイアウト・表紙やタイトル選びにも一緒に携わらせて頂きました。 表紙はスタッフの皆さんと共に指差しで決めたのですが、全員一致でこの1枚になりました。 タイトルは『Sirius(シリウス)』。夜空で1番明るい星です。 安斉星来という名には“星”という漢字が入っているのですが、幼い頃から、親からもらった大事な名前の様に、星のように輝くような人間になりたかったので、『Sirius(シリウス)』という名をここに落としました。 私にとっても、お手に取って頂いた皆さんにも、かけがえのない1冊となれば嬉しいです。 どうか皆さんの手に届きますように。心を込めて。
  • るるぶ奄美 屋久島 種子島'25
    完結
    -
    自然を大満喫できるアクティビティや各島の伝統文化(カルチャー)体験、島ならではのごはんなど、 世界遺産にも登録されている鹿児島の離島「奄美大島」「屋久島」の魅力を徹底紹介! <主な特集内容> 【特集1】世界自然遺産・奄美大島 ・感動アクティビティ・金作原ウォーク/マングローブカヌー/楽園ビーチ/マリンレジャー ・奄美カルチャーにトライ・大島紬泥染め/奄美黒糖焼酎造り見学/黒糖づくりetc... ・奄美大島からひと足延ばして!加計呂麻島1dayドライブ 【特集2】世界自然遺産・屋久島 ・【世界遺産トレッキング】 定番の縄文杉コース/苔むす森の白谷雲水峡コース他、全4コースのトレッキング完全ガイド ・ダイビングやカヤックを満喫!ウォーターアクティビティ ・雨の日も楽しい!屋久島のカルチャー体験 etc... 【エリア特集】 ・種子島1dayドライブ ・島旅行前後に立ち寄ろう!鹿児島タウンetc... 上記のほか、各エリアの名物グルメ、島みやげ、注目リゾートホテル情報も満載です。 【特別付録】(表)屋久島トレッキングコースMAP/(裏)大きな屋久島MAP ・縄文杉コースを含む4つのトレッキングコースを詳細MAPと共に紹介 ・各コースの見どころや、目安の所要時間、植物リストなどお役立ち情報が満載 ・裏面の大きな屋久島MAPで空港や港、ホテルなどとの位置関係も把握できる 【掲載エリア】 奄美大島、加計呂麻島、屋久島、種子島、徳之島、喜界島、沖永、良部島、与論島
  • 琉球警察(文庫版)
    4.0
    奄美諸島徳之島出身の東貞吉は、琉球警察名護警察署配属時に、米軍現金輸送車襲撃事件で手柄をたて公安担当になった。 そして沖縄刑務所暴動で脱獄した人民党の島袋令秀に接近し、自分の作業員に育てることにした。 人民党の瀬長亀次郎に心酔していく令秀に影響を受け、次第に瀬長を敬愛していく貞吉は、公安としての職務を全うできるのか? 米軍の横暴に立ちはだかった瀬長亀次郎と知られざる沖縄の姿を描く傑作小説! (解説・内田 剛)
  • るるぶ御翔印で楽しむ空港さんぽ
    完結
    -
    【空の御朱印こと”御翔印”と空港を楽しむガイドブック】 ◆◇◆ 御翔印ってなに?◆◇◆ ★空港でいただく“空の御朱印”として誕生した「御翔印」 ★「御翔印」は国内55空港のJAL PLAZA店舗、空港売店で販売中! ★各地の地域愛が込められた「御翔印」誕生秘話も公開 ◆◇◆ 主な掲載内容◆◇◆ ●巻頭特集 ・空港でしたい5つのこと(御翔印/グルメ/みやげ/飛行機view/エンタメ) ・Let’s御翔印トリップ! ・御翔印とは? ●空港ガイド(国内55空港) 新千歳/函館/旭川/女満別/釧路/帯広/札幌丘珠/利尻/奥尻/青森/三沢/花巻/秋田/山形/仙台/新潟/成田/羽田/中部国際/小松/伊丹/関西/但馬/南紀白浜/岡山/広島/出雲/隠岐/山口宇部/徳島/高松/高知/松山/福岡/北九州/大分/長崎/熊本/宮崎/鹿児島/屋久島/種子島/奄美/喜界/徳之島/与論/沖永良部/久米島/那覇/新石垣/宮古/多良間/与那国/南大東/北大東ほか
  • 奄美大島の貌
    -
    1巻990円 (税込)
    「奄美大島」から何が見えるか 沖縄より本土に近く位置しながらも、いまだガラパゴスといえる奄美大島。奄美出身の著者がその歴史と文化を深く情緒豊かに紐解く。奄美大島で培われてきた文化・精神性には、人間がもう一度見直し、発展させていくべき美点が隠されている。
  • MyAge 2023 冬号
    -
    815~960円 (税込)
    「美&元気をあきらめない!」女性たちに贈る、美容と健康、そして、グッドエイジングのNAVI本。更年期などもあるアラフィフから50代の難しい年代だからこそ、「この時期の自分とどうつきあっていけば、素敵な一生が送れるのか?」 を追及したい…、そんなあなたの毎日を輝かせるためのヒント満載です。 ファッション、ジュエリー、旅など、毎日の暮らしをリフレッシュしてくれる話題もお見逃しなく! ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合があります。 表紙 目次 Special Interview 中谷美紀さん 糖質カットとサプリメントの活用で、心身の不調を乗り越えてきました その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_1 更年期の基礎知識 その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_2 さまざまな症状と対策 その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_3 フェムゾーントラブル その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_4 婦人科での治療 その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_5 40代以降の病気のリスク その疑問・悩み・思い込み、すべて解決します! 更年期を乗り越える100問100答 Part_6 ポスト更年期 イライラ・クヨクヨから脱出! メンタル不調は食べて治す 大人世代こそ強くしたい体の軸 体幹力をつけてもう疲れない、太らない いくつになっても成長する機能があった! 脳細胞を元気にする方法 丸みシルエットで美人度アップ 40代、50代 似合うヘアがわかってきた! 美容のプロもコツコツ実践 加齢に負けない「本気の髪育」 S-Joy 素敵女医シリーズ Vol.30 素敵女医の「私の美容医療&ケア ヒストリー」 老け見え原因渋滞エリア 目元をケアして若さ復活! 老け見え原因渋滞エリア 目元をケアして若さ復活! PART1 目元老化はなぜ起こる? どう対処する? 老け見え原因渋滞エリア 目元をケアして若さ復活! PART2 目元の「老化なだれ」をくい止める 実力派アイケアコスメ 老け見え原因渋滞エリア 目元をケアして若さ復活! PART3 眉、まぶた、涙袋を意識して「老け感」払拭アイメイク 老け見え原因渋滞エリア 目元をケアして若さ復活! PART4 気になる眼瞼下垂とその治療法 断捨離で人生が変わった3人のトレーナーが伝授 家も心もすっきり調う! 片づけ15の言葉 上手につき合うためのガイドライン 知ってる? 食品添加物の今 ハーバード大学 Dr.根来の「体年齢」向上プロジェクト 第25回 根来秀行さん×松長潤慶さん 密教の瞑想を医学する! SHOP LIST 噂のバレエ王子 竹田純さんと楽しくレッスン しなやかにパーツ引き締め「床バレエ」 気持ちが上がる! 贈り物にも! おしゃれでおいしい幸せスイーツ 超多忙な経営トップの健康法が知りたい! 社長、体のために何してますか? 増田美加さんの 更年期女性の医療知識 アップデート講座 第14回 「帯状疱疹」ワクチン接種をどう考える? 奄美大島、沖縄、五島列島、隠岐諸島、淡路島… 離島リトリートで心身ともに癒される! Beauty Close-up カバーと美肌見せがかなう最新ベースメイクコスメ ちょっと気になる病気 教えてDr.! Vol.21 微小血管狭心症 BOOKS Interview 原田ひ香さん MyAge バックナンバーのお知らせ OurAge・アンケートのご案内
  • 第二開国
    3.5
    父親の介護のため地元・奄美大島にUターンした昇雄太。 長年過疎と人口減少に悩まされていた町は、巨大クルーズ船寄港地を中心としたIR誘致計画により、活気を取り戻しつつあった。 この事業は、圧倒的巨大資本の力で雇用創出とインフラ整備を実現し、町の、そして日本の救世主となる――多くの島民がそう思っていた。 ところが計画が着々と進むある時、昇はクルーズ船〈エデン号〉の前代未聞の事業内容を突きつけられる。 門戸開放か排斥か。様々な思惑が渦巻く計画を前に、島民たちの決断は?
  • アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
    3.8
    まだ科学的に存在が確認されていない未知の動物をアジアの辺境で探す。いるのかいないのか、それは現地で調べてみなければわからない。ベトナムの猿人「フイハイ」、奄美大島の妖怪「ケンモン」、アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」。読みだすと止まらなくなる驚きと笑いと発見のエンタメ・ノンフィクション!
  • 今日もお天気 猫がともだち編
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    バーバと猫のルルちゃんが加わって桜沢家がボリュームアップ! 皆既日食を見に奄美大島へ。阿修羅像を見に奈良へ。かわいい猫のルルちゃんをお迎えしたら、お家は一軒家にお引越し!! バーバも一緒に住める二世帯住宅はコタツもテレビもバーバも居るから、りゅっちもみみたんも大喜び!? もちろん、グレちゃんとルルちゃんもお気に入り!? みみたんの七五三や、りゅっちとグレの友情、エリカっちのお悩みを解決したホームベーカリー話まで話題満載! エリカのハッピー子育て第8弾!
  • 辛党のオメガ
    4.1
    オメガである唐沢は、通常甘い香りであるはずのフェロモンが辛い匂いをしている。そのおかげで周囲にオメガであることを悟られず、ベータのふりをして友人の奄美、木嶋とのんびりした高校生活を楽しんでいた。だが、ある日の帰り道、アルファである奄美が「運命の番」に片思いをしていることを知る。しかも番相手はそのことに気がついておらず、じっくりと親交を深めている最中なのだという。唐沢は奄美の片思い相手を想像し、なぜか胸がざわつき…?
  • 安斉星来 電子オリジナル版 『Sirius』
    5.0
    1巻330円 (税込)
    圧倒的なビジュアルとスタイルの良さ、目を離せない存在感で同世代からの人気を集める、“Z世代注目のクールビューティー“安斉星来さんの1st写真集『Sirius』。 今回、写真集本編に収録し切れなかった珠玉のカットを25Pの電子書籍オリジナル写真集として配信! 奄美大島の大自然の中で撮影された生命力溢れるカットや、ホテルで魅せた抜群のスタイル、一目で引き込まれてしまう表情、そして何よりも注目していただきたいのはすべてのページを通して伝わる彼女自身の強さ。圧倒的な存在感に酔いしれる一冊です。 “同世代の一歩先を行く“安斉星来の、ここでしか見られない魅力溢れるカットをぜひお楽しみください。
  • 奄美大島から覗き見た日本外史
    無料あり
    3.3
    1巻0円 (税込)
    島嶼と本土の問題から浮かび上がるグローバル化への命題とは? 鹿児島と沖縄の中間、地政学的な要衝といえる奄美大島。古代から近現代まで、中国、日本、沖縄、欧米との外交史を振り返り、今後わが国の向かう先を考察する。

    試し読み

    フォロー
  • 愛加那と西郷
    -
    西郷隆盛を生涯愛した“島妻”の物語。  薩摩藩から奄美大島へ送られてきた西郷隆盛。不遇な身の上の西郷を世話することになった愛加那。お互いの文化の違いから当初は反発し合うが、やがて愛し合うようになり、愛加那は西郷の“島妻”となる。二人の子供にも恵まれるが、愛加那は国のために活躍する人物だと信じて、再び藩から呼び出しを受けた西郷を見送った。そして、島にいるだけの人生を送って欲しくないという思いから、子供たちも鹿児島の西郷の元へと送り出した。  しかし、時代の激動が西郷と子供を襲う。西南戦争で、西郷は首謀者として先頭に立ち、最後は自決。参戦した息子の菊次郎は右足を切断して、愛加那のところへ帰ってきた。そして、鹿児島へ陳情に行った奄美の男たちの多くが戦争に参加して亡くなっていた。一転して、奄美の人から後ろ指をさされることになった愛加那だったが……。  生涯奄美大島を離れず西郷を信じた、愛加那を描いた恋愛歴史小説。  待望の文庫版を電子化。
  • ICTが過疎地を救う。ドローン、AI、配車アプリ、自動運転車、遠隔診療、変わりつつある田舎暮らし。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の20ページ程度) 【書籍説明】 民間企業だけでなく、政府や地方自治体のICT活用が急激に進んでいる。 もはやICTは使うべき存在から、使うのが当たり前になろうとしている。 ICTが本格的に活用されれば都会の生活も様変わりしそうだが、もっと激変しそうなのが田舎暮らしだ。 政府や自治体は消滅の危機に瀕している過疎地域にさまざまなICTを導入しようとしている。 公共交通、地域医療、生活必需品の購入、高齢者の見守りサービスなど導入範囲は幅広い。 どれも過疎地域の課題となっているテーマばかりだ。 遠からずAIもいろいろな分野に活用され、新しい社会を切り開いていくだろう。 過疎地は六十五歳以上の高齢者が過半数を占める限界集落が増え、自治体全体が限界集落と化す限界自治体まで登場するようになった。 自治体消滅の流れは食い止められそうもないように見えるが、ICTが過疎地を救う日が来るかもしれない。 【目次】 ドローンで毎日の食材を調達 遠隔診療で遠く離れた大学病院を受診 全国市町村の半分が二〇四〇年に消滅の危機 国交省が高齢者に向けた宅配実験を徳島で実施 橋梁の安全点検や農業利用に有望 京丹後では配車アプリで近くの自家用車を呼び出し 豊田では近い将来、自動運転車の実証実験 日南で遠隔診療の実証実験がスタート AIが的確に病気の原因を診断 自治体電力会社が見守りサービス 高齢者の異常を家族へ電話やメールで連絡 奄美市が打ち出す新しい働き方とは 新しい働き方が変える地方の形 鳥獣被害の防止にもICTが力を発揮 海洋環境見える化で養殖生産量を増大 【著者紹介】 高田泰(タカダタイ) 一九五九年、徳島県生まれ。 関西学院大学卒業。 地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員を務め、年間企画記事、こども新聞などを担当した。 二〇一五年から独立し、ウェブニュースサイトなどでフリージャーナリストして活動している。 徳島県在住。
  • アイランド・ホッパー 2泊3日旅ごはん島じかん
    -
    2泊3日で日本の島、10島に行ってきました! 礼文島ではカメラのシャッター光にさえ敏感な希少ランを愛で、桜島では自作の溶岩竈で焼いた手作りピザに舌鼓し、奄美大島では三線の音色に酔いしれ乱舞したり──。島で出会った人たちとの温かな交流にじんわりし、島にまつわる歴史や文化の奥深さに驚嘆する。もちろん、ご当地料理もたっぷり堪能! 島めぐり、満喫満腹エッセイ。
  • 証し 日本のキリスト者
    4.0
    なぜ神を信じるのか? 北海道から沖縄、奄美、五島、小笠原までを全国の教会を訪ね、135人の声から浮かび上がった信仰と祈りのかたち。
  • A Fresh Loaf of Poetry from Japan
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私の郷里は奄美諸島の喜界島であるが、奄美諸島は1946年2月1日から約8年間、行政的に日本本土から切り離された。その間に米国留学の制度ができたので1950年に奄美・琉球諸島からの52名の留学生の一人として渡米した。 ニューヨーク州立アルバニー教育大の二年次の時、英語担当のヴィヴィアン・ホプキンズ教授に詩の創作を勧められて、最初1954年にボストンのクリスチャン・サイエンス・モニター紙に投稿して以来、書き続けている。 自然、社会、戦争、人間関係、原発、核兵器、世界詩人会議などなど、あらゆる事象について書いた英詩の中から、約210篇を精選し、一冊に、まとめたのがこの詩集。私の詩8篇ほどは米国、カナダ、オーストラリア、南アフリカの学校教科書26冊ほどに収録されているが、インターネットで調べてみると、私の詩数篇はロシア、中国、ブータン、ベトナム、チリ、インドなどでも、広く英語教育に使用されている。
  • 奄美 AMAMI 名瀬 NURSEY
    -
    This is a photomanipulation work. This is a collection of works that create a completely different dimension of scenery with the colors of the colorful digital art sense of the scenery of the city that we see every day. It is an attractive book with a lively impression that makes it possible to hear bright and bouncy rhythms and gorgeous songs. フォトマニピュレーション作品である。日々に見ている街の風景のイメージを、カラフルなデジタルアート感覚の色彩で、まったく異なる異次元の風景を創出した作品集である。明るく弾むようなリズムや華やかな歌が聞こえてきそうな、生き生きとした印象が魅力の一冊である。
  • アマミオオシマ――セレンディピティを楽しむこと:巡礼と鎮魂
    -
    日本各地の神社仏閣を巡る旅をしているグループ[Marcionの匣]が、初夏の訪れまもない日本のなかの亜熱帯、奄美大島の知られざる文化と秘境を探訪した記録。江戸時代の薩摩藩の支配、戦後のアメリカ軍の支配を経験した島の歴史と文化風習に息づく、島に生きるたくましい人々との出会い――教会での洗礼やノロ神様とユタ神様の存在、シマ唄の伝統とゲイバーママの生きざま。奄美大島で有名な守り神としてのハブの生態、ハンセン病者の負の歴史を伝える国立療養所、奄美を愛した日本のゴーギャンとして知られる田中一村への想いなど、通常の旅では体験できない巡礼と鎮魂によって奄美大島の文化と秘境を伝える旅行記。カラー写真満載。
  • Amami Oshima―Enjoying Serendipity, Pilgrimage and Requiem[English version: with Persian translation]
    -
    This is a record of the group [Marcion's Box], which travels to shrines and temples all over Japan, exploring the unknown culture and unexplored region of Amami Oshima, a subtropical island in Japan that has just arrived in early summer. Encounter with the strong people who live on the island, which lives on the history and cultural customs of the island, which experienced the rule of the Satsuma domain in the Edo period and the American military after the war. The tradition of singing and the life of gay bar moms. This is a pilgrimage that you cannot experience on a regular trip, such as the ecology of habu as a famous guardian deity of Amami Oshima, a national sanatorium that tells the negative history of people suffering from leprosy, and the feelings of Kazumura Tanaka, who is known as Japan's Gauguin who loved Amami. An English version (with Persian translation) of a travelogue full of color photos that conveys the culture and unexplored region of Amami Oshima through requiems. This bilingual translated book was created by the translator (Reinoldx Matsuda) to help people from the Christian world (English) and the Muslim world (Persian) learn about the nature and culture of Japan, Amami Oshima, through the same book. Something I hope you can share. This is an attempt to realize world peace. 日本各地の神社仏閣を巡る旅をしているグループ[Marcionの匣]が、初夏の訪れまもない日本のなかの亜熱帯、奄美大島の知られざる文化と秘境を探訪した記録。江戸時代の薩摩藩の支配、戦後のアメリカ軍の支配を経験した島の歴史と文化風習に息づく、島に生きるたくましい人々との出会い――教会での洗礼やノロ神様とユタ神様の存在、シマ唄の伝統とゲイバーママの生きざま。奄美大島で有名な守り神としてのハブの生態、ハンセン病者の負の歴史を伝える国立療養所、奄美を愛した日本のゴーギャンとして知られる田中一村への想いなど、通常の旅では体験できない巡礼と鎮魂によって奄美大島の文化と秘境を伝えるカラー写真満載の旅行記の英語版(ペルシャ語対訳付き)。この二か国語併記の翻訳本は、翻訳版企画者(Reinoldx Matsuda) が、英語のキリスト教圏とペルシャ語のイスラム教圏の人々が、同一の書籍を通じて共に奄美大島という日本の自然と文化を共有できることを願ってのもの。世界平和実現の一つの試みである。
  • 奄美からのムー再誕
    5.0
    ・まえがき 本書は、ドクタードルフィン松久 正と奄美大島エネルギー開きツアー2021年(4/20~4/24の5日間)一行の皆さんが、ツアーの中で体験した “喜び” と、 “感動” を、その奇跡とともにお伝えするものです。 ドクタードルフィン松久 正は、ここ数年にわたり地球社会の次元上昇を目指して、国内・海外のエネルギー開きをしています。本書の内容は、世界の弥勒化(個の強化・独立と融合)に向け、ベガエネルギーのサポートのもと、第6代ムー王朝を再興させ、レムリアの世を築くための鍵となる奄美大島のエネルギーを開いた、「宇宙史に残る1ページ」となる大奇跡の全貌です。 ・Section I あなたは次元上昇します! 地球のベガの聖地、この奄美で、私たちは毎秒毎秒セレブレーションされている存在である。今まで受けてきた洗脳、封印はもう要らない。必要なくなる。いよいよそれが解き明かされ、開かれ、本来の自分が生まれ出る。私たちだけではなく、月も太陽も何十万年の時を経て、ついに本来の月や太陽に戻る。本来の姿に戻る月の喜びの大きさ、太陽の喜びの大きさは、太陽系を全て書き換える力を持っています。太陽系が書き換わると、今最も注目されている私たちの天の川銀河系が、全部バージョンアップします。そうすると、天の川銀河だけでなく、アンドロメダの銀河とか、ほかの無数の銀河たちもそれを祝福します。 ・Section II ベガのエネルギーの祝福と予言されていた奇跡 湯湾岳の麓、宇検村の須古というところに住んでいる、70歳の女性からお手紙をいただきました。宇検村は14集落あり、その湾の真ん中に枝手久島という無人島があって、別名「いざと」と呼ぶ。その言葉について、「いざとが離れると、いざなみが立つ。いざなみが立つと、アランガチの滝(別名戸立ての滝)の岩戸の中から、国常立大神様の妻神の豊雲野大神が、新しい月の剣を携えてあらわれる」という言葉が、彼女に何回も降りてきていました。それを誰にも言えずに、私に初めて伝えてくれたという、趣旨のお手紙です。 ・Section III ベガ星人、リラ星のレベルへと向かう人間になる! 地球では自分一人では生きていけないという幻の世界を築いています。ベガ星人がとくに伝えたいことを一言で言えば、WAKE UP HUMANです。本当に目を覚ましなさいと伝えてくれている。どこかのグループに入ろうと思わない。自分があるがままに、今ここにいたらいいんだというのがわかる。次元が変わるとどうなるかというと、私みたいに、群衆の中で一人だけ光るようになります。 ・Section IV 第6代ムー王朝の聖地にて 月と太陽が本反転した今、まさに宇宙の大注目が全てここにフォーカスされた。宇宙の中で地球が光る。今ここが地球の光となる。ベガのエネルギーよ、舞い降りろ。そして、ここに眠りし第6代ムー王朝よ、このゼロ秒、この瞬間に復活し舞い戻れ! .etc.

    試し読み

    フォロー
  • 奄美でハブを40年研究してきました。
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    獣医資格があるばっかりに、一切異動ナシ。限りなく豊かでユニークな人生を歩んだ東大の名物研究者が生物の楽園を愛情たっぷりにご案内。2万年前のハブは今の2倍の大きさ? 30年生きた例も? クロウサギの素顔とは? 世界自然遺産を軽妙に味わい尽くす面白蘊蓄エッセイ。【推薦 山極壽一&解説 養老孟司】
  • 戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録
    4.0
    戦力配備が進む南西諸島の実態に迫った8年の記録 「圧殺されたのは沖縄の声だけではない。 いつか助けを求める、あなたの声だ」 ◆内容◆ アメリカと日本政府が主導する、近隣諸国を仮想敵とした防衛計画のもと、戦力配備が続く沖縄、南西諸島は予断を許さない状況が続いている。基地の地下化、シェルター設置、弾薬庫大増設、離島を含む空港と港湾の軍事化が、民意をよそに急ピッチで進んでいるのだ。著者は2015年以来、沖縄島のみならず与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島など島々を歩き、実態を取材してきた。 2022年末の安保三文書では「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という現地の犠牲を覚悟したものであることも暴露された。本土メディアがこの問題をほとんど報じない中、沖縄から日本全土に広がる戦雲の予兆に警鐘を鳴らす。
  • いくさ世をこえて 沖縄島・伊江島のくらし
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第6弾。沖縄島と沖縄島本部港から30分の離島・伊江島のくらしについて7篇を収録。猪垣、かつて沖縄島北部あったユッパー、安仁堂の集落のいくさ世で消された村への思い。伊江島で戦後すぐの爆弾爆発事件の真相など、いくさ世を生き抜いた人々の歩み。第1章 猪垣のあるムラ・奥の暮らし/第2章 そしてユッパーが消えた/第3章 基地の中の村アニンドーの思い出/第4章 知花に田んぼがあった頃/第5章「わかる」と「できる」は違う/第6章 竹細工のシマ/第7章 いくさ世のあとさき
  • いつか出会った郷土の味
    値引き
    -
    何度でも読んで味わいたくなる珠玉の食エッセイ 目次 梅ちゃんの鮎 「花もも」のすだちそば 冷や汁 萬口の「かつお茶漬け」 野田さんのサーモン 金沢の「ガスエビ」 一吉の「イカのしおから」 澤田さんの「ワカサギ」 シェ・イノの「温度玉子と黒トリュフのピューレ」 菊姫の「黒吟」 鳴門の「サクラダイ」 フルーツ&カフェさいとうの「越後姫けずり」 青森の海峡サーモン 老松の夏柑糖 鮨かねさかの「風」を食す 土佐のカツオの塩タタキ 守谷のあんぱん 鮒ずし巡礼 「井泉」のカツサンドが寄席むきであること 沖縄の「島らっきょう」 小豆島 ヤマロク醤油の「鶴醤」 おまえはどこまで太いヤツなのだ 伊勢うどん 京都で迷ったら和久傳の鯛ちらし 暮坪かぶは蕎麦の薬味の王である 「やまめ庵」の“やまめ南蛮漬け”に驚愕せよ 奄美大島 ミキを知ってるかね 酢橘を薬味にソーメン 郡上味噌がいいんだねえ ジコボウの食感最高にエロし 能登は食の宝箱である 下倉孝商店のカズノコ これを敢えて新縄文料理と呼びたい 「司丸・干魚のやまさき」のハダカイワシでどうじゃ!! 中ノ俣のギョウジャニンニク 兎の頭のかち割り味噌汁 「かばや」のうなぎまぶし丼 山根商店の縄文漬 ローソクとブシュカンは神のコラボだ 怪しかれどもうましドウマンガニ 第三の選択肢、薄垂惣酢 発見!! トマトの漬け物 十和田湖のヒメマスとアカモクのこと 江本自然農園、特選とまとジュースに感涙 室井克義のおじや 小嶋屋のへぎそば リストランテ ボーノのリモンチェッロ 宝塚劇場売店の「梅ジェンヌ」がたまらん 生シラス ミーバイのからあげ ひんぎゃの塩 あとがき 掲載店舗 奥付 裏表紙

    試し読み

    フォロー
  • 今解き教室サイエンス JSECジュニア 2021 Vol.3
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第3号 人体と生命の化学 最先端のテーマを深掘りし、科学的な思考力を身につける「今解き教室サイエンス」。 今号では、人体と生命の化学についての最新情報を朝日新聞の報道写真や豊富なビジュアルを使って学びます。 新型コロナウイルスは主要国でワクチン接種が進んだものの次々に登場する変異株など感染拡大が続く状況です。 コロナやノーベル賞など、最新の情報をお届けします。 <目次> ●最新トピックス  「ワクチン・検査パッケージ」実証実験を開始/地球温暖化予測の先駆け ノーベル物理学賞に真鍋叔郎さんら  COP26「目標1.5度」で合意/日本は今年も「化石賞」を受賞/奄美・沖縄の島々が自然遺産に登録/星出さんがISSから無事帰還  どんどん広まる民間人の宇宙旅行/小笠原・海底火山が噴火 軽石被害、どこまで広がる?/イシガキフグの人工孵化に成功/ARゴーグルでリアルな防犯教室 ●報道写真  人体と生命の化学 ●新連載 MANGAdeSCIENCE イマトキ教室 イマサラ編  ウイルスとかのイマサラだ! ●記者の視点  流行を繰り返す新型コロナ ●図解でなぞとき!  様々なワクチン  人体の仕組み ●新連載 ザ・コラム  第3回 ノーベル物理学賞に真鍋叔郎さん ●サイエンス英傑伝  第9回 緒方洪庵 ●親子で実験工作教室  納豆づくりで細菌が繁殖する様子を見よう! ●ミュージアムガイド  医学や薬について学ぼう! ●JSEC OB・OG紹介  水流の仕組みを研究 ●キーワード  人体と生命に関する重要語句
  • イラストレーターちゃずの 夫とちょっと離れて島暮らし
    完結
    4.0
    全1巻1,100円 (税込)
    都会に住みたい夫と、離島に住みたい妻。 意見が分かれたふたりは、1年間の“期間限定”別居生活をスタートさせます。 妻のちゃずは東京からおよそ1300キロ、一路・奄美群島の加計呂麻島(かけろまじま)へ! 東京生まれ、東京育ちのちゃずを待っていたのは、圧倒的な自然でした。 青い空は美しく、満天の星は神秘的。 でも、台風や荒れる海は圧倒的で容赦がありません…。 島では毎日のようにハプニングに見舞われるも、すべてを受け入れることの大切さを知り、さらに島民たちとの交流を深めるうちに、忙しさで忘れていた、本来の自分を取り戻していきます。 そんな田舎暮らしのちゃずと夫のけんちゃんには、スマートフォンが欠かせません。 毎日のようにテレビ電話で会話をし、互いの毎日を報告し合う日々…。 自然を愛する妻と、都会を愛する夫。 果たして、円満別居の未来はどうなるのか? 移住一年目のイラストレーターが描く、笑いと癒しに包まれた、離島コミック体験記 ※この商品は固定レイアウトで作成されております※ ・カラーページが多いので、タブレットなど大きいディスプレイやカラー表示を備えた端末で読むことに適しています。 ・文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【著者プロフィール】 ちゃず フリーイラストレーター、既婚。 2018年3月から単身、奄美群島・加計呂麻島での移住生活をスタートさせる。 現在は書籍、雑誌ほかで活動しつつ、Instagramでは、自身の移住体験記をほぼ毎日更新中。 フォロワー 9万9000人(2020年1月時点) Instagram:@chaz_comic
  • 色から読みとく絵画――画家たちのアートセラピー
    4.0
    ──「なぜ、長谷川等伯の絵からは色が消えたのか」 ──「なぜ、ユトリロは質感のある白を描いたのか」 傷ついた心を回復するプロセスが、作品の色には宿っている。 色彩心理の研究とアートセラピーに長年取り組んできた著者による、絵画との深い対話。 --------- 〈 一枚の絵が生きた人間の物語としてあらわれる 〉 生きることに困難を抱えた画家たちは、内面に渦巻く感情をキャンバスに解き放ち、心を癒やし、生命の歓びを描いた──。 色彩心理の研究をもとに長年アートセラピーに取り組み、絵は人の心の表現だと考える著者が作品を深く味わう見方をつづる。 ---------  ■世間に認められない苦悩を乗り越え、奄美を描き続けた田中一村  ■偉大な父という呪縛を抱えながら、美しい陰影を描いた葛飾応為……etc. 作品に込められた、一人の人間の苦しみ、孤独、病、そして生の歓びに迫る18篇。 --------- 【目次】  ■はじめに 1.色彩に見る心の変遷[ニキ・ド・サンファルと上村松園]  ■怒りから生きる喜びへ、色が物語る心の救済──ニキ・ド・サンファル  ■母から娘へと受け継がれてきた色──上村松園 2.色が消えるとき[長谷川等伯とモーリス・ユトリロ]  ■『松林図屛風』は、なぜモノトーンで描かれたのか──長谷川等伯  ■画家がこだわり続けたタッチの謎──ユトリロ 3.水彩で心安らいだ文豪たち[夏目漱石とヘルマン・ヘッセ]  ■「私は不愉快だから絵をかく」 ──夏目漱石  ■「筆や刷毛を使っての創造は私にとってワインなのです」──ヘルマン・ヘッセ 4.陰影表現に見る、人生の光と影[葛飾応為とエドヴァルド・ムンク]  ■偉大な父をもった幸と不幸が生んだ、美しき陰影──葛飾応為  ■ユング心理学と『ゲド戦記』から探るムンクの〝影〟──エドヴァルト ・ムンク 5.自画像ー画家の深層を映す鏡ー[フリーダ・カーロと石田徹也]  ■自画像に映し出された身体の痛みと生きる情熱──フリーダ・カーロ  ■私であり、あなたでもある自画像──石田徹也 6.怖いけど見たい、ダークサイドの美[月岡芳年とフランシス・ベイコン]  ■闇に生きた、最後の浮世絵師──月岡芳年  ■身体感覚に溢れた叫び、死、セクシュアリティ──フランシス・ベイコン 7.病から生まれた新たな手法[高村智恵子とアンリ・マティス]  ■精神病院の一室で密かに作られた美しき切り紙絵──高村智恵子  ■老いと病がもたらした〝色と形のダンス〟──アンリ・マティス 8.孤独に支えられた独創性[田中一村とジョージア・オキーフ]  ■最果ての島で孤高の人生を送った画家の、 究極の幸せとは──田中一村  ■ニューヨークから砂漠の荒野へ。 自立の精神を生きた九八年の人生──ジョージア・オキーフ 9.囚われを超えて、空を描く[イブ・クラインと仙厓]  ■自我の枠を超え、 無限の精神空間を生きた〝青のアーティスト〟──イブ・クライン  ■放浪と禅修行から生まれた 洒脱でユーモラスな画はまるで現代アート?──禅僧・仙厓 〈 COLUMN 〉  ■心の歴史を色彩で振り返る「カラーヒストリー」  ■絵と長寿の関係、あるいは高齢者のためのアートセラピー  ■ストレスフルな現代にこそ必要な、絵による気分転換  ■内なる〝光と影〟を映し出すぬり絵セラピー  ■子どもの絵から大人のセラピー表現まで、自画像いろいろ  ■トラウマを吐き出すセカンドステップセラピー  ■精神疾患の治療の一環として始まった芸術療法  ■環境の色彩とアートセラピー 子どもたちの自由な創造力はアートの原点 ■おわりに ■参考文献
  • IN KAKEROMA
    -
    in 奄美大島 加計呂麻島編。シリーズ、旅の途中。旅の記録写真、誰かと行った人生の記憶。もうひとつの故郷である加計呂麻島(カケロマジマ)。母を加計呂麻に持つ2世のチャーリーは、東京に来て、自分のルーツを勉強しなさいと人から教わった。その意味がわかってきたような気がする・・・。見たことのない、風景がこの島にはある。とても幼い頃に、連れられてきたこの島で、今、カメラを持って僕なりの加計呂麻島を魅せようと思う。島の風景を忘れないでいたい。あの海だったり、あの道だったり、あの木だったり、本編167ページに渡る、加計呂麻島の旅。写真集には、ボーナストラックを含む。 ■加計呂麻島 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/加計呂麻島
  • 失なわれたものの伝説(電子復刻版)
    5.0
    室戸雄はスパーリングパートナー。ある日、千田有愛と名乗る美女の訪問を受けた。そして、有愛に紹介された謎の人物日高律との出会いが、室戸雄の人生を変えた。伊能、乙丸、鬼島、千吉良。室戸と同じように集められた仲間は、各々が特別な技能の持ち主で、共に心に深い傷を負っていた。こんな奇妙なチームに日高が与えた目的地は、奄美群島徳之島の北西海上に浮かぶ伝説の島・喜宝島だった。長篇冒険小説。

    試し読み

    フォロー
  • うたいつぐ記憶 与那国・石垣島のくらし
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第5弾。与那国島の時を超えて今に伝わる歌、そして530年前の済州島からの漂流民の言い伝え。与那国や石垣の行事や農業、馬の話。そして今に残る「天文屋の御主前」で有名な岩崎卓爾氏の教えなど。暮らしの中で人々に伝えられて来たさまざまな記憶。第1章 島の歌を聴き集めて /第2章 お米の味と稲のにおい/第3章 在来米と深田の思い出/第4章 与那国島に測候所のできたころ/第5章 五三〇年前の済州島からの漂流民の記憶/第6章 何より馬が好き
  • 海と山の恵 沖縄島のくらし2
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第4弾。「沖縄島のくらし」第2弾で、沖縄島本部町の海や魚、漁の話、おばぁが裸足で歩き通した山道など山の話、戦前の那覇の市場の話など海、山、里に生きて来た人々からの5篇の聞き取り。第1章 本部町備瀬・サンゴ礁の海と魚と漁 第一話 サンゴ礁の地形・魚・漁 第二話 シクシキ(アイゴ稚魚の網漁)のこと 第三話 おいしい魚とその食べ方/第2章 名護市グスクヤマ・ヤマは切り方があるんだ/第3章 那覇市旭町・市場の思い出/第4章 国頭村奥間・与那覇岳に試験場があった頃/第5章 国頭村安田・ウメさんの山歩き
  • 裏の沖縄、表の沖縄
    -
    沖縄本島や石垣島など離島の食べ物や乗り物、海や川の遊びといった「表」の側面だけではなく、人口の少ない小さな島が抱える間題や「大人」の世界、沖縄独特の神秘体験など一般的にあまり紹介されることのない、いわば「裏」の側面にも焦点を当てている。(本文より)  メジャーどころの観光地に加え、神秘体験、戦跡、歓楽街などなかなか紹介されない沖縄・奄美を硬軟取り混ぜて紹介! 原付にまたがって東西南北すみずみの島へ。単行本版から加筆修正の上、写真を大幅増量。「電子版あとがき」を追加収録。 第一章 沖縄本島 第二章 宮古諸島 第三章 石垣島 第四章 西表・波照間島 第五章 与那国島 第六章 南大東島 第七章 奄美・トカラ ●西牟田靖(にしむた・やすし) 1970年、大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業。就職し8ヵ月間IT企業で働いたあと、地球一周の船旅を体験。以降、ライターとしての道を歩む。近年は骨太なノンフィクション作品に取り組んでいる。著書に『本で床は抜けるのか』(本の雑誌社)、『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』(PHP研究所)『ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影』(光文社)、『ニッポンの国境』(光文社)など。
  • 英傑の日本史 西郷隆盛・維新編
    3.7
    下級藩士の家に生まれ、何度も島流しという不遇に遭いながら、なぜ西郷は藩内で重用され続け、維新のリーダーとなり得たのか。 その要因を薩摩国のユニークな風土、鎌倉以来の「名門中の名門」島津家の家風と歴史にまで遡りつつ解明。さらに日本の歴史教育が見落としている「朱子学中毒」という視点から、改革と弾圧とが繰り返された背景と西郷たちの苦闘の真相に迫る。 混沌とした歴史の点が線につながる、新たなる幕末維新史。 第一章 薩摩隼人のルーツ 第二章 名門・島津家の誕生 第三章 戦国大名・島津の台頭 第四章 家康が恐れた東アジア最強軍 第五章 琉球王国征服計画 第六章 亡国の朱子学 第七章「近思録崩れ」と「お由羅騒動」 第八章 島津斉彬と西郷隆盛の日本改革 第九章 奄美流罪と西郷待望論 第十章 大西郷の敬天愛人 第十一章 倒幕と最期の奉公 関連年表
  • 絵でわかる生物多様性
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学受験指導では外すことのできない「生態系・生物多様性」分野。生物教育や環境問題に係わる先生方の声を反映して、生物多様性に関する用語解説はもちろんのこと、系統立てた生物多様性の解説や保全対策などを紹介するほか、多数のコラム(下記参照)を掲載。高校生物の教科書を補うのに最適な一冊!/<コラム>種の多様性の表し方、多様度指数、生物模倣技術隆盛時代、生物多様性が生態系サービスに寄与する理由、生態系サービスの経済評価、自然選択による適応進化の実例、ダーウィンと生物多様性、保全単位、大型哺乳類の大量絶滅、カエルの受難:オレンジヒキガエルの絶滅、決定論的要因と確率論的要因:植物の場合、アリー効果のいろいろ、近交弱勢の主要な要因:有害遺伝子の発現、絶滅の渦、レッドリストとニホンウナギ、国の外来種対策:奄美大島のジャワマングース、東京蝶モニタリング※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 大島紬殺人事件
    -
    常夏の奄美大島。その夜、江里子は吾郎からプロポーズされるはずだった。だが吾郎は約束のホテルに現われず、江里子は傷心のまま東京に戻った。数日後、吾郎の死体が大島紬を染める泥田から発見された。伝統工芸を取材中だったという吾郎に何が? 現場に残された大島紬の布を手掛かりに、奄美に飛んだ江里子の前に、第二の死体が!

    試し読み

    フォロー
  • 沖縄・奄美《島旅》紀行
    5.0
    沖縄と奄美は、日本ではない。少なくとも、文化的には。ぼくは、そう確信している――。ガイドブックでは触れない南島の秘める多様な魅力を、その素顔を通して伝える。
  • 沖縄・奄美の小さな島々
    3.8
    リゾート開発、映画やテレビドラマの撮影、米軍基地、尖閣諸島……本土との関わりや政治・外交の狭間の中で揺れ動き、大きく変動しているのは沖縄本島だけではない。瀬底、多良間、鳩間等の小さな島から奄美までを歩き回り、現地の人たちと触れあうことによって、「癒し」や「美ら海」だけではない南の島の素顔を伝える。島は本来あるべき姿から逸脱しつつあるのではないか。そして、変わりゆく島の姿は日本全体の縮図かもしれない……。
  • 沖縄語をさかのぼる
    3.0
    1巻2,376円 (税込)
    「しまくとぅば」を愛する人に 「おきなわ」が「うちなー」に、「ひとり」が「ちゅい」など、日本語と似ているようで似ていない沖縄のことば。それは日本語と同じ祖先をもちながら、独自の変化を遂げたためです。しかも、那覇と首里ほどの距離でも異なるほど、豊かなバリエーションがあります。沖縄本島で話される沖縄語をはじめ、奄美から与那国までの一帯に広がる琉球諸語を見渡し、その歴史をさかのぼります。日本語の親戚ともいえる、このことばの成り立ちと変遷が見えてきます。
  • オズマガジン別冊 meet JAPAN47 奏でる奄美
    -
    509円 (税込)
    ユネスコ自然遺産登録目前と言われる奄美。 おいしい食スポットや見るべきスポットなど地元の人へのリサーチを元に、全100スポット+離島のおすすめを網羅!実際持って歩ける詳しいマップも付いています。手つかずの自然から聞こえる音やしまっちゅたちのシマ唄など心地よい奏での音に癒されに行きませんか メッセージ 鈴木マサルの旅するテキスタイルの記憶 使い方 目次 奄美の全体のこと 奄美大島の基本 みんな奏でていました 奏でる奄美 奏でる奄美① 手つかずの自然 奏でる奄美② シマ唄 奏でる奄美③ 奄美のラジオ 奄美の奏でる人の地元案内1 カサリンチュ編 奄美市・名瀬ガイド&MAP 奄美×奏でる 大島紬 奏でる奄美④ 波音 ホノホシ海岸も奏でる 奄美の奏でる人の地元案内2  瀬戸内町 元ちとせさん編 奏でる奄美⑤ 鶏飯 奏でる奄美⑥ さとうきび 奄美×奏でる 宇検村民歌 笠利・龍郷ガイド& M A P 大和・宇検ガイド& M A P 瀬戸内ガイド& M A P 加計呂麻島ガイド& M A P 編集部が実際に行ってみてきました 離島案内 ヨロン島 徳之島 喜界島 沖永良部島 たびのあしあと 感想を教えて下さい

    試し読み

    フォロー
  • 男の隠れ家 特別編集 医師が勧める カラダが喜ぶ正しい食べ方
    値引き
    -
    もう迷わない! これが本当に健康的な食事術 目次 Part.1 医師が推薦する生活習慣病を予防する正しい食事術 ご長寿大国・日本の未来とは? 健康寿命が延びる日本人と食生活 【はじめに】 病気を予防するために見直したい 栄養と食事 【肥満】 なぜ、あなたは太るのか? 【高血糖】 糖質は悪者なのか? 【コラム】1 もっと知ってほしい血液のこと 【高血圧】 塩分過多の恐ろしさとは? 【腸内環境】 腸を整えれば人生が変わる 【睡眠】 不眠は生活習慣病への第一歩 【コラム】2 やっぱり運動も大切! 「歩く」と健康 【歯】 人間の老化は歯から始まる! 【コラム】3 今さら聞けない食中毒の身近なギモン Part.2 スローカロリー研究会が勧める“消化吸収がゆっくり”な食生活 1時間目 スローカロリー研究会とは? 2時間目 あなたの食生活はどっち? ファストカロリー or スローカロリー 3時間目 食べる「タイミング」を意識する ─時間栄養学という考え方─ 4時間目 食事の組み合わせを考える 5時間目 スローカロリーな食品とは? 6時間目 水分補給で気をつけたいこと 7時間目 恐ろしいダイエットと過食性障害 ─食べすぎの背後に隠されたストレス─ 【コラム】4 女子栄養大学栄養クリニックの食にまつわるお悩み相談コーナー Part.3 「和食」の美学と心身の健康 「分とく山」総料理長・野﨑洋光さんに聞く “旬”を食べるよろこび 精進料理研究家・藤井まりさんに聞く 精進料理にみる“いただきます”の精神 古今東西、食の名言集 発酵王子・伏木暢顕に聞いた! 発酵食という“旨味の美学” 【コラム】5 子宝日本一&長寿世界一の島 奄美群島の健やかな食と暮らし 【コラム】6 徳川家康の食卓 ─武将に学ぶ長寿の秘訣─ 厳選グッズ通販 男の隠れ家SELECT SHOP 奥付 裏表紙

    試し読み

    フォロー
  • オフショア第一号
    -
    1~3巻1,650~1,870円 (税込)
    アジアを読む文芸誌 これまでウェブでアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきたOffshoreがリニューアル。寄稿者を迎え、エッセイや論考、創作など、アジアをキーワードに書かれた文芸作品が集まる文芸誌に生まれ変わりました。定義が複雑で広大なアジア、境界線を引くことのできないアジア、均すことのできないアジアを、そのまま体現する誌面です。無限に広がり続けるウェブ世界から離れ、じっくり腰据えて読む。「オフショア」は瞬発力がなくてバズらないけれども、五十年後百年後まで読まれることを目指します。 【目次】 エッセイ「西成、福清、小白兎」得能洋平 詩「40 の目」/「わたしはあなたの名前を呼べない」太田明日香 連載・第一回 イントロダクション「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990 年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」ローカルメディア研究者 和田 敬 エッセイ「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」宮里千里 創作「シルクロード・サンドストーム」紅坂 紫 聞き書き「工場の李さん」檀上 遼 インタビュー「dj sniff『平行的玉音軌』ができるまで――リサーチと思考、作曲の過程をトレースする」 聞き手・構成:山本佳奈子 エッセイ「理由のないスープ」鈴木並木 【著者】 山本佳奈子 1983年生まれ、尼崎市出身。2011年に中国、香港、タイ、台湾などを訪れ、各都市に住む音楽家や表現者、アーティストらと交流を深める。現在進行形のアジアを日本語で伝える必要性を強く感じ、自身が編集・企画・執筆を担うウェブマガジン『Offshore』を立ち上げた。那覇市に4年間、福建省福州市に一年間、大阪市此花区に一年間住み、2020年より神戸市在住。中国のインディー音楽、地下音楽が専門。音楽そのものではなく、音楽を実践する「人」や、音楽が流通する「社会」や「政治」に焦点をあわせる。
  • 『おもろさうし』と琉球文学
    -
    1巻18,700円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 琉球文学の、その総体としての姿は、どのように明らかにできるか。季節によっては台湾の山陰を臨むことができるという与那国島から奄美大島以南までの、琉球孤の島々で話される言語(琉球語・琉球方言)によって表現された琉球文学を、『おもろさうし』を中心に論じていく。もうひとつの日本語による琉球文学を、これから日本文学の中にどのように定位していくのか。琉球文学の一方的な模索ではなく、本土日本文学からもその道を探らねばならない。これからの琉球文学研究の方向性を指し示す、希望に満ちあふれた書。ここからはじまる、琉球文学論。
  • おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊
    3.5
    ザコを求めて南へ北へ。 爆笑人気シリーズ!! 若狭だ奄美だ四万十だ!  結成から10年。隊長・椎名誠率いる雑魚釣り隊はテントかついで南へ北へ、ザコを求めて今日も行く。 今回狙うはカンパチ、アマダイ、マグロにヒメマス・・・・・・。おいおい、雑魚はどこいった。あげくの果てにはバリ島のフィッシングトーナメントにまで出場してしまう。 掟破り、身の程知らずの男たちを待ち受ける運命やいかに。 バカさ全開! 大人気爆笑釣行記シリーズ!! 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 嘉永六年の奄美―解説『嶋中御取扱御一冊』―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。 著者は鹿児島県奄美市出身で奄美の古文書研究家、山下文武氏。 今年86才になる現在でも古文書解読学習会の講師を務め、古文書解読の中から奄美の歴史を学び取ると共に、古文書が読める人材養成に力を注いでいる。 嘉永六年(1853年)といえば我々はアメリカのペリーが黒船軍艦四艘を率いて浦賀に来航した幕府に通商や開港を求めた事を想起するだろう。あわただしかった当時の海外情勢の中で我国は開港論と攘夷論に分かれ騒然とした時代であった。 こうした時代に『嶋中御取扱御一册』は公布された。本書は原文に訳文・読み下し分を加え、わかりやすく解説されている。当時の薩摩藩の奄美支配体制を知ることができる重要な史料が電子書籍として復刻。 「本書は幕末開港期の奄美大島に関する根本史料である。与人(よひと)・横目(よこめ)と呼ばれる島役人の職掌についてはもちろんのこと、末端の支配構造、階級配置についても具体的に知ることができる。本書によって私たちは、歴史の横断面を目のあたりに見ながら、幕末開港期の奄美社会を生き生きと、しかも科学的に語ることが可能になったわけである。(1988年初版発行時の作品紹介文より)
  • 神に遇える島
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鹿児島より遠く沖縄より近い、知られざる奄美大島は、独特の自然・文化を育んできた島。この地に生を享け、伝統に根ざす暮らしを守り続ける著者が、現代の日本人が忘れつつある、日々の暮らしで見逃してしまいがちな奇跡を綴る。優しい語り口調で奄美に誘い、日々、生かされていることに感謝する心をもつ大切さを語りかける文章と、奄美の澄んだ青い空と海、色彩豊かな植物などの写真に癒されるフォトエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク
    3.5
    1巻305円 (税込)
    南の島々で神の声を聞く。感動的なスピリチュアル紀行! 作家の山川健一が、屋久島のパワースポット「もののけ姫の森」で、ヘミシンクを通じて神々と対話する。白い神のヨオクは心優しい神で、黒い神のゴオルは恐ろしい祟り神だった。結界を張り島を守りつづけてきた彼らのメッセージとはなにか? 嵐の中を奄美大島へ飛び、現代のシャーマンであるユタ神様たちにインタビューする。そして、神は恐ろしい存在でもあるということを、身をもって知ることになるのだった。 台風一過の奄美の森を走る真夜中のドライヴツアーでは、ハブの恐怖に怯えながら危機一髪。 湯湾岳では山をさまよう姉妹の霊をクルマに乗せ、加計呂麻島の「セリ」では懐かしいソウルメイトに再会する。 「2012年を迎えようとする今、島々に神を降ろそうとしている人々がいるのよ」 怒れる神々を降ろすと、日本の全体が災害に見舞われるのではないか? 旅の終わり、ついに作家は、近未来への希望をつかむ。 誰にでも果たすべき役割がある。 島には神々と精霊達が宿っていた。 「目には見えないだけで、そういう世界は本当にぼくらの身近に存在する。島旅は、ぼくにそういう確信をもあたらした」(エピローグより) まったく新しいスピリチュアル紀行文学の誕生!
  • 紀行 忘却を恐れよ
    -
    1巻2,860円 (税込)
    コロナ禍により移動できなくなった旅人は 故郷へ日本国内へ「思索」の旅をする。 第1部では故郷・遠野を軸に「語り」の世界を追究し、 第2部では日本全国を舞台とした文学作品、映画作品を辿ることで 思考をめぐらした。 【目次】 第1部 第1章・花冷えの道 吉里吉里四十八坂 第2章・沖縄と遠野 三つの手紙 第3章・遠野物語の土俗的想像力 第4章・河童と羅漢 旱魃の記憶 第5章・語り部礼讃 遠野物語と千夜一夜物語 第6章・語り部の墓 佐々木喜善 第七章・忘却を恐れよ 大津波の跡 第2部 第1章・北海道への旅 朱鞠内湖 第2章・津軽への旅 龍飛崎 第3章・若狭への旅 水上勉・古河力作・徳富蘆花 第4章・土佐への旅 物部川渓谷 第5章・奄美大島への旅 田中一村 第6章・秋田への旅 戸嶋靖昌 第7章・精神の旅 宮本武蔵と独行道
  • 北村匠海 写真集 U&I
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    注目の若手実力派俳優・北村匠海が個人としては初めての写真集を発売することが決定しました。 2017年3月から「週刊ザテレビジョン」でスタートし、100回以上を超える連載「take me, take you」の未公開カットをはじめ、 本人が「一度行って、楽しい思い出ばかりでまた行きたいと思っていた場所」という鹿児島県・奄美大島での撮り下ろし写真で構成。 まさに、北村匠海の19歳~21歳までがギュっと詰め込まれた1冊になっております。 ※本電子書籍には、紙書籍で付録のDVD映像は付きません。
  • 木にならう 種子・屋久・奄美のくらし
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第7弾。種子島で木に教わる山仕事の話や屋久島での里、海での暮らし。奄美大島では先人の知恵や植物の利用法、炭焼きの技術などを学ばせられた。ついに完結・理科系ミンゾク学シリーズ! 第1章 木に教わる暮らし/第2章 自分で何もかも作りました/第3章 トビウオの寄せる島/第4章 水辺の暮らし/第5章 炭焼きが盛んだった頃/第6章 昔の人に笑われるよ/第7章 川も山も海もない
  • 九州 オートキャンプ場 こだわり厳選ガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 家族と友人と気軽に楽しめるオートキャンプ場111件を一挙にご紹介!! ★ ロケーション・予約情報・トイレ・炊事場・レンタルなど、詳細データとおすすめ情報が満載! ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 福岡県 * 夢たちばなビレッジキャンプ場 ・・・など全5施設 ☆ 佐賀県 * 吉野山キャンプ場 ・・・など全4施設 ☆ 長崎県 かづさオートキャンプ場 ・・・など全18施設 ☆ 熊本県 * 三愛高原オートキャンプ場 ・・・など30施設 ☆ 大分県 * 国東市くにみオートキャンプ場 ・・・など全20施設 ☆ 宮崎県 * 池の窪グリーンパーク ・・・など全13施設 ☆ 鹿児島県 * 奄美フォレストポリス キャンプ場 ・・・など全21施設 ※ 本書は2013年発行の「九州 オートキャンプ場 ベストガイド」掲載の情報を全て確認・再取材した新版です。
  • 巨眼の男 西郷隆盛 1
    -
    黒船の来航以来、世情は混迷を深めるばかり。薩摩はいち早く財政を再建し、雄藩としての地歩を固めていた。幕政改革の舵取りを期待された英明の藩主・島津斉彬に見出され、西郷吉之助(隆盛)は下級武士ながら国事に奔走。だが、斉彬が急逝し、守旧化する藩論。そして吹き荒れる安政の大嶽の嵐。西郷は奄美大島での隠棲を強いられていた。維新最大の功労者、波瀾の半生を描く大河歴史小説第1巻。
  • 魚雷艇学生
    3.8
    予備学生として魚雷艇の訓練を受け、のちに特攻志願が許されて震洋艇乗務に転じ、第十八震洋特攻隊の指揮官として百八十余名の部下を引き連れ、奄美諸島加計呂麻島の基地に向かう。確実に死が予定されている特攻隊から奇跡の生還をとげた著者が、悪夢のような苛烈な体験をもとに、軍隊内部の極限状況を緊迫した筆に描く。野間文芸賞、川端康成文学賞を受賞した戦争文学の名作。
  • 鯨の絵巻
    -
    1巻440円 (税込)
    紀州太地に三百年の歴史を持つ鯨組で、網とり漁法の最後の筆頭刃刺を務めた男の生涯をたどり、海の男たちの勇壮華麗な鯨との闘いと、滅びゆく古式捕鯨にしか生きる場を持たない者の悲哀を鮮やかに浮かび上がらせた「鯨の絵巻」。教職を剥奪され、奄美大島の夜の山地に青白い鱗の輝きを追うハブ捕獲人を描く「光る鱗」ほか、「紫色幻影」「おみくじ」「緑藻の匂い」を収録した、動物を相手に生活を営む人間たちの哀歓をさぐる短編集。

    試し読み

    フォロー
  • 暮らし上手の家探訪
    3.0
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【SNSで話題のTsubottleが「日常を楽しむ人の美しい家と暮らし」を紹介!】 お部屋写真家「Tsubottle/つぼとる」(Instagram:@tsubottlee)さんが、北海道、山形、福島、東京、滋賀、愛媛、宮崎、鹿児島(奄美大島)と、日本各地の暮らし上手な11軒の魅力的な住まいを撮り、その暮らしぶりを綴りました。 本書では、古民家、古い家、団地、古道具、アンティーク、移住、DIY……暮らしを柔軟に、軽やかに楽しむ人の創意工夫を紹介します。 みんなの暮らしぶりやインテリアを見るのが好きな人、今の暮らしを変えたい人、引っ越しや移住を考えている人におすすめの一冊です。 〈contents〉 1 暮らしを繋ぐ人の家 2 人が集まる家 3 まじめに遊ぶ人の家 4 日常を大切にする人の家 5 今あるものを生かす人の家 6 都心から島へ移住を決めた人の家 7 創作する人の家 8 大人のひとり暮らしを楽しむ人の家 9 こだわりを大切にする人の家 10 変化を楽しむ人の家 11 古道具を使いこなす人の家 〈本書に登場する暮らし上手のみなさん〉 ※Instagramアカウント @megu_2_ @k.mif @cnc_ie @sacha_sng_laboratory @aya_aya1128 @acco_suzie @__________.halo @knkr_____ouchi @kero.kero5311 @atelierfujirooll …etc. 〈プロフィール〉 Tsubottle/大坪侑史 福岡県出身。ポートランドで活動を始め「お部屋の写真家」として、全国各地のお部屋を撮影してまわる。1日1話、お部屋の物語を投稿しているインスタグラム(@tsubottlee)のフォロワーは現在10万人。

    試し読み

    フォロー
  • くらべてわかるカエル
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 家の周りや田んぼ、渓流や森林に住む身近なカエルたちを中心にくらべて紹介。 成体だけでなく、オタマジャクシや卵の形の特徴や環境から比べることができます。 みて楽しい、調べて楽しいカエルの図鑑です。離島や南西諸島のカエルなど、日本のカエルは全種掲載! 【目次】 成体 緑色のカエル/茶色のカエル1ヒキガエル/茶色のカエル2アカガエルの仲間/ 茶色のカエル3タゴガエルの仲間/茶色のカエル4離島のアカガエル・タゴガエル/ 茶色のカエル5ツチガエルとヌマガエル/トノサマガエルの仲間/ウシガエル/ 南西諸島1 奄美諸島/南西諸島2 沖縄諸島/南西諸島のカエル3 先島諸島/ オタマジャクシ アマガエル/アオガエル1/アオガエル2/ヒキガエル/アカガエル/トノサマガエル/ ヌマガエルとツチガエル/タゴガエル/ウシガエル/奄美諸島/有尾類 卵 泡のたまご/ひも状のたまご/白い卵/ツブツブの卵1春の田んぼや池/ ツブツブの卵2 夏の田んぼ/ツブツブの卵3 夏の川 流れが緩やか/ ツブツブの卵4 夏の川 流れがあるところ/奄美諸島/カエルと同じ環境で見つかる卵 生態解説図鑑
  • 黒潮文明論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奄美生まれの著者が、日本列島に沿って流れる「黒潮」にまつわる 様々な物語を縦横無尽に語る。  現地調査の成果に加え、博覧強記の知識によって、黒潮が洗う 島々の習俗、文化、言語、食、そして海沿いに建つ原発にまで 話題は及ぶ。  神話から現代まで時空を駆け巡り、日本の基層を探る文明論!
  • けもの道 2021春号 Hunter's sprinG
    -
    狩猟の道を切り開く、狩猟者による、狩猟者のための完全なる狩猟専門誌。 狩猟の社会的意義に注目が集まる中、大物猟を中心に狩猟のロマン・醍醐味を真正面から紹介。 実猟・猟犬・狩猟グッズなど狩猟に関わる幅広くかつマニアックな情報を網羅。 また、ジビエ料理や獣害対策など、いま話題のネタも掲載しています。 迷わずいけよ、いけばわかるさ「けもの道」。 初心者からベテランまで、ケモノと歩けば道になる。 ●特集 甲斐犬 甲斐犬で猪を狩る。髙竜犬舎 - 愛鷹 - 静かなる歩みの境地 甲斐犬という日本犬 最高と呼べる甲斐犬の再来を願う。 ・ラプトレイザーで獲物の解体に挑戦 ! 小堀ダイスケ 北海道入猟記 ・陸上で見せた回収犬の実力 ラブラドールレトリバーでヤマドリ猟 ・当世猪犬見聞録 南国鹿児島 薩摩隼人の猪猟人 ・外来生物の完全根絶に間もなく成功か 奄美マングースバスターズ ・狩猟犬の健康管理と子犬の病気予防について ・長い経験から生み出された 我流箱罠猟のロマン ・北海道猟友会 旭川支部 ライフル & スラッグ射撃大会 ・コメタフュージョンギャラクシーの実力やいかに スプリング式空気銃で鳥猟 ・SLIDE ACTION SHOTGUNS! ・最近の熊肉が、美味い。 ・本当に食える猟師 ・なぜ彼らは海を渡り、ハンターと出会うのか 泳ぐ猪を追え! ・誰にも負けない猟車スタイル ハイエース ピックアップトランスポーター ハンティングカスタム ・ツキノワグマもビックリ ! 恐竜県のマル秘追払い兵器 恐竜ロボ ・「4アマは有害駆除に使えるようになった」を考える。 ・芹澤微生物研究所による有害鳥獣最終処理システムとは ・獣業界トピック 2020 秋~2021 春
  • ケンカ知事、南の島へ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    奄美大島をこよなく愛する男が、島差別の闇を暴く! 昭和初期、鹿児島県知事に任命された小島光三。そこで目にしたのは、島民の過酷な暮らしぶりだった。 南の島に変革をもたらそうとした男の勇姿を描いた近代政治小説。 鹿児島県知事として奄美大島の視察へ訪れた光三。薩摩藩の支配下にあった黒糖地獄の時代から本土に利用され、搾取され続けてきた島の姿に衝撃を受ける。 その社会構造を打破するべく、男が下した驚愕の決断とは――。

    試し読み

    フォロー
  • 月桃夜(新潮文庫)
    4.3
    薩摩の支配下にあった奄美。孤児のフィエクサは、父を失った少女サネンと兄妹の契りを交わす。砂糖作りに従事する奴隷のような身分の二人だが、フィエクサは碁を習い才覚を発揮、サネンは美しい娘に成長する。しかしサネンが薩摩の役人から妾に所望され、過酷な運命が動き出す――。濃厚な花の匂いの中、無慈悲な神に裁かれる禁断の絆。魔術的な魅力に満ちたファンタジーノベル大賞受賞作。(解説・吉田伸子)
  • 原色ニッポン《南の島》大図鑑
    4.5
    島の魅力は“海”と“食”だけじゃない!本土とはまったく異なる歴史と自然が生み出した、独自の文化と暮らし。そこには「見たことのない日本」の姿がある―― 島旅のスペシャリストとして知られる著者が、南西諸島+小笠原の島々を大小・有人無人を問わず完全網羅。甑列島、トカラ列島、奄美群島、大東諸島、本島周辺の島々、宮古諸島、八重山諸島、そして、世界遺産に指定された小笠原諸島までの計114島。なかなか見ることのできない日本最東端の南鳥島、最南端の沖ノ鳥島、さらに、なにかと話題の尖閣諸島も、すべて貴重な写真つきで紹介。知られざる日本の“楽園”をめぐる旅へと誘います。
  • 考古学からみた琉球史(上)―古琉球世界の形成―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第9弾。 「琉球北部の奄美・沖縄には縄文系文化が残存し、南部の宮古・八重山にはインドネシア系石器文化が展開していた。このような原始の島々に中国宋王朝を中心とした東アジア交易体制成立の大波が押し寄せて、古琉球世界形成の大きな歴史的運動が始まった。 本書は、日本の枠外に成立した古琉球国家の形成過程を、考古学の方法を駆使して明快に解明する。―1990年の紹介文より」 九州から台湾をつなぐ琉球の島々は、中国・日本・朝鮮という文明地に挟まれながらも平安時代まで未開の世界に眠っていた。北部の沖縄・奄美では縄文系の石器文化が残存し、南部の先島(宮古・八重山)ではインドネシア系石器文化が展開していた。そこはまさに、ゆったりと時が流れる南海の楽園であったにちがいない。 このような島々に、一〇世紀頃、中国宋王朝の東アジア交易体制の形成の大波が押し寄せると、原始琉球の島々は、古琉球世界の形成に向けて大きな歴史的運動をはじめた。様々な国際環境に育まれた歴史運動によって生まれてきたのが、中国から冊封された琉球王国であった。 本書上巻・古琉球世界の形成では、原琉球の世界から、古琉球世界形成の歴史的運動によって琉球王国が成立していく過程について、考古学の方法をベースにしてたどってみる。 著者は沖縄県立芸術大学教授の安里進氏。専門分野は考古学、琉球史。本書刊行以後の研究についての補足を追記した電子復刻版。
  • 子供たちに知らせなかった日本の「戦後」
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    第1章 「自虐史観」はGHQの占領政策から始まった 米国の歴史観押しつけ/ニューディーラーの「日本改造」/日本人を恐れ「骨抜き」へ 他    第2章 東京裁判と「米国製」憲法の呪縛は続いている 戦勝国の報復だった裁判/突然出てきた「南京大虐殺」の怪/米国の「素人」が作った憲法 他 第3章 「日本弱体化」を止めたのは冷戦の深刻化だった 難業だった引き揚げ支援/朝鮮戦争から「強い日本]求める/改憲拒み続けた吉田首相 他 第4章 東西対立のはざまで国際舞台へ復帰果たした 国際的地位高めた水泳の活躍/奄美群島8年ぶりに復帰/苦悩の日ソ国交回復 他 第5章 針路定めた日米安保改定への無理解はいまも続く 真の独立目指して保守合同/「対等な同盟国」目指して安保改定へ/本質見失った「安保反対」 他 第6章 高度成長の光と影は日本を大きく変えた 経済成長支えた集団就職/国と人の曲がり角になった東京五輪/成長への試練、伊勢湾台風 他 終 章 「戦後」の清算なしに喫緊の課題は解消できない 李承晩の竹島略奪と日韓基本条約/沖縄復帰と「密約」問題/田中政権登場で日中国交回復へ/対ソ緊張で尖閣まで譲歩した周恩来/歴史問題、領土問題克服へ
  • 最悪なこの世の裏常識
    -
    最悪なこの世の裏常識 業界驚愕! 2023年ニッポン凶悪犯罪大予想ルポ漫画!大ボリューム収録! 2023年ニッポン下半期凶悪犯罪予想!! マヌケ衝撃犯罪大賞 実録お客と結婚したキャバ嬢たち 津々浦々全国犯罪旅行「車上荒らし」行脚で10億円稼いだ男たち 奄美大島中学生人身売買結末! 崩壊!巨大メディア 国家が行う強権残虐マスコミ規制 報道協定の知られざる裏側 芸能界には芸能人しか知らない裏の噂が存在する芸能残酷スキャンダル ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 西郷隆盛 荒天に立つ山の如く
    -
    「英雄」と呼ばれた男の生き様 明治維新から150年 大河ドラマで大反響!! 英傑たちの視点で語られる西郷隆盛の知られざる姿、 大久保利通、五代友厚、坂本龍馬、相楽総三――ともに新時代を創った者たちの目に、西郷はどう映ったのか。 維新による天地鳴動は、男を「軍神」という名峰へと隆起させ、やがて崩壊させていった! 奄美流罪、倒幕、新政府との確執、そして西南戦争へ。鹿児島、奄美諸島での徹底取材で明らかになった新エピソードも収録!!
  • 西郷どんのひみつ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK 大河「西郷どん」/西郷隆盛のエピソードが満載! [先取り特集!] 維新の立役者となった西郷隆盛の波乱の生涯 多くの人に愛されたその理由がわかる!人物、歴史、エピソード ※本書では明治5年12月2日以前の日付は旧暦で掲載しています。! 【目次】 第1章 激動の少年~青年時代 ・西郷隆盛誕生 ・藩に出仕 ・お由羅騒動 ・島津斉彬の抜擢と江戸での活躍 ・島津斉彬の死と入水自殺 ・この時代のキーパーソン [コラム]西郷さんの体格と嗜好 第2章 地獄のような離島生活 ・九死に一生を得て奄美大島へ ・帰藩するも率兵上洛に反対 ・徳之島に流罪 ・沖永良部島に移送 ・薩英戦争勃発 ・この時代のキーパーソン [コラム]西郷さんの持病 第3章 薩摩藩の中央政界進出 ・八月十八日の政変 ・池田屋事件と長州兵の上京 ・禁門の変 ・第一次長州征伐 ・坂本龍馬を迎え入れる ・苦心のすえに生まれた薩長同盟 ・第二次長州征伐 ・薩土盟約と大政奉還 ・王政復古の大号令 ・この時代のキーパーソン [コラム]西郷さんの好きな女性像 第4章 戊辰戦争と新時代 ・鳥羽伏見の戦い ・江戸城無血開城 ・会津、庄内と次々に陥落 ・五稜郭の戦い ・新時代の幕開け ・この時代のキーパーソン [コラム]西郷さんの子どもたち 第5章 征韓論と西南戦争 ・征韓論と士族反乱 ・西南戦争勃発 ・この時代のキーパーソン [コラム]西郷さんは生きていた!?
  • 最新データ&情報2024 日米の南西シフト 急ピッチで進行する「台湾有事」態勢
    -
    メディアが報道規制する中、急ピッチで進行する琉球列島のミサイル基地化、要塞化。この全容を提示する 2012年「日米の『動的防衛協力』について」(統合幕僚監部)という日米共同作戦の策定以来、着々と進行してきた琉球列島のミサイル基地化、要塞化。この全容を情報公開文書を含む防衛省・自衛隊の 【目次】 第1章 国家安全保障・防衛戦略による対中国戦争態勢 第2章 要塞化する与那国島への新配備部隊 第3章 日米共同作戦が進行する石垣島 第4章 チョーク・ポイント宮古島の軍事化 第5章 南西シフトの兵站拠点・奄美大島 第6章 南西シフト下の訓練・機動展開基地―馬毛島・種子島 第7章 南西シフトの実戦大演習場と化す薩南諸島 第8章 沖縄島への第7ミサイル連隊・師団新編 第9章 地対艦・地対空ミサイルの危険性 第10章 地対艦・地対空ミサイルの作戦・運用 第11章 「無用の長物」と化した水陸機動団 第12章 南西シフトによる自衛隊兵力の配置 第13章 陸自の南西シフト態勢 第14章 北方シフトから南西シフトへ 第15章 アメリカの対中国戦略 第16章 米軍の琉球列島―九州への中距離ミサイル配備 第17章 米海兵隊・陸軍の第1列島線配備 第18章 アメリカの国家防衛戦略と中国、ロシア 第19章 日本の「インド太平洋戦略」と中国 第20章 日米シンクタンクの「台湾有事」シナリオ 第21章 「台湾有事」下の国民保護と住民避難 第22章 有事態勢に突入する自衛隊員の危機 結 語 岸田政権は中国・韓国との平和外交を行え 【著者】 小西誠 軍事ジャーナリスト。「自衛官人権ホットライン」事務局長。 著書に『反戦自衛官』『現代革命と軍隊』『自衛隊そのトランスフォーメーション』『自衛隊この国営ブラック企業』『オキナワ島嶼戦争』『自衛隊の南西シフト』『ミサイル攻撃基地化する琉球列島』(以上、社会批評社)などの軍事関係書多数。 また、『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』『グアム戦跡完全ガイド』『本土決戦 戦跡ガイド(part1)』『シンガポール戦跡ガイド』『フィリピン戦跡ガイド』(以上、社会批評社)の戦跡シリーズ他。
  • サイレント国土買収 再エネ礼賛の罠
    -
    (本書で紹介する主な地域) ■メガソーラー 福島県西郷村(上海電力のメガソーラー)、茨城県つくば市(日本最大の営農型ソーラー)、大阪湾咲洲、山口県柳井市・岩国市(岩国基地周辺メガソーラー)、熊本市、長崎県佐世保市 ■陸上風力 北海道稚内市、北海道当別町 ■洋上風力 富山県入善町(日本初、洋上風力にも中国企業)、長崎県西海市 ■港湾 北海道釧路市、北海道石狩市、北海道小樽市・余市町、北海道苫小牧市、大阪市、福岡市・福津市、長崎県佐世保市(ハウステンボスを買収した香港資本) ■リゾート地 北海道千歳市、北海道夕張市、北海道倶知安町・ニセコ町、北海道占冠村・新得町・赤井川村(外資が占有する国有地)、北海道富良野市・上富良野町、新潟県糸魚川市・妙高市・阿賀町(原生自然と鄙びた宿を買う)、神奈川県箱根町・静岡県熱海市(高級旅館と町屋を買う)、歴史ある通りが企業の名を冠した名称に(京都市)、大阪市・泉南市 ■農林地 北海道平取町(ドローンの墓場)、茨城県阿見町・土浦市、宮崎県都城市(700ヘクタールの巨大開発) ■離島 山口県周防大島町、長崎県対馬市、鹿児島県奄美市(琉球弧の要衝をあの手この手で)、沖縄県宮古島市、沖縄県北大東村ラサ島(垂涎の孤島) ■産業インフラ(物流団地や工業団地など) 北海道石狩市、埼玉県幸手市、北海道白糠町、熊本市・菊陽町 ■学校や文化施設 北海道稚内市・北海道苫小牧市(キャンパスを買う)、岩手県安比町(外資による教育ビジネス)、新潟市・佐渡市(総領事館問題)
  • 魚はすごい(小学館新書)
    4.0
    生存能力に長けた魚たちの驚きの世界! 約400年生きる、「脊椎動物界のご長寿さん」ニシオンデンザメや、奄美大島沖の海底でミステリーサークルをつくりメスにアピールするアマミホシゾラフグ、口から水を吹き出して昆虫を落とすテッポウウオ……など、遠い海で生きる魚たちのさまざまな生存戦略を紹介。 ウツボそっくりに化けるシモフリタナバタウオや、砂や小石に擬態するカレイ、植物になりきるカミソリウオなど、華麗な変身術を持つ魚は巻頭カラーページで特集。 さらに養殖ウナギはほとんどオスであることや、フナ(ギンブナ)はオスがいなくても出産することなど、身近な魚の知られざる生態についても言及。 人類の英知を超える生命の不思議に驚愕する1冊。 ※この作品はカラー頁が含まれます。
  • さがりばな
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一夜の花に、命のつながりを見る 沖縄・西表島(いりおもてじま)の水辺に、一夜だけ花をさかせる、まぼろしの花。 はかなく美しい営みをおさめた、命の循環をつたえる写真絵本。 [サガリバナ] サガリバナ目サガリバナ科(学名:Barringtonia racemosa) 花言葉:幸福がおとずれる 奄美大島以南の南西諸島に分布する、高さ10メートルほどの小高木。毎年6月下旬から9月にかけて、夜にあまい香りを放ちながら白やピンクの可憐な花をさかせる。花がさくのはたった一晩で、翌日には散ってしまう。散った花びらが水面に浮かび、あたり一面が白やピンクでしきつめられたようになる美しい光景が幻想的なため、「夏の夜の花見」として親しまれている。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • さとうきび 18号
    -
    鹿児島県奄美群島のさとうきび畑から便り。 今、島では筋トレが静かなブーム。作業で疲れた体をどう癒すのか?さらに鍛え上げるのか。 コロナ下、徳之島、喜界島、タイ・バンコクのきび 仲間にリモート取材を重ねた。 表紙 みよこみよこ 黒糖練乳 高橋物商株式会社 グラビア 奄美群島徳之島の黍畑 亀澤紘一 巻頭言 連句の愉しみ 俳諧師 南州庵 佛渕雀羅 黍談 さとうきびと筋トレ 河合俊和 谷田部治 久城真代 梶原祥造 高橋盛夫 瀬尾真志 コラム テントサウナと筋トレ 谷田部治 コラム 雑神雑景⑱ 半島の旅 小林澄夫 きび仲間は語る コロナ下にて、さとうきびと私 ~何を考え何を思ったか ①郡司みさお のびやかに、さからわず、コロナ禍で ②大橋信彦 なかよしこみち ③三田静香 新しい人へ ④篠原宏司 コロナ下思い考えたこと ⑤吉村文長 新阿蘇大橋 ⑥西村裕幸 キツツキ鳥に学ぶ ⑦さかえ祐喜 CANARIOとCORONAとは ⑧奥谷陽太朗 当たり前が幸せ ⑨松崎千鶴子 焼きさとうきびの作り方 ⑩中村有幸 ビーチとカリブ海、モヒート、そしてワクチン ⑪西村陽子 食卓にいつもの「あれ ハート」 ⑫高橋盛夫 夜明けの雄鶏の声ー企業を変えるさとうきびストロー さとうきびニュース 金沢・東山 豆月-まめづき いつものお砂糖が使いやすくなりました 三井製糖株式会社 コラム ヨガアケタラ モリモト・パンジャ 黍文藝  表紙 ドロップキック 新木友行        鉱物詩集 小林澄夫        漫画⑱⑲⑳ さとうきび仙人 るい        小説 二留人生 大塚博隆 黍と美術 日本民藝館改修記念名品展 小林真理 海外レポート ザンベジ川のさとうきび畑を想う 小林大祐 スプーン印のブラウンシュガー 三井製糖株式会社 甘味探訪⑯ 中村軒の「麦代餅」 小林真理 目次 次号予告 社会福祉とさとうきび 表紙の作家 みよこみよこ 浦しげみ 創刊の言葉 2012.12.1 きびこちゃん 中山美代子

    試し読み

    フォロー
  • 斬ばらりん
    4.0
    鉄炮担ぎ妻子を連れ活躍の幕末ヒーロー登場! 主人公は薩摩藩の合伝流鉄炮師範であり、十五匁筒の使い手としてその名を知られた斬(しばし)善次郎、三十歳。先代の英明藩主・島津斉彬から重用されていたが、斉彬の突然の死で藩の実権を握った島津久光に疎んじられ、ある秘密を守るため、突如、妻子を連れて脱藩する。その秘密を知るのは謎の死を遂げた斉彬といまは奄美大島に蟄居させられている西郷隆盛のみ。善次郎は薩摩藩からの討手を逃れながら、熊本から長崎へと流れていく。善次郎の表向きの脱藩の理由は処遇への不満。洋式鉄砲の採用により、旧弊な火縄銃は片隅に押しやられ、善次郎は藩の要職から追いやられていた。討手から逃れる先々でその百発百中の火筒の腕前を発揮する善次郎の周囲に、幕末を彩る人物たちが踊る。動乱の時代を舞台に繰り広げられる幕末エンタテインメント小説。
  • 斬ばらりん2 京都動乱編
    -
    舞台は風雲急の京都へ。幕末痛快活劇第2弾。  長崎のオランダ坂で、めっぽう腕の立つサムライが用心棒をしているという。噂を聞きつけた福澤諭吉は、文久元年(1861年)神田小川町の勝麟太郎とともに江戸から長崎へ書状を送る。オランダ坂のサムライは、妻子とともに薩摩の関を破ったあの脱藩浪士にちがいない――故島津斉彬の秘蔵っ子で合伝流の鉄炮師範をしていた男・斬(しばし)善次郎だ。  書状は善次郎の妻の萌と一子・爽のもとに届くが、善次郎はこのとき倒幕過激派の妨害工作に対抗する用心棒として京都にいた。江戸に福澤を訪ねたのち、長崎に帰り着く善次郎。異国の風が吹くグラバー商館で、本国アメリカにも出回っていない最新式のライフルを目にした翌朝、斉彬から下賜された愛刀に暗号のような不思議な模様を見つける。かつての盟友・新納亀十郎に思いを馳せ、薩摩藩の秘密を胸に秘め、妻子を連れふたたび京都へ向かう善次郎だが、薩摩の実権を握る島津久光もまた一千の兵を率いて上洛を目論んでいた。  蕃書調所頭取助に任じられる勝麟太郎(海舟)、土佐勤王党を脱藩する坂本龍馬、奄美を離れた西郷吉之助(隆盛)ら幕末の志士とともに、風雲急の時代をニューヒーローが疾走する書き下ろし痛快活劇第2弾!
  • 静夫さんと僕
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    何度も呆れるけど、それでもずっと愛してる。 「ギギギギ」と笑い、布団の上で飯を食うし、注射と聞くと部屋に籠城ーー 変なおじいさんとのちょっとおかしな二世帯暮らし \ファン第一号、清水ミチコ氏が笑い泣き!/ ものすごく面白いお義父さん。 見つめてる塙さんはもっと面白い。 ●「はじめに」より 「のぶたん!」 呼ばれた方へ振り返ると、一人のおじいさんが立っていた。静夫さんだ。 静夫さんは、僕と共に暮らすお義父さん。僕は今、都内の一軒家に住んでいる。僕の奥さんと3人の子どもたち、そして奥さんの両親と同居する、いわゆる二世帯住宅だ。 静夫さんは1945年生まれ、奄美出身の77歳。長年、東京で自動車教習所の指導教官や、タクシー運転手をしていたけど、数年前に脳梗塞になり、足腰を悪くして糖尿病も患い、いまはゆっくり隠居暮らし中。 僕が静夫さんの話をすることで、多くの方が父親を懐かしんだり、温かい気持ちになれるなら、書く意味もあるんじゃないか。そう思うから今、筆をとっている。 世の父親の大半は、身内や周りに迷惑をかけているかもしれない。でも、なんだかんだ結局、愛されているはずだ。そんな父親に呆れつつ、苦笑いしている多くの息子、娘さんたちに共感してもらい、多少なりハートウォーミングな気持ちになっていただけたら嬉しい。 静夫さんを通して「うちの親父も大変だったな」と、それぞれに思いだし、ひと笑いしてもらえたら何よりだ。
  • 時代を生きた女たち
    4.0
    日本女性初の五輪メダリスト人見絹枝、西郷隆盛を支えた奄美の妻・愛加那、「鹿鳴館の名花」と讃えられた大山捨松など、幕末~昭和を力強く生きた35人の「女の生きざま」。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 実話怪談 怪奇島
    -
    主家の正妻にいびり殺された美貌の奴隷、イマジョ。 遺族は彼女の墓に竹を逆さに刺し、呪詛の念を唱えた。 「呪え。祟れ。仇をとれ……」 やがて娘は甦り、すべてを根絶やしにしていく…… その名を口にしただけで祟られる! 最恐の怨霊「イマジョ」他、奄美・琉球のマジムンを大特集。 余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する日本の中の異界、島 全国28島の本当にあった怖い話を大紹介! 踏み入れてはらなぬ禁域――村より怖い島怪談! 【粟島】近海に浮かぶ恐怖のいかだ 【伊豆大島】人格を変えてしまう宿 【三宅島】雄山に浮かぶ赤い火の玉 【神津島】二十五日様の禁忌 【父島】海岸を彷徨う幽霊の足 【硫黄島】消える水筒の水 【答志島】不気味な数え歌の真相 【犬島】六つ目の化け猫の怪 【情島】奇怪な七不思議伝説 【向島】煮干しを仏壇に供える理由 【高島】すすり泣くお伊勢岩 【志々島】ご神木の祟り 【奄美大島】口にしてはならぬ名前 【久高島】悪夢を呼ぶ流木 【宮古島】来訪神パーントゥの呪い 【与那国島】口減らしの崖の祟り 【壱岐島】荷物に紛れ込む傷人形 【屋久島】森に現れる光るシカ 他、タブーを覗き見る全28島の恐怖譚!
  • 03 地球の歩き方 島旅 与論島 沖永良部島 徳之島~奄美群島②~ 改訂版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【祝!世界自然遺産登録】与論島、沖永良部島、徳之島だけのガイドブック!島の人のとっておきの情報が満載!「体験する・遊ぶ・観る・食べる・買う・泊まる」情報はもちろん、奄美群島ならではの自然や歴史をていねいに解説したページも読みごたえあり。
  • 02 地球の歩き方 島旅 奄美大島 喜界島 加計呂麻島(奄美群島1) 4訂版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まるごと1冊奄美大島だけのガイドブック!島の人が教えてくれたとっておきの情報が満載です。「体験する・遊ぶ・観る・食べる・買う・泊まる」情報はもちろん、黒糖焼酎大図鑑や伝統織物の大島紬などにフォーカスした深堀り記事や喜界島、加計呂麻島情報も。
  • ソテツは恩人 奄美のくらし
    -
    戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第2弾。奄美の自然に根ざした村々のくらしについて奄美大島と請島、加計呂麻島での計8か所の聞き書きをまとめたブックレット。畑作と稲作についての話、島の自然が変貌して行くようす、炭焼きの話、海人の話、くらしの中でソテツがいかに重要で、どのように食べられていたかなど、忘れてはいけない自然と人間の関わりが淡々と語られる。第1章 瀬戸内町清水・畑仕事が人生だから/第2章 瀬戸内町蘇刈・島に田んぼのあったころ/第3章 瀬戸内町嘉鉄・夏のウナギ捕りは楽しかった/第4章 瀬戸内町瀬相・住民の足を守り続けて/第5章 瀬戸内町請阿室・請島での炭焼きと山仕事/第6章 大和村・サンゴ礁の漁を語る /第7章 大和村戸円・ソテツを発酵させて食べる/第8章 奄美市根瀬部・空襲前後のくらし
  • 続・沖縄ことばの散歩道
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 本書は本シリーズ「沖縄ことばの散歩道」の続編。著者は琉球大学名誉教授である池宮正治氏。 前作同様に話が語源に及ぶことが多いものの、必ずしもこれをもっぱらに詮索したものというよりも、ウチナーグチに込められた生活、文化の交流といったものにまで手を広げていて一味違う印象を与えてくれる。ウチナーグチの単語をピックアップしてそれに解説を加えていくというやり方に加えて、日本の古語から沖縄のことばを解明していくに際して、その中間に位置する奄美地方の方言を俎上に載せて、ことばの変化の途中経過を明らかにしている。読み進めていくと納得する場面がたくさん登場する。現在使われている日本の言葉とウチナーグチには似ても似つかないと思われるものが多いが日本語の古層をたぐり寄せることによってそれらの接点が見出される。そしていまだに成り立ちが解明されていないウチナーグチが実に多く存在している。ウチナーンチュが普通に使っているような言葉にも、ことばの専門家たちの間で「語源不明」とされているものがたくさんある。ウチナーグチを通して日本語の奥の深さを噛みしめられる1冊が電子書籍として復刻。 「1993年8月に出した『沖縄ことばの散歩道』の続編である本書は、語源にも話が及ぶことがあるものの、必ずしもこれを専ら詮索したものではない。沖縄ことばが、基底の部分で紛れもなく日本語であるという動かない認識の上に、往時の沖縄(琉球)が中国や東南アジアや朝鮮、日本に通行していた環境、広がりを考えてみたい、というのが筆者の一方の関心と興味である(1995年当時のあとがきより)。」
  • 続・黒潮文明論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奄美・徳之島生まれの著者が、日本列島に沿って 流れる「黒潮」にまつわる様々な物語を縦横無尽に語る。   現地調査の成果に加え、博覧強記の知識によって、 黒潮が洗う島々の習俗、文化、言語、食、そして 海沿いに建つ原発にまで話題は及ぶ。 神話から現代まで時空を駆け巡り、日本の基層を探る 文明論第二弾! 西郷隆盛ゆかりの大隅半島紀行や沖永良部島などに まつわる逸話も充実。
  • 田辺聖子のエッセイ 食べるたのしみ
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――。 通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。 Ⅰ 台所と女性/おにぎりと私/蜜柑の思い出/イチジクとうどん/すぎにし方恋しきもの/春の菓子さまざま/大阪のおかず/夏の食卓の楽しみ/思いがけぬ美味/たべる/ラーメン煮えたもご存じない/のこりもの/わたしの朝食/食事憲法/松茸の風流/とりこみ主義/「梅干し」と私/春野菜/過ぎた小さなことども/神戸    * 献立メモと買物の記録 Ⅱ 食べるたのしみ/駅 弁/ニューヨークのマグロ/中国式朝食/茫然台湾/むき身すり鉢一ぱい五文/手料理/大阪・私の好きな店/てっちりオバン/てっちりパーティ/大阪のうどん/食卓の光景/永遠の美女/トトト……/田舎の風流/オトナの酒 * おもてなし日記
  • 旅を栖とす
    4.1
    バックパックを背負って詩人が飛び込んだ 世界の国々――10年を辿るエッセイ! ゾウの頭の上でその可愛さと揺れにメロメロ、失恋を引きずるダメンズと友人になったタイ王国、 サハラ砂漠から日本のラジオに生中継。 パリ、路上の賭け事で大勝利のはずが…。 下北沢で自由を愛する人々に憧れる。 タイ、カンボジア、ベトナム、台湾、フランス、 北欧、スペイン、モロッコ、 奄美大島、東北、長野、東京…… 旅に出たくて仕方ないすべての読者に贈る15編!
  • 田んぼの恵み 八重山のくらし
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第3弾。八重山の稲作や神、自然に関する聞き取り6篇からなる。「ヤマネコは神の使い」だと語る西表の人。自然の中に神々の姿そのものを認める暮らしのあり方は、これからの人間の生き方への大切な指針である。第1章 西表島祖納・ヤマネコは神の使い/第2章 西表島祖納・神司として島をまもる/第3章 波照間島・天水田と畑/第4章 竹富島・日本最南端のお寺で/第5章 鳩間島・海上を通う田仕事/第6章 石垣市川平・数少ない稲作地
  • 地理と気候の日本地図 地元の常識、驚くべき数字を知る
    3.7
    盆地が暑くなる要因であるフェーン現象の正体や、やませやからっ風、六甲おろしが吹くしくみなどの「地元の常識」と、「金沢市の年間降水量は178.1日」「八月の大阪市の平均気温28.4℃は那覇市よりも高い」といった驚きの数字を網羅。さらに、北海道陸別町で見られるオーロラ、徳島県牟岐(むぎ)大島の千年サンゴ、八代海の不知火(しらぬい)など自然の妙(たえ)なる特殊現象も紹介する。地理と気候の基礎知識を楽しむ文理融合の一冊。日本の地理・気候は面白すぎる! ◎流氷が太平洋にも現われる? ◎秋田美人と気候の関係 ◎なぜ雷は北関東で多く発生する? ◎関東大震災で相模湾に没した駅 ◎軽井沢は日本一霧の多い町? ◎積雪量世界一を記録した地点が滋賀県にある ◎三次盆地に立ち込める幻想的な霧の海 ◎奄美大島はなぜ日本一日照時間が短いのか
  • ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お酒も料理も底なし食いしん坊な編集者・ツレヅレハナコが、愛する石垣島を中心とした八重山諸島と、奄美大島を中心とした奄美群島の飲食店を、リアルに呑んで歩いて徹底ガイド! 取材軒数100軒以上! 本気でハナコが「好き!」と思ったお店しか載っていません。コンセプトは「ひたすら南の島でのんびりして、美味しいものを食べて酒を呑みたい。ビーチアクティビティとかは、正直どーでもいい(笑)」という方への指南書です。
  • てくてくケンミ君
    -
    奄美を舞台に、釣りへの飽くなき追求心を持った一人の少年(小学生)が、次々と大物を釣ってゆく物語。主人公のケンミ君は、勉強はまるでダメだが、釣りに関しては天才的。どんな悪条件でも、いろんなアイデアを使って釣り上げる。島の釣り人はもちろん、ヤマト(本土)から来た腕自慢の釣り人達も、最初はバカにしても、最後はその腕に舌を巻く。釣り人は、とかく自分だけ釣れればいいと考えがちだが、ケンミ君は、友達や仲間のためにも自分の釣りの知識やテクニックを惜しみなく伝授。そこが、自分勝手な釣り人達に感動を与える。作者の山鈴水紀自身、徳之島に住み、奄美の人々の考え方、習慣、自然に精通しており、描かれる奄美の人々の生活、奄美の自然がリアルで、「読んでいるだけで心が癒され」「まるで、自分が少年の頃にタイムスリップしたような、爽やかな読後感がある」と言う読者からの投書が多く寄せられる作品。
  • 天の蚕が夢をつむぐ 大島紬ものがたり
    -
    世界のどこにもないものをつくり、だれもやらないことをやりたい。大島紬の名だたる織元が伝統の原点に立ち返り、「100%奄美産の大島紬」というものがたりのある着物をつくる夢にむけて新しい世界に挑戦する!

    試し読み

    フォロー
  • 吐カ喇(トカラ)列島~絶海の島々の豊かな暮らし~
    4.0
    屋久島と奄美大島の間南北百数十キロに連なる吐カ喇(トカラ)列島は、琉球文化と本土文化の接点の場所と言われ、独自の文化が保たれている。その尽きない魅力と島人のココロを伝える。
  • ドイツ人のみた明治の奄美
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第14弾 「この奄美大島の調査は、毒蛇ハブの危険の為、周囲の人々から猛反対されたが、ドゥーダーラインはそれを押し切って決行した。彼の目的は、まだ世界にその実態がほとんど知られていない動物相、特に海の動物相についての研究であった。しかし、報告内容はその分野に留まらず、広く奄美大島の地理、地質、歴史、言語、風俗習慣、宗教、祭祀、建築、植物、農業、林業、漁業、商業等々多岐にわたっている。彼の叙述は紀行文としても面白く読める-1992年紹介文-」 本書は明治中期の1880~90年頃に奄美がドイツ語圏から注目を浴びたことをテーマにした内容でドゥーダーラインの業績を中心に書かれた明治期・奄美ヨーロッパ交流史とL・ドゥーダーラインの著書を翻訳した琉球諸島の奄美大島の2部構成からなり、明治中期の奄美の風俗を知るにはとても興味深い作品である。なぜ明治中期に奄美がドイツ語圏から注目を浴びたのか、そして東京帝国大学でドイツ語を教えていた生物学者ドゥーダーラインが滞在した奄美での16日間の記録から明治中期の奄美の様子が明らかになっていく。 著者はドイツ・ボン大学名誉教授であり法政大学特別教授であるヨーゼフクライナ―氏と奄美博物館創設に尽力し現在は大分大学教授である田畑千秋氏による共著作品が電子書籍として復刻!
  • 謎だらけの日本語
    3.7
    「ご乗車できません」は西日本の方言、隅田川と墨田区で表記が違う理由、奄美諸島が奄美群島に変わった背景--。新語から時代と共に変化する意味まで、日本語に隠されたドラマを興味深く解説する得する言葉教室。
  • 南海の歌と民俗―沖縄民謡へのいざない―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第9弾。 「南島文化の中で、歌の占める位置は大きい。今や民謡界は百花繚乱の様相を呈している。だが、その割には意外とこの分野のわかりやすい文献は少ない。 著者は沖縄本島、宮古、八重山にとどまらず、早くから斬新な視点で奄美の列島弧をも結ぶべく、琉球文化圏全体の追及を強調、その先駆的役割を果たす。本書ではその地道なフィールドワークの経験から奥深い歌の生態、南島歌謡の歴史と広がりを生き生きと活写。各章とも示唆に富む論述やエピソードに満ち、沖縄民謡の貴重な案内書として、その役目を大いに果たすことであろう。―1985年の紹介文より」 著者は琉球民謡・しまうた研究家の仲宗根幸市氏。「しまうた文化研究会」を結成して奄美から八重山に及ぶ琉球弧の民謡(しまうた)を丹念に、徹底的に調査・収集してその成果を発表し続けたが、2012年不慮の事故で他界。「民謡は情報伝達にも広く利用された。民謡は生まれるべき地に生まれる。生活に根ざしてこその民謡である。民謡は雑草の中に咲いた野の花である。それが鉢に移植され、ハサミを入れられて床の間に飾られたら民謡の特色である郷土性、土の香りを失うのは当然である。普遍的な民謡は歌い続けられ、精神文化まで昇華する」これは著者の持論であった。20数年の時をへて仲宗根氏への追悼文を追記した電子復刻版。
  • 南島雑話 1
    -
    1~2巻2,200円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末,お家騒動に連座して奄美大島に流された薩摩藩士が,5年間の島の生活で見聞した島民の生産・民俗・年中行事から動植物までを,300点をこす絵図とともに詳細に記録したもの。第1巻は,「大竊覧・大便覧・大漫筆」「南島雑記」「南島雑話」前編の前半。

    試し読み

    フォロー
  • 南島の民俗文化―生活・祭り・技術の風景―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第8弾。 本書は著者が数十年にわたり沖縄、奄美を中心に行ってきた民俗調査を、個々に発表してきた6編が収められている。それぞれに独立した内容となっていて、どこから読んでも楽しめる1冊。第1編「古い沖縄」では民話風な話を、第2編「聖地とまつり」では海辺の御嶽の一側面と古い年中行事の考え方を、第3編「先祖のまつり」では、ユタを介して行う死者儀礼と一離島の先祖供養を、第4編「食文化とソテツ」では、進んだ食文化技術を伝承と古文書をむすんで、第5編「島々の民俗」では、どこか似ていてどこか異なる奄美と沖縄の海辺の村の紹介、第6編「民俗技術伝承」では造瓦技術を紹介。 初版から25年の時を経て、電子版あとがきを追記した電子復刻版。 著者は名桜大名誉教授で久米島博物館名誉館長の上江洲均氏。 「生活者の中に身をおいて民俗を見る。民俗の多彩な広がりを開かれた視点で捉える。そして、さまざまな島、様々な土地を訪ねて人々の生きた集積を考える―民俗研究のよろこびを読者に無理なく伝えてくれる本書を手にした時、改めて沖縄・奄美の生活文化の奥ふかさを思う。都市化のなかで、急激に変貌御する沖縄・奄美の伝統社会。失われつつあるものの飾り気のない姿を本書の随所に見出す。地域に対する限りない愛情と、こまやかな観察眼に裏打ちされたフィールドノートである。(1987年当時のあとがきより)。」
  • 南洋のソングライン 幻の屋久島古謡を追って
    5.0
    沖縄、薩摩半島、そして屋久島へ。海の民が伝えた屋久島古謡“まつばんだ”の謎を追うノンフィクション大作! かつて屋久島で歌われていた「まつばんだ」は、琉球音階が取り入れられた民謡です。ただ、屋久島は沖縄や奄美からはるか北方にあり、琉球文化圏ではありません。なぜ屋久島に琉球の名残があるのか、ごくわずかな例を除いて本格的な調査が行われてきませんでした。それならば、と3年がかりでフィールドワークを敢行。そこから見えてきたのは、沖縄〜鹿児島〜南西諸島に暮らす海洋民たちの生活史でした。同時に、この民謡を復活させようとする島民たちの活動も追っています。本書は、そんな旅や歴史民俗の要素を含んだノンフィクション書籍です。 【目次】 目次 ●序章 異郷の記憶が刻み込まれた歌 ●第1章 歌であって、歌以上のなにか――真冬の屋久島へ ●第2章 歌に残るマージナルマンたちの痕跡 ●第4章 海の暮らし――屋久島の海民たち ●第5章 山から伸びる「歌の道」 ●第6章 明治生まれの歌い手たちの記憶 ●第7章 3度目の屋久島――2021年5月 ●最終章 島から島へ ●あとがき 【著者】 大石始 1975年、東京都出身。世界の音楽・地域文化を追いかける文筆家。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」主宰。著書・編著書に『盆踊りの戦後史』『奥東京人に会いに行く』『ニッポンのマツリズム』『ニッポン大音頭時代』『大韓ロック探訪記』など。
  • 20歳、奄美の夏物語
    -
    1巻1,100円 (税込)
    自分の将来に疑問を感じ、単身奄美へやって来た主人公・真。 広大な自然と悠々とした人々の心に魅了され、長期滞在を決める。 働き始めた喫茶店に現れたのは、都会っぽい素敵な女性。 外から来た二人は次第に距離を縮め、だんだんと「ここへ来た理由」に迫り始める。 二人はそれぞれの進むべき道を見つけることができるのか。 〈著者紹介〉 織田 はじめ(おりた・はじめ) 高校卒業後に神戸製鋼所に入社。大学留学、コベルコ科研勤務を経て46年勤務し中途退職。企業勤務時に通信教育で佛教大学文学部史学科を卒業、歴史地理学に目覚める。退職後、Webデザインを学ぶ傍ら、奄美大島をテーマに小説、童話、エッセイなどの文筆活動を開始。将来、奄美大島への移住を考えている。趣味はサイクリング。 奄美大島が、世界自然遺産登録を契機にますます発展することを願っている。

    試し読み

    フォロー
  • 日本の海が盗まれる
    3.5
    豊穣の海を奪うのは誰か? 日本海を「東海」に変える韓国、豊富な魚介類と鉱物資源をかっさらう中国、年間200隻もの北朝鮮漂着船…略奪の海の惨状を徹底ルポ。領土問題だけじゃない、中国・韓国が脅かす日本の海洋資源! 日本は竹島、尖閣諸島、北方領土などの海洋安全保障に頭を悩ませてきた。しかし、実は領土問題だけでなく、日本の多くの海洋資源が隣国によって奪われようとしている。海洋学の第一人者が送る「海に守られた日本から、海を守る日本へ」変わるための提言書! 【本書の内容】 ・自衛隊の隣接地が韓国企業に買われた ・泳いで漂着した北朝鮮人 ・北西太平洋の支配は鄧小平の野望 ・戦闘できる中国海警VS戦闘できない日本の海上保安庁 ・現実的には「歯舞だけ」の可能性 ・北方領土にバーはあってもキャバクラはない ・「逆さ地図」で見えてくる日本の潜在力 ・離島を守る宮古島・奄美大島 他
  • 日本のゴーギャン 田中一村伝(小学館文庫)
    4.4
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 伝説の日本画家、田中一村のただ一冊の伝記である。画壇に背を向け、生涯妻を娶らず、自らの才能だけを信じ、貧窮をものともせず、ひたすら絵をかいた69年の軌跡。東京・千葉・奄美大島と移り住んだ一生を追う。本書は『アダンの画帖』として発行されたものを電子化したものである。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 日本の世界遺産 ビジュアル版パーフェクトガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 世界に誇る自然の神秘と、 日本人の心から生まれた結晶の数々。 ★ 日本にあるすべての文化遺産・自然遺産を 美しい写真とわかりやすい図解で 徹底解説します。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって 生み出され、過去から現在へと引き継がれてきた かけがえのない財産です。 現在を生きる世界中の人びとが、 人類共通の遺産として「国際的」に 保護・保全していくことが必要です。 2021年には、世界遺産条約締約国は 194か国となり、世界遺産総数は 1154件(文化遺産は897件・自然遺産は218件・ 複合遺産は39件)にのぼりました。 ちなみに、自然災害や紛争、開発、 密猟などによって価値を損なう恐れのある 危機遺産は50件もあり、 登録を抹消された世界遺産は3件あります。 日本は1922年に124番目の締約国として 世界の仲間入りを果たしました。 1993年、白神山地、姫路城、法隆寺地域の仏教建築物、 屋久島の世界遺産登録を皮切りに、 現在は25の文化遺産・自然遺産があります(2021年9月現在)。 2021年7月に開催されたユネスコ世界遺産委員会で、 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」、 「北海道・北東北の縄文遺跡群」 が登録の審議で可決され、 日本において24、25番目の世界遺産となりました。 本書では、日本国内にある文化遺産・自然遺産を わかりやすく解説。 登録待ちの候補もすべて紹介しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ * 日本の世界遺産25カ所 * 世界遺産とは * 世界遺産の登録基準 * 世界遺産の分類 * 世界遺産に登録されるには * 世界遺産登録までの流れ ☆ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び 西表島が世界遺産に登録されるまで ☆ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 ☆ 北海道・北東北の縄文遺跡群 ☆ 百舌鳥・古市古墳群古代日本の墳墓群 ☆ 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 ☆ 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群・ ☆ ル・コルビュジエの建築作品 近代建築運動への顕著な貢献 ☆ 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業 ☆ 富岡製糸場と絹産業遺産群 ☆ 富士山 信仰の対象と芸術の源泉 ・・・など

最近チェックした本