歴史・時代作品一覧

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  • 馬喰八十八伝
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    年老いた母を種付け馬・花雲の背中に乗せ、嘘を封じる百カ所まいりに出た若者。馬の名産地・桜七牧で、真実を述べたばかりに八十八回叩かれた腹いせに、同じ数の嘘をつき生きることを決意、自ら八十八と名乗る。悪代官に野盗の頭目、一癖も二癖もある相手に、嘘つきの天才八十八が言葉巧みに勝負を仕掛ける。恋あり、オゲレツあり、爆笑必至、痛快な男の出世物語。
  • 本格戦国シミュレーション 天才軍師真田幸村・逆転大坂の陣! 真田風雲伝 一
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    ※注【この電子書籍は、印刷物として2013年2月に発売された『真田軍戦記1』(学研パブリッシング)を基に、再編集&改題して制作したものです】 大坂の陣の逆転を描く本格戦国シミュレーション  天才軍師・真田幸村が大坂の陣を勝利に導く! 慶長十九年、大坂冬の陣が起こった後、豊臣軍と徳川軍は和義を結んだ。しかし、家康は虎視眈々と豊臣家を葬り去る機会を狙い、大坂城の内堀を埋め立て、裸同然にしてしまう。直臣の愚かさに愛想をつかした秀頼は、真田幸村に豊臣家の軍事と政治の全権を委ね、総指揮を執るように命じた。幸村はまず福島正則、立花宗茂を豊臣方に寝返らせ、広島城から西に攻め上って姫路城、尼崎城を落とし、大坂の決戦に向かうよう要請する。同時に、明石全登らと共に軍勢を率いて淀城を奇襲し、奪取することに成功した。一方、小松山の戦において、後藤又兵衛はある密命を持ったまま行方知れずとなる。幸村の百計は毛利輝元、細川忠興をも巻き込み、大坂夏の陣において、逆襲の嵐が吹き荒れる。……大坂夏の陣において、逆襲の嵐が吹き荒れる!
  • 列藩騒動録(上)
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    江戸時代、諸大名の家には多種多様なお家騒動があった。それぞれの騒動は、その藩独自の事情、武士の気質、関係諸人物の個性、そのときの時勢等の要素がからみあって出来した。海音寺潮五郎は鋭い人間観察、博い学識と精確な考証とを駆使して、どこまでもその真実の姿に肉薄する。上巻では、島津・伊達・黒田・加賀・秋田・越前の諸藩の騒動をとりあげる。
  • 燃える山脈
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    日本は自然災害列島です。天候異変の大飢饉に襲われた天明・天保時代はとても悲惨でした。 信濃のあづみ野は荒れ果てた山野でした。 資金も土木技術もない農民たちが手を取り、巨大な農水路「拾ヶ堰」などを開削し、日本随一の緑豊かな田園地帯に変えました。 そのうえ、米不足で苦しむ飛騨国へ、あづみ野から常念山脈、上高地を経由し、飛騨山脈の2座を越えた「米の道」をつくりました。 幕藩体制の枠組みが敵になり味方になり、数十年の歳月を要しました。 若い男女、夫婦愛、郷土愛、山岳信仰など人間愛に満ちた、こころに響く作品です。 上高地はウエストンの時代に拓かれたものと思われている方が多いなか、天保時代に「米の道」の飛州新道の中継地、槍ヶ岳登拝基地として開かれたことも知っていただきつつ、播隆上人による槍ヶ岳開山にかかわるエピソードなども絡め、天明大飢饉から続く歴史的事実を、ぜひ小説で味わっていただきたい。 時代の流れに翻弄される安曇野の農民たち、徳川幕府の思惑、そして上高地の開拓の歴史を描いた長編歴史小説。 <あらすじ> 天明3(1783)年、浅間山の噴火が引き金となって天明大飢饉が起きた。 常念山脈の山麓・安曇平の農民たちは水不足で飢餓状態に陥るが、大庄屋、等々力孫一郎は奈良井川から15キロに及ぶ巨大な「拾ケ堰」の開削を計画、多々の悪条件を乗り越えて農水路を完成させる。 新田開発が進み豊かな安曇平になったが、一方では過剰生産による米価の暴落が起きる。 そこで米の販路を飛騨国へもとめるために、常念山脈(大滝山・蝶ヶ岳)、上高地、飛騨山脈(焼岳)を越える「米の道」の開削が進められる。 安曇平の庄屋・岩岡伴次郎は私財を投げ打ち、上高地までの「伴次郎新道」を開削。 上高地の湯屋(宿屋)の経営に乗り出し、娘の志由(13歳)に宿をまかせる。 このころ播隆上人による槍ヶ岳の開山が行なわれ、上高地は飛州新道の中継地、槍ヶ岳登拝基地として期待されるようになるが、天保の大飢饉が発生。 松本平から飛騨国へ米を運びたくても幕府直轄領の飛騨国は街道の開通を認めようとせず、湯屋は経営の危機に陥る。 飛州新道が開通し、上高地が栄える日は果たして来るのか…。 ※長野県中信地方(松本市、塩尻市、大町市など)の地方紙「市民タイムス」に連載中の人気小説「燃える山脈」を単行本化。
  • 秋色(上)
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    「秋色」とは、心の中にある秋景色のこと、である。 世界的に有名な建築家と京都の名家出身の二廻り年下の妻、この華麗なる夫婦の実態は……夫には三十年来の愛人がいる。常に控えめな妻は、シドニー行の機内で出会った奈良の老舗の二男坊に惹かれていく。シドニー、麻布、銀座、奈良、京都、伊豆山と舞台を移して、華やかに、かなしく、時におそろしく展開される人間模様と愛のかたち。
  • 最後の鉄狼
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    太平洋戦争末期。ソ連南下と満州国崩壊の混乱のなか、幻の武装機関車と列車砲と装甲列車が孤独な南下脱出作戦を行っていた。一縷の希望を乗せて、彼らは裏切りの大陸の鉄路を駆け抜ける! 驀進の鉄道架空戦記、発車!
  • 新戦艦〈大和〉 死闘編
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    大日本帝国海軍の第一航空艦隊は、誰にも発見されないまま真珠湾の第一次、第二次奇襲攻撃を成功させた。そして司令部内での対立を経て、第三次攻撃隊が発艦する。しかし、そのわずかな間隙にアメリカ陸海軍は残存戦力を集結し、一部は民間機も徴用して迎撃戦闘を行った。そして爆弾をくくりつけた民間旅客機を操縦するアメリカ軍予備役のパイロットが、空母〈赤城〉に体当たりして......!?
  • のたり同心落とし噺 こがねもち
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    名同心の父をもつ植草平助は、もらい泣きをするほど人が良いが、立身出世に興味なく、とにかく厄介事は御免蒙りたい、一風変わった定町廻りの見習い同心。なんとしても手柄を立てさせ、ゆるい主人を小馬鹿にする同僚どもを見返したいと機をうかがう小者の佐吉におだてられつつ、今日も市中見廻りならぬ、寄席廻りに精を出す。そんなふたりに、ある日とうとう不思議な殺しが降りかかり……。滑稽捕物帖。
  • 吉田松陰
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    二〇一五NHK大河ドラマは「花燃ゆ」。その主人公・文の兄が、維新の革命家吉田松陰。彼女が慕った実践の人、「至誠の詩人」の魂を描き尽くす傑作小説。
  • 東京が戦場になった日 なぜ、多くの犠牲者をだしたのか!若き消防戦士と空襲火災記録
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    太平洋戦争末期、本土への空襲が激化してくると、帝都防災のために「学徒消防隊員」や「年少消防官」として駆り出され消防署に勤務させられた若者たちがいた。本書は、命がけで消防に身を投じた彼らの知られざる消火活動を通して、戦争の悲惨さ、愚かさを描くとともに、壮絶な悲劇を乗り越え、次世代へとつなぐ勇気と希望を描く物語。平成25年夏のNHK終戦特集ドラマに採用。
  • 新納忠元
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    「戦さというものは、魂のぶつけ合いであるぞ!どんな戦さでも、常に死ぬ気で戦えば、死なずに済ませようと思っている者に負けるはずがない」時には先鋒として鬼神のように戦い、時には参謀として戦索を巡らせ、民を思いやり、詩歌を愛した新納忠元。島津貴久・義久・義弘・歳久・家久ら島津一族の栄光に己の全てをかけた文武両道の豪将の壮烈な生き様を描く。
  • 三国志列伝
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    三国志という壮大な歴史ドラマは、劉備、曹操、孫権それぞれが統一国家の君主たり得たであろう3人を主役とし、武略と英知を駆使し覇を争った物語。多くの勇将、智将たちが3人を支えていた。彼らも一筋縄でいかない多士済々揃い。数多い登場人物を蜀・魏・呉・後漢にわけ、重要人物や個性的な人々195人の「その人らしさ」を詳細に解説。三国志ワールドをより深く楽しめるファン必携の人物列伝。
  • 最上義光
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    「もはや、信じられるのは自分だけだ。おれは鬼になる。鬼になって最上の家を興してみせるぞ!」戦国出羽(現在の山形県)の小大名最上家に生まれた義光は、最上家興隆を願い、近隣の伊達家、上杉家に果敢に対抗する。周辺の一族や実の父からさえも家督を狙われる苛烈な戦国の掟の中、武略と権謀を駆使し、遂には五十七万石の大大名に伸し上がった出羽の英雄・最上義光の生涯を描く長編小説。
  • 吉田松陰〈上〉
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    その出会いの、なにが人の心をゆさぶり、感動させるのか!「長門の僻地、山陰の西端に位置」する松下村塾から、幕末・維新をリードした多くの英傑たちが巣立っていった。魂の教育者松陰の、時代を超えた教育観と、無垢な人間信頼に裏打ちされたその思想と行動と、たぐいまれな純な人間像を描き出す。
  • 椿の海
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    江戸の初期まで、千葉の犬吠埼に近い九十九里浜のあたりに、椿の海と呼ばれる広大な湖があった。それを干拓して広大な水田にする……夢のような計画には、さまざまな事件と人間の思惑が絡み合っていく。伝説の湖は、いかにして人の手で変わっていったのか。書き下ろし長編時代小説。
  • 埠頭の風
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    幕末から明治の激変期を、熱く描く短編集。日本を追われたシーボルトが、許されて再び長崎港の岸壁を踏んだとき、娘お稲の胸中には……。文明開化の日本人と、訪れてきた異邦人との愛憎を描く傑作短編他。
  • 秋蘭という女
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    学問の家の神童若江薫子(わかえにおこ)は、紅白粉(べにおしろい)には見向きもしない学者に育ち、攘夷派の浪士たちと悲憤慷慨、新政府に建白書攻勢をかける。時代に逆行する情熱家は危険人物として幽閉され、晩年は失意のうちに放浪したが、その醜貌の下には、女ほんらいの、暖い心が隠されていた。幕末の女志士を描く傑作他8編を収録。
  • 虚空を風が吹く
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    江戸、芝居町の雀はおもしろ尽に囁きあった。「妾のたたりだぜ。きっと」……おたふく半四郎、目千両と人気の女形(おやま)四世岩井半四郎の怪死に始まる、大和屋を次々襲う、おぞましくも奇怪な事件……。舞台の花の陰にうごめく女と男の愛憎をミステリアスに捉えた標題作ほか、「かえる役者」「祇園ぎつね」「団十郎の死」「手前味噌」。歌舞伎界の裏を縦横無尽に描いた役者小説集。
  • 刺客が来る道
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    いわれなき罪に問われ、江戸へ命からがら逃げてきた信夫藩の元藩士・佐山壮之助。慣れない江戸で親子四人、細々と生活を始めたが、その前に壮之助を狙う刺客が現れる。斃しても次々に放たれる刺客――。壮之助は、はたして家族との生活を守りきれるのか。武士を捨て町人として懸命に生きようとする男の心情を見事に描き切った作品。風野真知雄、光文社文庫初登場。
  • 戦争と人間 1~運命の序曲1、2~
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    その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化!
  • 国定忠治
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    土地の親分を斬って旅に出た国定忠治が関八州を股にかけ、なじみの深い府中宿にさしかかると、恩義ある万太郎親分が殺されて一家は離散、いとしいお光は行方不明と聞かされた。たちまち若い仁侠の血は恋と意地に燃えたぎる。市井無頼の徒のいだく悲しい英雄主義、厳しく美しい義理人情……。昭和七―八年、東京日日新聞連載。股旅ものの第一人者として作者の盛名をはせた傑作。
  • 雪之丞変化(上)
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    大正末期から昭和初頭にかけて、大衆文壇における奇才・三上於菟吉の名声は素晴らしかった。本篇は、その三上が昭和九―十年に発表した、彼の代表作。主人公は、美貌の女形、雪之丞。自家を壊滅させ父母を窮死させた五人の敵に対して、雪之丞が次々と復讐をなしとげていく凄絶な物語で、甘美な歌舞伎の世界を背景に、侠盗や女賊や将軍の寵姫などを縦横に活躍させて、興味つきない。
  • 旗本退屈男
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    頃は元禄、花のお江戸の夕まぐれ、宗十郎頭巾のその裏に、眉間の傷をば隠しつつ、悠々然と現われるのは、御存じ旗本退屈男! 喧嘩口論、悪人成敗、命のやりとり、白刃くぐり、退屈凌ぎの荒事あれもこれも、万事引受け候と、京、三河、身延、仙台、日光を旅して回り、はては伏魔殿なる千代田城に乗り込んで、演じてみせるは火花散る大剣戟、これぞ三河武士の気をしたたかに吐く。
  • 江戸三尺の空
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    ゆすりたかりに押し込み、殺しで、獄門となるはずだった囚人・音次。が、市中引廻しの最中に、なぜか縄が解けて脱走する。牢屋同心は責任をとって切腹、その息子・角之助は、父の仇を討つため、岡っ引の子分となって音次の行方を探す。次々と裏切り者を始末する音次、追いつめる角之助、二人をめぐる女たち。悪の巣と化した邪淫寺を舞台に、江戸の闇を描くピカレスク時代長編。
  • 丹下左膳(一)
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    名奉行大岡越前守が治安を預かる大江戸。神変夢想流大試合の一夜、不慮の災いから所有主の許を離れた大小二口の妖刀――分ければ災いたちまち下り屍山血河を築き、互いに慕いあって夜毎に啜り泣くという宿業の乾雲丸、坤竜丸。大は怪剣士丹下左膳の、小は諏訪栄三郎の手に渡り、それを狙って諸国の剣客、美女、妖婦らが卍となって血の雨降らす……。
  • 父子鷹(上)
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    名代の分限者・男谷家に生れ、四十俵余の小普請・勝家の養子となった剣豪・小吉は、男谷の父と兄の運動が功を奏して仕官の道がひらけたのも束の間、誤って卑劣な役人をその手で殺してしまう。しょせん、情実と賄賂のうずまく権勢にまっ向から抗して仕官を断念、わが子・麟太郎(海舟)にすべての夢を託して、清廉・直情、市井に生きる父と子と。菊池寛賞受賞のきっかけとなった傑作長編。
  • 太平洋戦争日記(一)
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    真珠湾攻撃、文学者愛国大会、シンガポール陥落、「得能物語」出版、ガダルカナル戦、山本司令長官戦死、学徒戦時動員法――昭和を代表する文学者である伊藤整が、大学ノート18冊にわたって記した日記である。本書は著者の没後、昭和58年に刊行された。第一巻には、昭和16年12月1日から昭和18年6月30日までの日記が収められている。
  • 風塵の剣【全7冊 合本版】
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    「どえらい新シリーズが始まったものだ」 ――文芸評論家・細谷正充氏 浅間山が大噴火した天明3年、ひとりの男児が生まれた。名は小早川彦蔵。 幼いころ藩の謀略により両親を目前で殺されて以来、彦蔵は数奇な運命を辿ることとなる。 藩への復讐を誓い、剣の腕を磨く彦蔵は、ある事件を契機に江戸へ赴くが、そこには数々の試練が待ち受けていた。 宿命というべき自らの人生と真摯に向きあい苦しみ、だが懸命に生き抜く侍の姿を痛快に描く、著者新境地の書き下ろし時代小説! 全7巻が合本版で登場!
  • ふたつぼし 壱
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    18歳の兵ノ介は、ある男を追いかけて諸国を放浪していた。その男を倒せば、父の死の真相が明らかになる……しかし、その口から出た言葉は……お互いの立場や関係に、悩み苦しんだりしていく青年の成長記。
  • 吉原首代 左助始末帳
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    分別盛りの真面目な男衆が四十両もの大金を持ち逃げした。病持ちの女房のためか、積もり積もった借金のためか。始末を命じられた左助は地道な聞き込みで男衆を見つけるが、狡猾な同輩に先を越されてしまう。首代が守るべくは正義よりも廓の利。左助は情と掟の狭間で葛藤する。文庫書下ろし新シリーズ!
  • 隅田川浮世桜
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    文化の花咲く明治の世。興隆を極める歌舞伎界の御曹司・人気役者の羽村市之助が、大事な舞台に穴を空け、失踪した。市之助と馴染みの芸妓・志津香が苦衷の日を過ごす一方、志津香を育てた向島芸者・お良(りょう)の身辺には陰謀の影が迫っていた。梨園と花柳界を舞台に描く、芸と愛と人情の物語。(『花の堤』改題)
  • 天皇の刺客 上
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    内憂外患の波が押し寄せる、京の都。幕府の存続を図るため、幕閣は尊王思想を増長させる『日本書紀』を秘かに焼き尽くす計画を進めていた。しかし、草莽の志を抱く植松頼助・猿投十四郎たち一団は、それを阻止すべく立ち上がる。さらに、人々にその志を啓蒙するため、天皇の功績を摺り物にして頒布することに。尊王の志士たちと幕府隠密たちとの熾烈な戦いがはじまった――。
  • レジェンド歴史時代小説 粟田口の狂女
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    伊達勢大軍による味方討ちで、神保隊三百余名は哀れ全滅する。伊達の権勢に遠慮した家康側は、この事件を闇にほうむろうとした。真相を知り、娘婿神保長三郎の無念を思いやる老女お勝は、ひそかに一計を案じて洛中の街頭に立ったが……。表題作ほか計7編、すべて大坂夏の陣を題材に、豊臣・徳川の交替劇を鮮烈多彩に描いた歴史小説集。
  • 妻恋坂情死行
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    近家の娘・巻枝ふさと恋仲になった小暮京四郎。ところが、巻枝家が没落し、ふさは吉原へ売られる身に。京四郎もふさとの関係を長兄から疎まれ、小暮家を出奔。やがて吉原へ通う金欲しさに残忍な辻斬りを重ねるようになる。生き地獄に身を沈めた二人が最後に辿りついた安息の地とは? 斬新な作風が評判を呼んだ意欲作、待望の文庫化!
  • 空母瑞鶴――日米機動部隊最後の戦い
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    排水量2万9800トン、全長257メートル、最大速力34ノット、最大搭載機84機――日本海軍随一の“幸運艦”と呼ばれながら、わが身を賭したオトリ作戦に出撃、ついに全身に敵弾を浴びて南海の水底に沈んだ空母「瑞鶴」――その最後の戦い・エンガノ岬沖海戦の全容を、多数の証言と日米史料を解析して精密に再現する海戦ノンフィクション。
  • 悪手斬り 居眠り同心影御用16
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    例繰方(れいくりかた)幹部から影御用。 凄腕与力が下した吟味に疑惑、再調査せよ! 同心の死に事件性はなし? 吟味方切れ者与力の沙汰に居眠り同心が斬り込む! 伝馬町の牢の盗賊は本物? 岡っ引京次、捨て身の潜入! 北町奉行所の元筆頭同心で今は居眠り番と揶揄される蔵間源之助の許に、例繰方与力の桃井陣十郎が訪れた。配下の同心が大川で溺死したが、その死に事件性はなしと断じた吟味方凄腕与力の判断に疑念があるといい、内密に調査してほしいというのだ。一方、伝馬町の牢屋敷にいる盗賊「風の清次郎」が本物か否かを調べるべく、岡っ引京次は罪人に化けて牢に潜入したが……。
  • 鬼惑い
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    土の匂い、山の稜線、戦さの音――「川中島の戦い」での足軽大将・山本道鬼齋勘助を、鮮やかに描く「決戦!小説大賞」奨励賞受賞作。武田ファン必読!典厩信繁、飯富、馬場、高坂、山縣、真田ら主要武将だけでなく、"鬼美濃"原虎胤ら隠れた名将も登場します。「決戦シリーズ」第4弾『決戦!川中島』連動企画の電子書籍限定オリジナル作品です。新世代の、新しい読み味の歴史小説、ぜひ先物買いを!!
  • 石川五右衛門(上・下合冊版)
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    野伏(のぶせ)りに襲われ父と妹を失った五右衛門は成長し、やがて父と妹の仇討ちを果たすべき時が近づく――。天正七年。祝言を上げた五右衛門には、天下騒然とする中、だれ言うとなく、盗賊の頭目だという噂が……。釜煎りのとき、五右衛門の一念が貫いたものは!? まったく新しい視点から描く五右衛門の生涯。
  • 石川五右衛門(上)
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    武田勢の襲来で今川方は総崩れ、駿府の町は猛火につつまれた。五右衛門の父は、御宝物庫(ごほうもっこ)から名物・千鳥ノ香炉(ちどりのこうろ)を運び出すが、途中、野伏(のぶせ)りに襲われる。父と妹の死。五右衛門は、千鳥ノ香炉をお屋形さまに届けるべく旅立った。その後、旅宿「松風」の主のもとで修業し、成長を遂げる五右衛門。やがて、父と妹の仇討ちを果たすべき時が近づいてきた。
  • 冷飯食い 小熊十兵衛 開運指南
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    「十兵衛に抱かれると、心願がかなう」──噂は江戸の娘たちの間に広がった!「好きな男と夫婦になれた」「形見が高値で売れた」とあげま○屋・十兵衛は大評判。だが千代という女の願いは少し妙? 「奉公先の御嫡男、田沼龍助様の御出世でございます」。惚れた男との恋の成就ではないって? そして一年後、「千代が亡くなりました」と突然美貌の若侍が出現。彼こそが、龍助であった……。女受けする甘いルックスなのにどこか冴えない十兵衛が見る悲喜こもごも。時代小説のおもしろさがすべて詰まった快作登場!【解説】大矢博子
  • 日本名城伝
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    城にもそれぞれ個性がある。岐阜城主はただ一人を除いてすべて非業の死をとげている、小田原城の歴史は震災史ともいうことができ、姫路城には女のからんだ秘話が多い。南は熊本城から、高知城、姫路城、大阪城、岐阜城、名古屋城、富山城、小田原城、江戸城、会津若松城、仙台城、北は函館五稜郭まで、12の名城にまつわる史話を歴史文学の第一人者であった著者が縦横に語った興趣つきない作品。
  • 幕末動乱の男たち(上)
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    幕末動乱の時代、勤王か佐幕か、攘夷か開国か、それぞれの立場は異なっても、激変する世相の中であくまでも己が志に忠実であろうとした維新期の人物群像を活写。その苛烈な生き様を、著者は極限まで潤色を排した筆致で鮮やかに描き上げる。上巻では有馬新七、平野国臣、清河八郎、長野主膳、武市半平太、小栗上野介の6人を、下巻では吉田松陰、山岡鉄舟、大久保利通のほか、田中新兵衛、岡田以造、河上彦斎の3人の刺客を取り上げる。綿密な実証に基づく海音寺潮五郎の「史伝」文学は、司馬遼太郎を始め多くの後進作家に大きな影響を与えた。
  • その夜の雪
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    祝言を間近にひかえながら暴漢に襲われ、命を絶った愛娘。「仏」の名を捨てて復讐に奔走する父として定町廻り同心・森口慶次郎が初登場する表題作や、妻に逃げられた男と子供を授からなかった女の交情を細やかに描いた「うさぎ」等、ままならぬ運命と向き合う江戸庶民の姿を鮮やかにすくいとった傑作短篇集。
  • しばられ同心御免帖
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    町娘の憧れ、定町廻まわり同心・真十郎は「しばられさま」と呼ばれる超絶美男。冴えない忍法を駆使(?)する、自称「べっぴん改め方」の手下・久吉とともに江戸の平和を守るため、今日もアッと驚く方法で悪をお縄に! 真十郎にベタぼれで「白無垢を持ちなさい!」が決め台詞の女武芸者ゆきわ、火盗改・佐渡谷平八郎&町奉行・根岸鎮衛(やすもり)のドSコンビ、お色気女盗賊お美弥ら、あぶないキャラ勢揃い!掟破りの悶絶時代活劇。
  • コサック物語 アンチャールの木―妖樹
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    「コサックには正義がある、正義のない奴はコサックじゃねえ」 時代の流れがつくる渦の中で、己の道から逸れることができなかった―。19世紀初頭、志を抱きながら、家族、名誉、愛、すべてを失ってゆくコサック青年の葛藤を描いた小説。
  • 善知鳥(うとう)伝説闇小町~鍵屋お仙見立絵解き~
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    髪は黒繻子(くろしゅす)のようにつややか。色白の瓜ざね顔に、さくらんぼのように丸く赤い口唇で、紅(べに)や白粉(おしろい)に汚されることのない素顔美人。谷中・笠森稲荷の茶汲娘・鍵屋お仙は、江戸で評判の人気者だ。推理の冴えと悪を許さぬ心、袂(たもと)に隠した飛礫(つぶて)を武器に、お江戸の闇に光明を照らす。鈴木春信の錦絵や、短歌、川柳を背景に、風情溢れる人情派娘捕物帳。好評時代連作シリーズ。
  • 風の宿~川ばた同心御用扣~
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    江戸には多くの人間が、過去を背負って辿(たど)り着く。彼らに、浮き世に巣くう卑劣なダニたちが絡(から)み、様々(さまざま)な事件を引き起こす。南町奉行所の同心・秋山五六郎(ごろくろう)は、手下の半次とお富を使い、縺(もつ)れた事件の謎を解きほぐす。悪事を懲(こ)らすに容赦はしないが、弱者の犯した過(あやま)ちには人情で裁く五六郎だが……。著者の描く江戸の四季に、風俗・風物を感じる人情捕物帳!
  • 茶立虫~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
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    留吉(とめきち)の幼馴染みが、女を紹介すると言われ、金を騙(だま)し取られたらしい。義憤(ぎふん)を覚えた彼は、おそめという名の女を探して江戸の町を奔(はし)る。そんな時、四谷忍町(よつやおしまち)の横丁で商人風の男が殺された。その際、稲荷番の男が「おそめ」と叫ぶ男の声を聞いたと言う。果たして同一人か? 文蔵は探索を開始するが……(表題作)。好評“裏稼ぎ”捕物控!
  • 蜥蜴市~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
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    江戸は市谷・浄瑠璃坂下で、商人風の男が何者かに絞殺された。男は料理茶屋に一人で出かけ、帰らぬ人となった。八丁堀同心・青木廉平の命を受けた岡っ引き・文蔵は、子分の松と留吉を引き連れ、下手人の行方を追う。殺された男の本妻には間男がおり、その間男の影が妾の背後にも……(表題作)。 悪事を懲らすが情もかける、好評“裏稼ぎ”捕物控!
  • 贋妻敵(にせめがたき)~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
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    捕物にかけては、めっぽう腕利きの文蔵親分だが、年増女の色気には鋭い探索の手も鈍る。一件落着の上の役得は、たいていは、“とらぬ狸の皮算用”。これではならぬ、と気を引きしめ、少々頼りない二人の子分(松と留吉)を相棒に、ぬらりくらりと巧妙に立ち回る犯人を、土壇場へと追い詰める。悪の蔓延(はびこ)る江戸の町に、文蔵の十手(じって)が閃(ひか)る。裏稼ぎ捕物控シリーズ!
  • 後家鞘~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
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    繁栄を誇る江戸の町々。だが、その裏側には、暗く澱(よど)んだ無気味な気配が漂っていた。色恋に溺れ、分別を失ってしまった女たちと、その弱みにつけこんで甘い汁を吸う冷酷な男どもの、ふしだらな情事の数々――。何気ない噂話の中から、危険な企みを感じ取った岡っ引き莨屋文蔵は、2人の子分(松と留吉)の尻をたたき、事件の核心に迫る。裏稼ぎ捕物控!
  • 裏稼ぎ~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
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    女房の火遊びに亭主の浮気、一張羅(いっちょうら)の晴れ着を盗まれてくやしがる娘――。岡っ引き莨屋文蔵は、子分たち(テレコの松に横丁の留吉)が拾ってきた、一見たわいのない町のもめごとの裏に、妖(あや)しい悪事の気配を嗅(か)ぎつけた。江戸の片隅に生きる男と女の、はかない夢と挫折、ゆがんだ愛欲のもつれが生み出した奇怪な事件の謎(なぞ)に立ち向かう、裏稼ぎ捕物控(とりものひかえ)。
  • C★NOVELS Mini 巨艦を継ぐもの 南海蒼空戦記番外篇
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    戦艦に憧れ、自分の手で強力な戦艦を作りたくて海軍の造船士官となった男・山内誠は、最強の戦艦となる一号艦(大和)の担当を命じられたときには、天にも昇る心地だった。だが昭和一三年二月、広島県南部を襲った震度六の大地震が山内の運命を大きく変えてしまう。船台上から落下した一号艦は廃艦となり、呉海軍工廠は一年に亘って使用不能に追い込まれたのだ――。日本が大艦巨砲主義を放棄し航空主兵に転じるプロセスを、一造船士官の視点を通じて描く、「南海蒼空戦記」待望のスピンオフ! (「読売プレミアム」連載 2015.6.1~8.31)
  • 出戻り侍 新装版
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    貧しい御家人の次男坊の善吉に、願ってもない婿養子の口が舞い込んだ。相手は黒門町の馬具屋で、蔵には千両箱が唸っているという。娘の器量も申し分なく、あっさりと二本差しを捨てて町人に鞍替えした善吉だったが、家中にはどろどろの男女関係が渦巻き、果ては刃傷沙汰まで……。作者の小説巧者ぶりを存分に発揮した諧謔と機知溢れる表題作をはじめ全七編収録。
  • 辻占侍 左京之介控
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    辻占を副業としている御家人の鏑木左京之介に、人足寄場の奉行から声がかかる。仕事の中身は寄場を放免になった錺職人・吉次郎を悪事を企む連中から守ることだった。晴れて寄場を出てなんとか仕事についた吉次郎だったが、その仕事には黒い影がちらつく。そして、背後にはさらなる闇が存在していた。左京之介が神刀自在流の剣で悪を断つ! 異色の新シリーズ。
  • 火狐 八丁堀捕物始末
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    快男児か、稀代の悪党か――。江戸の華・町火消を追え! 江戸は下町の商店で若い娘が立て続けに押し込み強盗に殺害され、数十両の金が奪われた。現場に残された紙片には狐の絵が描かれていたことから、盗賊は「火狐」と呼ばれる。南町奉行所同心・大沢源之進は間もなく火狐一味を捕らえるが、真の下手人はほかにいると睨み、やがて町で評判の火消・多助に目をつける…清張賞作家が放つ時代サスペンス! 「多助の女 盗賊火狐捕物控」改題。
  • 帝國海軍鬼道艦隊 太平洋戦争シミュレーション(2)
    完結
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    米国から先制攻撃させることに成功した日本は、早期講話をはかるべく一気に攻勢にでるが……。第三航空戦隊を囮に、ミッドウェイ作戦発動!日米航空部隊がいよいよ正面激突へ!! 観測専用空母・雲龍が活躍する!!
  • 帝國海軍鬼道艦隊 太平洋戦争シミュレーション(1)
    完結
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    空母分散構想のもと強力な火器を持った雲龍型空母が完成。だが、真珠湾へ向かった彼らの前に米空母が立ちはだかる!ウェーキ島沖で日米激突――。日本の挑発に米軍先制攻撃!

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  • 四つ目屋繁盛記 美人と張形
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    鼈甲の張形や秘薬などを扱って江戸で知らぬ者なしの四つ目屋は、奥の向きからも御用を給わる老舗。信用を大事に、誇りを持って商いに精を出す店は客を気遣って昼でも暗く、さまざまな思いを抱えた男女が暖簾をくぐる――。『女薫の旅』の著者が新たに放つ、人情味あふれる艶やか時代小説。〈文庫オリジナル〉
  • 奈落
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    いわれなき押し込みと殺しの嫌疑をかけられた半次郎。濡れ衣を晴らせるのは、当夜同衾した宿場女郎のお里だけだが、事件の直後に女は偽名を名乗る男に身請けされ、姿を消していた。追っ手を逃れ、お里を捜し、真の下手人を挙げなければ、半次郎に明日はない。推理小説の名手が放つ渾身の長編時代サスペンス!
  • 子づれ兵法者
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    剛剣が唸り小太刀が舞う、武士の世界。我が子の命を賭け真剣で勝負を挑んだ兵法者と、その男を愛してしまった道場主の娘を描いた表題作をはじめとする7編の時代小説短編集。自らも剣の達人である筆者が洞察力鋭く、緊迫した立ち合いの瞬間を描く。ドゥ・マゴ文学賞に輝いた『黄落』に続く佐江作品の傑作。
  • 元末群像異史 紅嵐記(上)
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    フビライ・ハーンの近衛兵を祖父にもつバヤン家のサカルは、騎馬にも狩りにも興味がない。料理人を志して出奔した彼は、荒くれ者だが人を惹きつける青年、張士誠(ちょうしせい)と出会う。その時代、皇帝を凌ぐ権力者バヤンは漢人を徹底的に弾圧し、危うい空気が世を覆っていた……。動乱期の元末を舞台に描く長編歴史小説。
  • 待ち伏せ街道―蓬莱屋帳外控―
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    器量ひとつで道を拓くが定め、通し飛脚。なまくら者を従え善光寺まで秘仏を届ける羽目になった、鶴吉。播磨より逐電した男女を追跡する、剣術遣いの吟二郎。そして、江戸留守居役の奥方を西国へ逃がすという禁制御法度、出女を請け負ったのは蓬莱屋の切り札、仙造だ。三人のゆくてに苦難が待つ。目を血走らせた敵が待つ。予想しえない結末が待つ。活劇、人情、志水辰夫に酔う三篇。
  • 覇王の海 海将九鬼嘉隆
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    永禄8(1565)年7月、波切(なぎり)大王の海城を逐われた23歳の九鬼嘉隆は、まだ明けきらぬ伊勢海に血走った目をぎらつかせていた。敵対する千余の志摩地頭軍に砦を囲まれ、暗夜の海を逃げてきたのだ。だが、ただ逃げ出したのではない。嘉隆は、海をへだてた尾張国の当主、まだ見ぬ織田信長のもとに走り、世に出る機縁をつかもうとしていた。一介の志摩の海賊の身から日本水軍の大将にまで上り詰める九鬼嘉隆の凄絶な海の闘いを描く、海洋時代ロマン。
  • さむらい探偵 陰参議 天之鳩光之進
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    「艦隊シリーズ」や「要塞シリーズ」「空白シリーズ」「伝記推理」など、幅広い作風で知られる日本SF界の巨匠・荒巻義雄が、電子書籍のみで現代の読者に問いかける驚天動地の仕掛けとは? 時代を宇宙空間・脳内宇宙から嘉永六年(一八五三年)初頭の江戸に移し、陰参議と呼ばれる海外情報担当の上忍、天之鳩光之進が、次々に起きた殺人事件の真犯人を挙げるのだが……。
  • 忍者太閤秀吉
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    小猿から太閤へと上り詰めた秀吉、そして天下を統一した家康。二人は忍者だった――。秀吉は長年仕えた信長暗殺を決意し、竹中半兵衛・石川五右衛門・蜂須賀小六らの精鋭とともに本能寺を急襲した。主君を裏切る苦悩の決断だったが、彼ら“山の民”にとって信長の天下獲りを阻止することは、今や使命となっていたのだ……。長編伝奇時代小説
  • 木戸の隠れ旅 大江戸番太郎事件帳 大江戸番太郎事件帳15
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    四谷左門町の木戸番・杢之助は町の人たちと大山詣でに行くことになるが、最近越してきた得体の知れない浪人が子連れで同道したいと申し出る。途中、子どもの命が狙われていることが分かり、その背後には高禄旗本家の内紛が隠されていることが判明する。好評シリーズ、ついに第十五弾!

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  • 玉椿物語
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    近江の名門の家柄に生れながら、北辺の小国、若狭の武田元明に嫁いだ京極竜は、白玉椿にも比すべき匂うような美貌の持主であった。元明との生活は幸せだったが、しかし、群雄にはさまれた武田家の衰運はおおうべくもなく、ついには居城も領国も失った夫に従い、敵国の越前へ流浪する身となる……。若狭武田が亡び、一乗谷が落城する干戈騒乱の世に、愛といくさの怒濤を描く雄編。
  • 運命峠(一)
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    暗い出生の秘密をもつ孤高の青年剣士・秋月六郎太は、豊臣秀頼の遺子・秀也を育てあげることに、己れの生きる目的を見いだす。秀也の高貴にして薄幸なる生母・桂宮蓮子、しきりに暗躍する徳川の忍者、そして豊臣の残党。無敵の夕陽剣を体得した六郎太と対決する宮本武蔵、柳生一門……。登場人物の顔ぶれも多彩に、九州から江戸へと舞台はうつり、奇想天外な時代絵巻を展開する。全四巻。
  • 剣は知っていた(一)
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    剣をとっては天下無双、美貌の眉殿喬之介の、憂愁をたたえながら、怨恨と名利を捨てて人間の真の幸福に生きようとする波乱の半生を、家康の娘鮎姫との清冽な恋をからませて描く。乱世を生きる剣客の凄絶な死闘と、戦国に輝く烈しく美しい人間性を描いた絶讃の時代小説の第一巻。
  • 江戸群盗伝
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    あがきのとりようとてない階級制度という檻の中で、一切の希望を放棄してしまった美貌の剣士・梅津長門、島破りの巾着切り三日月小僧、博徒の喜三郎、ヒョットコ三次らの御一党に、美女・雪姫や鉄火の遊女を色あざやかに配し、対する敵役には、奇怪な剣豪あり、密輸で富む幕府の重臣ありで、場面の変転も、もののみごとに、恋と欲と意地とに燃え狂う大江戸を痛快に活写した傑作。
  • 真田幸村
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    真田幸村はなぜ豊臣方についたのか。それは家康との確執があった。天下の智将であり軍略家の父昌幸からの因縁。関ヶ原の戦いでは兄弟が東軍と西軍に別れて戦う深謀遠慮。大阪冬の陣では最重要な砦である真田丸を幸村は三千の兵で数万の大軍を退ける。家康から信濃一国と引き替えに勧誘されたが、あくまで豊臣に味方する。真田三代記。他にエッセイ「大阪夏の陣」を収録。
  • 祭りの日―慶次郎縁側日記―
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    江戸の華やぎは悪への入り口か。表具師の親方に付いて仕事を学び、孤児の身の上から腕を磨いて、ついに憧れの江戸で働く機会を手にした亮太。目も眩むばかりの町の賑わいに心踊ったのもつかの間、大切な紹介状と財布のあり金が亮太から消えた。夢を食い物にする奴らから若者を守るため、僅かな手がかりを追って元同心・慶次郎は起つ。江戸の哀歓を今に伝える珠玉のシリーズ!
  • 渡辺崋山 上
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    江戸時代後期、三河国田原藩の藩士であり、画家としても著名な渡辺崋山。家老として藩政改革に尽力し、時の蘭学者たちのリーダー的存在でもあった。天保10年(1839年)5月、蛮社の獄に巻き込まれ、「不忠不孝渡辺登」の絶筆の書を遺して、切腹して果てた崋山の生涯を、崋山研究の第一人者が描く歴史小説。上巻では、家老になった崋山が職を辞するため藩主に宛てた上申書の形をとって幼少から家老になるまでを自叙伝的に描き、儒学と蘭学の対立を沿岸測量を元に描き出す。
  • レジェンド歴史時代小説 近藤勇白書(上)
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    幕末の動乱期、風雲急を告げる京で幕府側に立って剣を振るった新選組。もとは寄せ集めの浪士集団だった彼らを束ねた近藤勇とは、どのような男であったのか。優れた剣の腕を持ちながら、臆病ととられるほどに温和な人柄だったという近藤の半生を、池波正太郎ならではの人間味あふれる筆致で描いた時代巨編。
  • 『古事記』の謎 神話が語る日本秘史
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    「古事記」とは一体、何なのだろう?官報のような「日本書紀」と比べ、人間味溢れる最古の古典文学の風格備える「古事記」。そこには古代人の意識・ライフスタイル、生活感情を知る手がかりがある。原典を忠実に小説化した第1部と、その現代的解釈を試みた第2部の構成で、「古事記」の謎に迫る。
  • 茶屋娘
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    江戸三大美人「笠森お仙」が消えた! 瓦版にネタを売って生業をたてる三十路の「うわさ屋」千里。惚れっぽいたちで、事件を追いかけるはずが気がついたら男を追いかける始末。笠森お仙の失踪を追ううちに、千里に危ない影が忍び寄る。幕府の威信に陰りが見え始めた頃、江戸にも黒い影が……。
  • 「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に ――なのに、なぜ論争なのか――
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    「憲法改正・天皇元首化」問題(自民党案)が急浮上。 本書は邪馬台国の首都は北九州という、『日本書紀』の記載を視野に、古代国家の成立は首都の考古学的確認という、新視点で戦前・戦後憲法第一条の、“国定”日本古代史の真偽を探求。 【著者プロフィール】 草野 善彦 1933年12月16日、神戸に生まれる。 1957年 武蔵野美術学校(大学)西洋画家卒 《著書》 『天皇制国家唯一史観を疑う』(光陽出版社) 『天皇制批判と日本古代・中世史』(本の泉社) 『放射性炭素年代測定と日本古代史学のコペルニクス的転回』(本の泉社) 『放射性炭素14C測定と日本古代史』(国際教育研究第24号収録、東京学芸大国際教育センター) 『二世紀の卑弥呼「前方後円墳」真の構築者──「日の丸」「君が代」と日本古代史学』(本の泉社) 『天皇制は日本の伝統ではない──墓より都 君が代──』(本の泉社) 『消された日本古代史を復原する──マルクス主義の古代国家形成論にたって──』(本の泉社) 『「邪馬台国論」の新視点およびマルクス主義と儒教』(本の泉社) 『墓より都──日本古代史学の深層と「日の丸、君が代」の真実』(本の泉社)
  • 日本夫婦げんか考
    値引きあり
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    イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。 虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。 【目次】 われらが祖先はかく戦えり――伊邪那岐命・伊邪那美命 やきもちニッポン事始め――磐之媛皇后と仁徳天皇 天平の王者は奥様本位――聖武天皇と光明皇后 優雅な王妃の投石――藤原安子と村上天皇 王朝美人は強かった――「蜻蛉日記」の作者と藤原兼家 うかれ女 離婚始末記――和泉式部と橘道貞 浮気のいましめ――茨田重方とその妻 過保護パパの代理戦争――高倉帝と徳子・平清盛の場合 徒労を重ねた正義派夫人――北条政子と源頼朝 妻の根性夫を走らす――日野富子と足利義政 不信のなかの裏切り夫婦――織田信長と濃姫 戦国“女性外交官”の怨念――徳姫と信康 歴史に残る痴話げんか――豊臣秀吉と禰々 夫に与えた強烈パンチ――前田利家とおまつ 奇妙なけんかの奇妙な結末――細川忠興と玉子(ガラシャ) 貞女の頭脳プレ――山内一豊とその妻 忠臣蔵にみる偽装離婚卜大石良雄と妻りく あとがき 改版に際して 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 謀将 山本勘助(上)
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    過酷な修行の末に兵道、軍法を極めた容貌魁偉の男・山本勘助は、不遇をかこっていた今川家から、甲斐の若き武田信玄に迎えられた。信玄を天下争奪の雄に導くことこそ天命と信じる勘助は、群雄割拠する信州平定を進言し、軍略を発揮する。信州を逐われた諸将は越後へと逃れ、信越国境に迫る武田軍に、ついに越後の虎・上杉謙信が動く! 川中島にはためく風林火山、希代の軍師の狙いは? 時代小説エンターテインメントの最高峰。
  • 義弘敗走~慶長風雲録~
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    徳川家康が会津征伐で大坂を留守にするや、石田三成は即座に挙兵した。家康は討伐のため、急遽(きゅうきょ)西進する。日本六十余州の諸侯が東軍西軍に別れて、自身と家を賭けた天下分け目の一大決戦。家康の裏切り工作と、暗躍する忍びの群れ。やがて、小早川秀秋らの裏切りで戦況は一変、西軍は総崩れとなった。薩摩の島津義弘隊は、玉砕覚悟の敵前突破を敢行するが……。
  • 賞金首
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    草鹿才蔵、二十七歳。三年前より賞金稼ぎを生業とする。一刀流の凄腕と五寸釘を武器に狙った獲物は逃さない。町年寄・『樽屋』藤左衛門の依頼で、既に六人の首を刎ねた。才蔵は、相棒の灌太が突き止めた標的を次々と斃していく。だが、九人目の賞金首を追う最中、幕府転覆を企む噂が彼の耳に……!?
  • 将軍の密偵~裏お庭番探索控~
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    享和三年。年の瀬に江戸で二つの事件が発生した。海産物問屋への押し込み強盗殺人、そして西本願寺門徒の殺害。西本願寺・本如は公卿。時の将軍・家斉は、お庭番・北条左近に裏探索を命じた。左近は、沼津藩主で寺社奉行の実兄と連係し、下手人を追う。やがて二つの事件を結ぶ背後に美濃国大垣藩の内紛と密貿易の疑惑が浮かんできた。
  • 木曽義仲
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    朝日将軍木曾義仲は、信州が育んだ日本の英雄である。 地方から興って五万の大軍を率い、戦火で都人(みやこびと)を苦しめずに無血入城した武将は、有史以来木曾義仲が初めてである。 義仲の目的は、新天子を立て法皇一人独裁の院政を廃止して新しい国造りを行うことにあった。芭蕉、白石、芥川らに続いて見直す、真の義仲像とは…。 新視点で描く傑作歴史小説!
  • 虚器南北朝
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    後醍醐天皇は吉野に逃れると、都の天皇に授けた三種の神器は偽物(虚器)で、本物(真器)を奉じる朕こそ真の天皇であると吉野に朝廷を開かれた。 それから16年後、なおも続く動乱の最中、大臣家の美しい姫聖子が使者として南朝の御所へ赴いたことから、三種の神器を繞っての争奪にまきこまれる。 怪僧、鬼女、天照衆を率いる怪人に弄ばれる聖子の運命は……。
  • 政宗の天下(上・下合冊版)
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    慶長五年、伊達政宗は、上杉景勝とにらみ合っていた。徳川家康が関ヶ原で勝利するため、上杉上洛の阻止戦略だった。が、天下を狙う政宗は、密かに景勝と和睦していた。政宗は川越の合戦で家康を破り、石田三成を失脚させ征夷大将軍に! もし政宗が天下を取ったら……。もう一つの発想で歴史を描いた新感覚小説。
  • 政宗の天下(上)
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    慶長五年(1600年)、伊達政宗は、関ヶ原に向かう徳川家康に呼応し、上杉景勝と睨み合いをつづけていた。関ヶ原の合戦に勝利するには、上杉軍の追撃を阻止しなければならない──。しかし、家康の命運が政宗の手に握られたそのとき、政宗は景勝と密かに和睦、矛先を江戸城攻撃へと翻した! 綿密な考証のもと、歴史を大胆な発想で捉えなおした、新感覚歴史小説。
  • 前田利常(上・下合冊版)
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    幼名・猿千代。わずか13歳で大大名・加賀百万石を継いだ前田利常は、英知を駆使して前田家の安泰を目指す。武威(ぶい)の徳川に対し、“文化立国”で挑戦する利常。諸国から一流の職工、芸術家を招き、金沢城下に絢爛豪華な百万石文化を築く。徳川方の謀略と挑発に、百万石を賭けた男の意地! 海内無双(かいだいむそう)の加賀文化を築いた名君の実像とは?
  • 忍法新選組
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    幕末動乱に乗じて、諸国に逼塞(ひっそく)していた忍者群が一斉に蜂起(ほうき)した。勤皇佐幕、攘夷開港と湧き立つ中、彼らは東につき西に奔(はし)る。近藤勇(いさみ)たちに徳川家の命運を託す伊賀や高志(こし)の忍び、尊皇討幕の旗を掲げる百千(ももち)党や不知火(しらぬい)党。さらには向背不明の風魔党などが出没し、陰で競う。 新選組の活躍の陰で、忍び同士が妖艶凄絶な死闘を展開する、長編伝奇ロマン!
  • 幕末最後の剣客(上・下合冊版)
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    瓦解寸前の江戸幕府にあって「幕府に人材はいないが、ただ一人伊庭八郎あり」と薩長から称賛された〈幕末最後の若き剣客・伊庭八郎〉と、世評とは違い、黒い疑惑がつきまとう榎本武揚像とを対照的に描き、歴史の歪曲を問う長編時代巨編! 幕末の麒麟児、伊庭八郎の潔く、爽快な生涯を活写する、全900枚の大作の〈上・下巻合本版〉。
  • 五右衛門妖戦記
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    京は三条河原(さんじょうかわら)に広がる刑場(けいじょう)は、時ならぬ人混みでごった返していた。ご存じ、怪盗・石川五右衛門の処刑の日だ。大釜(おおがま)に煮えたぎる油の前に引き立てられ、絶体絶命と思われたその時――もう一人の五右衛門が現れた! 韓(から)の国からやってきた二代目・五右衛門が、初代直伝(じきでん)の妖術を駆使し、仇敵・秀吉の首を狙う。読み出したら止まらない、痛快ノンストップ活劇!(『妖術 太閤殺し』改題)
  • 勝負鷹 強奪二千両
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    天保十四年。鹿島神宮を目指す長身痩躯の男が一人。その名は、鷹。一匹狼の凄腕の仕事人だ。今回の仕事は、境内で盛大に開かれる花会のテラ銭二千両を奪うこと。集められた面々は、鷹を入れ五人。だが、顔合わせの前に、一人が殺されてしまう! さらに、残された者たちにも魔の手が……。この仕事には裏がある!? 実力派覆面作家が放つ、本格時代活劇の快作!
  • 雁の橋(上)
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    丹波・篠山(ささやま)藩の勘定奉行所に仕えるも、突然蟄居を命じられた父が、母妹とともに殺された小栗雅楽助(おぐりうたのすけ)は、伯父を頼りに奥能登へ向かう。その道中、討っ手に襲われるが、間一髪で立花師・木屋権左衛門に救われる。やがて権左衛門の人柄に魅せられた雅楽助は、ある決心を固める……。数奇な家運に翻弄される雅楽助の成長を描く感動の長編時代小説。
  • 黒染の剣(上)
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    室町幕府兵法所を開きながら幕府滅亡後は黒染屋を営む剣の名門・吉岡家。その次男・伝七郎は剣の遣い手として名を馳せていたが、許嫁を野盗に拉致されてしまう。彼女の行方を気にかけながらも関ケ原合戦へ出陣せざるをえなくなった伝七郎は戦場で後の宮本武蔵と立ち合うことに。そしてそれが吉岡家の悲劇の始まりだった。長編時代小説。
  • 美女たちの日本史
    値引きあり
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    元正天皇から、平清盛の妻・時子、北条政子、日野富子、お市の方―女帝、国母、戦国大名など、時代を動かしてきた女たち。彼女たちは政治力、外交力に長けた権力者だった。 歴史小説を描いて五十年。 歴史とは、女性とは何かを考え続けてきた著者が、男本意の見方によって隠されていた日本史に光を当てる。女の側から見ると、こんなに面白い日本史。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 最後の忍者
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    音もなく忍び入り、電光のごとく跳躍し、雨のように手裏剣を投げる……。一見華々しく見えるが、忍者たちの訓練は厳しく、常に死と表裏の関係にあった。武術をはじめ、読心、変相、暗号、速歩、薬物、そして道具の作成と使用――。彼らはこれらの技を身につけたときから、人間としての幸福を求めることも許されず、忍びの者の掟に縛られて、謀報と敵の攪乱に生きたのであった。だが、彼らの胸の中には、秘かに人間としての喜びも哀しみも生きていた……。様々な忍者たちの活躍と「生」を描き、その強靭で孤独な魂を浮き彫りにする異色の連作短編。
  • 幕末の刀匠 源清麿
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    信州の郷士の次男として生まれた山浦環(清麿)は、兄・昇が持ち帰ってきた刀に圧倒的な衝撃を受けた。二人は互いに切磋琢磨しながら、そして別々の道を歩みながら、至高の刀の完成を目指す。やがて、妻を郷に置いて一人江戸にやってきた環は、その地鉄と刃文の美しさから名工としてその名を轟かせはじめる。四谷に鍛冶場を構え、理想の刀造りへと心血を注ぐ彼は、いつしか「四谷正宗」と呼ばれるようになり…。

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  • 赤い炎~家康側近本多正純の誤算~
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    天下人徳川家康の側近として権勢を誇っていた本多正純は、家康の死後、二代将軍秀忠に老中として迎え入れられる。しかし、幕閣には秀忠の信頼厚い土井利勝がいる。駿府での家康側近時代の正純はこの利勝を赤子の手をひねるがごとくに抑えつけてきたが、江戸城内での利勝はかつての利勝ではなかった。したたかな策士に成長していた利勝は、正純の正論を飄々とかわしながら、他の幕閣の声を巧みに吸収して我が意のままに政事を動かしていく。徐々に焦りを感じていく正純。行く末に不安を覚えながらも、これまでの己の行状を顧み、幕府のこれからに思いを馳せる。正純は、利勝の手腕に支えられた秀忠の狂気、キリシタン五十二名を火刑に処して平然としている冷酷な振る舞いに危険を感じる。比叡山の僧兵を焼き討ちにした信長。秀頼誕生後に養子秀次一族を処刑し、その一方で茶人千利休を自害させた秀吉。鉱山採掘に力を発揮した大久保長安の謀叛を疑い、その死後、一統を厳罰に処した家康。己の力で頂点を極めた信長、秀吉、家康の三人のそのいずれにも常人を超えた狂気が秘められていたが、その狂気は正純にとっては理で解けるものだった。しかし、策士の利勝が側近として仕える凡才秀忠が図らずも見せた狂気は正純の予測を超えた道理なき狂気だった。そんな危ない将軍でも全力で支えなければならないのが幕閣の役目なのか。理を説き正論を吐く正純に対して巧妙な罠が仕掛けられる。仕掛け人は土井利勝か、それとも家康の死後に発言力を増している老獪な大僧正天海か。最後に、宇都宮城御成御殿釣り天井事件の謎が明かされる。前作『青い瑕~天下人徳川家康の悔恨~』と併せて読むと興味と面白さが倍加する。
  • 「鳴動」そこむし兵伍郎 奥州岩月藩出入司元締手控
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    奥州岩月藩の金庫番、出入司元締の要職にある富沢兵伍郎は、藩上層部の権力闘争を尻目に、新田開発を推進、さらに良質の木材の「輸出」をもくろむなど、疲弊しきった財政の建て直しに日々奮闘する。しかしその途上、藩は幕府から蝦夷地出兵を命ぜられる――!
  • 若君御謀反
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    名将・加藤清正に始まる有力外様大名、肥後熊本54万石の加藤家は、清正の子・忠広の代に改易となった。名門の大藩を破滅に導いた三代目・光正の度し難い悪戯とは何だったのか?表題作のほか、関ケ原に敗れ、流罪となった宇喜多秀家を支えた人々を描く「母恋常珍坊」、赤穂浪士の討ち入りから70余年後、その思い出を語る尼僧の正体に迫る「堀部安兵衛の許婚」など、7篇を収録。ほかに「二度目の敵討」「おりん昭吉すかしの敵討」「おとよ善左衛門」「紺屋町の女房」。江戸初期から後期まで、江戸情緒を切り取った作品集。

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