【感想・ネタバレ】室町小町謎解き帖 : 1 消えたろくろっ首のレビュー

あらすじ

日本橋の呉服商「三浦屋」の箱入り娘、お雪は今年十九。その美しさは広く江戸中に知れ渡り、“室町小町”と謳われるが、本人はいたって内気で、家に引きこもる毎日。そんな折、両国の見世物小屋で「ろくろっ首」の見世物を演じていた女の首なし死体が見つかる。その話に興味津々のお雪は家を抜け出し、現場を訪れるが、ならず者に襲われてしまう。新シリーズ第一弾!

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Posted by ブクログ

呉服商の大店、三浦屋の娘お雪は、その名の通り室町美人と有名。しかも、よく知る人しか話せないという、人見知り。
お月の女中、お虎にいいつけ、蔦屋に行かせては、戯作本を読み耽る毎日。夜に湯屋に行けば、見えないはずのお雪がかすかにも見えるかと、物好きな男どもが湯屋に溢れる。

あるとき、お雪の贔屓にしている戯作者、京伝の新作がなく、当時蔦屋の番頭のようなことをしていた市九ことのちの、十返舎一九から「ろくろ首」の噂を仕入れる。

その話を聞いた引きこもりのお雪が、大活躍!

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2021年05月26日

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