詩集・俳句作品一覧

  • 詩集 草の葉
    5.0
    19世紀アメリカの民衆詩人ウォルト・ホイットマン――。かぎりなき愛の衝動を信じながら、自由と平等とを民衆にわかち与えるため、懸命に歌い続けた〝生命讃歌〟の青春譜。レグルス文庫版をハードカバーの新装版「第三文明選書」として復刊。 訳者・富田砕花の後記に加え、池田大作SGI会長による「『草の葉』に寄せる」も原著のまま収録。
  • 茂吉秀歌『赤光』百首
    -
    前衛歌人で稀代の批評家、そして剛腕アンソロジストでもある塚本邦雄が、斎藤茂吉の秀歌に対して「弟子、一門の徒」とは別角度から真摯に迫り、批評・鑑賞を施した歴史的名著。茂吉の歌を照射し、その秘密に肉薄につつ、短歌を含めた日本詩歌のあるべき姿を追究する、茂吉ファン、塚本ファン、短歌ファンのみならず、日本文学に関心のあるすべての人へ。言語芸術の粋がここにある。
  • 俳句のための基礎用語事典
    4.0
    「不易流行」「風雅・風狂」「即物具象」「切字・切れ」「倒置法」など、俳句実作にあたって直面する基礎用語100項目を平易に解説。俳諧・俳句史から作句法までを網羅した、俳句愛好者必携の俳句事典!
  • 朝晩
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第五句集 2012年以降の作品から360句を収録した第5句集。 句集名の『朝晩』は、文字通り朝と晩であるとともに、いつも、常々、日々の暮らしの中で、という意味合いが込められている。 ◆自選一二句より 妻来たる一泊二日石蕗の花 雪降るや雪降る前のこと古し 葬送の鈸や太鼓や山笑ふ 夕空は宇宙の麓春祭 レタス買へば毎朝レタスわが四月 飯蛸やわが老い先に子の未来 松蝉の声古釘を抜くごとし 月涼し配管老いし雑居ビル めらめらと氷にそそぐ梅酒かな ひぐらしや木の家に死に石の墓
  • カムイ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 一瞬にしてみな遺品雲の峰 前の句集を出してから、思いのほか長い月日が過ぎた。途中、母の死をきっかけに句稿を何とかまとめたが、その二週間後に東日本大震災が起きてしまった。今思えば、あの震災は自分の作品を再び見つめ直すための厳しい機会だったのかも知れない。 ◆収録作品より 南風吹くカレーライスに海と陸 さまよへる湖に似てビヤホール 簡単な体・簡単服の中 帰心とは水引草にかがむこと いちじくの火口を覗く夜なりけり 風呂敷は布に還りて一葉忌 海流のぶつかる匂ひ帰り花 病棟は海鳴りのなか神の留守 しばれると皆言ひ交す夜空かな 大空に根を張るつららだと思へ 第57回俳人協会賞受賞! 第10回小野市詩歌文学賞受賞!
  • いつかまた抱きしめて
    -
    1巻220円 (税込)
    「胸がきゅんきゅんして困る」と言われている詩集です。寂しい時、悲しい時、嬉しい時、癒されたい時、きっとあなたに寄り添います。
  • こんなにも面白い万葉集
    3.3
    1巻1,300円 (税込)
    一度『万葉集』を読んでみたいと思いいざ手にとってみても、冒頭の「籠もよ み籠持ち 堀串もよ……」で挫折してしまう。そこで本書では、現代人の心にも響く歌を抜粋し、歌の前にその現代語訳を掲載。意味がわかってから読むから、和歌の魅力が理解しやすくなるのだ。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口が評判の著者が、「宮仕えをさぼって怒られた人の歌」「妻が浮気しないかと心配する防人(さきもり)の歌」「優秀さが仇になり、刑死した大津皇子の歌」などを紹介。 ■本書で紹介している和歌の例 外交の窓口の大宰府の在る筑紫や港町の難波には、匂うような美女が大勢いた。それに魅惑される男は少なくないが、こちらの男は故郷の妻を忘れることができなかった。「難波の人が葦の火を焚く家のように、煤(すす)けているけれども、わが妻こそはいつも可愛いんだよなあ」。難波人 葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそ常愛づらしき(巻11・2651)
  • 時の紙片
    -
    時間が奏でる心象風景の数々。優しさ、癒し、孤独感、後悔、それらの結晶が奏でるファンタジー詩作品をお楽しみ下さい。
  • 入門 万葉集
    4.5
    私たちがスマホで写真を撮ったりSNSにつぶやいたりするように、古代人は、歌を使って日々の出来事や自分の思いを表現しました。日本最古の歌集の成り立ち、時代の出来事、言葉、人物、場所について、親しみやすい超訳とともに解説します。
  • 俳句を愛するならば
    -
    1巻1,430円 (税込)
    汀子、88歳。「ホトトギス」の母が綴る「選句」と「句会」の心がけ 毎月3万句の選句を続け、全国を巡り、日々精力的に句会をこなす著者が俳句を愛する人へ贈る、エッセイ風俳論集。『NHK俳句』連載の「選句という大事」「句会の力」に加え、『ホトトギス』誌連載「俳句随想」の俳論や、特別インタビューも収載。 1章 選句という大事 2章 句会の力 3章 俳句随想 4章 俳句を愛するならば 特別インタビュー
  • ASKA 書きおろし詩集
    5.0
    1巻1,232円 (税込)
    「SAY YES」「YAH YAH YAH」「はじまりはいつも雨」など、数多くの名曲を生み出してきたASKAが綴る「散文歌」。書きおろしの詩55篇で、希代のアーティストの真髄に触れることができる一冊。濃密な郷愁、創作の秘密、燃えたぎる苦悩、音楽の未来。一片の言葉から広がる世界には、読む人のすべてを変える力が宿っている。
  • 七十句/八十八句
    -
    〈ばさばさと股間につかふ扇かな〉――墓石にこの句を刻み、墓碑銘を俳号である「玩亭墓」とのみ記した小説家は、こよなく句作を愛した。人情の機微を卓抜にすくい取る句を選りすぐり、古希と米寿を記念して編まれた句集2冊に、岡野弘彦、長谷川櫂と巻いた未発表の歌仙を併録。生前の姿が浮かび上がる、知と情とユーモア溢れる句の世界。
  • 子規365日
    4.3
    こんなにも愉快な子規がいたなんて! テレビで大人気の著者が、実作者の目で選びぬいた正岡子規の365句。颯爽とした名句も、飄々とした凡句も、比類なき精神の明るさと優しさが見えてくる。一日一句、すべて違う季語で味わえる、あなたの子規がここに!
  • 日常の浜辺で 認知症フロアに穏やかな時間が流れる
    -
    1巻792円 (税込)
    認知症は、誰もが罹患する可能性があり、家族を介護する人も多く、関心が高い。不可逆的な病として恐れや諦めのイメージが強い認知症について、専門医として患者や家族と接してきた著者が、より明るく、肯定的なイメージを持ってほしいと、21篇の詩にその思いを託す。認知症に罹患した患者、患者を支える家族たちとの触れ合いの中で気づいたこと、感じたこと21篇の詩として花開く。

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  • 大切なあなたへ~永遠の愛をこめて~
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最愛の人々への感謝の想いを音色に込めて。 美しい写真とやさしい言葉。 水晶の楽器クリスタルボウル、海の音を再現するオーシャンドラム、巫女鈴などで奏でられる神々しいほどの癒やしの調べ。 9曲入りのオリジナルCDとオールカラーの美しい写真が満載のリラクゼーションCDブック。

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  • 山のポエジー 詩と俳句で綴る 名山に寄す山想と愛思
    -
    1巻1,056円 (税込)
    若かりしころ、著者が実際に登った山々に想いを馳せて綴った詩と俳句集。登山者の目を愉しませてくれる美しい山並みや自然の様子だけではなく、時には人間の命を奪ってしまうほど厳しい顔を見せる峻険な山容を、格調高い言葉で謳い上げる。登山愛好者はもちろんのこと、そうではない人にとっても、さまざまな顔を持つ山の魅力に改めて気づかされる詩集。

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  • ほんとうのこと
    -
    画家ぱぴろうによる美麗なデッサンの数々と、人生の真実を突いた箴言を集めた格言集。著者が生きてきたなかで身にしみた「ほんとうのこと」のみを厳選し、一冊にまとめた警句集。短いクセーニエン集。または、生きづらい日々を歩む助けとなる本の杖。きびしい同時代を生きるあなたのために。
  • 恋も仕事も日常も 和歌と暮らした日本人
    5.0
    1巻1,408円 (税込)
    古代から今まで連綿と伝わる和歌文化。現代でも和歌に触れ、鑑賞する機会は多々あるものの、各時代、実際にどのように詠まれ、和歌が人々の暮らしの中でどのような役割を果たしていたのかは意外と知られてません。本書は、個々の和歌の解釈や修辞に注目するのではなく、日本人が和歌とどのように触れ合ってきたのかを探り、現代生活にも通じる親しみやすい内容で和歌の文化史をたどります。イラストでわかりやすく解説します。
  • 実践! すぐに詠める俳句入門
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめてでも必ず詠める! まずは一句詠むところから。「難しい、わからない」を「面白い! 楽しい! 」に変える俳句入門決定版。特別付録として夏井いつき先生との対談も収録。 【主な予定内容】 第一章 石先生の白熱俳句教室 俳句ってなに? 第二章 基本の季語を知ろう 第三章 写真を見て俳句を詠んでみよう 第四章 作った句を見直してみよう 第五章 鎌倉吟行顛末記 第六章 夏井いつき先生対談 第七章 句会に行こう 第八章 もっとある! 俳句の楽しみ
  • 爪句@クイズ・ツーリズム
    -
    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第38弾。パノラマ写真に撮った場所がどこであるか、スマホやタブレットに360度視野の写真を展開して撮影場所をあててもらうガイドブック(問題集)として編集している。またネット上でも疑似観光旅行を体験してもらうことを想定している。

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  • 爪句@今日の一枚2018
    -
    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第39弾。爪句で綴る2018年の歳時記。1カ月17日分を爪句と360度のパノラマ風景で楽しむことができる。

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  • 体感訳 万葉集 令和に読みたい名歌36
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ――歌の意を汲んで、その気分を訳す。それが「体感訳」である。(「はじめに」より) 『万葉集』研究の第一人者が、歌の意を汲んでその気分を訳す独自の「体感訳」を用いて、36の名歌を初心者にもわかりやすく紹介。切ない恋の歌、望郷の歌、家族愛の歌。悲喜こもごもの万葉びとの思いが、1200年の時を超えて今、「体感訳」でよみがえる。古都奈良の四季折々の美しい写真を随所に満載。 令和の由来となった「梅花の歌」序文と代表歌も詳しく解説。今、最も斬新な万葉集本!
  • NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    『NHK俳句』テキストの人気連載「ひぐらし先生の俳句指南」が、書き下ろし「句会」「吟行」編を加えて一冊に。「リズム」「てにをは」「外来語の使い方」「色の詠み方」「感情表現」など俳句の基本24項目を、主人公・もずく君とひぐらし先生のほのぼのとした俳句問答に学ぶ。上達のヒントが満載! *本書は「NHK俳句」2017年4月号から2019年3月号に掲載された「ひぐらし先生の俳句指南」に書き下ろしを加え、まとめたものです。
  • 詩と出会う 詩と生きる
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    言葉と人は、どのような関係にあるのか。詩に込められた想いを知ることで、何を得ることができるのか。困ったとき、苦しいとき、悲しいとき──私たちを守ってくれる言葉を携えておくために。文学・哲学・宗教・芸術──あらゆる分野の言葉を「詩」と捉え、身近に感じ、それと共に生きる意味を探す。
  • 愛について/愛のパンセ
    5.0
    谷川俊太郎第三詩集と第一エッセー集の合本。 『愛について』は1955年の刊行。 いつまでも そんなにいつまでも むすばれているのだどこまでも そんなにどこまでもむすばれているのだ 弱いもののために 愛し合いながらもたちきられているもの ひとりで生きているもののために いつまでも そんなにいつまでも終わらない歌が要るのだ ・・・・・・・・・ と始まる抒情的とも思える詩について(タイトルは「愛」)、詩人は言う。 <そのころは、一種理想主義的な、愛に対する過剰な思い込みがあったんでしょうね。若かったんですよ。……ただ、これも、ぼくには愛の形だと思えるんですけどね> そして『愛のパンセ』は1957年に刊行された初のエッセー集。 <私は自分の青春を、愛というものと切り離しては考えられない。私はすべてを愛を中心にして感じとり、考えた。愛こそ最も無くてはならぬものであり、それ故に私はいつも愛に渇いていた> 谷川俊太郎の若さ溢れるこの2冊は、谷川ファンだけでなく、若い読者にも新鮮にとびこんでくることであろう。
  • 私の胸は小さすぎる 恋愛詩ベスト96
    3.0
    「あたりまえみたいな顔をして/ふたりで旅する話をしている/明日のくるのがなんだか不思議だ/どうして一緒にいるんだろう/愛だなんててれくさい──」(『歌の本』所収「どうして一緒にいるんだろう」より)。処女作から60年以上、想像力の高みを拓き、今も現代詩をリードする世界的詩人の著者。彼の全詩作品より、愛と恋の宇宙を感じる95の恋愛詩を厳選。新作1編を加えた貴重なベストセレクション。
  • 覚えておきたい芭蕉の名句200
    値引きあり
    4.0
    「古池や蛙飛び込む水の音」俳句という小さな器を通して、日本の風土と人間の心情を切実にとらえた松尾芭蕉。蕉風と呼ばれる芸術性の高い俳句を確立し、現代俳句の源を築いた。 俳道一筋に生き、新しい芸境を拓いたその生涯から不朽の名句200を厳選。一ページに一句、口語訳と解説とともに、漂泊と思郷の詩人・芭蕉のエッセンスが味わえる。 「昨日の我に飽くべし」などの名言抄、年譜、初句・季語索引を付す、芭蕉入門の必携書!
  • ときめき百人一首
    5.0
    詩人である著者が百首すべてに現代詩訳を付けた、画期的な百人一首入門書。作者の想いや背景を解説で紹介しながら、心で味わう百人一首を提案。苦手な和歌も、この本でぐっと身近になる!
  • 夏みかん酢つぱしいまさら純潔など
    4.0
    伝説の屈指の女性俳人、存命なら百歳に。二冊の句集『春雷』『指環』と未刊行俳句集成、執念で生涯を追いかけた川村の「鈴木しづ子追跡」をあわせて一冊に。
  • 昭和天皇の大御歌 一首に込められた深き想い
    -
    1巻2,860円 (税込)
    年頭の歌会始、植樹祭や国体などの地方巡幸で詠まれた歌など、これまでに公表されている昭和天皇の御製870余首がいつ、どんな場面で詠まれたのかを、宮内庁編修『昭和天皇実録』の解説をもとに補足。さらに、最近新しく発見された昭和天皇直筆の草稿およびメモ歌稿の270余首を一挙掲載。現存する昭和天皇の御製をすべて収録した決定版といえる1冊。87年のご生涯において、沖縄以外の全国各地をお巡りになられた昭和天皇。「初句索引」「人名索引」「地名索引」「動植物名索引」の索引を参考にすれば、あなたの故郷の歌も見つかるはず。また、「全国歌碑一覧」を見れば、近くの歌碑を訪れることも。
  • サラリーマン川柳 くらだし傑作選
    -
    国民的川柳大会「サラリーマン川柳」の最新傑作選! 第一生命選(全国人気投票)・漫画家やくみつる選・川柳作家やすみりえ選の各ベストテンをはじめ、第32回大会の傑作川柳をたっぷり紹介する。平成を振り返る歴代ベスト10や、やすみりえの「暮らしに川柳! みんなで川柳をたのしもう」も収載。
  • NHK俳句 岸本葉子の「俳句の学び方」
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    『NHK俳句』の人気司会者が、歴代選者俳人から学んだ作句に役立つ「役得メモ」を、10の格言と57の技、7つの心得に整理して大公開! 人気俳人・夏井いつき氏をはじめ番組選者たちが太鼓判を押した、「入選への虎の巻」として役立つ一冊。助詞力アップ対談「添削十番稽古」(岸本尚毅×岸本葉子)も収載。
  • よりみち日和
    -
    1巻528円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 道から逸れたり、迷ったとき、普段見えなかったものが見えはじめ、気付けなかったことに気付けるようになります。惰性の生活からの解放、常識からのひと休み。とても不安で怖いけれど、またとない成長のチャンスです。背負ってきた重い殻を脱ぎ捨てて、大空に向かって思いっきり羽ばたいてください。 (「あとがき」より)

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  • シン・ミライ1
    -
    1巻550円 (税込)
    その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)
  • 三十一文字の統失症
    -
    1巻198円 (税込)
    著者は、十五歳で統合失調症を発病し、十八歳ではじめて不眠で精神科を受診し、非定型精神病と診断される。十九歳で人間関係の悪化により病状が悪化。二十歳で自殺未遂をし、一般病棟に入院。退院後、統合失調症と判明した――。そんな病歴を持つ著者の心の内なる闇が生み出す短歌の数々。哀惜と生死の狭間で苦悩する著者の葛藤、その心の声、短歌をお聞きください。
  • つれづれに 心のままに日々生きて
    -
    1巻792円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、生きていられるのは、自然を通して命を借りていると思っている――。おばあちゃんが日々溢れ出る短歌と言葉を我がまま気ままに綴った、現代版「徒然草」。幸せの家族一杯引き離すむごい戦は二度と無くして民謡をかぼそき声で唄う母辛き仕事も遠き昔に根元から変えたい気持ち持つ我は異端扱いされる恐れにおばあちゃん手書きの塗り絵付き。

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  • お母さんからの手紙 A Letter from Mother
    -
    1巻792円 (税込)
    病気と闘う母が最愛の息子に綴る愛の手紙「あなたという大切な尊い命をどうかあなた自身が大切に幸せに生きてほしい」闘病の日々の中で、すべてをありのままに受け止め、肯定し、感謝する。愛にあふれたメッセージはあなたの心も癒し、勇気づけてくれます。(英語翻訳付き)

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  • 季節を交換する貿易風
    -
    1巻968円 (税込)
    チェーホフ「かもめ」、梶井基次郎「瀬山の話」「ある心の風景」、立原道造「優しき歌」……、数かずの偉大な作品に着想しつつ、独自の「詩観」を昇華させ、より高きを拓く一連の詩作品。偉大な作品の「魂」と、孤独な詩人の「自我」とが出会い、絡み合い、揉み合い、交錯するなかで、連鎖する詩の一つひとつが、言葉の波を美しく揺蕩う。

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  • 基礎からわかる 漢詩の読み方・楽しみ方 読解のルールと味わうコツ45
    完結
    4.0
    全1巻1,826円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ これだけはおさえておきたい! 漢詩の種類やルールなどの 基本をしっかりマスター! ★ テーマ別の鑑賞のポイントや 理解が広がる豆知識で 作品をもっと深く楽しむ! ★ 感情が動かないところに 詩は生まれない…。 「自然」「四季」「旅情」 「人生」「別れ」「悲哀」 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆  漢詩は日本人の感情に合うようで、 漢詩に親しむ人は今なお多く、 ついでに漢詩を作ってみようという人も結構います。<br.漢詩は読むほどに味わいが深まり、 新しい発見があります。 漢詩に馴染みのない人は、 感じだけの詩は難しいのではと思う人もいますが、 そういう人は騙されたと思って、 短い詩でいいですから、 まずやさしい漢字だけの詩を、 読み下しの文を声を出して読んでみるとよいでしょう。 リズムがよく、 意味もすんなり理解できるはずです。 詩はどんな詩でもそうですが、 まず意味を捉えたら、 その言葉がその場所に使われているのはどうしてなのか、 言葉と言葉がどのように連携しているか、 全体がどう構成されているか、 を考えると格段に面白くなります。 作者の生い立ちや作詩の背景を知ると、 さらに面白さが増します。 漢詩の本は、 とかく難しくなりがちですが、 本書は、できるだけ親しみやすく かみ砕いた内容になっています。 この書を入門書として さらに漢詩の世界に分け入っていただければ幸いです。 鷲野 正明 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆  ☆第1章 漢詩とは 漢詩とは何か この章では、漢詩の歴史と基本的なルールを わかりやすい例詩とともに解説し、 漢詩とは何かを紹介します。 ◎ 鑑賞のコツ *コツ1 漢詩は感情を詠むもの。 感情が動かないところに詩は生まれない *コツ2 漢詩の歴史を知りましょう *コツ3 代表的な詩人を知りましょう ・・・など全10項目 ☆第2章 漢詩がきちんとわかるコツその1 ~ 自然風景 ・ 四季 ・ 旅情詩編 ~ ◎ きちんとわかるコツ その1 *コツ11 旅のわびしさを詠んだ詩を鑑賞する *コツ12 黄河一帯の雄大な景色を詠んだ詩を鑑賞する *コツ13 人里離れた山の中の静寂と 夕方の趣を詠んだ詩を鑑賞する ・・・など全17項目 ☆第3章 漢詩がきちんとわかるコツその2 ~ 人生 ( 別れ ・ 感傷 ・ 悲哀 ) 詩編 ~ ◎ きちんとわかるコツ その2 *コツ28 敬亭山の景観を楽しみ、 その自然と一体となった心境を詠った詩を鑑賞する *コツ29 成就しなかった恋への思いを 詠った詩を鑑賞する *コツ30 遥か彼方の故郷のことを思い、 しみじみと感慨にふける心情を詠った詩を鑑賞する ・・・など全18項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆  鷲野 正明 長岡高専(工業化学科)を卒業後、 大東文化大学中国文学科、 筑波大学大学院中国文学専攻を経て 国士舘大学文学部講師に。 現在同大学教授。 明代の徐禎卿、帰有光、他を研究。 論文多数。 大学では漢詩創作も指導。 台湾国立中山大学や中国蘇州大学・山西大学と 作詩交流を行っている。
  • 詩集「三人」
    -
    反骨の詩人金子光晴と妻・森三千代、息子・森乾が綴った詩を、光晴が手書きで私家製の詩集にまとめあげた、家族愛と戦争への嫌悪に満ちた、貴重な戦中詩集。 戦争よ。/破砕くな。/年月よ。/もつてゆくな。 父とチヤコとボコは/三つの点だ。/この三点を通る/三人は一緒にあそぶ。 (中略)三本の蝋燭の/一つも消やすまい。/からだをもつて互いに/風をまもらふ。(「三点」より)
  • 新版 万葉集 現代語訳付き【全四巻 合本版】
    -
    新元号「令和」決定! 「初春の令月にして、気淑風和ぐ」 新元号の出典「梅花の宴」も収録。 新聞各紙、テレビ各局、メディア多数で紹介され大反響! 1200年目のベストセラーに。 ○ 紹介番組 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(4/1放送) 日テレ「news zero」(4/2放送) 日テレ「ZIP!」(4/3放送) フジテレビ「とくダネ!」(4/3放送) 他 ○ 紹介新聞 朝日新聞(4/2 夕刊一面、4/3朝刊) 読売新聞(4/2夕刊) 毎日新聞(4/2夕刊) 日経新聞(4/2) 産経新聞(4/3) 東京新聞(4/2夕刊) 日経産業新聞(4/2) デイリースポーツ(4/2, 4/3) スポーツニッカン(4/2) サンケイスポーツ(4/3) 中日スポーツ(4/3) 日刊スポーツ(4/3) 他 (いずれも2019年) 全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が合本版で登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。 『万葉集』全20巻4500余首の歌からは、古の人々の息づかいが聞こえる。日々を真摯に生きる彼らの姿は、1200年余りの時を超え、人の営みが不変であることを私たちに教えてくれる。そして新版最大の特徴は、歌群ごとに付した現代語訳。前後の歌とともに歌群として味わうことでより深い鑑賞が得られる。
  • ばあちゃんはこっちの百円で米を買う
    -
    1巻1,100円 (税込)
    近くにあったときは欲張りに、離れてみるとごく当たり前のことを強く願う――(「四つ葉のクローバー」より)古ぼけた乳母車を押す小さな老婆ゆれる母親の背中で感じた温もり幼い我が子が小さな手で送ってくれるおやすみメール娘がバイト代で返してくれた新札の千円あなたと聴いた『ムーンライト・セレナーデ』誰でも心の中にある風景ふと目にとまった景色耳を澄ませば聞こえてくる声を愛情に満ちた言葉で切り取った20篇の詩集

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  • 芭蕉 最後の一句 ──生命の流れに還る
    4.0
    旅に病んで夢は枯野をかけめぐる──松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
  • 爪句@暦の記憶
    -
    1巻523円 (税込)
    2015~2018年の4年間に制作したカレンダーの写真を爪句として編集。 北海道の駅、鉄道を上空から撮影した北海道風景などテーマ毎に紹介。 QRコードで全球パノラマ写真も楽しめる。

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  • 私自身
    -
    36歳で「謎の死」をとげる詩人が、29歳と35歳の二回にわけて書き遺した唯一の自伝。詩的なものへの反撥、三度の逮捕歴、ロシア未来派の誕生、あの大きなルバーシカ、戦争と革命、後年詩人に災いをなす「転向」のことなどが断章式に語られる。未来派マニフェスト「社会の趣味を殴る」も全文収録。
  • 風呂
    -
    1929年、再びパリから戻った詩人は、三つめの戯曲『風呂』を完成する。翌30年1月レニングラード初演、3月モスクワ初演。スターリンを思わせる高級官僚が登場するこの諷刺劇は、始め中傷を受け、やがて黙殺され、4月14日の詩人の死を準備する……。
  • 南京虫
    -
    1928年12月、パリから戻った詩人は九幕の幻想喜劇『南京虫』を完成する。翌29年2月モスクワ初演。メイエルホリド演出、ショスタコーヴィチ音楽、美術はククルイニクスイとロトチェンコの布陣。初日を見届けた詩人は、劇評も見ず、翌日パリへ発つ。
  • とてもいい!
    -
    1927年、詩人は34歳。年間121回の朗読会。移動また移動。避暑地ヤルタでの忙しい夏に叙事詩『ハラショー!』は完成する。残された時間は少ない。予告した『とてもわるい』は散逸し、『声を限りに』は未完に終わり、ついに本作が最後の長詩となる……。
  • ヴラジーミル・イリイチ・レーニン
    -
    1924年1月21日、レーニン逝く。極寒の赤の広場をうめる群衆の中に詩人はいた――ぼくは倖せだ。ぼくはこの力の一部分。目から流れる涙さえ、みんなの涙だから。詩人は逡巡の後、革命二百年史の英雄叙事詩を4月に着手し、10月に書き上げる。
  • これについて
    -
    1923年、パリから戻った詩人は、総合芸術誌「レフ」を組織する。同人にブリーク、アセーエフ、トレチャコフ、ロトチェンコ。創刊号には、不実の恋人リーリャとの「自発的監禁」中に書き上げた『これについて』が全文掲載される。日本翻訳家協会特別賞。
  • 第五インターナショナル
    -
    1922年秋。30歳の詩人は、3年越しの大作の冒頭をイズヴェスチヤ紙上に発表し、ベルリンへ発つ。やがてディアギレフの案内でパリに入り、ピカソ、レジェ、ストラヴィンスキーらと会う。全八部と構想されながら未完に終わった長篇詩の冒頭二部を、詩人・小笠原豊樹の最後の新訳でおくる。日本翻訳家協会特別賞。
  • ぼくは愛する
    -
    1922年、二十代最後の年に、詩人は出版社マフ(モスクワ未来派協会)を組織する。集うアセーエフ、トレチャコフら喧嘩友だち。生まれたばかりの版元の〈詩人叢書〉第一弾として2000部が世に出た、306行の小型の長詩。日本翻訳家協会特別賞。
  • 一五〇〇〇〇〇〇〇
    -
    1920年冬、27歳の詩人は革命後二つ目の大作を書き上げる。ロシアの総人口数を表題とし、人々すべてが作者であるかのように詩人は印税を放棄し無署名での出版を企てるも、あろうことか《わるい雑誌を出す筈がない、国立出版所が》と後にうたうことになる政府出版局のサボタージュにあい、3通の抗議の手紙のやりとりの後、ようやく初版5000部が世に出る。アメリカはウィルソン、ロシアはイワン。両大国の間で戦われる20世紀のトロイ戦争を描く。日本翻訳家協会特別賞。
  • ミステリヤ・ブッフ
    -
    1917年、十月革命。「認めるか、認めないか、そんな問題は私には存在しなかった。私の革命である」。24歳の詩人は、成就したばかりの革命のために「必要なことは何でもやる」意気込みで仕事にかかり、やがて三幕の戯曲を書き上げる。ユリウス暦の翌18年10月25日、演出家メイエルホリドと美術家マレーヴィチが革命一周年を記念して、この戯曲を舞台にかける……。翻訳家・小笠原豊樹の遺稿となった新訳版。谷川俊太郎序文。日本翻訳家協会特別賞。
  • 人間
    3.0
    《そいつ/自由な人間が現れる/ほんとだよ/おれを信じてくれ!》と『戦争と世界』の終結部が告げるように、どうしても書かれねばならなかった、マヤコフスキー25歳の第四長詩。1905年の挫折した革命の影のなか、詩人はどんな叛乱も触れられない “万物の支配者” に復讐をいどむ。1917年の成就する革命寸前に書かれ、革命前マヤコフスキーの総決算となった長詩を、詩人・小笠原豊樹が遺した新訳でおくる。
  • 戦争と世界
    4.0
    《ああ、とじて、とじて、新聞の目を》1914年7月、世界大戦の始まりを21歳の青年詩人は興奮して受け入れる。俄然立ちはだかる戦争の恐怖に対し、この目で確かめるべく義勇兵に志願するも、思想穏健を欠くという理由で不採用。やがて銃後のけがらわしさと殺戮の報道にうんざりした詩人は『戦争と世界』を書き上げる。戦中の1915年に書き始め、翌1916年に完成しながらも、当局の検閲で、革命による帝政ロシア崩壊まで世に出ることのなかったマヤコフスキーの第三長詩。
  • 背骨のフルート
    4.0
    《声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、ぼくは進む、美男子で二十二歳》と言い放ったその年に詩人は奇妙な夫妻と知る。のちに秘密警察 OGPU の工作員として働くことになるオシップとリーリャのブリーク夫妻である。詩人と妻の関係を知りながら、あろうことか、夫オシップは詩人の作品を一行50カペイカで買いとり、『ズボンをはいた雲』『背骨のフルート』を出版する。『フルート』初版600部が世に出たのは16年2月。来る5月に詩人は《ロシア式ルーレット》を実行し、さいわい、弾丸は不発に終る……。
  • 悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー
    3.0
    《きみたちにわかるかな、なぜぼくが嘲りの嵐のなか、平然と、自分の魂を大皿に載せてモダンな食事の席へ運ぶのか》ラフマニノフの退屈から逃げ出したマヤコフスキーと友人ブルリュックが意気投合した記念すべき夜。声を上げたロシア未来派の旗手として、奇矯な言動で「社会の趣味をなぐる」青年マヤコフスキーが20歳で書き下ろした第一戯曲。演出・主演を詩人自身がつとめ、ルナパルク劇場をすずなりにした観衆に「穴だらけになるほど口笛で野次られた」とされる問題作。商業出版の道なく、わずか500部が友人ブルリュックの手で世に出た不穏な二幕物の悲劇がここに。
  • ズボンをはいた雲
    4.0
    《ぼくの精神には一筋の白髪もない!》戦争と革命に揺れる世紀転換期のロシアに空前絶後の青年詩人が現れる。名は、V・マヤコフスキー。「ナイフをふりかざして神をアラスカまで追い詰めてやる!」と言い放ち、恋に身体を燃やしにゆく道すがら、皇帝ナポレオンを鎖につないでお供させる。1915年9月に友人オシップ・ブリークの私家版として1050部が世に出た青年マヤコフスキー22歳の啖呵が、世紀を越えて、みずみずしい新訳で甦る。
  • えーえんとくちから
    4.4
    「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」「「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい」──この世界への鋭敏で繊細なまなざしから生まれたやさしくつよい言葉たち。彗星のように短歌界にあらわれ、2009年、惜しまれながら二十六年の生涯を閉じた夭折の歌人のベスト歌集が没後十年を機に未発表原稿を加え待望の文庫化。
  • 解説 百人一首
    -
    現代語訳と易しい語句説明、そして歴史的背景や古文の読み方、楽しみ方も根本から学べる「解説」と「余録」つき。遊びながら、寄り道しながら、子どもたちが自ら学ぶ力を養うという、受験教育とは一見対極にある方法をとりながら、灘校を第一級の進学校になるまで導いた、その授業とはいったいどんなものだったのか? 橋本流教育実践が凝縮された、古文入門の決定版。
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    4.2
    テーマごとに募った読者の短歌を歌人・穂村弘が講評。読めば詠みたくなる、実践的短歌入門。 双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった(こんこん・女・34歳)……歌人・穂村弘が、読者から届いた短歌を選び、講評する『ダ・ヴィンチ』の人気連載30回分が1冊に。読めばおもわず短歌を詠んでみたくなる実践的短歌入門であると同時に、短歌の魅力を際立たせる講評が、言葉のワンダーに触れるエッセイとしても味わえる。
  • 合本俳句歳時記 第五版
    -
    和歌以来の伝統の季語から近年の新しい季語まで収載し、的確な解説と秀逸な名句で定評のある角川歳時記。 上級者でも間違いやすい作句のポイントを追加した新解説が大好評。初心者からベテランまで必携の合本版!
  • 第二句集 四季・車椅子Ⅱ
    -
    1巻275円 (税込)
    終末時計二分前の混迷する世界情勢にあって反戦反核の俳句的生き方こそ世界平和の象徴です。その集大成が本句集です。戦争もいじめも詐欺も無い世の中であれ。 戦後の混乱期に生まれて義務教育完全未就学の1級身体障害者が何事にも諦めない心、挑戦する心で身体ごと詠み綴って俳句的生き方に辿りついた生き様の句集です。 【目次】 車椅子・昭和六十二年〜平成元年 古稀の母・平成二年 湾岸戦争・平成三年 原爆忌・平成四年〜五年 雪満月・平成六年 オウム・平成七年 冬の銀河・平成八年 沖縄忌・平成九年 ビキニの日・平成十年 核のごみ・平成十一年 千暉の春・平成十二年〜十三年 今朝の春・平成十四年 平和の火・平成十五年 日のはじめ・平成十六年〜十七年 あとがき 坂田正晴の軌跡 【著者】 坂田正晴 俳句的生き方で争いの無い平和な世界をねがう一人です。
  • ことばの玉手箱
    -
    1~2巻550円 (税込)
    <詞集> 大切な人への想いをつめこんだ、ことばの玉手箱。
  • 祈りの天
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ◆ 精鋭俳句叢書serie de la fleur 序文・高橋悦男 栞・片山由美子  はくれんの祈りの天にとどきけり  ことばはあくまで易しく、しかし、発想は独自で鋭く繊細である。しかも、言葉に汚れがなく、透明で清純である。(序・高橋悦男) 飛び越せぬ川のありけり鳥雲に 菜の花や明日を明るき日と思ふ ソーダ水楽しき刻を飲み干して いちまいの水となりゆく薄氷 踏青や背に透明な羽根生えて 銀漢や一生分といふ逢瀬 引く波は見えず十一月の海 星涼し夜空に沖のあるやうな いくたびも白きもの翔つ冬の海 白鳥に似てセーターの厚き胸
  • 17音の青春 2019 五七五で綴る高校生のメッセージ
    -
    宇多喜代子、大串章、長谷川櫂、復本一郎、黛まどからが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。青春が結晶する、高校生俳句の珠玉の作品集。
  • くじけないよ
    -
    1巻858円 (税込)
    100歳の詩人、柴田トヨさんの詩集に触発されて創作した、作家海人の詩集です。七五調のリズムを大事にしました。是非お気軽にご覧ください。
  • 午前第6号 自由律俳句集
    -
    1巻550円 (税込)
    私家版 久坂夕爾自由律俳句集『挿話』 (個人詩誌「午前」第6号) ここ最近5年間の自由律俳句をまとめてみました。
  • ママ、きっと会いにいくよ。 雲の上の赤ちゃんからのメッセージ
    -
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心肺の疾患をお土産に生まれてきた息子が五歳になった元日の朝のこと。彼はいいました。「赤ちゃんが生まれる夢を見たよ。準備しなくちゃ」そして、ベビーラックを引きずってくると、ぬいぐるみを入れてあやし始めました。六日後の朝、息子は当惑したようすでいいました。「変な夢、見ちゃった。まちがえて赤ちゃんをトイレに流しちゃったの」結局、赤ちゃんは来てくれませんでした。数年後のある日、私は化学流産の話を聞いて、息子が見た夢のことを思い出しました。そして、赤ちゃんは確かに私のもとにきて、すぐに還っていったのだと気づいたのです。あのときの赤ちゃんは何を伝えたかったのか。心を澄ますと、言葉が下りてきました。それが、これらの詩です。この本が赤ちゃんを待つママたちのなぐさめになりますように。そして、私たちの社会が健やかさを取りもどして、すべての赤ちゃんが希望と喜びのうちに、この世の冒険を始められますように。
  • 詩集 あいことば
    -
    1巻528円 (税込)
    「あいことば」愛の言葉を素直に伝えたい恥ずかしがらずに私たちは愛から生まれたのだから「会」「愛」「合」。人には欠かせないこれらの「あい」。44篇の詩は、この世がいくつもの「あい」に満ちていることを、一心に訴えかけてくる。そして、読む人すべてにとって、大切な「あい」があることを気付かせてくれる。そこに綴られている数々の言葉は、人々の心を勇気づけてやまない、希望であふれている。

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  • たんぽぽぽん
    -
    「里の秋」の詩人としてしられる故・斎藤信夫主宰の「花馬車」の後継誌、浅川ただとも主宰の「花時計」(廃刊)に発表された作品群に、新たな作品を加えた横尾湖衣の童謡詩集です。ITの時代にこそ、心なごむ「童謡詩」はいかがでしょうか? まっかな まっかな もみじが 小さなお手て ふっている 秋のおわりを つげながら 静かに 静かに 消えてゆく 秋はあか色 あかね色    (「秋はあか色あかね色」より

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  • 詩集 続・海の紙片
    -
    第一詩集「海の紙片」の続編です。 「明日、海へ行こう」、「夏のスポーツ」、「透明度」、「散歩する女」など海にちなんだ様々なことを詩にしました。海の好きな人へお贈りします。
  • 2015年春夏秋 眼を病んで
    -
    1巻660円 (税込)
    2015年の出来事を自分なりに短歌形式でまとめたものでいわゆる生活詠である。眼が悪くなったのは「よけいな」事と思わずにいられないので本書を著すことにした。
  • 「古今和歌集」の創造力
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ梅にはウグイスなのか。なぜ秋は悲しいのか──。あらゆる詩歌や文学的感受性の〈型〉を創りあげた『古今和歌集』。第一線の古典和歌研究者が、レトリックと配列の緻密な分析から、天才編集者・紀貫之の企図を大胆に読み解く。
  • こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
  • ある若き死刑囚の生涯
    3.0
    罪を見つめ、罰を引き受けるとはどういうことか。死を受け入れ、乗り越えて生きることは可能か。1968年の横須賀線爆破事件の犯人で死刑囚の短くも懸命に生きたその姿を描き出す。
  • 噺家が詠んだ昭和川柳 落語名人たちによる名句・迷句500
    完結
    3.0
    全1巻1,793円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 知られざる「鹿連会(しかれんかい)」の詩句にあの時代を振り返る! ★ 噺家たちの素顔が見られ、おかしみがにじみ出る。 ★ 「鹿連会」そうそうたる顔ぶれ 六代目 三遊亭圓生 八代目 桂文楽 五代目 古今亭志ん生 五代目 柳屋小三 三代目 桂三木助 八代目 春風亭柳枝 初代  桂正楽 六代目 三升家小勝 七代目 橘屋圓蔵 十代目 金原亭馬生 二代目 三遊亭圓歌 ほか ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 昭和のはじめに結成された川柳会は、その名も「鹿連会」。 昭和5年に発足した会は5、6回で自然消滅し、 戦後昭和28年に再開したあとは 10年以上続きました。 本書では、名人たちの貴重な名句・珍句から、 落語家たちの素顔や、 彼らが生きた時代を垣間見ることができます。 当時の写真のほか、 時代背景や用語解説付きで紹介します。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一幕 昭和28年・29年の鹿連会作品 * 28年 10月 松茸・競輪・紋付・情け 11月 映画・酉の市・鯛 ・・・など * 29年 3月 マッチ棒・豆腐・刃物 他 4月 お花見・草・蛤 ・・・など ☆ 第二幕 昭和30年代の鹿連会作品 * 30年 7月 鼻歌・半分 他 8月 エビ・耳・夏 他 ・・・など * 31年 1月 時計・お鍋・帯 12月 幽霊・茶・夫婦・水 他 * 32年 2月 電気・祭り・雪 他 7月 団扇・新聞 他 ・・・など * 33年 2月 相撲・天ぷら・拭く 6月 吉原 他 ・・・など ☆ 鹿連会話 * 鹿連会物語 * 川柳と落語 * 黄金時代 * 志ん生・馬生・志ん朝 * 三人三様 * コラム 会員作の川柳が広告コピーになる ◆◇◆ 編集協力者プロフィール ◆◇◆ 五代目古今亭志ん生の長男である、 十代目金原亭馬生(美濃部清)の次女として、 台東区谷中に生まれる。 叔父は古今亭志ん朝。 数十人の落語家達の中で育ち、 父、十代目馬生のマネージャー兼付き人をつとめる。 実姉は女優の池波志乃、 義兄は俳優の中尾彬、 長男は二つ目、金原亭小駒。 「心豊かに生きる」という理念に基づき、 一般社団法人日本文化推進企画を設立し、 落語会の企画など江戸落語の普及につとめる。
  • 夢の、感触
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ◆新詩集 西の彼方、 太陽が昨日に還る頃、 南天高く、夜は爪を伸ばす。 月の雫は、星座を作り その秩序に守られ、 私は、呼吸する。 一瞬、失うチャンスは、 流れ行き交う、星々。 眠りに落ち、見る夢と 目覚めて見る夢は、 同じ感触。 すべては、太陽が創り上げた 誰にも読めない暗号。 (「月の雫」より) ◆目次 I (温度差が風を生み、)/新月/冠月の、ころ/月の雫 II (言葉が)/(心が、動く。)/(尊く)/ III 思惑/(何もかも、何もかも、)/まるい種/地球/海辺の情動/昼寝の行進曲/音楽/夜の雲 IV (万人を負って)/(世界を)/(仔猫がしっぽを追うように、)/(登りつめると、)/(渇望していた時は、)/(傲慢さや惰性で)/枯れ葉/果実/記憶/結実まで V 悲しみの深さ/涙/悲しみのいちばんめ/悲しみの、玉/本当の気持ち/悲しい記憶/(答えが、)/言葉のしっぽ/涙の粒/(いろんな味を残して、)/(悲しみに彩られ、) VI 遠吠え/十一月/葡萄酒/狂おしく咲く、花/(存在している時点で、)/天滴り/(夢が、)/薔薇色/この場所から/幸福の一歩手前/夜明け VII 青空/(戦争も、)/(言葉に操られるまま、)/(記憶違いの思い出話に花が咲く。)/(憎しみも/妬みも)/ダイビング/早春/春/ピカピカ/天倫/晴天/(この気持ちは、)
  • 詩集 風の音
    -
    1巻330円 (税込)
    さまざまな思い出が蘇ってくるような、懐かしさと寂しさと温かさとが入り混じった気持ちを想起させる。
  • いにしえの恋歌 ──和歌と漢詩の世界
    -
    1巻1,540円 (税込)
    和歌と漢詩。古代東アジアに誕生した二つの傑出した言語芸術は、それぞれ共通点を持ちながらも、独自の世界をつくりあげてきた。本書は、両者の「恋歌」を入口に、その豊穣な世界を逍遙し、魅力を語る。そして古代の日本と中国に生きた人々の心情と運命に迫る。日中の文化をともによく知る気鋭の比較文学者による、渾身の一冊。
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 若松英輔 特別授業『自分の感受性くらい』
    4.5
    1巻770円 (税込)
    なぜ人には詩が必要なのか? 国民的詩人・茨木のり子が遺した素朴な詩は、なぜ日本人の心に響くのか? 「詩」を感じることができれば、言葉は人生を支える糧となる。詩と出会う大切さを知ることで、自分を励ますための言葉が見つかる一冊。 はじめに──これから詩を書こうとする君たちへ 第1講 詩とは何か 第2講 感受性とは何か 第3講 生きるとは何か 第4講 言葉とは何か
  • NHK俳句 俳句づくりに役立つ! 旧かな入門
    -
    1巻1,650円 (税込)
    正しい旧かな表記の理解は、俳句実作者が乗り越えねばならないハードル。本書は「語源」というアプローチから、効率よく持続的に旧かなを攻略し、辞書的にも使える一冊。『NHK俳句』人気連載「俳句づくりに役立つ!旧かな入門」の単行本化。巻末には【旧かなマスター12の練習帖】付き。
  • ジャジェン・チャ=チムドレン
    -
    1ページに収まる程度の短くて、バカバカしくて、楽しいファンタジーショートショート作品集。どこから読んでもよし、どこで止めてもよし。気楽にお付き合い下さい!
  • 生きるから
    -
    1巻968円 (税込)
    私はあなたに 何もしてあげることができないから つらくなったら そばにいてあげる さみしくなったら 一緒に泣いてあげる 悩みがあるなら 一緒に悩んであげる 笑える日が来るまで そばにいてあげる そんな人に 私はなりたい (「友へ」より)

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  • 歌集 風音
    -
    1巻1,232円 (税込)
    黒土に蕾の押し合う福寿草日向に黄金の光あつめる 鬼灯の青き袋を手に摘みてぽんぽんと鳴らす夏の末かな はろばろと黄金の穂を垂る稔田に太古のままの月満ちて照る (「季節のうた」より) 本作は、著者にとって8作目となる短歌集。旅先での光景や、著者が暮らしている町での出来事など、何気ない日常について綴った珠玉の短歌が200首以上収められている。移りゆく季節や、変化し続ける町並みの中でも、決して変わることのない美しい景色や人の温かさ。そんな日常を彩る小さな幸せの一瞬が、この一冊に詰まっている。ページをめくれば、あなたのもとに優しい風を運んでくれるだろう。

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  • 愛、という文字の書き順は教わっても愛し方までは教わってこなかった <電子版限定特典付き>
    5.0
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <電子版限定特典付き> 巻末には電子版限定描き下ろしメッセージを収録! この気持ちを知り過ぎてしまったら、 もう後には戻れないって分かってた――。 著者累計31万部突破! 今女性が一番憧れる、“妻大好き症候群”なベストセラー作家が贈る、 6つの切なく儚い恋愛ショートストーリー。 届かぬ思い、友情との両立、久しぶりの恋愛、永遠の別れ…… つらくて儚い恋愛に悩むすべての男女に贈りたい、 共感し、一歩踏み出せる、新感覚の恋愛ショートストーリー。 恋愛って、こんなにも儚くてこんなにも美しいものなんだ。 これを読めば、好きな人や友だちへの、想いと感謝があふれてくる一冊です。 Twitterフォロワー26万人、Instagramフォロワー12万人が感涙した夫婦愛、 初公開の結婚前夜ストーリーも収録。 【もくじ】 STORY1 片想い×臆病 STORY2 いくじなし×後悔 STORY3 嘘×嘘 STORY4 鉄則×出会い STORY5 距離×決心 STORY0 真実×愛 【著者プロフィール】 0号室(ぜろごうしつ) 「妻大好き症候群」の夫。2013年7月よりTwitterを開始。Instagramやブログでも、最愛の妻と過ごす日々や、恋愛に悩む人への応援の言葉を公開し、絶大な支持を集めている。著書に、『勇気は、一瞬 後悔は、一生』『がんばる理由が、君ならいい』(ともにベストセラーズ刊)があり、著者累計31万部突破のベストセラーとなる。 Twitter:@0__room Instagram:@0___room Blog:https://ameblo.jp/0-room/
  • 俳句歳時記 第五版 春
    -
    初心者からベテランまで最も定評のある角川歳時記を全面リニューアル。上級者でも間違いやすい作句のポイントを追加、ぐんとわかりやすい解説に。例句も新しく600句以上を収録。さあ、俳句を始めよう!
  • 山家集【電子特典付き】
    -
    新古今時代の歌人に大きな感銘を与えた西行。その歌の魅力を、一首ごとの意味が理解できるよう注解。たっぷりの補注で新釈を示す。歌、脚注、補注、校訂、人名・地名・初句索引、年譜を所収。 ※【電子特典】電子書籍版特典として、「西行略年譜」と、『山家集』の歌がほかの家集や勅撰集に採録されている状況を示した「他出一覧」がついています。
  • 詩集 銀河クジラの夢想
    -
    1~2巻220~385円 (税込)
    「海の紙片」「月光浴室」に続く、短詩が多い第三詩集です。ちょっとした空き時間に、さくっと読んでイメージの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。
  • 詩集 夜の声
    -
    1巻1,100円 (税込)
    大分県在住の詩人、河野俊一氏の詩に励まされて、その交流を契機に自ら詩作の世界へと足を踏み入れた著者。「自分の詩が微力ではあっても誰かの心の添え木になれたら」との願いを込めて三十数年間書いてきた作品を世に問う一冊。
  • ラフォルグ抄
    -
    19世紀末フランスの夭折詩人ラフォルグ。象徴派が勃興する中、近代の倦怠を知的な抒情とした天才が遺した散文集『伝説的な道徳劇』は、若き日をヨーロッパで過ごした吉田健一にとって「前世か何かで自分が書いたことをそれまで忘れていた感じだった」と語らしめ、耽読して止まなかった魂の邂逅の書であった。同じく遺作の詩集『最後の詩』と共に名訳で贈る。
  • もう会えないとわかってから
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前作『君を読む』に続く、蒼井ブルーの恋愛詩集第2作。今作では新進気鋭の人気モデル・田中芽衣をイメージモデルに迎え、苦くせつない「別れ」をテーマに書き下ろします。
  • ランゲージ・ダンス
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ◆第一句集シリーズ/I 一本の虹できるまで踏むミシン 定型を守りつつ、口語を主体に、文語あり、切れ字あり、ですます調ありと、表現の実験をしているようでもある。 (序・福本弘明) ◆自選十句 肉桂玉ふふむふふふふ春の山 チューリップ合わない靴をはいている 鳥雲に波はおだやかなのだろう 六月を青いインクに浸すかな 夏木立足を曲げたりのばしたり くちびるは潮騒の味立葵 ほうせんか出ていくことになりました 長き夜の気になる距離にある背中 成仏はさだかではないきのこ飯 風花やとべないはずはないのだが
  • 爪句@マンホールのある風景 上
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    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第36弾。全道の市町村のマンホールの蓋絵の特集。QRコードは全球パノラマ写真が埋め込まれたブログ記事に繋がるものの2種類。ブログの記事を読むことでより充実した内容を知ることができる。

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  • 爪句@今日の一枚-2017
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    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第35弾! 爪句で綴る2017年の歳時記。日によってQRコードをつけてあるので、スマホなどでホームページにアクセスして、360度のパノラマ風景を楽しむことができる。

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  • 爪句@彫刻のある風景-札幌編
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    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第34弾。札幌にある野外彫刻を「女性像」「母子像」「子どもの像」「人物像」「実在人物像」「記念像」「レリーフ」「動物の彫刻」「石彫」「街中のオブジェ」「開放空間のオブジェ」11のカテゴリーに分類。写真と短文で紹介する200作品。

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  • 草原の風の中で
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    1巻330円 (税込)
    心にすがすがしい風が吹き抜ける。「花のように」「私の詩」「生きていれば」「花は なぜ」ふくめ、44作品を掲載。
  • しあわせのレシピ
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    1巻1,056円 (税込)
    『世界に一人しかいない「わたし」を 強く 強く 抱きしめてあげて下さい』ふとした瞬間の優しさ、人とのつながりを自然や植物になぞらえて描く“調味料その(1)優しさ”『ああ何度でもこうしてあやしてくれる人がどこかにいないだろうか』大人になって思い出す“初めて”のこと。どこか懐かしく寂しい気持ちを描いた“調味料その(2)思い出”『木の影がそっと 探してる 自分の色を 探してる』生きていることのしあわせ、よろこびを描く“調味料その(3)希望”「優しさ」「思い出」「希望」をキーワードとした3部構成で贈る、日常を彩る言葉の料理46品。ほっとしたいときに読みたいやさしい一冊。

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  • 詩集 21世紀の船
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    1巻1,056円 (税込)
    「私の心は大海原を船倉いっぱいに積荷を積みながら走る貨物船のようだ」。21世紀に漕ぎ出した船は、過去を振り返り、戦争の悲惨さ、家族の絆、そして自然の美しさを、詩に託して後世へと語り継ぐ。鋭い稜線に降り積もる純白の雪を描く「根子岳」では、冬の厳しさと、雄大な山並みが織り成す美しい風景が、そして「手」や「白川水郷の恋」では、つつましくも激しい恋のときめきが綴られる。時代の変化の荒波の中にあっても、忘れてはならない心の原風景をたどる詩の船旅へと、読むものを誘う。

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