作品一覧 2019/08/01更新 阿弥陀小僧七変化 試し読み フォロー 朧屋彦六世直し草紙 試し読み フォロー 瓦版屋権兵衛 筆さばき 試し読み フォロー 小言又兵衛 天下無敵 試し読み フォロー 三十郎あやかし破り 試し読み フォロー のたり同心落とし噺 試し読み フォロー 室町小町謎解き帖 試し読み フォロー 紅葉山御文庫推理秘録 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 飯島一次の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 室町小町謎解き帖 : 1 消えたろくろっ首 飯島一次 呉服商の大店、三浦屋の娘お雪は、その名の通り室町美人と有名。しかも、よく知る人しか話せないという、人見知り。 お月の女中、お虎にいいつけ、蔦屋に行かせては、戯作本を読み耽る毎日。夜に湯屋に行けば、見えないはずのお雪がかすかにも見えるかと、物好きな男どもが湯屋に溢れる。 あるとき、お雪の贔屓にしてい...続きを読むる戯作者、京伝の新作がなく、当時蔦屋の番頭のようなことをしていた市九ことのちの、十返舎一九から「ろくろ首」の噂を仕入れる。 その話を聞いた引きこもりのお雪が、大活躍! Posted by ブクログ 室町小町謎解き帖 : 3 顔のない絵師 飯島一次 大きな事件二つを見事に言い当てたお雪。 評判になり、引も切らさず謎証の依頼が毎日。 呉服屋の商売も成り立たないような人出。 そんななか、お雪が大好きな戯作者京伝が訪問。 京伝の依頼は、なんと!写楽が誰か?という謎。 その動向を解き明かすこと。 病の床から出、蔦屋が動く。 Posted by ブクログ 室町小町謎解き帖 : 2 呪われた恋文 飯島一次 室町小町のお雪、口止めしたはずなのに、ろくろ首事件の謎解きをし、犯人までわかったという噂は、狐付きというはなしにまでなる。 その裏には蔦屋重三郎がいるのだが。 今回は老舗の質屋「上州屋」の娘お松が、首括りをした事件。 今回も鋭い謎解きで世間を沸かす。 Posted by ブクログ 三十郎あやかし破り : 3 青い天狗 飯島一次 三十郎あやかし破りシリーズ、3作目。 江戸の上空に突然現れた光の玉「なんじゃもんじゃ」と、天狗の神隠しに遭った子供。この二件のあやかし事に三十郎が挑む。 前作もだけど、単に幽霊や狐狸妖怪を三十郎が信じていないだけで、蘭学知識は全く必要なく解けるからくりばかりかな(苦笑)。鳥居さんと岡っ引きの親分...続きを読むだけで、十分事件に対処できているような。面白くないわけじゃないけど、蘭学知識の豊富な三十郎をもっと生かせるからくりにしないと、設定が勿体無いかも。 最後のオチは1作目と通ずるところがあって、私は好き。幽霊とか狐狸妖怪じゃなくて、⚪⚪⚪なのが斬新だけど。 Posted by ブクログ 三十郎あやかし破り : 2 本所猿屋敷 飯島一次 三十郎あやかし破りシリーズ、2作目。 今作は猿の化け物退治の話だが、事態は幕府体制をも揺るがす大陰謀へと発展していく。 要は猿退治の話なのだけれど、それにしては自棄に陰謀事が壮大だわ、御大層な人物があれよ、あれよと出てくるわでビックリ。スケールを大きくし過ぎなのか、肝心の三十郎たちは事件の中心か...続きを読むら外れ、蚊帳の外に置かれてしまっているような印象。でも、最後に明かされた五平の相手の正体は意外でビックリしたし、面白いと思った。今後また絡んでくれる機会があるといいのだけど。文章は相変わらずの講談調で、テンポ良くて好み。 Posted by ブクログ 飯島一次のレビューをもっと見る