【感想・ネタバレ】三十郎あやかし破り : 3 青い天狗のレビュー

あらすじ

江戸の上空に光るものが飛ぶのを、多くの者が目撃し、いつしかそれは「なんじゃもんじゃ」と名づけられる。そんな折、鏡三十郎のもとへ、商家からあやかし破りの依頼が来る。五年前に突如行方をくらました息子がふらりと帰って来たが、「天狗にさらわれていた」と言い張り、しかも、天狗こそ「なんじゃもんじゃ」の正体だと断言するというのだ。「三十郎あやかし破り」シリーズ第三弾。

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Posted by ブクログ

三十郎あやかし破りシリーズ、3作目。

江戸の上空に突然現れた光の玉「なんじゃもんじゃ」と、天狗の神隠しに遭った子供。この二件のあやかし事に三十郎が挑む。

前作もだけど、単に幽霊や狐狸妖怪を三十郎が信じていないだけで、蘭学知識は全く必要なく解けるからくりばかりかな(苦笑)。鳥居さんと岡っ引きの親分だけで、十分事件に対処できているような。面白くないわけじゃないけど、蘭学知識の豊富な三十郎をもっと生かせるからくりにしないと、設定が勿体無いかも。
最後のオチは1作目と通ずるところがあって、私は好き。幽霊とか狐狸妖怪じゃなくて、⚪⚪⚪なのが斬新だけど。

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2016年04月07日

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