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一夜の花に、命のつながりを見る
沖縄・西表島(いりおもてじま)の水辺に、一夜だけ花をさかせる、まぼろしの花。
はかなく美しい営みをおさめた、命の循環をつたえる写真絵本。
[サガリバナ]
サガリバナ目サガリバナ科(学名:Barringtonia racemosa)
花言葉:幸福がおとずれる
奄美大島以南の南西諸島に分布する、高さ10メートルほどの小高木。毎年6月下旬から9月にかけて、夜にあまい香りを放ちながら白やピンクの可憐な花をさかせる。花がさくのはたった一晩で、翌日には散ってしまう。散った花びらが水面に浮かび、あたり一面が白やピンクでしきつめられたようになる美しい光景が幻想的なため、「夏の夜の花見」として親しまれている。
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Posted by ブクログ 2024年04月23日
夕方ごろ甘い香りとともに開花しだし、夜のあいだ魅惑的に咲きつづけ、翌朝にはもう花がポロッと落ちてしまう。一夜の儚い営みですが、その姿はとても美しく、水面に落ちた花々が彩る景色もきれいです。鶏卵ほどの大きさの果実は水の流れに身を任せて旅をします。たどり着いた先で、運が良ければ、また命を巡らせるそうです...続きを読む
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