詩集・俳句作品一覧

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  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集の古典から、現代の十代歌人の作品まで。これまでなかった「オールタイムベスト短歌100」。 はじめて出会う珠玉の短歌――それはきっと「心の宝物」になる。 老舗短歌専門誌「短歌研究」が、少年少女向けに総力をあげて編集。もともと「短歌研究ジュニア」という別冊付録だったが、短歌初心者のシニア層にも大好評。ジュニアからシニアまで、年齢を問わない短歌入門書の決定版として、ついに刊行。 収録は、「時代順」ではなく、テーマを切り口にした、あたらしい編成。 万葉集の大伴家持、山上憶良、小野小町から、俵万智、岡井隆、寺山修司、斎藤茂吉、栗木京子、穂村弘、斉藤斎藤などの現代短歌までを、あえて同列に並べ、古典和歌と現代短歌の両方に親しみやすいようにしている。 (編者・千葉聡より)小中学生・高校生のみなさんに真っ先に届けたい短歌を「オールタイム百人一首」として厳選し、あらたに解説や資料を添えました。現代の若い歌人の新作まで、教科書に掲載されている古典和歌や有名な近代短歌に加えて、小中学生のみなさんに親しみやすい一冊となることを願って、平成以降の新しい短歌を多めに収録。短歌定型と深いかかわりのある歌謡と琉歌も収録しました。 この本を入口にして、たくさんの方が短歌を読み味わい、そして、自分の言葉で一首を詠むようになってくださいますように。 目次 第1章 いとしい人へ 第2章 家族を思う  コラム「おもしろい歌」寺井龍哉「十秒と数十年」 第3章 春のよろこび・夏のかがやき 第4章 秋のせつなさ・冬のやすらぎ  コラム「短歌をつくってみよう」佐藤弓生  コミ歌 画 佐藤りえ 第5章 あこがれの世界へ 第6章 時代の記憶とともに  コラム「短歌をつくってみよう その2」佐藤弓生 第7章 ひとりの時間に 第8章 大きな存在のとなりで  コラム「和歌・短歌の歴史」寺井龍哉  短歌を投稿しよう・ブックガイド
  • 十代の暴動
    -
    1巻550円 (税込)
    少部数のみ限定発売された幻のパンク詩集を電子書籍化。86’〜20’自撰+最新作13編収録の最強ラインナップで復刻。70’s オリジナルパンク純血の衝動は並行世界の貴重な遺産である。詩集「十代の暴動」はTEENAGERのステイタスシンボルであり、数々のフレーズは永遠の18才のランドマークであり続ける。音楽大好き人間垂涎のヤンチャぶりは必読の価値あり。
  • 文字あそび あいうえおの詩
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五十音図を用いてひらがなを重複させず使いきる、 日本語版パングラム 1文だけではちょっとヘンな日本語でも、ひらがな46文字を使いきり、 5行続けて読むと光景が浮かんでくるからあら不思議。 そして、絵をつけると1つの作品に。偶然の産物だからこそ、 思いがけない語句がひらめいた時のうれしさはひとしお。

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  • 子規を「ギャ句゛」る~名句をひねると「ギャ句゛」になりました~
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ギャ句゛(ギャグ)」とは、名句の一部を変えて、意味や場面の転換を味わう言葉遊び。ディープな楽しみの同好会会長を自称する俳句の辛口先生が、本書で設定したお題は「正岡子規をギャ句る」。一般応募で寄せられた2243句から選句し一挙星付け! 原句があるギャ句は、誰でも気軽に始められて挫折知らず。名句の知識と技が身に付き、発想や表現も柔らかく豊かになってメリットずくめ。ページを開いたあなたはもうギャ句゛ラー!
  • 自選 大岡信詩集
    3.5
    同時代と伝統、日本の古典とシュルレアリスムを架橋して、日本語の新しいイメージを織りなす詩人大岡信(1931― )。のびやかな感受性と、偏ることのない厖大な知を、自由自在に多方面に活動させることで日本語の現代詩に新たな展望を切り拓く詩人のエッセンスを、自選により集成する。全125篇。(解説=三浦雅士)

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  • 吉野弘詩集
    4.7
    結婚式の祝辞としてよく引かれる「祝婚歌」、いのちの営みに静謐で温かい眼差しを投げかける「I was born」、現代における「受難」の意味を、心のやさしさに凝視める「夕焼け」‒‒‒‒。穏やかな語り口の、深い愛情に満ちた、鮮やかな抒情の音をひびかせる、吉野弘(1926―2014)のエッセンス。(解説=小池昌代・谷川俊太郎)

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  • ドラえもん短歌
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ドラえもんをテーマに募集された傑作短歌集。 57577のリズムに乗せて、「ドラえもん」のなかまたちや、ひみつ道具を読み込んだ短歌。それが「ドラえもん短歌」です。  自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった   失恋をグウで殴ってもう決めた 私今日からジャイアンになる  僕たちが今進んでいる方向の 未来にドラえもんはいますか  かんたんな日本語だけでつくられていますが、その内容は、だれもがうなずけたり、ぐっと来たりする、意味の深さを持っています。  また、文字数を数えてみると、見事に57577と、紛れもない日本の伝統的な短歌の一首として完成しています。  本書は「かんたん短歌」の提唱者として知られ、若者に圧倒的支持を受ける歌人・枡野浩一がネットを中心にでおこなった呼びかけに、全国から続々と寄せられた「ドラえもん短歌」の傑作選です。  日本人ならだれもが笑えて共感できる、新・短歌ジャンル「ドラえもん短歌」。  単行本版93首に、刊行記念コンテストの入選作から7首を加えた、待望の文庫版。 「ドラえもん」× 「短歌」という言葉のひみつ道具を使い、ぼくたちの今の想いを詰め込んだ、22世紀に届けたい決定版です。
  • ローマの丘より 水崎野里子 世界の旅
    -
    1巻550円 (税込)
    私はかなり頻繁に海外交流や旅に出かけます。日本国内も含みます。趣味でもありますが、いろいろな方々とお話できる幸運な人間の一人であるとも思います。特に、新しいグループとの出会いもあり、2018年九月末から2019年にかけて私はかなり国内と海外への旅に出かけました。 いささかのその私の幸運と見聞を皆さまと分かち合いたいと思いました。ブックウエイさまのご企画もあり、以前に出かけた外国への旅や最近の日本国内の旅の見聞や感動・得た土地の知識・経験が、ここに一冊の詩集としてまとまることになりました。世界の国への旅が国別に分かれたユニークな構成です。 みなさまもご一緒に、日本・アジアも含めた世界への旅に参加してくだされば光栄です。旅と放浪は日本の詩歌における一つの伝統、羇旅(きりょ)という定型ジャンルでもあります。 最後になりますが、本詩集を読んでくださる皆様、本詩集の刊行を了承いただき、企画・編集にご協力いただいたブックウエイ出版さまに繰り返し御礼、感謝申し上げます。
  • 詩集 陽春
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生は心のひだに刻まれた美しい感動の物語に違いありません。 詩集陽春(はる)はその瞬間瞬間を言葉に置き換えた青春の詩集です。 恋のうたや自然の美しさにうたれた感銘をモチーフにつづりました。 楽しいとき、うれしいとき、そして悲しいとき、辛いときにぜひ手に取って読んでみてください。 あなたの心に一陣の温かい風が吹き抜けるでしょう。
  • 見えない傷
    -
    1巻1,650円 (税込)
    昨年、NHKにて放映されたドキュメンタリー「ラストトーキョー“はぐれ者”たちの新宿・歌舞伎町」にもその活動が取り上げられた話題の俳人・北大路翼による三冊目の句集。 これまでの“アウトロー”とは異なる、加藤楸邨からの“本格派”の系譜。 【内容】 二〇一七年以降の作品から厳選収録した第三句集。 新宿の片隅から世の中を憂う。 手触りが今年の髭になつてくる アロハシャツ貰つた瞬間から似合ふ ちよつとした仕草がすべて雪遊び 釣り銭が散らばつてゐる春炬燵 初夢の頰に残りし蹄跡 褞袍着て人生ゲームでも未婚 帯文:白石和彌(映画監督)
  • 詩集 愛について
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    電車で 並んで座り だまったまま 風景を 見つめていた あの日 あれが わたしの ずっと 探していた 幸せだった (収録作品「車窓」より) 愛する人への想いに心を揺さぶられる、珠玉の36篇 「いなくなってしまった大切な人」への想いを綴る、詩集として異例の売行をみせる著者の最新詩集。
  • 天の魚 ―続・苦海浄土―
    3.0
    「苦海浄土」に続き、魂の詩人・石牟礼道子が、生死のあわいにある人々へむけて綴った、現代の鎮魂の記。――豊饒なる不知火海から、天の水と天の魚を奪い生活を破壊し、やがて20数年にわたって人間の命を破壊しさった、世紀の受難というべき水俣公害。ついにチッソと直接交渉を実現、解体する日常との闘いが残された患者漁民の観たものは何か? 「東京の空の美しゅうございました……」は、誰でも望む言葉であって、誰でも云えない言葉になった。80年代の日本の現実、必読の一冊。
  • 子規句集
    4.4
    正岡子規は35年という短い生涯の間に多彩な文学活動をおこなったが、その文学は俳句にはじまり、最後まで片時も俳句から離れることはなかった。『ホトトギス』を主宰、蕪村を再発見した近代俳句の先駆者子規の秀句2306句を選び、その俳句世界をあますところなくつたえる。改版にあたり初句索引を付す。 (解説 坪内稔典)

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  • 拾遺詩集 焚き火
    完結
    -
    全1巻220円 (税込)
    第一詩集『裏庭に咲く花』の選から漏れた落ち葉を拾い集め一冊の詩集としました。 ちいさな焚き火を見つけたら、その手を温めてみてください。 ぱちりぱちりと爆ぜる音。耳を澄ましてみてください。 頬が火照りはじめたら、心を温(ぬく)めてみてください。
  • 今日好きになる色
    -
    一瞬で消えてしまう風景や感覚を、言葉の中に閉じ込めた詩集。小説とは違う世界を楽しみたい方、小説を読むのに疲れた方など、ちょっとひと息入れてみませんか?

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  • さよなら、リコッタ
    -
    1巻495円 (税込)
    たった9か月と20日で天国に旅立ってしまった愛猫りこ(愛称リコッタ王子)。はっきりと憶えているよ忘れない、ずっと家族だよリコッタ。悲しみに包まれた著者は、生前のリコッタの写真を整理しつつ、彼に捧げる歌を詠む。 「向こうに飽きたら戻っておいで庭で拾ってうちの子にするから」 「そんな単語は検索したことがなかったのに日に何度も調べてしまうペットロス」 「家じゅうにあったお気に入りの場所そこだけほんのりと明るんでいる」  多くのカラー写真を収録した、猫好き作家による猫好きのための追悼歌集。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 詩集 空の塗り絵
    -
    1巻528円 (税込)
    この世界を、どう言葉に表そう。素直な言葉で表現できたなら――。 自然界に息づく様々な動植物、風や空や月や星たち、そして人間の生き様。 ふと入り込んできた風景に目を凝らし、耳を澄ませて切り取った42篇の詩集。 静寂のなかで通わせる心――語らい フェンスに噛みついている紅葉の枝――生きるということ なぜ、我々はここにいるのか――時空のロマン 自然がつくりだすドラマチックな情景――神秘の詩 移ろう季節と時空の旅――自然に抱かれて

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  • 足跡 晩秋に過ぎし日を想う
    -
    1巻792円 (税込)
    戦後間もない日本で自らの意志を貫き通した一人の女性の生涯を追う『足跡』と、古きよき時代に思いを馳せる短編集『こころ模様』を収録。 晩年、家族にも疎まれ孤独の中で死んでいった、好子。ひっそりと営まれるかと思われた葬儀には多くの参列者があり、届いた二通の弔辞では、若かりし日の彼女の姿が鮮明に語られていた。伯母の生涯に興味を抱いた主人公は、彼女の実像に迫る中で、女性の参政権運動に邁進し、名だたる活動家たちとも交流を持ちながら、突然その活動から身を引いた好子の姿を見出す。

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  • 革命的ロマン主義
    -
    1巻770円 (税込)
    こわれてしまいそうな世界で生きていく。自然な幸福が世界を変える。きっとあなたも「革命的ロマン主義」! この30年くらいで生きることがとても難しくなった。自分を取り巻く社会の不自然さに傷つき、なぜこうなのかと考え続け、生まれた詩とイラストを収めた2003年刊の電子版の新装版。人間は自然の一部。その幸福とは? 社会、環境ともに苛烈さが増した現在、みずみずしい感性が生きることの原点を問う。 【目次】 (次から次へと押し寄せる難問に) (どうなんでしょう 生きていくのは) (虚勢ははりたくないので) エスケープ (ごはんをバクバク食べる) 春 新緑 (私の頭は常に最大限に回転し続けている、) 大人になった証拠に私は Ideas 詩人の称号 (何を望んでる・・・・・・?) (私は叫びが何かを知ってる、) (それを彼女はどうするか) 諦め 墜落死 みんなねてる 絶望 (何を望んでるかもわからずに) Wonder/不思議 会話 偽り (うちひしがれて 鎖につながれてる) (どんなにつらくても、) A Happy Person Evening Sky/夕空 (なんだかもっとちがうものがあっていい) 世界を把握するのは Sourire スーリール 言葉とオレンジ (私は植物を見るように、) CREATIVITY (愛情が大きすぎるって あなたは言うんです) 鳥 (彼女はすべての感覚器官を全開にして) (蒸留しようと思ってる) 愛情のエネルギー (・・・・・・どこにいても雨は降る) Tension (コントロールできない) 革命的ロマン主義 HONESTY 雪 Nature (つい先日まで いいものがどこかにあるかもしれないって) 日曜の川辺 (最近 お金が紙きれに見えてしまう) ほか 【著者】 泉舘朋子 1964年愛知県尾西市(現・一宮市)に生まれる。30歳ごろから詩を書く。詩集「JAPAN」(文藝書房)、「革命的ロマン主義」(hearts & words)。油彩イラストでPARCO URBANART #7入賞。 日々いろんなことを考え、詩、絵、ツイートなど。この30年くらいで生きることがとても難しくなった。宇宙や自然界に神秘を感じつつ、自然の一部である人間が賢明に生きていけることを願っている。
  • 昼寝の国の人 田中裕明全句集を読む
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ふらんす堂ホームページ上で連載の「昼寝の国の人――田中裕明全句集を読む」が一冊に!俳誌「ゆう」連載の田中裕明のエッセイも掲載。 ●執筆者 高柳克弘/神野紗希/杉本徹/中村夕衣/冨田拓也/相子智恵/鴇田智哉/黒瀬珂瀾/村上鞆彦/手塚敦史/小田涼子/マブソン青眼/中尾太一/小島なお/小笠原鳥類/斉藤斎藤/日下野由季/永田紅/庄田宏文/如月真菜/彌榮浩樹/佐藤成之/田中亜美/佐藤郁良/石川美南/佐原怜/鬼野海渡/藤原安紀子/橋本直/杉浦圭祐/永田淳/田中裕明 ●田中裕明略歴 1959年(昭和34年)京都生まれ。1977年(昭和52年)に波多野爽波に師事し、早熟な才能を発揮。1982年(昭和57年)22歳で角川俳句賞を受賞。最年少の受賞者となり、俳壇のニューウェーブとして活躍。2000年(平成12年)に俳句結社誌「ゆう」を創刊、主宰した。2004年(平成16年)12月30日、骨髄性白血病による肺炎で永眠。享年45歳。句集に『山信』『花間一壺』『櫻姫譚』『先生から手紙』『夜の客人』。 2007年7月7日『田中裕明全句集』刊行。(『田中裕明全句集刊行委員会』編集)
  • あさはやくに
    -
    ◆リトアニア語対訳詩集 あさはやくに書かれた たくさんの新しいひびきの名前。 読まれていない本をめくろう 東から西まで。 あさはやくに白い魔女たちが わかいわたしの幸せを決めた; そして予言し運命づけた 永遠にわかくいることを。 黄金の時間をあさはやくに 太陽がたくさん注いだ。 あさに金いろで書かれた わたしの名前をそこで見つける。 (「あさはやくに」より) ◆目次 (あさはやくに) あさはやくに/わかいきみに/青春/白い路上で/復活祭のあさに (夕べのヴァイオリン) こどく/夕べのヴァイオリン/たびだちに/海のおはなし/十字路よ/暗くなるとき/日没 (黄いろの旗) 黄いろの旗/風/秋の太陽よ/たいへん/秋の日々/孤児のよる (銀のこどく) 銀のこどく/たそがれの来客/待合室に/哀悼/森によって/黒い客/白の山脈/おうちから (大地が燃える) 春に/海にて/春の酔い/踊り子たち/窓ごしに/一瞬のあいだの (なみだなしに) 宵/ついていく日に/ものごい/パイェーシスよ
  • 爪句@天空物語り
    -
    1巻500円 (税込)
    爪句シリーズ第41集のテーマは【天空】 約8年間撮りためた写真のなかから、テーマに沿った写真をセレクトし、1月から12月までの月時系列で、札幌の朝空、夕空、夜空を紹介。

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  • 爪句@クイズ・ツーリズム―鐡道編
    -
    1巻523円 (税込)
    2008年1月1日発刊第1集「爪句@札幌&近郊百景」から今回で記念すべき第40集の発行となります。第40集は第38集で好評だったクイズシリーズ第2弾として「鉄道編」。秘境駅や始終点駅などを紹介しています。はたして読者のみなさんはいくつの駅を正解できますか。

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  • 角川俳句コレクション 鑑賞 季語の時空
    -
    1~3巻1,980円 (税込)
    3.11以後の視点で読み解く、俳句・短歌約230作品。巻末に掲載句、掲載歌索引つき! 1 異界からの使者 燕来る国/雲雀幻想/鳥は何処へ/眠る胡蝶/ほたるの山河/雁が残したもの/こおろぎの闇/海鼠の底力/不滅の狼 2 万象変化 さみだれのあまだれ/氷菓一盞の味/秋風が/二つの月の港/野分から台風へ/天の川の出会い/時雨西東/枯野の夢、夢の枯野/降る雪/凩の果/雪女あはれ 3 滅びと再生 梅の精/桃の花の下/蚕飼の世の終焉/春雪三日/遠田の蛙/夏草の変転/麦秋とはったい/蘆のふところ/蝉時雨/柿食ふや/葛の花の向う/菌生え/クリスマス一夜
  • 飯田龍太全句集
    値引きあり
    -
    伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。 「大寒の一戸もかくれなき故郷」 「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」 「春の鳶寄りわかれては高みつつ」 など、郷里の風光と人事をこまやかに詠い上げた。 鋭敏な感覚と豊かな叙情に支えらえた作品群は、高潔にして格調高く、自在の境地を示している。 既刊句集10冊に拾遺を加えた全5728句に、自句自解抄、年譜、季語索引を付す決定版! 解説・井上康明
  • 鏡の国
    -
    1巻418円 (税込)
    去年まで名前も知らぬ人でいたあなたの生まれた日を祝うこと 週刊朝日歌壇永田和宏選最優秀賞歌人による短歌とエッセイ集。 『あなたと短歌』(朝日新聞出版社)、『短歌研究』、『NHK短歌』掲載分と書き下ろしの未発表作品を含む作品集です。 【目次】 鏡の国(短歌) アクアリウム(短歌) 忘れ物(エッセイ) 【著者】 松原和音 東京都生まれ。立教大学文学研究科フランス文学専攻博士課程前期修了。卒業後は出版社で大学用の仏語教科書の編集に携わる。現在、会社員。 幼少時より親族から贈られた歌集を手にする機会に恵まれ、短歌に囲まれた環境で生育する。 短歌de胸キュン、平成二十八年十月放送分にて胸キュン大賞。『NHK短歌 12月号』、 『あなたと短歌』(朝日新聞出版)等に作品を掲載される。 『週刊朝日』の「週刊朝日歌壇 教えて永田先生」のコーナーで最優秀賞。 純文学作品で第四回辻原登奨励小説賞佳作。
  • 暗誦 百人一首 読んで覚える!
    -
    1巻598円 (税込)
    小・中学生を中心に大人気の「百人一首」の意味を理解しながら“覚えられる”一冊。 100首全ての歌を、イラスト、図解などを交えて、わかりやすく解説。 本書の「ゴロ合わせ」や「決まり字」で歌を覚えて、競技かるたにも応用できます。 監修は同志社女子大学・吉海直人教授。 全ての漢字にフリガナをふっているので、難しい漢字も読むことができます。

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  • 雪の紙片
    -
    雪の詩を読みたい。雪のことばかり書いた詩集を読みたい。けれどもそんな詩集はなかなか見つからず。 だから自分で書きました。 雪と冬が好きな人達へ、この小さな詩集を捧げます。
  • 17音の青春 2020 五七五で綴る高校生のメッセージ
    -
    宇多喜代子、大串章、長谷川櫂、復本一郎、黛まどからが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。高校生俳句の珠玉の作品集。
  • 恋歌地獄
    -
    1巻198円 (税込)
    甘くもなく苦くもない、切ない思いだけが駆け巡る。恋の歌には地獄のような苦しみがある。 全身を激しくのた打ち回る恋の媚薬、あなたもこの歌で満喫してみませんか?
  • 春夏秋冬
    -
    1巻198円 (税込)
    障がい者歌人キナコモチコが詠みあげる四季の歌の数々。祖父母を思い、自らが育った自然の地を思う、キナコモチコの感性が三十一文字の中に深く刻み込まれています。ぜひ一度、ご一読ください。そしてキナコモチコの世界に浸ってください。
  • ねこもかぞく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 可愛い哀歓!ねこと家族の情景! 大泣きの赤ちゃん、子どものままごと、親子の磯遊び、あうんの呼吸の夫婦、あたらしく迎える仔猫、おばあちゃんとおじいちゃん……家族のさまざまな情景を詠んだ88の俳句をかわいいコミックと解説で紹介!アルバムをめくるように愛らしいねこたちが案内する家族の情景!
  • 心という臓器
    -
    1巻440円 (税込)
    人なる宿命を生きる貴方に 一服の詩を届けます 「過去の嘶き」 明日とは根拠なき希望 目覚めればたちまち今日となり 生きれば生きるほど過去の頂に立たねばならない 時に滑落し 謝罪も償いも届かない あの日が蘇る なぜつらい記憶ほど心を突き破り 何度も芽吹くの 今日という日を また苛まれながら生きるのなら 人生の喜びはどこにあるの 日々の隊列に割り込んでくる この陰鬱な訪問者は 他ならない自分自身 その口元が偶蹄類のように 畏怖を反芻しながら 性懲りもなく 自分を哀れんで啼くのよ
  • 片羽の鳥
    -
    1巻880円 (税込)
    短歌とともに綴る、一人の女性の物語。 二人の出会いは、和歌山県・白崎海岸。短歌を愛し、三十一文字を心で追いながら海沿いの道を歩く美子(みこ)の目に、一心不乱に絵を描く青年、博(ひろし)の姿が映る。美子が22歳になったばかりの晩夏のことだった。歌と絵に結ばれた二人であったが、美子には辛い未来が待ち構えていた――。和歌山の美しい自然に思いを寄せ、悲しみをも包み込む、繊細で豊かな詩情溢れる短歌に彩られた小説。

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  • 空を流れる川
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆あの日の死者たちひとりひとりの声を求めて H氏賞受賞詩人・野木京子初エッセイ集 消え尽きることのない ヒロシマの声 その無数の囁きに 心を澄ますとき、 あの日の死者たち ひとりひとりの 生きてあった姿を 想うことができる 死者は数ではなく、固有の名前で光を帯びている。 詩は、過去の死者たちと末来の人たちのために開かれている通路である。名指しすることのできない、末来の“あなた”が潜りこむことのできる、上空に隠れている、窪んだ、天空の落葉が焚かれている場所。………そして私たちの「詩」は、被爆や炭化の末来に耐え得るのだろうかと問うている。 (本文より)
  • 誰でも詠める 短歌「超」入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「57577」の定型で作る短歌。その初句と三句の「五音の句」の定型をおさえれば、誰でも驚くほど簡単に短歌が詠めるようになる。誰でも一歩を踏み出せる、和歌研究者がたどりついた、究極の短歌入門法!
  • 俳句は入門できる
    3.8
    なぜ、俳句は大のオトナを変えるのか!?「いつからでも入門できる」 「俳句は打球、句会が野球」「この世に傍点をふるようによむ」──俳句でしかたどりつけない人生の深淵を見に行こう。芥川賞作家で俳人の著者が放つ、スリリングな入門書。 <ラグビーや相撲は中年をすぎたらもう出来ない。野球をするのも、けっこう大変だ。俳句はいつからでも入門できる。そして、その入門する世界は「五七五」や「季語」のもたらす醍醐味をひっくるめ、もっと大きな混沌と豊饒さをたたえて、皆さんを待っている。>(はじめに より)
  • 午前第7号
    -
    1巻330円 (税込)
    久坂夕爾の個人詩誌「午前」の第7号。 今回は、自由律俳句および詩・俳句をめぐるエッセイ5本となります。
  • Pilgrimage(ピルグリミッジ)
    -
    1巻1,100円 (税込)
    メリーゴーランド童話塾からユリイカの新人までの作品選集(収録作「とべない人達の住む町」「夏がおわらない子ども」「夏の骨」「ヨートビーチ」「金魚掬いの夜は更けて」「世界の果ての遊園地」「デパート303」他,全14編)
  • 熱沙の手紙
    -
    1巻1,232円 (税込)
    背徳か、それとも美の飽くなき追求か。しじまに消え入りそうな恋情から、闇を切り裂く激しい歓喜まで、めくるめく愛の季節と風景を精緻に紡いだ、とめどなく耽美な歌の数々。独り過ごす夜によみがえる、荒ぶる思いが鎮まる愛の歌集。

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  • 覚えておきたい虚子の名句200
    4.0
    生涯句数2万以上といわれる現代俳句の巨匠、高浜虚子。「去年今年貫く棒の如きもの」などの有名句から意外性のある句までを厳選し、1ページ1句で解説とともに鑑賞。名言抄・索引も付す虚子入門の決定版。
  • 歌文集 来し方
    -
    1巻550円 (税込)
    皆さん、死ぬまで生きて行こう。 中学時代の作から、古希を迎えた現在まで、折に触れて作歌してきた258首 「自己嫌悪」とう言葉吐き 眼を伏せる 息子ようやく自己見つめ初む
  • 詩集 おかあさん 1
    -
    少年時代、無類の腕白坊主だった詩人・サトウハチローが、母を偲び、母と子の情愛の美しさ、深さをうたいあげた、永遠の詩集・全3巻。どの詩も読む人の共感を呼び、心に深い感銘を与えます。この第1巻には「ちいさい母のうた」「おかあさんの匂い」「秋風に母の声がある」「この世でこよなく美しきもの」など125編を収録。心のふるさと、おかあさん。この世でいちばんやさしいおかあさんの喜びや願いをうたったこの詩集は、ふるさとのように暖かく、あなたを包んでくれます。
  • マンガでわかる万葉集(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いったい、万葉集って何なの? 「令和」という元号のルーツになった万葉集。学生時代に習ったことはあるけれど、「とにかく昔の歌がたくさん入っているものでしょ」なんて思っている人も多いかもしれません。でも万葉集の魅力って、それだけではないんです。万葉集には、天皇の歌から身分の低い者の歌、時の権力者から女性の歌まで、幅広い歌がひとつに編まれています。政治手腕のある女帝から不倫カップル、反乱の首謀者やお酒好きの軍人……。多様な詠み人たちの世界をのぞけば、日本人の心の歴史がわかります。本書では、万葉の時代に生きた人々の生活や詠まれた歌の情景を、マンガを使って解説しました。当時の歴史や文化的背景、人間関係なども、図解や写真を使ってなるべく捉えやすくしています。万葉集に触れたことがない人も、学生時代に習ったことがある人も、これから学ぶ人も、楽しんで学んでいただける一冊です。
  • 英語で味わう万葉集
    4.5
    Englishで万葉集の魅力を再発見! 日本文学の原点『万葉集』から選りすぐった百首が、美しい英語の詩になりました。 オリジナルの歌と英訳、現代語訳、解説が見開き二ページで一覧できます。 新たな角度から、柿本人麻呂、額田王、山部赤人、山上憶良、大伴家持ら 万葉歌人の魅力を楽しめます。 もちろん「令和」のもととなったあの作品も入っています! 英訳、原文、現代語訳、解説で楽しむ新しい古典入門! 春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 英語に訳すと? ↓ Spring has passed, and summer’s white robes air on the slopes of fragrant Mount Kagu― beloved of the gods.
  • 詩集 サッちゃん
    -
    ときには子供の王国に遊び、また、深く沈潜する心情の森に分け入る。あふれる詩心とやわらかな目、そしてことばへのつややかな感覚。ここにみのり豊かな世界が熟成する……。8歳から80歳までの子供と詩人の魂にたかく、なつかしく響きわたるみずみずしい詩篇の数々。数々の童謡の名作を生み出した作家の詩集。
  • 谷川俊太郎詩集 たったいま
    4.2
    青い鳥文庫はじめての詩集です。教科書でも子どもたちにおなじみの詩人・谷川俊太郎さん。その膨大な作品のなかから、37編を選び、新作も収録します。子どもたちに、日々の生活なのなかで好きな作品を楽しんでもらえたらと思います。心が大きく成長する子どもたちに、つらい気持ちに寄り添ったり、大人の本音を明かしたり、社会への疑問を問いかけたり、世界平和を考えたりする詩を届けます。流れていく時間を止めようとせず大人の世界の扉を開けることをためらわないで、というメッセージを込めています。谷川俊太郎の世界観を表現する広瀬弦さんの絵も美しく、心が静かになります。
  • 半自伝的エッセイ 廃人
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アウトロー俳人・北大路翼、初のエッセイ集。“人生すべてが俳句の種”と語る著者自身の日常を、俳句とエッセイで綴る。「太陽にぶん殴られてあつたけえ」「キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事」などの俳句も肉筆掲載。【目次】カラー口絵(撮影・藤本和典)/自序/Ⅰ 詠まずにいられるか 思い出の一句~北大路 翼 自選23句~「太陽にぶん殴られてあつたけえ」「キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事」「俺のやうだよ雪になりきれない雨は」「ウォシュレットの設定変えたやつ殺す」……etc 肉筆俳句掲載/II あめつちの詞 俳句とエッセイ 「アウトロー」「名人」「Twitter」「チルト」「北海道」「白髪」「蕎麦」「ライトアップ」「ヤーヌス」「燐寸」「蚊遣香」「歯医者」「ミドマ」「熱波甲子園」「タクシー」「任俠映画」……etc エッセイ48篇/III 技巧一閃 俳句のテクノロジー「見るって何?」「名詞を分解する」「俳句の骨格」/それでも明日はやってくる(おわりに)/俳句索引
  • 香雨
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第五句集 聞きとめしことまなざしに初音かな 言葉にはならないけはいのようなものを言葉によってただよわせる、それが私にとっての俳句の妙味だ。 (著者より) ◆自選十句より 断崖をもつて果てたる花野かな 足跡のその先にひと春渚 かりがねや水底見せて水急ぎ 花の色とはうすべにか薄墨か 書斎へと子規忌の客を通しけり 雨の日の午後しづかなる桜餅 滴りを跳ね返したる水面かな 初雪や積木を三つ積めば家 ここはもう花野といへぬ花の数 日傘たたむ日傘に視線感じつつ 第52回俳人協会賞を受賞!
  • 恥ずかしながら、詩歌が好きです~近現代詩を味わい、学ぶ~
    4.0
    今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねたからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、わがこととして胸に沁みるのではないか――。数々の受賞歴もある評論家が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。
  • 詩集 草の葉
    5.0
    19世紀アメリカの民衆詩人ウォルト・ホイットマン――。かぎりなき愛の衝動を信じながら、自由と平等とを民衆にわかち与えるため、懸命に歌い続けた〝生命讃歌〟の青春譜。レグルス文庫版をハードカバーの新装版「第三文明選書」として復刊。 訳者・富田砕花の後記に加え、池田大作SGI会長による「『草の葉』に寄せる」も原著のまま収録。
  • 茂吉秀歌『赤光』百首
    -
    前衛歌人で稀代の批評家、そして剛腕アンソロジストでもある塚本邦雄が、斎藤茂吉の秀歌に対して「弟子、一門の徒」とは別角度から真摯に迫り、批評・鑑賞を施した歴史的名著。茂吉の歌を照射し、その秘密に肉薄につつ、短歌を含めた日本詩歌のあるべき姿を追究する、茂吉ファン、塚本ファン、短歌ファンのみならず、日本文学に関心のあるすべての人へ。言語芸術の粋がここにある。
  • 俳句のための基礎用語事典
    値引きあり
    4.0
    「不易流行」「風雅・風狂」「即物具象」「切字・切れ」「倒置法」など、俳句実作にあたって直面する基礎用語100項目を平易に解説。俳諧・俳句史から作句法までを網羅した、俳句愛好者必携の俳句事典!
  • 朝晩
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第五句集 2012年以降の作品から360句を収録した第5句集。 句集名の『朝晩』は、文字通り朝と晩であるとともに、いつも、常々、日々の暮らしの中で、という意味合いが込められている。 ◆自選一二句より 妻来たる一泊二日石蕗の花 雪降るや雪降る前のこと古し 葬送の鈸や太鼓や山笑ふ 夕空は宇宙の麓春祭 レタス買へば毎朝レタスわが四月 飯蛸やわが老い先に子の未来 松蝉の声古釘を抜くごとし 月涼し配管老いし雑居ビル めらめらと氷にそそぐ梅酒かな ひぐらしや木の家に死に石の墓
  • カムイ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 一瞬にしてみな遺品雲の峰 前の句集を出してから、思いのほか長い月日が過ぎた。途中、母の死をきっかけに句稿を何とかまとめたが、その二週間後に東日本大震災が起きてしまった。今思えば、あの震災は自分の作品を再び見つめ直すための厳しい機会だったのかも知れない。 ◆収録作品より 南風吹くカレーライスに海と陸 さまよへる湖に似てビヤホール 簡単な体・簡単服の中 帰心とは水引草にかがむこと いちじくの火口を覗く夜なりけり 風呂敷は布に還りて一葉忌 海流のぶつかる匂ひ帰り花 病棟は海鳴りのなか神の留守 しばれると皆言ひ交す夜空かな 大空に根を張るつららだと思へ 第57回俳人協会賞受賞! 第10回小野市詩歌文学賞受賞!
  • いつかまた抱きしめて
    -
    1巻220円 (税込)
    「胸がきゅんきゅんして困る」と言われている詩集です。寂しい時、悲しい時、嬉しい時、癒されたい時、きっとあなたに寄り添います。
  • こんなにも面白い万葉集
    3.3
    1巻1,300円 (税込)
    一度『万葉集』を読んでみたいと思いいざ手にとってみても、冒頭の「籠もよ み籠持ち 堀串もよ……」で挫折してしまう。そこで本書では、現代人の心にも響く歌を抜粋し、歌の前にその現代語訳を掲載。意味がわかってから読むから、和歌の魅力が理解しやすくなるのだ。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口が評判の著者が、「宮仕えをさぼって怒られた人の歌」「妻が浮気しないかと心配する防人(さきもり)の歌」「優秀さが仇になり、刑死した大津皇子の歌」などを紹介。 ■本書で紹介している和歌の例 外交の窓口の大宰府の在る筑紫や港町の難波には、匂うような美女が大勢いた。それに魅惑される男は少なくないが、こちらの男は故郷の妻を忘れることができなかった。「難波の人が葦の火を焚く家のように、煤(すす)けているけれども、わが妻こそはいつも可愛いんだよなあ」。難波人 葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそ常愛づらしき(巻11・2651)
  • 時の紙片
    -
    時間が奏でる心象風景の数々。優しさ、癒し、孤独感、後悔、それらの結晶が奏でるファンタジー詩作品をお楽しみ下さい。
  • 入門 万葉集
    4.3
    私たちがスマホで写真を撮ったりSNSにつぶやいたりするように、古代人は、歌を使って日々の出来事や自分の思いを表現しました。日本最古の歌集の成り立ち、時代の出来事、言葉、人物、場所について、親しみやすい超訳とともに解説します。
  • 俳句を愛するならば
    -
    1巻1,430円 (税込)
    汀子、88歳。「ホトトギス」の母が綴る「選句」と「句会」の心がけ 毎月3万句の選句を続け、全国を巡り、日々精力的に句会をこなす著者が俳句を愛する人へ贈る、エッセイ風俳論集。『NHK俳句』連載の「選句という大事」「句会の力」に加え、『ホトトギス』誌連載「俳句随想」の俳論や、特別インタビューも収載。 1章 選句という大事 2章 句会の力 3章 俳句随想 4章 俳句を愛するならば 特別インタビュー
  • ASKA 書きおろし詩集
    5.0
    1巻1,232円 (税込)
    「SAY YES」「YAH YAH YAH」「はじまりはいつも雨」など、数多くの名曲を生み出してきたASKAが綴る「散文歌」。書きおろしの詩55篇で、希代のアーティストの真髄に触れることができる一冊。濃密な郷愁、創作の秘密、燃えたぎる苦悩、音楽の未来。一片の言葉から広がる世界には、読む人のすべてを変える力が宿っている。
  • 七十句/八十八句
    -
    〈ばさばさと股間につかふ扇かな〉――墓石にこの句を刻み、墓碑銘を俳号である「玩亭墓」とのみ記した小説家は、こよなく句作を愛した。人情の機微を卓抜にすくい取る句を選りすぐり、古希と米寿を記念して編まれた句集2冊に、岡野弘彦、長谷川櫂と巻いた未発表の歌仙を併録。生前の姿が浮かび上がる、知と情とユーモア溢れる句の世界。
  • 子規365日
    4.3
    こんなにも愉快な子規がいたなんて! テレビで大人気の著者が、実作者の目で選びぬいた正岡子規の365句。颯爽とした名句も、飄々とした凡句も、比類なき精神の明るさと優しさが見えてくる。一日一句、すべて違う季語で味わえる、あなたの子規がここに!
  • 日常の浜辺で 認知症フロアに穏やかな時間が流れる
    -
    1巻792円 (税込)
    認知症は、誰もが罹患する可能性があり、家族を介護する人も多く、関心が高い。不可逆的な病として恐れや諦めのイメージが強い認知症について、専門医として患者や家族と接してきた著者が、より明るく、肯定的なイメージを持ってほしいと、21篇の詩にその思いを託す。認知症に罹患した患者、患者を支える家族たちとの触れ合いの中で気づいたこと、感じたこと21篇の詩として花開く。

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  • 大切なあなたへ~永遠の愛をこめて~
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最愛の人々への感謝の想いを音色に込めて。 美しい写真とやさしい言葉。 水晶の楽器クリスタルボウル、海の音を再現するオーシャンドラム、巫女鈴などで奏でられる神々しいほどの癒やしの調べ。 9曲入りのオリジナルCDとオールカラーの美しい写真が満載のリラクゼーションCDブック。

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  • 山のポエジー 詩と俳句で綴る 名山に寄す山想と愛思
    -
    1巻1,056円 (税込)
    若かりしころ、著者が実際に登った山々に想いを馳せて綴った詩と俳句集。登山者の目を愉しませてくれる美しい山並みや自然の様子だけではなく、時には人間の命を奪ってしまうほど厳しい顔を見せる峻険な山容を、格調高い言葉で謳い上げる。登山愛好者はもちろんのこと、そうではない人にとっても、さまざまな顔を持つ山の魅力に改めて気づかされる詩集。

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  • ほんとうのこと
    -
    画家ぱぴろうによる美麗なデッサンの数々と、人生の真実を突いた箴言を集めた格言集。著者が生きてきたなかで身にしみた「ほんとうのこと」のみを厳選し、一冊にまとめた警句集。短いクセーニエン集。または、生きづらい日々を歩む助けとなる本の杖。きびしい同時代を生きるあなたのために。
  • 恋も仕事も日常も 和歌と暮らした日本人
    5.0
    1巻1,408円 (税込)
    古代から今まで連綿と伝わる和歌文化。現代でも和歌に触れ、鑑賞する機会は多々あるものの、各時代、実際にどのように詠まれ、和歌が人々の暮らしの中でどのような役割を果たしていたのかは意外と知られてません。本書は、個々の和歌の解釈や修辞に注目するのではなく、日本人が和歌とどのように触れ合ってきたのかを探り、現代生活にも通じる親しみやすい内容で和歌の文化史をたどります。イラストでわかりやすく解説します。
  • 実践! すぐに詠める俳句入門
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめてでも必ず詠める! まずは一句詠むところから。「難しい、わからない」を「面白い! 楽しい! 」に変える俳句入門決定版。特別付録として夏井いつき先生との対談も収録。 【主な予定内容】 第一章 石先生の白熱俳句教室 俳句ってなに? 第二章 基本の季語を知ろう 第三章 写真を見て俳句を詠んでみよう 第四章 作った句を見直してみよう 第五章 鎌倉吟行顛末記 第六章 夏井いつき先生対談 第七章 句会に行こう 第八章 もっとある! 俳句の楽しみ
  • 爪句@クイズ・ツーリズム
    -
    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第38弾。パノラマ写真に撮った場所がどこであるか、スマホやタブレットに360度視野の写真を展開して撮影場所をあててもらうガイドブック(問題集)として編集している。またネット上でも疑似観光旅行を体験してもらうことを想定している。

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  • 爪句@今日の一枚2018
    -
    1巻523円 (税込)
    爪句シリーズ第39弾。爪句で綴る2018年の歳時記。1カ月17日分を爪句と360度のパノラマ風景で楽しむことができる。

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  • 体感訳 万葉集 令和に読みたい名歌36
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ――歌の意を汲んで、その気分を訳す。それが「体感訳」である。(「はじめに」より) 『万葉集』研究の第一人者が、歌の意を汲んでその気分を訳す独自の「体感訳」を用いて、36の名歌を初心者にもわかりやすく紹介。切ない恋の歌、望郷の歌、家族愛の歌。悲喜こもごもの万葉びとの思いが、1200年の時を超えて今、「体感訳」でよみがえる。古都奈良の四季折々の美しい写真を随所に満載。 令和の由来となった「梅花の歌」序文と代表歌も詳しく解説。今、最も斬新な万葉集本!
  • NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    『NHK俳句』テキストの人気連載「ひぐらし先生の俳句指南」が、書き下ろし「句会」「吟行」編を加えて一冊に。「リズム」「てにをは」「外来語の使い方」「色の詠み方」「感情表現」など俳句の基本24項目を、主人公・もずく君とひぐらし先生のほのぼのとした俳句問答に学ぶ。上達のヒントが満載! *本書は「NHK俳句」2017年4月号から2019年3月号に掲載された「ひぐらし先生の俳句指南」に書き下ろしを加え、まとめたものです。
  • 詩と出会う 詩と生きる
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    言葉と人は、どのような関係にあるのか。詩に込められた想いを知ることで、何を得ることができるのか。困ったとき、苦しいとき、悲しいとき──私たちを守ってくれる言葉を携えておくために。文学・哲学・宗教・芸術──あらゆる分野の言葉を「詩」と捉え、身近に感じ、それと共に生きる意味を探す。
  • 愛について/愛のパンセ
    5.0
    谷川俊太郎第三詩集と第一エッセー集の合本。 『愛について』は1955年の刊行。 いつまでも そんなにいつまでも むすばれているのだどこまでも そんなにどこまでもむすばれているのだ 弱いもののために 愛し合いながらもたちきられているもの ひとりで生きているもののために いつまでも そんなにいつまでも終わらない歌が要るのだ ・・・・・・・・・ と始まる抒情的とも思える詩について(タイトルは「愛」)、詩人は言う。 <そのころは、一種理想主義的な、愛に対する過剰な思い込みがあったんでしょうね。若かったんですよ。……ただ、これも、ぼくには愛の形だと思えるんですけどね> そして『愛のパンセ』は1957年に刊行された初のエッセー集。 <私は自分の青春を、愛というものと切り離しては考えられない。私はすべてを愛を中心にして感じとり、考えた。愛こそ最も無くてはならぬものであり、それ故に私はいつも愛に渇いていた> 谷川俊太郎の若さ溢れるこの2冊は、谷川ファンだけでなく、若い読者にも新鮮にとびこんでくることであろう。
  • 私の胸は小さすぎる 恋愛詩ベスト96
    3.0
    「あたりまえみたいな顔をして/ふたりで旅する話をしている/明日のくるのがなんだか不思議だ/どうして一緒にいるんだろう/愛だなんててれくさい──」(『歌の本』所収「どうして一緒にいるんだろう」より)。処女作から60年以上、想像力の高みを拓き、今も現代詩をリードする世界的詩人の著者。彼の全詩作品より、愛と恋の宇宙を感じる95の恋愛詩を厳選。新作1編を加えた貴重なベストセレクション。
  • 覚えておきたい芭蕉の名句200
    値引きあり
    4.0
    「古池や蛙飛び込む水の音」俳句という小さな器を通して、日本の風土と人間の心情を切実にとらえた松尾芭蕉。蕉風と呼ばれる芸術性の高い俳句を確立し、現代俳句の源を築いた。 俳道一筋に生き、新しい芸境を拓いたその生涯から不朽の名句200を厳選。一ページに一句、口語訳と解説とともに、漂泊と思郷の詩人・芭蕉のエッセンスが味わえる。 「昨日の我に飽くべし」などの名言抄、年譜、初句・季語索引を付す、芭蕉入門の必携書!
  • ときめき百人一首
    4.5
    詩人である著者が百首すべてに現代詩訳を付けた、画期的な百人一首入門書。作者の想いや背景を解説で紹介しながら、心で味わう百人一首を提案。苦手な和歌も、この本でぐっと身近になる!
  • 夏みかん酢つぱしいまさら純潔など
    4.0
    伝説の屈指の女性俳人、存命なら百歳に。二冊の句集『春雷』『指環』と未刊行俳句集成、執念で生涯を追いかけた川村の「鈴木しづ子追跡」をあわせて一冊に。
  • 昭和天皇の大御歌 一首に込められた深き想い
    -
    1巻2,860円 (税込)
    年頭の歌会始、植樹祭や国体などの地方巡幸で詠まれた歌など、これまでに公表されている昭和天皇の御製870余首がいつ、どんな場面で詠まれたのかを、宮内庁編修『昭和天皇実録』の解説をもとに補足。さらに、最近新しく発見された昭和天皇直筆の草稿およびメモ歌稿の270余首を一挙掲載。現存する昭和天皇の御製をすべて収録した決定版といえる1冊。87年のご生涯において、沖縄以外の全国各地をお巡りになられた昭和天皇。「初句索引」「人名索引」「地名索引」「動植物名索引」の索引を参考にすれば、あなたの故郷の歌も見つかるはず。また、「全国歌碑一覧」を見れば、近くの歌碑を訪れることも。
  • サラリーマン川柳 くらだし傑作選
    -
    国民的川柳大会「サラリーマン川柳」の最新傑作選! 第一生命選(全国人気投票)・漫画家やくみつる選・川柳作家やすみりえ選の各ベストテンをはじめ、第32回大会の傑作川柳をたっぷり紹介する。平成を振り返る歴代ベスト10や、やすみりえの「暮らしに川柳! みんなで川柳をたのしもう」も収載。
  • NHK俳句 岸本葉子の「俳句の学び方」
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    『NHK俳句』の人気司会者が、歴代選者俳人から学んだ作句に役立つ「役得メモ」を、10の格言と57の技、7つの心得に整理して大公開! 人気俳人・夏井いつき氏をはじめ番組選者たちが太鼓判を押した、「入選への虎の巻」として役立つ一冊。助詞力アップ対談「添削十番稽古」(岸本尚毅×岸本葉子)も収載。
  • よりみち日和
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    1巻528円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 道から逸れたり、迷ったとき、普段見えなかったものが見えはじめ、気付けなかったことに気付けるようになります。惰性の生活からの解放、常識からのひと休み。とても不安で怖いけれど、またとない成長のチャンスです。背負ってきた重い殻を脱ぎ捨てて、大空に向かって思いっきり羽ばたいてください。 (「あとがき」より)

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  • シン・ミライ1
    -
    1巻550円 (税込)
    その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)
  • 三十一文字の統失症
    -
    1巻198円 (税込)
    著者は、十五歳で統合失調症を発病し、十八歳ではじめて不眠で精神科を受診し、非定型精神病と診断される。十九歳で人間関係の悪化により病状が悪化。二十歳で自殺未遂をし、一般病棟に入院。退院後、統合失調症と判明した――。そんな病歴を持つ著者の心の内なる闇が生み出す短歌の数々。哀惜と生死の狭間で苦悩する著者の葛藤、その心の声、短歌をお聞きください。
  • つれづれに 心のままに日々生きて
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    1巻792円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、生きていられるのは、自然を通して命を借りていると思っている――。おばあちゃんが日々溢れ出る短歌と言葉を我がまま気ままに綴った、現代版「徒然草」。幸せの家族一杯引き離すむごい戦は二度と無くして民謡をかぼそき声で唄う母辛き仕事も遠き昔に根元から変えたい気持ち持つ我は異端扱いされる恐れにおばあちゃん手書きの塗り絵付き。

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  • お母さんからの手紙 A Letter from Mother
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    1巻792円 (税込)
    病気と闘う母が最愛の息子に綴る愛の手紙「あなたという大切な尊い命をどうかあなた自身が大切に幸せに生きてほしい」闘病の日々の中で、すべてをありのままに受け止め、肯定し、感謝する。愛にあふれたメッセージはあなたの心も癒し、勇気づけてくれます。(英語翻訳付き)

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  • 季節を交換する貿易風
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    1巻968円 (税込)
    チェーホフ「かもめ」、梶井基次郎「瀬山の話」「ある心の風景」、立原道造「優しき歌」……、数かずの偉大な作品に着想しつつ、独自の「詩観」を昇華させ、より高きを拓く一連の詩作品。偉大な作品の「魂」と、孤独な詩人の「自我」とが出会い、絡み合い、揉み合い、交錯するなかで、連鎖する詩の一つひとつが、言葉の波を美しく揺蕩う。

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  • 詩集「三人」
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    反骨の詩人金子光晴と妻・森三千代、息子・森乾が綴った詩を、光晴が手書きで私家製の詩集にまとめあげた、家族愛と戦争への嫌悪に満ちた、貴重な戦中詩集。 戦争よ。/破砕くな。/年月よ。/もつてゆくな。 父とチヤコとボコは/三つの点だ。/この三点を通る/三人は一緒にあそぶ。 (中略)三本の蝋燭の/一つも消やすまい。/からだをもつて互いに/風をまもらふ。(「三点」より)
  • 新版 万葉集 現代語訳付き【全四巻 合本版】
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    新元号「令和」決定! 「初春の令月にして、気淑風和ぐ」 新元号の出典「梅花の宴」も収録。 新聞各紙、テレビ各局、メディア多数で紹介され大反響! 1200年目のベストセラーに。 ○ 紹介番組 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(4/1放送) 日テレ「news zero」(4/2放送) 日テレ「ZIP!」(4/3放送) フジテレビ「とくダネ!」(4/3放送) 他 ○ 紹介新聞 朝日新聞(4/2 夕刊一面、4/3朝刊) 読売新聞(4/2夕刊) 毎日新聞(4/2夕刊) 日経新聞(4/2) 産経新聞(4/3) 東京新聞(4/2夕刊) 日経産業新聞(4/2) デイリースポーツ(4/2, 4/3) スポーツニッカン(4/2) サンケイスポーツ(4/3) 中日スポーツ(4/3) 日刊スポーツ(4/3) 他 (いずれも2019年) 全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が合本版で登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。 『万葉集』全20巻4500余首の歌からは、古の人々の息づかいが聞こえる。日々を真摯に生きる彼らの姿は、1200年余りの時を超え、人の営みが不変であることを私たちに教えてくれる。そして新版最大の特徴は、歌群ごとに付した現代語訳。前後の歌とともに歌群として味わうことでより深い鑑賞が得られる。
  • ばあちゃんはこっちの百円で米を買う
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    1巻1,100円 (税込)
    近くにあったときは欲張りに、離れてみるとごく当たり前のことを強く願う――(「四つ葉のクローバー」より)古ぼけた乳母車を押す小さな老婆ゆれる母親の背中で感じた温もり幼い我が子が小さな手で送ってくれるおやすみメール娘がバイト代で返してくれた新札の千円あなたと聴いた『ムーンライト・セレナーデ』誰でも心の中にある風景ふと目にとまった景色耳を澄ませば聞こえてくる声を愛情に満ちた言葉で切り取った20篇の詩集

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  • 芭蕉 最後の一句 ──生命の流れに還る
    4.0
    旅に病んで夢は枯野をかけめぐる──松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
  • 爪句@暦の記憶
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    1巻523円 (税込)
    2015~2018年の4年間に制作したカレンダーの写真を爪句として編集。 北海道の駅、鉄道を上空から撮影した北海道風景などテーマ毎に紹介。 QRコードで全球パノラマ写真も楽しめる。

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  • 私自身
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    36歳で「謎の死」をとげる詩人が、29歳と35歳の二回にわけて書き遺した唯一の自伝。詩的なものへの反撥、三度の逮捕歴、ロシア未来派の誕生、あの大きなルバーシカ、戦争と革命、後年詩人に災いをなす「転向」のことなどが断章式に語られる。未来派マニフェスト「社会の趣味を殴る」も全文収録。
  • 風呂
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    1929年、再びパリから戻った詩人は、三つめの戯曲『風呂』を完成する。翌30年1月レニングラード初演、3月モスクワ初演。スターリンを思わせる高級官僚が登場するこの諷刺劇は、始め中傷を受け、やがて黙殺され、4月14日の詩人の死を準備する……。
  • 南京虫
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    1928年12月、パリから戻った詩人は九幕の幻想喜劇『南京虫』を完成する。翌29年2月モスクワ初演。メイエルホリド演出、ショスタコーヴィチ音楽、美術はククルイニクスイとロトチェンコの布陣。初日を見届けた詩人は、劇評も見ず、翌日パリへ発つ。
  • とてもいい!
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    1927年、詩人は34歳。年間121回の朗読会。移動また移動。避暑地ヤルタでの忙しい夏に叙事詩『ハラショー!』は完成する。残された時間は少ない。予告した『とてもわるい』は散逸し、『声を限りに』は未完に終わり、ついに本作が最後の長詩となる……。
  • ヴラジーミル・イリイチ・レーニン
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    1924年1月21日、レーニン逝く。極寒の赤の広場をうめる群衆の中に詩人はいた――ぼくは倖せだ。ぼくはこの力の一部分。目から流れる涙さえ、みんなの涙だから。詩人は逡巡の後、革命二百年史の英雄叙事詩を4月に着手し、10月に書き上げる。
  • これについて
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    1923年、パリから戻った詩人は、総合芸術誌「レフ」を組織する。同人にブリーク、アセーエフ、トレチャコフ、ロトチェンコ。創刊号には、不実の恋人リーリャとの「自発的監禁」中に書き上げた『これについて』が全文掲載される。日本翻訳家協会特別賞。
  • 第五インターナショナル
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    1922年秋。30歳の詩人は、3年越しの大作の冒頭をイズヴェスチヤ紙上に発表し、ベルリンへ発つ。やがてディアギレフの案内でパリに入り、ピカソ、レジェ、ストラヴィンスキーらと会う。全八部と構想されながら未完に終わった長篇詩の冒頭二部を、詩人・小笠原豊樹の最後の新訳でおくる。日本翻訳家協会特別賞。

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